2008年7月25日 (金)

Today's マーケット( 07月25日 15:24)

<日経平均株価は268円安と4日ぶり大幅反落、アジア株安や円高でほぼ全面安=東京株式市場・25日後場>(07月25日 15:24)

  25日後場の東京株式市場は、日経平均株価が前日比268円55銭安の1万3334円76銭と4日ぶりに大幅反落。アジア株安やドル安・円高が重しとなり、ジリ安基調となったが、25日移動平均線(終値で1万3311円)は維持した。騰落銘柄数では値下がり1404銘柄(値上がりは262銘柄)と全体の81%強に達し、ほぼ全面安。出来高は17億7089万株、売買代金は2兆773億円だった。

 上海や香港などアジア株の全面安を受け、売り優勢。1ドル=106円台に下落したドル・円が輸出関連株への売りを誘ったほか、週末を前に手じまい売りに押される格好となった。ただ、「上値メドとして意識されていた25日移動平均線を前日に上回ったことで、下値支持線に変わった」(三菱UFJ証券・投資情報部の山岸永幸氏)といい、同移動平均線で下げ止まった。

 東証業種別株価指数では、全33業種中32業種が下落。みずほ <8411> 、三井住友 <8316> や野村 <8604> など金融株に売りが継続したほか、住友不 <8830> 、東建物 <8804> など不動産株も下げ基調。住金 <5405> 、JFE <5411> など鉄鋼株も一段安となった。ファナック <6954> 、キヤノン <7751> 、アドバンテス <6857> など値がさハイテク株も軒並み売られた。

 半面、第1四半期連結決算で営業47.8%増益となった郵船 <9101> や、独製薬大手メルクから医薬情報担当者130人を受け入れと報じられた第一三共 <4568> が堅調に推移した。

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2008年7月24日 (木)

Today's マーケット( 07月24日 15:25)

<日経平均株価は1カ月ぶり1万3600円回復、290円高と高値引けし3連騰=東京株式市場・24日後場>(07月24日 15:25)

  24日後場の東京株式市場は、日経平均株価が前日比290円38銭高の1万3603円31銭と高値引けし3連騰。終値ベースで6月26日以来約1カ月ぶりの高水準となる1万3600円台を回復した。騰落銘柄数は値上がり1553銘柄(値下がりは138銘柄)と9割近くに達し、全面高。東証1部の出来高は19億6471万株、売買代金は2兆2723億円となった。

 20年債入札の好結果を受け「債券先物へのヘッジ売りを解消する動き」(銀行系投信)から、債券先物買い戻し・株価指数先物売りに後場寄り後は上げ幅をやや縮小。その後、「ヘッジファンドによる株価指数先物への買い戻し」(準大手証券)、「CTA(商品投資顧問業者)によるトレンドフォロー型の買い注文」(米系証券)などの見方が聞かれ、上げ基調を強めた。

 東証業種別株価指数では、全33業種中30業種が上昇。アドバンテス <6857> 、京セラ <6971> など値がさハイテク株が上げ基調。ドル高・円安推移を背景に、ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> など自動車株にも買いが継続。三菱UFJ <8306> や野村 <8604> など金融株もしっかり。KDDI <9433> 、NTT <9432> など情報・通信株や、三井不 <8801> 、菱地所 <8802> など不動産株も買われた。

 半面、原油安を背景に、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株や、AOCHD <5017> 、新日石 <5001> など石油株に売りが継続した。

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2008年7月23日 (水)

Today's マーケット( 07月23日 15:23)

<日経平均株価は127円高と続伸、一時25日線回復も利益確定売りに伸び悩み=東京株式市場・23日後場>(07月23日 15:23)

  23日後場の東京株式市場は、日経平均株価が前日比127円97銭高の1万3312円93銭と続伸。一時、25日移動平均線(終値ベースで1万3377円)を上抜く場面もあったが、利益確定売りなどで伸び悩んだ。東証1部の出来高は20億2786万株、売買代金は2兆2627億円。騰落銘柄数は値上がり1257、値下がり383だった。

 上海、香港などアジア株の全面高を背景に一段高となり、日経平均株価は一時203円高。ただ、その後は上げ幅を縮小する流れとなった。「前日の1万3000円台回復から25日移動平均線突破まで急ピッチに上昇したことを受け、いったんは利益確定売りの動き」(いちよし投資顧問・運用部長の秋野充成氏)が広がったほか、断続的な先物売りに上値を抑えられた。

 日本時間午後2時前後に、米ウォールストリート・ジャーナル電子版で、UBSが証券詐欺で早ければ今週中にも告発される見通しと報じられ、懸念する向きもあったが、「売り材料としてはいまいち理解できない」(欧州系証券)といい、マーケットへの影響は限定的と見られている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中26業種が上昇。JPモルガン証券が投資判断「オーバーウエート」(強気)でカバレッジを開始した菱地所 <8802> 、三井不 <8801> など大手不動産株や、URBAN <8868> 、パシフィック <8902> など新興不動産株が上げ基調。米金融不安の後退からみずほ <8411> 、三菱UFJ <8306> や野村 <8604> など金融株にも物色が続いた。ホンダ <7267> やTDK <6762> など輸出株も堅調に推移した。

 半面、原油高の一服を受け、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株が売り優勢。Jパワー <9513> や東ガス <9531> など電力・ガス株も軟調に推移した。NTTドコモ <9437> 、NTT <9432> など情報・通信株も売られた。午後2時に08年9月期業績予想の下方修正と減配を発表した東陽テク <8151> は東証1部値下がり率トップとなった。

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2008年7月22日 (火)

Today's マーケット( 07月22日 15:30)

<日経平均株価は381円高と高値引けし大幅反発、先物主導の展開に=東京株式市場・22日後場>(07月22日 15:30)

  22日後場の東京株式市場は、日経平均株価が前週末比381円26銭高の1万3184円96銭と高値引けし大幅反発。終値ベースで7月7日以来約2週間ぶりの高値水準となった。東証1部の出来高は18億5099万株、売買代金は1兆9543億円。騰落銘柄数は値上がり1407(値下がり259)と全体の8割超に達し、全面高商状となった。

 後場寄り後はもみ合っていたが、東証で午前9時21分から一時売買停止となっていたTOPIX先物や債券先物など派生商品が、午後1時45分から再開されると上げ幅を拡大。「派生商品の売買停止時に取引できなかった注文が、売買再開後に一気に流れ込んだ」(先物トレーダー)との見方が聞かれた。ほか、売り方の買い戻しや、債券先物売り・株価指数先物買いの動きも見られ、先物主導の展開となった。

 東証業種別株価指数では、33業種すべてが上昇。ストップ高比例配分となったAOCHD <5017> など石油株や、住友商 <8053> 、伊藤忠 <8001> など商社株が一段高。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> など自動車株に物色が続き、キヤノン <7751> 、京セラ <6971> など値がさハイテク株も指数を押し上げた。三菱UFJ <8306> や大和証G <8601> など金融株も堅調に推移した。

 半面、18日に民事再生手続き開始の申し立てを発表したゼファー <8882> (整理)がストップ安ウリ気配のまま。シーズクリエ <8921> 、創建 <8911> 、ランド <8918> などもストップ安比例配分となり、新興不動産株が軒並み売られた。

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2008年7月18日 (金)

Today's マーケット( 05月02日 15:33)

<平均株価は84円安と3日ぶり反落、3連休前に見送り姿勢強く薄商い=東京株式市場・18日後場>(07月18日 15:29)

  18日後場の東京株式市場は、平均株価がマイナス圏に沈み、前日比84円25銭安の1万2803円70銭と3日ぶりに反落した。東証1部の出来高は17億9377万株、売買代金は1兆9000億円と薄商い。騰落銘柄数は値上がり390、値下がり1210と、東証1部の約7割が下落した。

 米国時間17日夕方に発表されたグーグルやメリルリンチなどの決算が市場予想より悪化したことで、今晩の米国株に対する警戒感が働き、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が下げ基調を強めたことで、後場寄り直後に下げ転換。今晩発表のシティグループ決算に加え、3連休を前に見送り姿勢が強い中、手じまい売りに押され、平均株価は一時125円安となった。

 米ウォールストリート・ジャーナル紙は18日付電子版で、フレディマック(米連邦住宅貸付抵当公社)が最大100億ドルの新株発行による巨額増資を検討していると報じたが、影響は限定的。「損失拡大による自己資本の毀損を、資本増強でしのぐ格好だが、さほどサプライズはない」(三菱UFJ証券・投資情報部副部長の吉越昭二氏)との見方があった。

 東証業種別株価指数では、全33業種中28業種が下落。NY原油安を背景に、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株や、三菱商 <8058> 、伊藤忠 <8001> など商社株に売り継続。京セラ <6971> 、松電産 <6752> 、ソニー <6758> など主力ハイテク株も下押した。JFE <5411> 、合同鉄 <5410> など鉄鋼株も軟調。ヤマダ電機 <9831> 、ダイエー <8263> など小売株も売られた。

 半面、ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> などタイヤ株が堅調。三菱レ <3404> 、東レ <3402> など繊維株や、三井化学 <4183> 、三菱ケミHD <4188> など化学株の一角も買われた。

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2008年7月17日 (木)

Today's マーケット( 07月17日 15:30)

<平均株価は127円高と続伸、米金融決算を控え方向感に乏しい展開=東京株式市場・17日後場>(07月17日 15:30)

  17日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比127円15銭高の1万2887円95銭と続伸。前場買い一巡後は、様子見ムードが強く、薄商いの中で方向感に乏しい展開となった。

 平均株価は1万2900円を挟んでもみ合い。今晩にJPモルガン・チェースやメリルリンチなど米金融機関のほか、IBMやAMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)などの決算を控え、見送り姿勢が広がった。なかで、金融株、不動産株などへの買い戻しが続き、指数の底堅さにつながった。

 市場からは、「米金融決算を控えている上、ドル・円も方向を読みきれず、足元では買いに回るわけには行かない。米景気の先行き不透明感から国際優良株の上値も重く、平均株価は戻りづらい状況だ。ただ、調整が終了しつつある内需株がポイントであり、一巡感から反発に転じてくるかに注目している」(準大手証券)との見方が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1245、値下がり370。出来高は16億8417万株、売買代金は1兆8605億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=105円前後(16日終値は1ドル=104円02銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値上がり25業種。ブラジル大手銀との提携が報じられた大和証G <8601> や、野村 <8604> など証券株が業種別値上がり率首位。みずほ <8411> 、住友信託 <8403> など銀行株や、オリックス <8591> などノンバンク株にも買いが継続した。住友不 <8830> 、東建物 <8804> など不動産株も上昇。印刷用紙の値上げが決定した王子紙 <3861> 、日本紙 <3893> などパルプ・紙株や、新日鉄 <5401> 、JFE <5411> など鉄鋼株も堅調。08年11月期連結業績予想を上方修正したユーシン <6985> や、タクトホーム <8915> はストップ高比例配分となった。

 半面、NY原油安を背景に、AOCHD <5017> 、昭シェル <5002> など石油株や、石油資源 <1662> 、国際帝石 <1605> など資源開発株が軟調。日興シティ証が投資評価「2M」(中立・中リスク)に引き下げたデンソー <6902> や、信越化 <4063> 、KDDI <9433> なども下押した。

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2008年7月16日 (水)

Today's マーケット( 07月16日 15:39)

<平均株価は6円高と4日ぶり小反発、前日終値を挟み方向感に乏しい展開=東京株式市場・16日後場>(07月16日 15:39)

  16日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比6円24銭高の1万2760円80銭と4日ぶりに小反発。前日終値を挟んで方向感に乏しい展開となった。

 香港・ハンセン指数の上げ転換や、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物高が平均株価を下支え。SEC(米証券取引委員会)による「カラ売り」規制強化発表を受け、銀行や証券など一部金融株に物色が向かったことでプラス圏に浮上する場面もあったが、手掛かり材料に欠ける中で買い気は続かず、再び下げに転じた。引け際インデックス買いに小幅高となった。

 市場からは、「買いたい弱気と売りたい強気が交錯しており、こう着感を強めている。売買も短期のみで様子見を決め込むか、キャッシュポジションを高めているようだ。ドル安進行から原油高という流れも止まり、市場の気迷いが見てとれる。取りあえず米金融機関の決算が気になる」(SMBCフレンド証券・投資情報部・中西文行氏)との見方が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり554、値下がり1059。出来高は19億470万株、売買代金は2兆1075億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=104円台前半(15日終値は1ドル=105円41銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値上がり16業種。日本紙 <3893> 、三菱紙 <3864> などパルプ・紙株や、山パン <2212> 、日ハム <2282> など食品株が堅調。日通 <9062> 、日立物流 <9086> など運輸株や、JR西日本 <9021> 、JR東海 <9022> など電鉄株も買われた。三井住友 <8316> 、みずほ <8411> 、大和証G <8601> など金融株の一角もしっかり。

 半面、NY原油先物価格の大幅反落を受け、国際帝石 <1605> 、AOCHD <5017> など石油関連株や、丸紅 <8002> 、三井物 <8031> など商社株に売りが継続。野村不HD <3231> 、東建物 <8804> など不動産株も下押した。住金 <5405> 、東製鉄 <5423> など鉄鋼株や、日軽金 <5701> 、三菱マ <5711> など非鉄金属株も下落した。

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2008年7月15日 (火)

Today's マーケット( 07月15日 15:36)

<平均株価は3カ月ぶりに1万3000円割れ、255円安と大幅に3日続落=東京株式市場・15日後場>(07月15日 15:36)

  15日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比255円60銭安の1万2754円56銭と大幅に3日続落。終値で4月15日以来3カ月ぶりとなる1万3000円割れとなった。国内勢の売りに加え、海外株安やドル安・円高進行で外国人売りを巻き込み、下げ幅を拡大した。

 昼休みのバスケット取引で「国内金融法人が売り決め」(米系証券)だったことで、後場寄りに一段安。上海、香港などアジア株安や、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物安など海外株の下落に加え、ドル安・円高進行により、市場心理が悪化し、現物、先物ともに見切り売りが広がった。平均株価は下げ幅300円に迫る場面もあった。

 市場からは、「平均株価は500円ずつレンジを下げており、きょうで1万2500円~1万3000円の価格帯に移った。市場には諦めムードが漂っている。今晩のバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の議会証言に注目が集まっているが、米金融大手の決算を控え不安感しかない」(銀行系証券)との見方が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり409、値下がり1220。出来高は19億2204万株、売買代金は1兆9885億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=105円台後半(14日終値は1ドル=106円58銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値下がり31業種。海外勢による売り注文が観測され、三井住友 <8316> 、三菱UFJ <8306> など大手銀行株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> など証券株に売りが継続。ドル安・円高進行を背景に、ファナック <6954> 、東エレク <8035> など値がさハイテク株も下落。大京 <8840> 、住友不 <8830> など不動産株も軟調に推移した。08年12月期連結業績予想を下方修正したオプテックス <6914> はストップ安比例配分となった。

 半面、レンゴー <3941> 、王子紙 <3861> などパルプ・紙株が堅調。好業績期待から年初来高値を更新したファストリテ <9983> や、信越化 <4063> 、国際帝石 <1605> なども物色された。

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2008年7月14日 (月)

Today's マーケット( 07月14日 15:28)

<平均株価は29円安と小幅続落、先物売りに下げ転換後は小動き=東京株式市場・14日後場>(07月14日 15:28)

  14日後場の東京株式市場は、平均株価が前週末比29円53銭安の1万3010円16銭と小幅続落した。先物売りに下げに転じた後は、方向感なく小動きに終始した。

 寄り付き高く始まった香港株が下げに転じるなど、アジア株の軟調推移が重しとなり、上値の重い展開。午後1時すぎに先物への断続的な売りが出ると、マイナス圏に沈んだ。ただ、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物の堅調推移が下支えし、下値も限定的。手掛かり材料に乏しく薄商いの中で、平均株価は小安い水準でもみ合った。

 市場からは、「米当局による政府系住宅金融の支援策は素直に評価できる。これにより市場心理は好転しており、さらなる具体策発表などが株価上昇につながろう。米企業決算に対しても、期待値がだいぶ下がっており、悪くはないとの見方が出始めている。日本株だけ売られる可能性は低く、下値不安は乏しい」(みずほ証券・エクイティ調査部・北岡智哉ストラテジスト)との見方が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり653、値下がり938。出来高は19億3301万株、売買代金は2兆998億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=106円台半ば(11日終値は1ドル=107円20銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値下がり18業種。第一三共 <4568> 、武田薬 <4502> など医薬品株が売られ、業種別値下がり率首位。バルチック海運指数の5日ぶり反落を背景に、商船三井 <9104> 、郵船 <9101> など海運株も軟調。Jパワー <9513> 、東電 <9501> など電力株も売られた。キヤノン <7751> や京セラ <6971> 、ホンダ <7267> など輸出株も下押した。

 半面、韓国ポスコの好決算を映し、JFE <5411> 、新日鉄 <5401> など鉄鋼株が高い。ダイキン <6367> 、日立工 <6581> など機械株も堅調。クレセゾン <8253> 、武富士 <8564> などノンバンク株も上昇した。

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2008年7月11日 (金)

Today's マーケット( 05月02日 15:33)

<平均株価は27円安、米政府系住宅金融国有化報道で一時上げ転換も大引け弱含み=東京株式市場・11日後場>(07月11日 15:37)

  11日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比27円52銭安の1万3039円69銭と3日ぶりに小反落した。米政府系住宅金融の国有化検討報道を受け、一時上げに転じる場面もあったが、大引けにかけ弱含んだ。

 ニューヨーク・タイムズ電子版が10日付で、米当局がファニーメイ(米連邦住宅抵当公社)とフレディマック(米連邦住宅貸付抵当公社)の国有化を検討していると報じたことをきっかけに、金融不安後退から買い戻しが先行。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が上昇したことも市場心理を好転させ、平均株価は一時96円高まで上昇した。ただ、週末要因に加え、今晩の米国株動向を見極めたいとの空気から、買い一巡後は伸び悩み。大引けにかけ小幅安に転じた。

 市場からは、「米政府系住宅金融の国有化はポジティブ。仮に民間での救援策となれば、市場から巨額の資金が吸い上げられる可能性が高く、国有化は市場の混乱を回避する動きとして受け止められた。ただ、ショートに傾け過ぎた向きの買い戻しが入っただけであり、新規資金の流入はまだ難しい」(欧州系証券)との見方が聞かれた。

 平均株価オプション7月物SQ(特別清算指数)確定値は1万3155円01銭。東証1部の騰落銘柄数は値上がり619、値下がり951。出来高は23億646万株(うちSQ概算分2億2000万株)、売買代金は2兆5702億円(同3450億円)。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台前半(10日終値は1ドル=107円16銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値下がり21業種。野村不HD <3231> 、東建物 <8804> など不動産株に売りが継続。ヤフー <4689> 、NTTドコモ <9437> など情報・通信株が軟調。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> など自動車株も下押した。武田薬 <4502> 、アステラス薬 <4503> など医薬品株も売られた。

 半面、NY原油高を支えに、国際帝石 <1605> 、AOCHD <5017> など石油関連株や、伊藤忠 <8001> 、三井物 <8031> など商社株が堅調。バルチック海運指数の4日続伸を受け、商船三井 <9104> 、第一中汽 <9132> など海運株にも物色が続いた。

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2008年7月10日 (木)

Today's マーケット( 07月10日 15:26)

<平均株価は15円高と小幅続伸、アジア株高などが下支えに=東京株式市場・10日後場>(07月10日 15:26)

  10日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比15円08銭高の1万3067円21銭と小幅続伸。アジア株の切り返しなどを背景に小高い水準でもみ合った。

 香港・ハンセン指数が上げに転じるなどアジア株の堅調推移を背景に、平均株価は後場寄りにプラス転換。「国内経由で年金買いやオイルマネーが流入している」(外資系証券)との指摘も聞かれ、一時87円高まで上昇した。ただ、11日に平均株価オプションSQ(特別清算指数)算出を控え、見送りムードも強く、上値は限定された

 市場からは、「方向感なく気迷い相場。SQ算出を前に先物主導で上下に振らされたが、1万3000円をにらんだ動きに終始している。平均株価はおおむねボトムゾーンと言えるが、主力株中心に売りがしつこく、SQ通過後に下ブレる可能性も十分ある」(ちばぎんアセットマネジメント・運用部長・大越秀行氏)との見方が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり804、値下がり778。出来高は20億1354万株、売買代金は2兆938億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=106円台後半(9日終値は1ドル=107円52銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値上がり18業種。買い戻し主体に住友不 <8830> 、東建物 <8804> など不動産株が大幅高。仏金融大手BNPパリバとCBの買取契約締結が明らかとなったURBAN <8868> は東証1部値上がり率トップとなった。三井住友 <8316> 、三菱UFJ <8306> など大手銀行株も上げ基調。JFE <5411> 、新日鉄 <5401> など鉄鋼株や、ファストリテ <9983> 、ユニー <8270> など小売株も堅調に推移した。

 半面、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株や、丸紅 <8002> 、伊藤忠 <8001> など商社株に売りが継続。キヤノン <7751> 、東エレク <8035> など値がさハイテク株も下押した。三菱UFJ証が投資判断「4」(やや弱気)に2段階引き下げたベルーナ <9997> が連日のストップ安比例配分となった。

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2008年7月 9日 (水)

Today's マーケット( 07月09日 15:25)

<平均株価は19円高と小反発、イランのミサイル試射報道で上げ幅が急縮小=東京株式市場・9日後場>(07月09日 15:25)

  9日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比19円03銭高の1万3052円13銭と小反発。ただ、イランのミサイル試射報道を受け、ドルが対主要通貨で下落したことを受け、上げ幅が急激に縮小した。

 香港や上海などアジア株高を支えに、後場寄りは堅調だったが、手掛かり材料に乏しく上値は限定的。午後1時30分すぎに、イラン国営テレビでイランが中長距離地対地ミサイル9発を試射したと報じられ、ドル・円が下落すると、現物・先物ともに売り圧力が強まり、急速に伸び悩んだ。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が弱含んだことも警戒感を強める要因となった。

 市場からは、「イランのミサイル試射はきっかけにすぎず、週末のオプションSQ(特別清算指数)算出をにらみ、権利行使価格1万3000円に近づけたい向きがいるようだ。現物市場では相変わらず熱気が感じられず、先物市場での空中戦が続いている」(米系証券)との見方が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり793、値下がり781。出来高は19億6661万株、売買代金は2兆1369億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台前半(8日終値は1ドル=106円40銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値上がり17業種。三井不 <8801> や野村不HD <3231> など不動産株に買い戻しが継続。みずほ <8411> 、三井住友 <8316> など大手銀行株も堅調。野村証の9日付リポートで評価が高まったソフトバンク <9984> や、KDDI <9433> も上昇。武田薬 <4502> 、エーザイ <4523> など医薬品株も物色された。

 半面、石油資源 <1662> 、コスモ石 <5007> など石油関連株や、三菱商 <8058> 、三井物 <8031> など商社株が軟調。第1四半期で連結営業2割減のイオン <8267> や、7&iHD <3382> など小売株も下げ基調。経済産業省による6カ月の業務停止命令が報じられたベルーナ <9997> はストップ安比例配分となった。

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2008年7月 8日 (火)

Today's マーケット( 07月08日 15:28)

<平均株価が326円安と大幅反落、海外株安背景に一時1万3000円割れ=東京株式市場・8日後場>(07月08日 15:28)

  8日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比326円94銭安の1万3033円10銭と大幅反落。海外株安を背景に、下げ幅を拡大し、取引時間中で4月15日以来約2カ月半ぶりに1万3000円割れとなる場面もあった。

 香港・ハンセン指数や、韓国、台湾などの主要株価指数が一時3%超下落するなどアジア株安に加え、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が軟調に推移したことなどを背景に、下げ基調を強める展開。平均株価は一時375円安まで下落した。ただ、1万3000円割れでは「年金から主力30銘柄の買いバスケットが9~10本入った」(トレーダー)との指摘が聞かれ、大引けにかけやや下げ渋った。

 市場からは、「大幅下落となったが、買い方がいない中での下げであり、さほど過剰な反応を示すほどではない。ただ、不透明感が強い状況は変わらず、下値不安はくすぶっている。7月中旬以降になれば日米の企業決算が発表され、業績を反映した相場つきになりそう。市場コンセンサスは悪いが、決算発表時に為替や原油など外部要因が落ち着いていればアク抜けとなるだろう」(いちよし投資顧問・運用部長・秋野充成氏)との見方が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり147に対し、値下がり1515と全体の88%に達し、全面安商状。出来高は19億5148万株、売買代金は2兆904億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=106円台後半(7日終値は1ドル=107円62銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値下がり32業種。米金融株安を背景に、三井住友 <8316> 、住友信託 <8403> 、大和証G <8601> など金融株が下げ基調。NY原油安を受け、国際帝石 <1605> 、AOCHD <5017> など石油株や、三菱商 <8058> など商社株も下落。アドバンテス <6857> 、京セラ <6971> など値がさハイテク株が下押し、コマツ <6301> 、ダイキン <6367> など機械株も売りが続いた。08年5月期の連結業績予想、配当予想を下方修正した山下医 <3022> はストップ安ウリ気配のまま。

 半面、Jパワー <9513> 、関西電 <9503> など電力株がしっかり。テレウェイヴ <2759> 子会社との業務提携を発表したベンチャー <9609> や、三晃金 <1972> はストップ高比例配分となった。

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2008年7月 7日 (月)

Today's マーケット( 07月07日 15:22)

<平均株価は13営業日ぶりに急反発し122円高、現物・先物ともに買い戻し先行=東京株式市場・7日後場>(07月07日 15:22)

  7日後場の東京株式市場は、平均株価が前週末比122円15銭高の1万3360円04銭と13営業日ぶりに反発。現物、先物ともに買い戻しが入った。

 中国・上海総合指数が一時4%超上昇するなどアジア株高を受け、後場寄りにプラス転換。ドル高・円安方向に推移したことも後押し要因となった。4日まで12営業日連続で下落した反動から、自律反発の動きが強まったほか、不動産や金融株中心に買い戻しの動きが広がり、先物へのショートカバー(売り方の買い戻し)も交え、平均株価は一時171円高となった。

 市場からは、「アジア株高やドル高・円安が支えとなったが、特段材料が出たわけではなく、自律反発の範囲内。欧米マーケットは下値探りが続いており、下ブレに対する懸念は残っている。週末にオプションSQ(特別清算指数)算出日を控え、権利行使価格1万3000円を割り込む場面では先物へのヘッジ売りが増しそうだ」(新光証券・エクイティ情報部・三浦豊氏)との見方が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1072、値下がり540。出来高は17億6572万株、売買代金は1兆8038億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円前後(4日終値は1ドル=106円03銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値上がり28業種。買い戻し主体に、東建物 <8804> 、野村不HD <3231> など不動産株や、みずほ <8411> 、野村 <8604> 、あいおい <8761> など金融株が大幅高。ファストリテ <9983> 、ダイエー <8263> など小売株や、武田薬 <4502> 、第一三共 <4568> など医薬品株も買い優勢。ドル高・円安を支えに、キヤノン <7751> 、アドバンテス <6857> 、トヨタ <7203> など輸出株も堅調に推移した。

 半面、レンゴー <3941> 、大王紙 <3880> などパルプ・紙株はさえない。三菱商 <8058> 、三井物 <8031> など商社株も小幅安。民事再生法を申請し、8月6日付で上場廃止となる真柄建 <1839> (整理)や、08年5月期で最終赤字転落予想に修正したゼクス <8913> はストップ安比例配分となった。

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2008年7月 4日 (金)

Today's マーケット( 07月04日 15:42)

<平均株価はスターリン暴落時に並ぶ12連敗、一段安後に下げ渋り27円安=東京株式市場・4日後場>(07月04日 15:42)

  4日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比27円51銭安の1万3237円89銭と12連敗。スターリン暴落時の12営業日続落(1953年5月21日~6月3日)に並んだ。

 「昼ごろから、不動産会社に対する信用不安のうわさが流れた」(準大手証券)ことで、市場心理が後退。不動産関連株や金融株に売りが広がったほか、先物にまとまった売りも出て、平均株価は一時129円安まで下げ幅を拡大した。その後は、週末を前に手じまいから短期筋の買い戻しなどが入り、急速に下げ渋った。

 市場からは、「欧米の金融大手が互いに損失拡大の可能性を示すリポートを出し合っており、損失の穴埋めを目的とした資金引き上げが懸念されている。金融大手の破たんの可能性は小さいが、海外勢のリスク意識は明らかに高まっており、日本株式市場から資金を抜いている印象が強い」(欧州系証券)との見方が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり839、値下がり748。出来高は18億2840万株。売買代金は1兆9646億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=106円台後半(3日終値は1ドル=106円03銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値下がり19業種。一時ストップ安となったURBAN <8868> や、野村不HD <3231> 、東建物 <8804> など不動産株が、信用不安の広がりから軒並み下落。武田薬 <4502> 、第一三共 <4568> など医薬品株も下押した。大和証G <8601> や三菱UFJ <8306> など金融株も軟調。セコム <9735> やKDDI <9433> 、コナミ <9766> なども売られた。

 半面、第1四半期の連結営業最高益が報じられたコマツ <6301> や日立建機 <6305> など建機株に買いが継続。JFE <5411> 、新日鉄 <5401> など鉄鋼株も高い。黒鉛電極の輸出価格引き上げ報道を背景に、東海カ <5301> 、カーボン <5302> にも物色が向かった。カテーテル(医療用細管)の海外生産の拡大が伝わったテルモ <4543> も買われた。

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2008年7月 3日 (木)

Today's マーケット( 07月03日 15:52)

<平均株価は11連敗とスターリン暴落時に次ぐ続落記録、方向感なく20円安=東京株式市場・3日後場>(07月03日 15:52)

  3日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比20円97銭安の1万3265円40銭と11連敗。スターリン暴落時の12営業日続落(1953年5月21日~6月3日)に次ぐ、連続安を記録した。

 上海総合指数の上昇や、昼休みの立ち会い外バスケット取引での買い決め優勢を受け、平均株価は後場寄りにプラス転換。一時40円高となったが、上値を買う向きは限られ、前日終値を挟み、方向感に乏しくもみ合う展開となった。3日のECB(欧州中央銀行)理事会や6月米雇用統計、6月米ISM(サプライマネジメント協会)非製造業景況指数などを控え、見送りムードが強まった。

 市場からは、「今晩のイベントを通過するまでは動けない。ただ、米雇用の悪化やECBによる利上げなどはある程度織り込まれているとみており、影響は限定されるのではないか。市場では一段安を予想する向きもいるが、指標面で買える水準となり、平均株価は1万3000円を瞬間的に割り込む程度にとどまるだろう」(三菱UFJ証券・投資情報部・山岸永幸投資ストラテジスト)との見方が聞こえた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり541、値下がり1077。出来高は22億3881万株。売買代金は2兆5334億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=106円台前半(2日終値は1ドル=106円15銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値下がり18業種。三菱商 <8058> 、三井物 <8031> など商社株に売りが継続。JFE <5411> 、新日鉄 <5401> など鉄鋼株や、三菱マ <5711> 、住友鉱 <5713> など非鉄金属株も下押した。板硝子 <5202> 、旭硝子 <5201> などガラス株も軟調。ガイシ <5333> や、京セラ <6971> なども売られた。

 半面、三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、大和証G <8601> など金融株が上昇。野村不HD <3231> 、東建物 <8804> など不動産株にも買い戻しが入った。ソフトバンク <9984> 、KDDI <9433> なども買いが継続。サウジアラビアでの大型原油処理施設の受注を発表した日揮 <1963> も堅調だった。

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2008年7月 2日 (水)

Today's マーケット( 07月02日 15:36)

<平均株価は43年ぶりの10連敗、176円安と約2カ月半ぶりの安値水準=東京株式市場・2日後場>(07月02日 15:36)

  2日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比176円83銭安の1万3286円37銭と10連敗。証券不況時の1965年2月19日~3月2日以来43年ぶりとなる10営業日続落となった。全面安商状に、終値ベースで4月16日以来約2カ月半ぶりの安値水準に沈んだ。

 香港・ハンセン指数の下落や、NY原油先物の時間外取引での上昇、ドル安・円高基調などを背景に警戒感を強め、安値圏で停滞。現地2日に6月米ADP(オートマチック・データ・プロセッシング)雇用統計などを控えるうえ、手掛かり材料に乏しい中で、輸出関連株や金融株などに売りが継続した。午後2時すぎには先物への売り圧力が増し、平均株価は一時216円安まで下げ幅を拡大する場面があった。

 市場からは、「平均株価先物オプション取引で権利行使価格1万2500円のプット(1万2500円で売る権利)に500枚買いが3本入り、下値不安の高まりから平均株価先物へのヘッジ売りが加速した」(準大手証券)、「海外勢は主力株中心にショートに傾いている。3月17日からの戻り基調はすでに終えんを迎え、下降トレンドに入りつつある。目先は1万3000円水準で下げ止まりそうだが、さらなる一段安もあり得る」(外資系証券)との見方が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は、値上がり186、値下がり1476となり、全体の85%強が下落。出来高は20億1223万株。売買代金は2兆3764億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=105円台後半(1日終値は1ドル=105円80銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値下がり30業種。キヤノン <7751> 、京セラ <6971> など値がさハイテク株や、ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> など自動車株に売りが継続。みずほ <8411> 、大和証G <8601> など金融株も下げ基調。川崎汽 <9107> やコマツ <6301> なども軟調に推移した。

 半面、武田薬 <4502> 、塩野義薬 <4507> など医薬品株の一角がしっかり。ソフトバンク <9984> 、ガイシ <5333> なども買われた。

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2008年7月 1日 (火)

Today's マーケット( 07月01日 15:47)

<平均株価は2カ月半ぶりに1万3500円割れ、8連敗に62円安=東京株式市場・30日後場>(07月01日 15:47)

  1日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比18円18銭安の1万3463円20銭と9連敗となった。9日続落は04年9月15日~29日以来。為替市場でのドル安・円高基調が重しとなり、大引けにかけ、下押した。

 平均株価は前日終値を挟んでもみ合う展開。中国・上海総合指数が下げに転じたことを受け、後場寄りは売り優勢となったが、1万3500円割れ局面では下値も限定されるなど方向感に乏しい展開となった。午後2時20分以降、為替市場で欧州金融大手のUBSの追加損失報道を背景に、ドル安・円高が進むと売り物がちとなり、平均株価は再度下押した。

 市場からは、「下値では買いが入るが、上昇すると買いが止まり、売りに押し込まれる状況。円高基調を背景に輸出株は買えず、米重要経済指標の発表を控え、ロングポジションを取りづらいのが本音だろう。具体的に方向感が出始めるのは週明けと見ている」(欧州系証券)との見方が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり871、値下がり728。出来高は18億6219万株。売買代金は2兆1176億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=105円台後半(6月30日終値は1ドル=105円32銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値下がり17業種。08年12月期連結業績予想を下方修正し、投資判断引き下げが相次いだ東建物 <8804> をはじめ、野村不HD <3231> など不動産株が軒並み安。JFE <5411> 、新日鉄 <5401> など鉄鋼株も下落。三井住友 <8316> 、みずほ <8411> や三住海上 <8725> など金融株も下押した。ドル安・円高基調を受け、ファナック <6954> 、キヤノン <7751> など値がさハイテク株も軟調に推移した。

 半面、JPモルガン証の目標株価引き上げを受け、三菱商 <8058> 、伊藤忠 <8001> や、AOCHD <5017> 、国際帝石 <1605> など資源関連株に買いが継続。東電 <9501> 、東北電 <9506> や、アステラス薬 <4503> 、第一三共 <4568> などディフェンシブ銘柄も物色を集めた。

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2008年6月30日 (月)

Today's マーケット( 06月30日 15:31)

<平均株価は2カ月半ぶりに1万3500円割れ、8連敗に62円安=東京株式市場・30日後場>(06月30日 15:31)

  30日後場の東京株式市場は、平均株価が下げに転じ、前週末比62円98銭安の1万3481円38銭と8日続落。終値で4月18日以来約2カ月半ぶりに1万3500円を割り込んだ。8連敗は07年11月2日~13日以来となる。

 昼休みの立ち会い外バスケット取引が「50億円の買い越し」(米系証券)となり、後場寄りはしっかり。ただ、香港・ハンセン指数が下げに転じるなどアジア株のさえない動きに加え、米格付け会社ムーディーズによる日本国債格上げを受け、為替が1ドル=105円台に下落したことが重しとなり、平均株価はマイナス転換。7月1日寄り前に発表される6月日銀短観を前に手控えムードも強く、下値模索となった。

 市場からは、「リバウンド期待や投信による買い観測などがあったが、あすの日銀短観やECB(欧州中央銀行)利上げ観測、米経済指標など今週はイベントが多いため、警戒感が強く働いた。米国株に比べ、日本株は売り込まれる状況ではなく、基本的には下値は限定的と見ている」(銀行系証券)との見方が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり796、値下がり816。出来高は18億3402万株。売買代金は2兆988億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=105円台後半(27日終値は1ドル=106円34銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、値下がり16業種。ドル安・円高基調を受け、ファナック <6954> 、京セラ <6971> 、ソニー <6758> など値がさハイテク株が指数を押し下げ。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> など自動車株もさえない。三井住友 <8316> 、大和証G <8601> 、三住海上 <8725> など金融株も下押した。

 半面、原油高を背景に、国際帝石 <1605> 、新日石 <5001> など石油関連株が堅調。三菱商 <8058> 、住友商 <8053> など商社株も高い。電力料金値上げによる業績改善期待から、東電 <9501> 、関西電 <9503> など電力株も買い優勢。新日鉄 <5401> や、住友鉱 <5713> なども買われた。

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2008年6月27日 (金)

Today's マーケット( 06月27日 15:51)

<平均株価は7連敗に277円安、約2カ月ぶりの安値水準=東京株式市場・27日後場>(06月27日 15:51)

  27日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比277円96銭安の1万3544円36銭と7連敗。07年11月2日~13日の8日続落以来の連続安となり、終値で4月24日以来約2カ月ぶりの安値水準となった。

 昼休みの立ち会い外バスケット取引が買い決め優勢だった流れを受け、後場寄りは戻りを試したが、アジア株の全面安などが上値を抑え、安値圏で停滞。一部で、米AIG保険子会社の証券貸し出し部門が過去1年間で合計130億ドルの評価損を被ったことにより、親会社AIGの負担が5億ドルの計画から最大50億ドルまで膨らむと報じられたことで、平均株価は一時368円安まで下げ幅を拡大した。大引けにかけては、買い戻しなどでやや下げ渋り、1万3500円台は維持した。

 市場からは、「1万3500円水準が下値メドとして意識されているが、上値は重い。来週には国内で6月日銀短観、米国で6月米雇用統計などが発表されるが、ポジティブな材料は出難く、当面は1万3500円前後で値固めとなりそう」(大手証券)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり328、値下がり1329。出来高は19億6578万株。売買代金は2兆2759億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円前後(26日終値は1ドル=108円08銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、31業種が下落。米金融株安を受け、三井住友 <8316> 、りそなHD <8308> など銀行株や、大和証G <8601> 、岡三 <8609> など証券株に売りが継続。アイフル <8515> 、OMCカード <8258> などノンバンク株や、T&DHD <8795> 、ニッセイ同和 <8759> など保険株も下げ基調。CB発行による希薄化が懸念されたURBAN <8868> が上場来安値を更新したほか、ジョイント <8874> 、菱地所 <8802> など不動産株も下落した。

 米ハイテク株安、ドル安・円高を背景に、ファナック <6954> 、京セラ <6971> など値がさハイテク株が大幅安。ホンダ <7267> 、スズキ <7269> など自動車株や、住友ゴム <5110> 、ブリヂス <5108> などタイヤ株も軟調。個別では、グッドウィル <4723> が連日のストップ安比例配分。フルキャスト <4848> も一時ストップ安に売られたほか、オルガノ <6368> 、鶴見製 <6351> などが急落した。

 半面、料金改定を発表し、野村証が投資判断「3」(中立)に引き上げた東電 <9501> や、東北電 <9506> など電力株に物色が継続。個別では、大口買いが入ったCFS <8229> が一時ストップ高に新高値。ほか、米系証券による格上げが観測された日水 <1332> や、ソースネクスト <4344> 、ナカバヤシ <7987> などが大幅高となった。

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2008年6月26日 (木)

Today's マーケット( 06月26日 15:37)

<平均株価は7円安と小幅ながら6連敗、米シティの損失計上観測で下げ転換=東京株式市場・26日後場>(06月26日 15:37)

  26日後場の東京株式市場は、下げに転じ、平均株価が前日比7円60銭安の1万3822円32銭と小幅ながら6連敗。07年12月12~19日以来となる6日続落となった。

 昼休みの立ち会い外バスケット取引で「60億円の買い越し」(米系証券)となり、後場寄りは買い優勢。27日設定の「野村通貨選択型日本好配当株投信」(上限1000億円程度)で「募集額がほぼ満額となったとの観測が流れた」(外資系証券)ことも買い気を高め、平均株価は一時120円高まで上げ幅を拡大する場面もあった。ただ、ゴールドマン・サックスのリポートで、シティグループが第2四半期で89億ドルの追加損失を計上する可能性があると指摘され、先物売りに小幅安に転じた。

 市場では、「米景気やクレジット市場、インフレに対する見方が定まっておらず、6月6日の高値以降、主力株に買いが入りづらくなっている。また、人気化していた個別銘柄も調整しつつあり、次なるテーマ株が見当たらない。全体的に弱いイメージだ」(三菱UFJ証券・投資情報部・副部長・吉越昭二氏)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり682、値下がり930。出来高は18億1739万株。売買代金は2兆253億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台後半(25日終値は1ドル=107円96銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、23業種が下落。NY原油先物安を背景に、新日石 <5001> 、新日鉱HD <5016> など石油株や、住友商 <8053> 、三菱商 <8058> など商社株が軟調。DOWA <5714> 、大阪チタ <5726> など非鉄金属株や、住金 <5405> 、合同鉄 <5410> など鉄鋼株にも売りが継続した。東レ <3402> 、帝人 <3401> など繊維株も下落した。個別では、日雇い派遣事業を廃止すると発表したグッドウィル <4723> が連日のストップ安比例配分。ほか、東特線 <5807> 、古河電池 <6937> 、タカキュー <8166> なども1割超下落した。

 半面、SONYFH <8729> 、T&DHD <8795> など保険株に買いが継続。ツムラ <4540> 、中外薬 <4519> など医薬品株も堅調。バルチック海運指数の4日ぶり反発を受け、第一中汽 <9132> 、商船三井 <9104> など海運株もしっかり。個別では、ランド <8918> がストップ高比例配分となったほか、三晃金 <1972> 、チタン工 <4098> 、プレナス <9945> なども急伸した。

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2008年6月25日 (水)

Today's マーケット( 06月25日 15:28)

<平均株価は19円安と小幅に5日続落、買い戻し主体に下げ幅を縮小=東京株式市場・25日後場>(06月25日 15:28)

  25日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比19円64銭安の1万3829円92銭と小幅に5日続落したが、下げ幅を縮小する流れとなった。

 上海などアジア株の堅調推移に加え、昼休みの立ち会い外バスケット取引で「200億円の買い越し」(米系証券)だったことを背景に、後場寄りから戻りを試す展開。現地25日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に様子見ムードが強い中、「現物市場の売買注文が薄く、先物への買い戻しで指数が大きく動く」(別の米系証券)相場つきとなり、短期筋の買い戻しに平均株価は下げ渋った。

 市場では、「日本株を買い越してきた海外勢が、足元では動きが鈍ってきており、商いが膨らまない。ただ、様子見姿勢に徹しているだけで、積極的に売っているわけではなく、他国に比べ安定感のある日本株には再び海外資金が流入するとみている。直近では国内公的資金の流入観測もあり、下値不安は乏しい」(銀行系投信)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり871、値下がり760。出来高は19億8471万株。売買代金は2兆1671億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台後半(24日終値は1ドル=107円92銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、15業種が下落。UBS証が目標株価1600円に引き下げた武富士 <8564> や、OMCカード <8258> などノンバンク株に売りが継続。スルガコーポの民事再生法申請を受け資金繰り懸念が広がり、URBAN <8868> 、ゼファー <8882> 、野村不HD <3231> など不動産関連株も大幅安。住友信託 <8403> 、みずほ <8411> など銀行株も一段安となり、JFE <5411> 、合同鉄 <5410> など鉄鋼株も軟調に推移した。

 UBS証が投資判断「ニュートラル」(中立)に引き下げたしまむら <8227> や、ダイエー <8263> など小売株も下落。TDK <6762> 、ファナック <6954> など値がさハイテク株も下押した。個別では、日雇い派遣事業の完全撤退が報じられたグッドウィル <4723> がストップ安比例配分。前日急騰した植木組 <1867> 、浅沼組 <1852> は値下がり率1位、2位となった。

 半面、年初来高値を更新したJR東海 <9022> や、JR西日本 <9021> など電鉄株が堅調。郵船 <9101> 、第一中汽 <9132> など海運株も買い優勢。25日付株式新聞1面トップで取り上げたツムラ <4540> や、塩野義薬 <4507> など医薬品株にも買いが継続した。個別では、09年2月期第1四半期(3~5月)連結決算で最終黒字転換した鈴丹 <8193> や、東特線 <5807> がストップ高比例配分。25日付株式新聞速報ニュース「先読み作戦指令室」で取り上げた巴川紙 <3878> は大幅高となった。

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2008年6月24日 (火)

Today's マーケット( 06月24日 15:45)

<売買代金は今年最低と薄商い、平均株価は7円安と小幅に4日続落=東京株式市場・24日後場>(06月24日 15:45)

  24日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比7円91銭安の1万3849円56銭と小幅に4日続落。東証1部の売買代金は1兆7292億円と今年最低を記録し、商い閑散に指数も小動きに終始した。出来高は16億2959万株。

 1ドル=108円台前半とドル高・円安含みに推移した為替市場が下支えとなる一方、上値では小口売りに押され、こう着感を強める展開。現地24~25日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)を確認したい向きが多く、総じて手控え気分を強める展開となった。

 市場では、「金融不安に神経質になっている。外国人投資家が様子見姿勢を決め込み、商いは膨らまない。要は、ドル高、原油安の流れが生まれないと、買い出動できないのが実状だろう」(銀行系証券)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり906、値下がり700。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=108円台前半(23日終値は1ドル=107円58銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では、全33業種中、13業種が下落。日本経済新聞社がQUICK端末などを通じて、国内鉄鋼大手が英豪資源大手のリオ・ティントとの鉄鉱石の価格交渉で前期に比べ2倍の値上げを受け入れる方針を固めたと伝え、新日鉄 <5401> 、JFE <5411> など鉄鋼株に売りが継続し、業種別値下がり率トップ。JPモルガン証、クレディスイス証がともに投資判断を引き下げた中外薬 <4519> や、FDA(米食品医薬品局)が抗血小板剤プラスグレルの審査期間を延長したと発表した第一三共 <4568> など医薬品株も売られた。

 アイフル <8515> 、イオンクレ <8570> などノンバンク株も総じて軟調。ファナック <6954> 、東エレク <8035> 、アドバンテス <6857> など値がさハイテク株も下落した。個別では、フルキャスト <4848> がストップ安比例配分となり、連日の上場来安値更新。値下がり率トップのトウペ <4614> や、ぴあ <4337> 、ゼファー <8882> も連日の新安値となった。

 半面、レンゴー <3941> 、王子紙 <3861> などパルプ・紙株が買い優勢。JR東海 <9022> 、JR西日本 <9021> など電鉄株にも物色が向かった。あいおい <8761> 、三住海上 <8725> など保険株や、大和証G <8601> 、岡三 <8609> など証券株も堅調。鉄鉱石値上げの恩恵を享受するとの見方から、三菱商 <8058> 、伊藤忠 <8001> など商社株も買われた。個別では、23日時点で逆日歩5銭の植木組 <1867> 、浅沼組 <1852> が値上がり率1位と2位。ほか、サンウエーブ <7993> 、巴 <1921> なども大幅高となった。

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2008年6月23日 (月)

Today's マーケット( 06月23日 15:32)

<平均株価は84円安と3日続落、買い戻しに下げ幅縮小も戻り限定的=東京株式市場・23日後場>(06月23日 15:32)

  23日後場の東京株式市場は、平均株価が前週末比84円61銭安の1万3857円47銭と3日続落したが、下げ幅を縮小した。

 前引けにかけ切り返した流れを継続し、下げ渋る展開。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物の堅調推移や、香港ハンセン指数がプラス転換するなどアジア株の底堅い動きに加え、「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が今週半ばから日本株に2500億円規模の買いを設定するもよう」(市場関係者)との観測も後押し要因となった。ただ、積極買いは手控えられ、買い戻し主体で切り返しの動きは限定された。

 市場では、「寄り付きで売りから入った短期筋が、下に行かないと見て買い戻しているにすぎない。平均株価が1万3500円程度まで下げれば押し目買いも入りやすいが、足元の水準では短期の売り方の独り相撲だ。今週も外部環境次第でブレやすいが、平均株価は1万3500円から1万4000円程度が基本となるだろう」(いちよし投資顧問・運用部長・秋野充成氏)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり530、値下がり1069。出来高は18億2671万株。売買代金は1兆9463億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台前半(20日終値は1ドル=107円69銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中、23業種が下落。菱地所 <8802> 、東建物 <8804> など不動産株が軟調。新光証券 <8606> 、野村 <8604> など証券株や、中央三井 <8309> 、住友信託 <8403> など銀行株、T&DHD <8795> 、損保ジャパン <8755> など保険株も下落した。デンソー <6902> 、トヨタ <7203> など自動車関連株も下押した。個別では、シーズクリエ <8921> が一段安となり、上場来安値を更新。09年2月期第1四半期(単体)の減益決算を受け、野村証が投資判断「3」(中立)に引き下げた西松屋チェ <7545> も売られた。

 半面、HOYA <7741> 、オリンパス <7733> など精密機器株が堅調。Jパワー <9513> 、関西電 <9503> など電力株にも買いが継続した。個別では、トウペ <4614> がストップ高比例配分となり、年初来高値を更新。ほか、三晃金 <1972> 、中国工 <5974> 、チタン工 <4098> など値動きの良い低位株に大幅高が目立った。

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2008年6月20日 (金)

Today's マーケット( 06月20日 15:37)

<平均株価は188円安と大幅続落、先物売りに下げ幅を拡大=東京株式市場・20日後場>(06月20日 15:37)

  20日後場の東京株式市場は、下げ幅を拡大。平均株価は前日比188円09銭安の1万3942円08銭と大幅続落し、終値で1週間ぶりに1万4000円台を割り込んだ。

 上海、香港株が上昇したことを背景に後場寄りは下げ渋ったが、先物市場で再び売り圧力が増し、平均株価は軟化。「欧州系ファンド売りが続いている」(準大手証券)との指摘が聞かれ、前日から続いている「邦銀が債券ディーリングで大きな損失を出した」(市場筋)などのうわさも手控え要因となり、一時226円安まで値を下げた。売り一巡後は、「ダイワ割安株チャンス2008」(上限1500億円)の設定額が564億円と順調だったこともあり、安値もみ合いとなった。

 市場では、「先物主導の展開が続いており、相場の不安定さを裏付け、上下のブレが大きくなっている。直近で人気化している個別材料株には利益確定売りが出ているが、上値が重い主力株に比べ、まだ分があると見ている。ただ、全体の相場が一段の上昇となるには、ファンダメンタルズなど基本的な条件がそろうことが必要だろう」(別の準大手証券)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり357、値下がり1248。出来高は20億2263万株。売買代金は2兆1171億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台後半(19日終値は1ドル=107円51銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中31業種が下落。NY原油先物安を背景に、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株や、AOCHD <5017> 、新日石 <5001> など石油株が軟調。THK <6481> 、オルガノ <6368> など機械株にも売りが続いた。三菱UFJ <8306> 、中央三井 <8309> など銀行株や、新光証券 <8606> 、野村 <8604> など証券株、ジャフコ <8595> 、NIS <8571> などノンバンク株も下押した。

 京セラ <6971> 、東エレク <8035> 、ソニー <6758> など値がさハイテク株も指数を押し下げ。清水建 <1803> 、大林組 <1802> など建設株も下落。TBS <9401> 、KDDI <9433> など情報・通信株も売られた。個別では、直近で人気化していたアドバネクス <5998> 、古河電池 <6937> などが大幅安となった。

 半面、王子紙 <3861> 、レンゴー <3941> などパルプ・紙株が小幅高。個別では、08年5月期連結業績予想の下方修正でアク抜け感が高まったハニーズ <2792> が値上がり率トップ。09年2月期第1四半期連結決算で2ケタ経常増益となったイオンディラ <9787> や、東洋糖 <2107> 、甜菜糖 <2108> など砂糖株が買われた。

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2008年6月19日 (木)

Today's マーケット( 06月19日 15:36)

<平均株価は322円安と大幅反落、海外株安背景に下げ幅を拡大=東京株式市場・19日後場>(06月19日 15:36)

  19日後場の東京株式市場は、一段安。平均株価は前日比322円65銭安の1万4130円17銭と大幅反落した。東証1部の騰落銘柄数で値下がり銘柄数が1495銘柄(値上がりは165銘柄)と全体の86%強に達し、全面安商状となった。

 上海や韓国などアジア株が全面安となったうえ、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物の軟調推移が市場心理を後退させ、下げ幅を拡大。為替市場でユーロ買い・ドル売りの動きからドル・円が下落したことも重しとなり、先物への断続的な売りに、平均株価は一時383円安まで値を下げた。

 市場では、「平均株価は大幅安となったが、良いおしめり。材料株が連日のように値を飛ばしているところを見ると、個人投資家の手元資金は回転が利いているうえ、潤い始めているのだろう。あす設定の『ダイワ割安株チャンス2008』に対する期待感もある。ただ、指数のブレが大きくなっており、波乱含みの展開は続きそうだ」(準大手証券)との声が聞かれた。

 東証1部の出来高は21億2494万株。売買代金は2兆1737億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台後半(18日終値は1ドル=108円17銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中31業種が下落。新光証券 <8606> 、大和証G <8601> など証券株や、住友信託 <8403> 、三井住友 <8316> など銀行株が下げ基調。フィデック <8423> 、芙蓉リース <8424> などノンバンク株にも売りが継続した。サンフロンテ <8934> がストップ安ウリ気配となったほか、住友不 <8830> 、野村不HD <3231> など不動産株も軒並み売られた。

 ドル・円の下落を受け、ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> など自動車株や、ブリヂス <5108> 、洋ゴム <5105> などタイヤ株も下げ基調。ファナック <6954> 、アドバンテス <6857> など値がさハイテク株も下押した。個別では、前場に年初来高値を更新したPS三菱 <1871> が利益確定売りに押されストップ安比例配分となり、値下がり率トップ。ほか、田崎真珠 <7968> 、ゴルドウイン <8111> 、TDCソフト <4687> も急落した。

 半面、個別で、東特線 <5807> 、アドバネクス <5998> などがストップ高比例配分。JA全農による肥料販売価格引き上げ報道を受け、コープケミ <4003> 、チッカリン <4031> など肥料関連銘柄が大幅高となったほか、新神戸電 <6934> 、古河電池 <6937> など電池関連も買いが継続した。

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2008年6月18日 (水)

Today's マーケット( 06月18日 15:35)

<平均株価は104円高と反発、海外マネー流入で指数押し上げ=東京株式市場・18日後場>(06月18日 15:35)

  18日後場の東京株式市場は、上値慕いの値動き。平均株価は前日比104円45銭高の1万4452円82銭と反発した。

 上海・香港などアジア株の堅調推移を背景に、後場寄りから買い優勢。心理的フシ目である1万4500円を手前に上値の重さが意識されたが、「主力株中心に海外マネーが入っている」(外資系証券)といい、不動産や海運、値がさハイテク株などが指数を押し上げ。平均株価は一時121円高まで上げ幅を広げた。

 市場では、「東京株式市場は、他の海外市場と異なり、下値が固まっている。アジアから日本に資金移動があるのではないか。また、個人投資家が高速売買して利益を上げており、回転が利き始めている」(米系証券)との声が聞かれた。

 東証1部騰落銘柄数は値上がり892、値下がり664。出来高は18億4666万株。売買代金は1兆9890億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=108円台前半(17日終値は1ドル=107円74銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中24業種が上昇。郵船 <9101> 、商船三井 <9104> など海運株や、菱地所 <8802> 、野村不HD <3231> など不動産株に買いが継続。京セラ <6971> 、オリンパス <7733> 、TDK <6762> など値がさハイテク株も堅調。ホンダ <7267> 、マツダ <7261> など自動車株や、ブリヂス <5108> 、浜ゴム <5101> などタイヤ株も買われた。マルハニチロ <1334> 、日水 <1332> など水産株が上昇。

 個別では、18日付株式新聞速報ニュース「2時の注目株」で取り上げたミタチ産業 <3321> や、ゴールドマン証が投資判断「買い」に引き上げたNECエレ <6723> のほか、PS三菱 <1871> 、古河電池 <6937> などがストップ高比例配分となった。

 半面、日本興亜 <8754> 、三住海上 <8725> など保険株が軟調。岡三 <8609> 、野村 <8604> など証券株の一角もさえない。個別では、労働組合による提訴が伝わったテクモ <9650> が値下がり率トップ。ほか、フルキャスト <4848> 、パーク24 <4666> 、平和 <6412> などが急落した。

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2008年6月17日 (火)

Today's マーケット( 06月17日 15:33)

<商い乏しく小動きに終始、平均株価は6円安と3日ぶりに小反落=東京株式市場・17日後場>(06月17日 15:33)

  17日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比6円ちょうど安の1万4348円37銭と3日ぶりに小反落したが、方向感に乏しく小動きに終始した。前日に続き、出来高が20億株を割り込むなど薄商いが続いた。

 上海、香港などアジア株がさえず、シンガポール取引所(SGX)で225先物売りが優勢となり、後場寄り後に下げ転換。現地16日付の英フィナンシャル・タイムズ紙電子版で、市場は過度に米利上げを織り込んでいると報じたことで、ドル高・円安一服となったことも上値の重しとなった。一方で、全般堅調に推移した大手銀行株などが下支えし、平均株価はもみ合う展開となった。

 市場では、「前週までの調整からの自律反発も前日の大幅高で一巡。目先は1万4300円水準でもみ合いながら方向性を見極める展開になるだろう。市場の最大の焦点はインフレ懸念と日米経済の落ち込みに集中しており、足元は材料待ちの段階にある」(ちばぎんアセットマネジメント・運用部長・大越秀行氏)との声が聞かれた。

 東証1部騰落銘柄数は値上がり890、値下がり700。出来高は18億690万株。売買代金は2兆265億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台後半(16日終値は1ドル=108円48銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中18業種が上昇。Jパワー <9513> 、中部電 <9502> など電力・ガス株が買われ、業種別値上がり率首位。商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> など海運株も堅調。NTT <9432> 、ソフトバンク <9984> など情報・通信株も買い優勢。みずほ <8411> 、三井住友 <8316> など銀行株もしっかり。個別では、PS三菱 <1871> や、サンフロンテ <8934> 、ランビジネス <8944> などがストップ高比例配分。ほか、東京ドーム <9681> 、日金属 <5491> などが大幅高となった。

 半面、みずほ証が投資判断「3」(中立)に引き下げたJFE <5411> 、神戸鋼 <5406> など鉄鋼株が軟調。ドル高・円安一服を受け、ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> など自動車株や、アドバンテス <6857> 、ニコン <7731> 、東エレク <8035> など値がさハイテク株も指数の重しとなった。個別では、フルキャスト <4848> がストップ安比例配分。ほか。東北ミサワ <1907> 、ハニーズ <2792> 、大東紡 <3202> などが値下がり率上位となった。

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2008年6月16日 (月)

Today's マーケット( 06月16日 15:39)

<平均株価は380円高と大幅続伸、主力株中心に上値慕いの値動き=東京株式市場・16日後場>(06月16日 15:39)

  16日後場の東京株式市場は、一段高。平均株価が前週末比380円64銭高の1万4354円37銭と大幅続伸し、終値で3日ぶりに25日移動平均線(大引け時点で1万4126円)を上抜いた。

 上海、香港などアジア株の堅調推移に加え、一部で、米金融機関大手のゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーが今週に控える決算発表で、国際商品のトレーディング益により最高の利益を計上する見込みと伝わり、市場心理が改善。シンガポール取引所(SGX)で「欧州系証券と見られる仕掛け買い」(外資系証券)が入り、後場寄りから買いが先行。その後も主力株中心に幅広く物色が続き、上値を慕う値動きとなり、平均株価は一時395円高まで買われた。

 市場では、「きょうはTOPIXコア中心に強く、先週売りに傾いていた海外勢が見直し買いに動いているようだ。米金融機関大手の好決算観測に関しては判断が難しい。現地16日のリーマン・ブラザーズから米金融機関大手の決算が続くが一つ一つ確認したい」(みずほ証券・エクイティ調査部・北岡智哉ストラテジスト)との声が聞かれた。

 東証1部騰落銘柄数は値上がり1314、値下がり318。出来高は18億8898万株。売買代金は2兆1481億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=108円台前半(13日終値は1ドル=108円06銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中28業種が上昇。ゼクス <8913> 、サンフロンテ <8934> などがストップ高比例配分となったほか、大京 <8840> 、住友不 <8830> なども大幅高となり、不動産株が業種別値上がり率首位。商船三井 <9104> 、郵船 <9101> など海運株も急伸。伊藤忠 <8001> 、三菱商 <8058> など商社株も高い。住金 <5405> 、東製鉄 <5423> など鉄鋼株も買われている。

 ドル高・円安を背景に、京セラ <6971> 、東エレク <8035> 、TDK <6762> など値がさハイテク株が指数を押し上げ。野村 <8604> 、新光証券 <8606> など証券株や、三井住友 <8316> 、住友信託 <8403> など銀行株にも物色が向かった。個別では、岩手・宮城内陸地震による復興需要思惑から、PS三菱 <1871> 、植木組 <1867> 、東北ミサワ <1907> などが大幅高。16日午後零時に上限200万株の自社株買いを発表した東京個別 <4745> も値上がり率上位に浮上した。

 半面、時間外でのNY原油先物安を嫌気し、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源関連株や、AOCHD <5017> 、コスモ石 <5007> など石油株に売りが継続。日電硝子 <5214> 、日山村硝 <5210> などガラス株も軟調に推移した。個別では、フルキャスト <4848> がストップ安比例配分。ほか、ゴルドウイン <8111> 、グッドウィル <4723> などが急落した。

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2008年6月13日 (金)

Today's マーケット( 06月13日 15:40)

<平均株価は85円高と反発、先物主導で買い戻し=東京株式市場・13日後場>(06月13日 15:40)

  13日後場の東京株式市場は、プラス圏に浮上し、平均株価が前日比85円13銭高の1万3973円73銭と反発。ただ、東証1部騰落銘柄数は値上がり490銘柄に対し、値下がりが1152銘柄と多く、「国内から400億円規模の売りが観測され、小型株も含めてまんべんなく売っている」(中堅証券)との声が聞かれた。

 後場寄りは、上海、香港などアジア株の軟調推移を受け、さえない展開。ただ、昼休みの立ち会い外バスケット取引が「50億円の買い越し」(米系証券)だったことで、下値は限定され、先物への買い戻しなどを交え、上げに転じた。一方、週末要因に加え、現地13日に5月米消費者物価指数などの発表を控え、様子見ムードも強く、1万4000円水準では戻り売りに上値も限定的だった。

 市場では、「海外勢からの資金流入は細っているものの、積極的に売るわけではない。日本株見直しの姿勢は続いており、下値は堅いと見ている。インフレ懸念などから指数は当面もみ合いそうだが、逆に弱含んだ材料株の押し目を拾う好機だろう」(準大手証券)との声が聞かれた。

 出来高は31億899万株(うちSQ概算分8億5600万株)。売買代金は4兆404億円(同1兆4420億円)。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台後半(12日終値は1ドル=107円50銭)で取引されている。SQ確定値は1万4053円03銭だった。

 東証業種別株価指数では全33業種中19業種が上昇。みずほ <8411> 、三井住友 <8316> など銀行株や、新光証券 <8606> 、大和証G <8601> など証券株に買いが流入。T&DHD <8795> 、三住海上 <8725> など保険株も堅調。ニッケル先物価格の急伸を背景に、住友鉱 <5713> 、邦チタ <5727> など非鉄金属株にも買いが継続した。野村不HD <3231> 、住友不 <8830> など不動産株も高い。ドル高・円安推移からホンダ <7267> 、トヨタ <7203> など自動車株も買われた。個別では、三菱UFJ証券が新規レーティング「1」(強気)でカバレッジを開始した日金属 <5491> がストップ高比例配分となり、値上がり率トップ。ほか、PS三菱 <1871> 、大東紡 <3202> などが大幅高となった。

 半面、段ボール需要の不振が伝わり、王子紙 <3861> 、日本紙 <3893> などパルプ・紙株に売り物が続き、業種別値下がり率トップのまま。バルチック海運指数の大幅安を背景に、川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> など海運株も軟調。ファミリーM <8028> 、7&iHD <3382> 、イオン <8267> など小売株も売られた。個別では、日払い派遣の原則禁止報道を嫌気し、フルキャスト <4848> がストップ安比例配分。直近で連騰していたゴルドウイン <8111> が値下がり率トップのまま。ほか、パーク24 <4666> 、クミアイ <4996> などが急落した。

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2008年6月12日 (木)

Today's マーケット( 05月02日 15:33)

<平均株価は約2週間ぶりに1万4000円割れ、294円安と大幅反落=東京株式市場・12日後場>(06月12日 15:50)

  12日後場の東京株式市場は、方向感に乏しくもみ合い。平均株価が前日比294円88銭安の1万3888円60銭と大幅反落し、終値で5月28日以来約2週間ぶりに1万4000円割れとなった。

 上海、香港などアジア株全面安を受け、後場寄りは一段安。平均株価は一時357円安と下げ幅を拡大した。その後は、1ドル=107円台と円安水準で推移する為替市場が下支え要因となり、先物市場への買い戻しなどでやや切り返したが、戻りは限定的。引けにかけ、1万3900円を挟んで小動きとなった。あすに平均株価先物・オプション6月物のメジャーSQ(特別清算指数)を控えていることも様子見気分を強める要因となった

 市場では、「米金融機関に対する懸念やインフレ警戒などで様子見を強めており、出来高が減少している。下値では拾う動きもあるが、積極的ではなく、むしろ売り込む向きが少ないというのが現状だ。海外勢からの売りも限定されており、目先の下値メドはブレても1万3500円程度だろう」(いちよし投資顧問・運用部長・秋野充成氏)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり756、値下がり901。出来高は22億1946万株。売買代金は2兆4563億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台前半(11日終値は1ドル=107円54銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種が下落。JFE <5411> 、住金 <5405> など鉄鋼株や、DOWA <5714> 、邦チタ <5727> など非鉄金属株に売りが継続。バルチック海運指数の大幅安を受け、川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> など海運株も安値圏で停滞した。新光証券 <8606> 、松井証 <8628> など証券株や、みずほ <8411> 、三井住友 <8316> など銀行株も軟調。損保ジャパン <8755> 、T&DHD <8795> など保険株も下押した。

 日立建機 <6305> 、荏原 <6361> など機械株が下げ基調。アドバンテス <6857> 、ファナック <6954> 、TDK <6762> など値がさハイテク株や、マツダ <7261> 、トヨタ <7203> など自動車株も売られた。個別では、アツギ <3529> が値下がり率トップ。フィデック <8423> がストップ安となり、イオンファン <4343> も一時ストップ安となった。

 半面、個別で、09年3月期連結経常利益が従来予想を上回ると報じられたライト工 <1926> が値上がり率トップに新高値。太陽電池関連の東京綱 <5981> や、10日付株式新聞速報ニュース「10時の注目株」で取り上げたインプレス <9479> も大幅高に年初来高値を更新した。

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2008年6月11日 (水)

Today's マーケット( 06月11日 15:40)

<平均株価は162円高と3日ぶり急反発、先物への買い戻し主体に堅調推移=東京株式市場・11日後場>(06月11日 15:40)

  11日後場の東京株式市場は、堅調展開。平均株価が前日比162円31銭高の1万4183円48銭と3日ぶりに反発した。

 シンガポール取引所(SGX)で225先物が堅調に推移した流れを受け、後場寄りは買い優勢。「現物市場では海外勢からショート(売り)が出ている」(外資系証券)との声もあり、上値の重い場面もあったが、「短期筋が先物を買い戻している」(米系証券)といい、平均株価は上げ基調を強めた。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物高やアジア株の持ち直しに加え、1ドル=107円台後半に進んだドル高・円安も支援材料となった。

 市場では、「後場寄り付きに現物買いの動きが見られ、先物への買い戻しを誘発した。平均株価は連日、1万4000円で下げ止まる動きとなっているが、同水準がそこまで盤石とは思えず、外部要因次第であっさり下抜ける可能性もある」(新光証券・エクイティ情報部・三浦豊氏)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり718、値下がり851。出来高は21億6443万株。売買代金は2兆3313億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=107円台後半(10日終値は1ドル=106円64銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数で全33業種中17業種が上昇。ドル高・円安基調を受け、ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> など自動車株や、ファナック <6954> 、キヤノン <7751> 、京セラ <6971> など値がさハイテク株が指数上昇に寄与。ゴールドマン証が新規「買い」でカバレッジ開始のファミリーM <8028> が年初来高値を引き上げたほか、ダイエー <8263> 、7&iHD <3382> など小売株にも買いが継続した。JFE <5411> 、東製鉄 <5423> など鉄鋼株にも物色が向かった。

 個別では、スピード社製の最新水着関連で人気化したゴルドウイン <8111> や、電池関連の古河電池 <6937> 、10日付株式新聞速報ニュース「10時の注目株」で取り上げたインプレス <9479> などがいずれもストップ高比例配分。環境関連の高島 <8007> もストップ高に新高値を付けたほか、アツギ <3529> 、川島織セル <3009> なども年初来高値を更新した。

 半面、石油資源 <1662> 、国際帝石 <1605> など資源開発株が売り優勢。値下がり率トップのフィデック <8423> や、武富士 <8564> などノンバンク株も下げ基調。商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> など海運株や、サンフロンテ <8934> 、NTT都市 <8933> など不動産関連株も下押した。個別では、アタカ大機 <1978> 、日東網 <3524> 、サニックス <4651> などが売られた。

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2008年6月10日 (火)

Today's マーケット( 06月10日 15:26)

<平均株価は160円安と大幅続落、海外株安が重しに=東京株式市場・10日後場>(06月10日 15:26)

  10日後場の東京株式市場は、一段安。平均株価は前日比160円21銭安の1万4021円17銭と大幅続落した。

 上海や韓国、香港などアジア株が売り優勢となり、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物も軟調に推移したことを受け、先物市場での断続的な売りに下げ幅を拡大。平均株価は下げ幅200円に迫り、取引時間中で5月29日以来の1万4000円割れとなる場面があった。売り一巡後は押し目買いなどで下げ渋ったが、戻りは限定され、1万4000円を挟んでもみ合った。

 市場では、「下落のきっかけは中国株安。現物で商いが盛り上がりに欠ける中、今週末の平均株価先物・オプション6月物SQ(特別清算指数)算出日をにらみ、権利行使価格1万4000円を意識した展開となった。米失業率悪化による米経済への影響や原油価格動向などに不透明感があり、外部要因次第では一段安もあり得る」(大和証券SMBC・グローバル・プロダクト企画部・高橋和宏部長)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり488、値下がり1085。出来高は19億6966万株。売買代金は2兆1828億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=106円台後半(9日終値は1ドル=105円23銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中30業種が下落した。
 ジャックス <8584> 、クレセゾン <8253> などノンバンク株に売りが継続。サンフロンテ <8934> がストップ安比例配分となり、URBAN <8868> 、住友不 <8830> など不動産関連株が下げ基調。モルガン証が投資判断「アンダーウエート」(弱気)に2段階引き下げた合同鉄 <5410> や、山陽特鋼 <5481> 、新日鉄 <5401> など鉄鋼株も下押した。

 三井物 <8031> 、三菱商 <8058> など商社株も売り優勢。野村 <8604> 、新光証券 <8606> など証券株や、三井住友 <8316> 、三菱UFJ <8306> など銀行株も売られた。個別では、グッドウィル <4723> 、FDK <6955> 、GMO <9449> などが値下がり率上位に連なった。

 半面、コスモ石 <5007> 、新日鉱HD <5016> など一部石油株が小幅高。個別では、スピード社の代理店を展開するゴルドウイン <8111> が値上がり率トップを維持し、ストップ高比例配分。ほか、アツギ <3529> 、コープケミ <4003> 、池田銀 <8375> などが大幅高となった。

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2008年6月 9日 (月)

Today's マーケット( 06月09日 15:46)

<平均株価は308円安と大幅反落、今晩のNY市場を警戒、引けにかけ下げ足強める=東京株式市場・9日後場>(06月09日 15:46)

  9日後場の東京株式市場は、平均株価が前週末6日終値比308円06銭安の1万4181円38銭と大幅反落。一時買い戻しに下げ幅を縮小、午後零時44分には1万4259円80銭(前場終値比68円92銭高、前週末比229円64銭安)まで値を戻した。ただ、その後は買いが続かずジリ安の流れ。引けにかけ下げ足を強めた。

 市場からは、「今晩のバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を前に、NY市場に対する警戒感から引けにかけ売りが先行した。バーナンキ議長は、失業率が悪化する中でも、インフレ対策に軸足を置く発言をする可能性があり、景況感の悪化懸念が強まる恐れがある。25日移動平均線を割り込まなかったことから日本株は底堅いとの見方は変えていないが、今週は、週末13日のSQ(特別清算指数)算出を前に値動きの荒い展開になると予想され、方向感に欠ける展開になるのはやむを得ない」(中堅証券)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり177、値下がり1492。出来高は19億3731万株。売買代金は2兆653億円。午後3時時点の東京外国為替市場は1ドル=105円台前半(6日終値は1ドル=106円03銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中31業種が値下がりした。
 後場も、金融株が業種別株価指数で値下がり率上位を占めた。野村 <8604> が後場下げ幅を拡大するなど証券株が業種別株価指数で値下がり率トップのまま。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> などの銀行株、三住海上 <8725> 、損保ジャパン <8755> などの保険株、武富士 <8564> 、アイフル <8515> 、アコム <8572> などのその他金融株もさえない動きが続いた。

 北米での自動車業界の厳しい見通しが伝えられたことを受け前場売りが先行した、トヨタ <7203> 、日産自 <7201> などの自動車株は後場も軟調。ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> などのタイヤ株はジリ安となった。新日鉄 <5401> 、JFE <5411> などの鉄鋼株もこの日の安値圏で推移した。

 個別では、フィデック <8423> 、ミヤチテクノ <6885> 、芦森工 <3526> 、武蔵精密 <7220> 、大崎電 <6644> などが東証1部値下がり率上位に名を連ねた。

 半面、NY原油先物高を背景にした、AOCHD <5017> 、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> などの資源開発株買いは後場も継続。レンゴー <3941> が後場も堅調に推移するなどパルプ・紙株もしっかり。個別では、“スピード水着”として関心を集める英スピード社の国内代理店として物色が集中したゴルドウイン <8111> が前場に続いて東証1部値上がり率トップ。電池関連株物色は後場強まり、古河電池 <6937> がストップ高後に同値カイ気配、GSユアサが後場上げ幅を拡大し新高値、FDK <6955> 、NECトキン <6759> も一段高となった。

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2008年6月 6日 (金)

Today's マーケット( 06月06日 15:42)

<平均株価は148円高と反発、様子見ムードに伸び悩み1万4500円台維持できず=東京株式市場・6日後場>(06月06日 15:42)

  6日後場の東京株式市場は、平均株価が前日比148円32銭高の1万4489円44銭と反発したが、様子見ムードに伸び悩んだ。東証1部の騰落銘柄数は値下がり1044銘柄(値上がり566銘柄)となり、中小型株中心に利益確定売りが広がった。

 後場寄りには香港・ハンセン指数高などを背景に、強含む場面もあったが、戻り売りや利益確定売りに上値の重い展開。手掛かり材料に乏しい中、週末要因に加え、現地6日発表の5月米雇用統計などを控え、見送り気分に傾いた。大引けにかけてはポジション調整売りなどに押され、平均株価は心理的フシ目である1万4500円を維持できなかった。

 市場からは、「好地合いだが、ここ最近人気化した食糧・農業関連銘柄などに利食い売りが出ており、上値は重い。来週には株価指数先物・オプション6月物のメジャーSQ(特別清算指数)算出日を控え、注意が必要だろう。ただ、物色意欲は強く、足元の出来高水準を保っていれば、来週も底堅い動きが続くと見ている」(大手証券)との声が聞かれた。

 東証1部の出来高は23億6952万株。売買代金は2兆5115億円。午後3時時点の東京外国為替市場は、1ドル=106円台前半(5日終値は1ドル=105円89銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中19業種が上昇。NY原油先物高を背景に、コスモ石 <5007> 、富士興 <5009> が年初来高値を更新し、新日石 <5001> 、国際帝石 <1605> など石油関連株に買いが継続。三菱商 <8058> 、丸紅 <8002> など商社株にも物色が続いた。住金 <5405> 、新日鉄 <5401> など鉄鋼株が上げ基調となり、日軽金 <5701> 、DOWA <5714> など非鉄金属株も次第高。大和証G <8601> 、野村 <8604> など証券株も上昇した。

 個別では、携帯関連事業の好調が明らかとなったシステムプロ <2317> や、CYBOZU <4776> などがストップ高比例配分。アタカ大機 <1978> が新値追いとなったほか、キトー <6409> 、ダイオーズ <4653> なども大幅高となった。

 半面、ミレアHD <8766> 、損保ジャパン <8755> など保険株が売り優勢。たばこ増税案浮上が報じられたJT <2914> や、協同飼 <2052> など食品セクターも軟調。貸し株市場で売り需要増加が指摘されたURBAN <8868> 、ゼクス <8913> 、ゼファー <8882> など不動産関連株も下押した。個別では、社外取締役1名による「重大な疑義」の意見付記に不安感が台頭した荏原 <6361> が大幅安。ほか、サニックス <4651> 、日東網 <3524> なども急落した。

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2008年6月 5日 (木)

Today's マーケット( 06月05日 15:52)

<平均株価は94円安と反落、不動産・資源関連など軟調=東京株式市場・5日後場>(06月05日 15:52)

  5日後場の東京株式市場は、売り優勢後に下げ渋る流れ。平均株価は前日比94円45銭安の1万4341円12銭と反落したが、東証1部の騰落銘柄数で値上がり銘柄数が1014(値下がり590銘柄)となり、中小型株が広範囲に物色された

 シンガポール取引所(SGX)で225先物が弱含んだ動きを受け、後場寄りは売り優勢となる場面もあったが、下値では押し目買い意欲が強く、下げは限定的。中盤以降は先物市場への買い戻しなども交え、下げ幅を縮小した。低位材料株を中心に個人投資家の循環物色が続いた上、香港・ハンセン指数のプラス転換や、朝方からドル高・円安に振れた為替市場も安心感を誘った。

 市場からは、「海外勢の買い姿勢を背景に市場のムードが好転しており、きょうは反落したものの、目先的には戻りを試す展開が続くのではないか。以前、日本から流れていた資金の逆流が起こっているようだ。ただ、来週末のSQ(特別清算指数)算出日近辺で調整入りする可能性がありそう。再来週に控える米大手金融機関の決算も懸念され、カンカンの強気にはなれない」(銀行系証券)との声が聞かれた。

 東証1部の出来高は25億295万株。売買代金は2兆6252億円。午後3時時点の東京外国為替市場は、1ドル=105円台後半(4日終値は1ドル=104円89銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中16業種が下落。ランビジネス <8944> がストップ安比例配分となり、URBAN <8868> が値下がり率トップとなったほか、住友不 <8830> 、東建物 <8804> など不動産関連株が下げ基調。NY原油先物安を背景に、新日石 <5001> 、昭シェル <5002> など石油株や、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株も軟調に推移した。三井物 <8031> 、三菱商 <8058> など商社株にも売りが継続した。

 みずほ <8411> 、三菱UFJ <8306> 、住友信託 <8403> が下落。ファナック <6954> 、京セラ <6971> など値がさハイテク株も指数を押し下げた。個別では、電池関連のFDK <6955> 、NECトキン <6759> や、農業関連の丸山製 <6316> 、井関農 <6310> などが利益確定売りに押された。

 半面、商船三井 <9104> 、新和海 <9110> など海運株が上昇。前日ストップ高のファストリテ <9983> や、7&iHD <3382> 、ダイエー <8263> など小売株にも物色が向かった。JFE <5411> 、住金 <5405> など鉄鋼株も堅調。個別では、韓国レーザー加工機メーカーとの協業合意を発表したミヤチテクノ <6885> が大幅高となったほか、松尾橋 <5913> 、若築建 <1888> 、A&Aマテ <5391> など低位株が人気化した。

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2008年6月 4日 (水)

Today's マーケット( 05月02日 15:33)

<平均株価は226円高と大幅反発に高値引け、TOPIXは新高値=東京株式市場・4日後場>(06月04日 15:51)

  4日後場の東京株式市場は、大引けにかけ買い気を増し、平均株価が前日比226円40銭高の1万4435円57銭と大幅反発に高値引け。TOPIXも同23.03ポイント高の1430.47ポイントと高値引けし、年初来高値を更新した。

 後場寄りはシンガポール取引所(SGX)で225先物買い優勢となった流れを受け、堅調展開。先物市場で1万4400円以上に大口売り注文が観測され、やや伸び悩む場面もあったが、「国内外の年金資金やオイルマネーが国際優良株中心に買いを強めている」(米系証券)との指摘に加え、農業関連や電池関連などテーマ性のある銘柄に個人投資家などの買いが続き、下値は頑強。大引けにかけて、先物市場にも大口買いが入り、上値を追った。

 市場からは、「需給環境が良好だ。銀行株に欧州系資金の流入が言われているほか、主力大型株にはオイルマネーも入っているのではないか。出遅れていた個人投資家も買い方の評価損が解消しつつあり、動きやすくなっている。平均株価は1万4500円水準がフシ目となりそうだが、循環物色が続くと見ている」(中堅証券)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1370、値下がり278とほぼ全面高商状。出来高は26億4415万株。売買代金は2兆7205億円。午後3時時点の東京外国為替市場は、1ドル=105円台前半(3日終値は1ドル=104円24銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中28業種が上昇。ドル高・円安傾向を背景に外国人買い流入のホンダ <7267> が新高値を付け、トヨタ <7203> など自動車株が堅調。ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> などタイヤ株も上げ基調。ゴールドマン証が投資判断「中立」に引き上げたオリックス <8591> が年初来高値を切り上げたほか、日興シティ証が投資評価「2H」(中立・高リスク)に引き上げたクレセゾン <8253> などノンバンク株も高い。

 5月既存店売上高が好調だったファストリテ <9983> がストップ高比例配分となり、前場一時ストップ高に年初来高値を更新したバルス <2738> や、7&iHD <3382> 、サークルKS <3337> など小売株も大幅高。三井住友 <8316> が年初来高値に顔合わせし、三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> など銀行株も堅調に推移した。個別では、食料・農業関連で、日東網 <3524> 、丸山製 <6316> 、コープケミ <4003> 、井関農 <6310> などが人気化。極洋 <1301> 、マルハニチロ <1334> 、東都水 <8038> 、ホウスイ <1352> など水産関連株も物色された。

 半面、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株が軟調。ステンレス鋼管耐圧試験の不備で午後4時15分から社長会見と伝わった日新鋼 <5407> や、新日鉄 <5401> 、JFE <5411> など鉄鋼株もさえない。個別では、ゼファー <8882> が連日のストップ安ウリ気配。テクモ <9650> は、人気ゲームソフトの開発を監督していた板垣氏による提訴を嫌気し、値下がり率トップのまま。CB発行による希薄化懸念からカシオ <6952> は平均株価マイナス寄与度ランキングトップとなった。

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2008年6月 3日 (火)

Today's マーケット( 06月03日 15:41)

<平均株価は230円安と4日ぶり大幅反落、米リーマン赤字拡大報道を警戒し一段安=東京株式市場・3日後場>(06月03日 15:41)

  3日後場の東京株式市場は、一段安。平均株価は前日比230円97銭安の1万4209円17銭と4日ぶりに大幅反落した。米リーマン・ブラザーズの赤字拡大報道を警戒し、売りが広がった。東証業種別株価指数では全33業種が下落し、東証1部の騰落銘柄数は値下がり1422(値上がりは229)と全体の82%強に達し、全面安商状となった。

 後場寄りに下げ渋る場面があったが、米ウォールストリート・ジャーナル紙電子版が日本時間午後1時8分に、米リーマンの増資検討を背景に同社の四半期決算の赤字幅が市場予想を上回る可能性があると報じ、「信用収縮懸念の再燃が意識された」(外資系証券)ことで下げ幅を拡大。同報道を受け、為替市場がドル安・円高方向に振れたほか、債券先物買い・株価指数先物売りの動きもあり、平均株価は一時312円安まで下落した。大引けにかけ、切り返しに転じたが、戻りは限定された。

 市場からは、「利益確定売りのタイミングの中で、リーマンの赤字拡大の話が金融セクターへの警戒感を強めた。ただ、リーマンは以前から金融資産に対する評価が甘いと言われており、報道の影響は個別にとどまるのではないか。金融機関に対する格下げが相次げば信用収縮が再燃する可能性があるが、現時点では日本株(平均株価)は1万4000円台での値固めの動きが続いていると見ている」(大和証券SMBC・グローバル・プロダクト企画部・高橋和宏部長)との声が聞かれた。

 東証1部の出来高は22億8073万株。売買代金は2兆7595億円。午後3時時点の東京外国為替市場は、1ドル=104円台前半(2日終値は1ドル=105円08銭)で取引されている。

 商船三井 <9104> 、第一中汽 <9132> など海運株が下げ基調を強め、業種別値下がり率トップ。ゼファー <8882> が連日のストップ安比例配分となったほか、野村不HD <3231> 、東建物 <8804> など不動産株にも売りが継続した。クレディスイス証が投資判断「ニュートラル」(中立)に引き下げた鹿島 <1812> 、大成建 <1801> など建設株も軟調。

 ドル安・円高を背景に、ホンダ <7267> 、スズキ <7269> など自動車株も下押した。野村証が投資判断「3」(中立)に引き下げた東エレク <8035> や、キヤノン <7751> 、TDK <6762> など値がさハイテク株も指数を押し下げた。個別では、職安法違反ほう助の疑いで子会社の従業員3名が逮捕されたグッドウィル <4723> が一段安となった。

 半面、個別で、エネサーブ <6519> (監理)がTOB(株式公開買い付け)価格609円にサヤ寄せし、ストップ高比例配分。電池関連銘柄が人気化し、FDK <6955> 、古河電池 <6937> がともにストップ高となり、新値追い。ステラケミフ <4109> 、NECトキン <6759> 、GSユアサ <6674> なども大幅高となった。

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2008年6月 2日 (月)

Today's マーケット( 06月02日 15:51)

<平均株価は101円高と3日続伸、金融株上昇が指数を押し上げ=東京株式市場・2日後場>(06月02日 15:51)

  2日後場の東京株式市場は、金融株の上昇が寄与し、平均株価が前週末比101円60銭高の1万4440円14銭と3日続伸した。

 上海、香港などアジア株式市場の堅調推移を背景に、後場寄りから買い優勢となり、平均株価は一時122円高まで上げ幅を拡大した。その後は、1万4400円を挟んで方向感に乏しい展開。現地2日に5月米ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数などの発表を控え、上値追いに慎重な中で、先物市場への大口売りを機に上げ幅を縮小する場面があったが、証券・保険・銀行など金融株が上げ基調を強め、指数押し上げに貢献した。

 市場からは、「金融株の上昇は、相場環境の落ち着きやインフレに伴う将来的な利上げ期待などが背景。ただ、直近で売り直した向きの買い戻しにすぎない。全体では依然として上値が重く、1万4500円突破にはボリュームの増加が不可欠だ。まずは今週発表が相次ぐ米経済指標を確認してから、次を考えるところだろう」(国内系投資顧問)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1018、値下がり586。出来高は22億6430万株。売買代金は2兆7828億円。午後3時時点の東京外国為替市場は、1ドル=105円台前半(5月30日終値は1ドル=105円44銭)で取引されている。

 東証業種別株価指数では全33業種中24業種が上昇。大和証G <8601> 、野村 <8604> 、新光証券 <8606> など証券株や、みずほ <8411> 、三菱UFJ <8306> など銀行株が次第高。損保ジャパン <8755> 、三住海上 <8725> など保険株にも物色が続いた。第一中汽 <9132> 、商船三井 <9104> など海運株も堅調。ゴールドマン証が「コンビクション・リスト」(買い)に新規採用したソニー <6758> や、ファナック <6954> 、キヤノン <7751> など値がさハイテク株も上昇した。

 個別では、大和ハウス <1925> によるTOB(株式公開買い付け)実施に伴い、買い付け価格609円にサヤ寄せしたエネサーブ <6519> や、2日付株式新聞「タカさんの好機到来」で取り上げたグリーンHS <3360> などがストップ高比例配分。電池関連人気を背景にFDK <6955> が値上がり率トップ、古河電池 <6937> がストップ高となり、両銘柄とも年初来高値を更新した。

 半面、第一三共 <4568> 、アステラス薬 <4503> 、エーザイ <4523> など医薬品株が売られ、業種別値下がり率トップ。HOYA <7741> 、トプコン <7732> など精密機器株も軟調。NTTドコモ <9437> 、KDDI <9433> など情報・通信株も売られた。個別では、三菱UFJ証が投資判断「4」(やや弱気)に引き下げたゼファー <8882> がストップ安比例配分。ほか、キーコーヒー <2594> が値下がり率トップとなり、SRIスポーツ <7825> 、空港施設 <8864> なども急落した。

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2008年5月30日 (金)

Today's マーケット( 05月30日 15:43)

<平均株価は214円高と大幅続伸し、約4カ月半ぶりに1万4300円台回復=東京株式市場・30日後場>(05月30日 15:43)

  30日後場の東京株式市場は、上げ幅を拡大し、平均株価が前日比214円07銭高の1万4338円54銭と大幅続伸。終値で1月10日以来約4カ月半ぶりに1万4300円台を回復した。

 昼休みの立ち会い外バスケット取引で、「200億円の買い越し」(米系証券)といい、後場寄りは買いが優勢。「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)による買いが700億~800億円規模で入っている」(外資系証券)と指摘され、主力株中心に堅調に推移し、一時242円高まで上げ幅を拡大した。国土交通省が午後2時に発表した4月の新設住宅着工戸数が、前年同月比8.7%減と10カ月連続で減少したものの、市場予想平均値(同11.9%減)を上回ったことも買い安心感を誘った。

 市場からは、「原油安やドル高・円安が株価を押し上げている。また、上昇月といわれる6月相場への期待感も強い。スティールによるアデランスH <8170> の社長ら再任否決で、外国人投資家が日本株を再評価するとの声も聞かれ、海外資金流入が続くとの見方が高まっている」(SMBCフレンド証券・投資情報部・中西文行氏)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1280、値下がり334。出来高は25億833万株。売買代金は2兆9527億円。午後3時時点の東京外国為替市場は、1ドル=105円台前半(29日終値は1ドル=104円98銭)で取引されている。

 東証業種別では全33業種中32業種が上昇。ドル高・円安を背景に、ファナック <6954> 、キヤノン <7751> 、ソニー <6758> など値がさハイテク株や、ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> 、デンソー <6902> など自動車関連株が指数を押し上げ。欧州資金流入が観測された住友信託 <8403> 、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> など銀行株が業種別値上がり率トップとなった。国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株や、コスモ石 <5007> 、出光興産 <5019> など石油株も上昇。中部電 <9502> 、東北電 <9506> など電力株や、大ガス <9532> 、東ガス <9531> などガス株も上げ基調となった。

 個別では、キーコーヒー <2594> や東宝不 <8833> などがストップ高比例配分。空港施設 <8864> もストップ高となり、年初来高値を更新。ほか、エステー <4951> 、応用地質 <9755> なども値上がり率上位に浮上した。

 半面、個別で、子会社による破産手続き開始の申し立てを発表したゼファー <8882> がストップ安比例配分。09年2月期連結で最終赤字修正の創建 <8911> が一時ストップ安に値下がり率トップのまま。ほか、名鉄 <9048> が年初来安値を更新し、三城 <7455> は連日の上場来安値更新となった。

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2008年5月29日 (木)

Today's マーケット( 05月29日 15:46)

<平均株価は415円高と大幅反発し1万4100円台回復、値上がり1497銘柄=東京株式市場・29日後場>(05月29日 15:46)

  29日後場の東京株式市場は、高値圏でもみ合い、平均株価は前日比415円03銭高の1万4124円47銭と大幅反発。終値で5月20日以来7営業日ぶりに1万4100円台を回復した。値上がり銘柄数は1497(値下がり173)と全体の86%強に達し、全面高商状となった。

 後場寄り後は先物市場への大口買いに、平均株価は一時438円高まで上昇。主力株中心に物色が続いた上、「債券市場でゆうちょ銀行の売りが出ている」(中堅証券)との見方から、債券との裁定取引を見越した買いも入った。ただ、先物市場で1万4100円以上に5000枚売りが観測されたほか、高値警戒感もあり、上値追いは限定的。現地29日の米第1四半期(1~3月)GDP(国内総生産)発表やバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長講演、あす30日寄り前の4月全国消費者物価指数4月鉱工業生産発表などを前に手控えムードもあった。

 市場からは、「前場から大口の欧州年金資金がコア銘柄に継続的に入り、指数を押し上げている。また、低位株が動意づくなど個人投資家の買い意欲も戻ってきた。先物売りがたまっている1万4100円オーバーを手前に正念場を迎えているが、個人投資家の買いが広がれば、上値を試す展開も想定される」(米系証券)との声が聞かれた。

 出来高は19億4621万株。売買代金は2兆3391億円。午後3時時点の東京外国為替市場は、1ドル=105円前後(28日終値は1ドル=103円95銭)で取引されている。

 東証業種別では全33業種中32業種が上昇。ドル高・円安進行を背景に、欧州年金買いが観測されたキヤノン <7751> や、ファナック <6954> 、京セラ <6971> など値がさハイテク株が指数上昇をけん引。マツダ <7261> 、日産自 <7201> など自動車株や、浜ゴム <5101> 、住友ゴム <5110> などタイヤ株も上げ基調。大和総研が投資判断「1」(強気)に2段階引き上げたNTT都市 <8933> 、優先株1000万株の買い入れ消却を発表した大京 <8840> や、住友不 <8830> など不動産株も上げ基調となり、業種別値上がり率トップとなった。

 日本興亜 <8754> 、あいおい <8761> など保険株も堅調に推移し、三井住友 <8316> 、あおぞら <8304> など銀行株や、新光証券 <8606> 、大和証G <8601> など証券株にも買いが継続。イオン <8267> 、ファストリテ <9983> など小売株も上値慕いとなった。個別では、午後に株主総会で取締役選任案が否決されたアデランスH <8170> が一時ストップ高し、年初来高値を更新。古河電池 <6937> 、日農薬 <4997> 、近畿車 <7122> なども新高値を付けた。

 半面、鋼管12万本のデータねつ造が報じられた新日鉄 <5401> や、住金 <5405> など鉄鋼株の一角が小幅安。個別では、08年3月期連結で最終赤字転落となり、みずほ証が投資判断「3」(中立)に引き下げたユニデン <6815> がストップ安ウリ気配のまま。ゴールドマン証やカリヨン証が格下げしたOKI <6703> も大幅安。三菱UFJ <8306> による完全子会社化が発表された三菱Uニコス <8583> は、株式交換比率(三菱Uニコス株1株に対し、三菱UFJ株0.37株)にサヤ寄せし、急落した。

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Today's マーケット( 05月28日 15:31)

<平均株価は183円安と大幅反落、債先買い・株先売りの動きに下げ幅を拡大=東京株式市場・28日後場>(05月28日 15:31)

  28日後場の東京株式市場は、下げ幅を拡大。CTA(商品投資顧問業者)による債券先物買い・株価指数先物売りの動きが強まり、平均株価は前日比183円87銭安の1万3709円44銭と大幅反落した。

 後場寄りは、やや下げ渋る場面もあったが、現物の商いが盛り上がりに欠ける中、先物市場への大口売りをきっかけに、下値模索の展開。「CTAによる債先・株先のアービトラージ(裁定取引)に相場が振らされている」(外資系証券)といい、平均株価は一時227円安まで下押しした。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が軟調に推移した上、為替が朝方に比べドル安・円高に進み、1ドル=104円台を割り込んだことも手控え要因となった。

 市場からは、「CTAに資金が集まっており、株式・債券・商品などの先物市場での運用が増えている。一方、現物市場の商いが盛り上がらないため、先物に振らされている。まだ下げトレンドが出たわけではないとみているが、ブレやすい相場が続くと現物市場では利益を上げ難いだろう」(三菱UFJ証券・投資情報部・シニア投資ストラテジスト・吉越昭二氏)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり226、値下がり1419と全体の82%強が下落し、全面安商状。出来高は20億3859万株、売買代金は2兆2923億円だった。東京外国為替市場では、1ドル=103円台後半(27日終値は1ドル=103円85銭)で取引されている。

 東証業種別では全33業種中32業種が下落。NY原油先物価格の大幅安を受けて、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株や、新日鉱HD <5016> 、新日石 <5001> など石油株が下げ基調。ゴールドマン証がコンビクション・リスト(買い)から削除した三菱商 <8058> や、三井物 <8031> 、伊藤忠 <8001> など商社株も大幅安。DOWA <5714> 、住友鉱 <5713> など非鉄金属株も軟調に推移した。

 ドル安・円高傾向を背景に、ファナック <6954> 、三洋電 <6764> 、京セラ <6971> など値がさハイテク株が指数を押し下げ。ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> など自動車株も下落した。損保ジャパン <8755> 、あいおい <8761> など保険株も下値模索となり、三菱UFJ <8306> 、住友信託 <8403> など銀行株や、岡三 <8609> 、野村 <8604> など証券株も売られた。個別では、値下がり率トップのニチアス <5393> や、タクトホーム <8915> などが急落した。

 半面、個別で、フルキャスト <4848> がストップ高比例配分となり、1対2の株式分割を発表したカカクコム <2371> も大幅高。値上がり率トップのチタン工 <4098> や、木村化 <6378> 、FUJIMI <5384> なども上昇した。

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2008年5月27日 (火)

Today's マーケット( 05月27日 15:44)

<薄商いの中、債先売り・株先買いに平均株価は203円高と急反発、25日線回復=東京株式市場・27日後場>(05月27日 15:44)

  27日後場の東京株式市場は、薄商いの中、平均株価が前日比203円12銭高の1万3893円31銭と急反発。前日に下回った25日移動平均線(大引けで1万3887円)を回復した。売買代金は1兆7844億円と実質今年最低の1兆7815億円(3月26日)に並ぶ低水準。出来高も15億6847万株と実質今年最低の15億777万株(4月14日)に接近した。
 後場中盤から債券先物売り・株価指数先物買いの動きが強まり、一段高。為替市場でややドル高・円安に振れたことも安心感を誘い、平均株価は一時241円高まで上げ幅を拡大した。上海、香港などアジア株高や、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物の堅調推移も市場心理の改善につながった。買い一巡後は、連休明けとなる今晩の米国株式市場や、3月米S&P・ケースシラー住宅価格指数など経済指標を見極めたいとする向きも多く、上値の重い展開。大引けに大型電機・自動車セクターへの大口成り行き売り注文観測もあり、引け際、インデックス売りにやや押された。東証業種別では全33業種が上昇し、値上がり銘柄数は全体の70%強となった。
 市場からは「インフレ懸念などを背景に債券を売り、株を買うという動きが世界的に広がっており、日本市場でも海外勢が同様の動きをしている。今期の企業収益に対しても、想定していたよりも減益幅が小さく、値上げなどを考慮すれば前期比トントンまで回復するのではないか。目先では6月上旬に出てくるアナリスト予想を見極めたい」(ちばぎんアセットマネジメント・専務取締役・安藤富士男氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1222、値下がり418。東京外国為替市場では、1ドル=103円台後半(26日終値は1ドル=103円34銭)で取引されている。
 みずほ <8411> 、三菱UFJ <8306> 、横浜銀 <8332> など銀行株が一段高となり、業種別値上がり率トップ。野村 <8604> 、岡三 <8609> 、大和証G <8601> など証券株や、日本興亜 <8754> 、損保ジャパン <8755> など保険株、センチュリー <8439> 、SFCG <8597> などノンバンク株にも買いが広がった。UBS証が目標株価880円に引き上げたレンゴー <3941> や、年初来高値を更新した三菱紙 <3864> などパルプ・紙株にも買いが継続。菱地所 <8802> 、東急不 <8815> など不動産株や、伊藤忠 <8001> 、三井物 <8031> など商社株も上げ基調となった。
 ドル高・円安傾向を背景に、ファナック <6954> 、キヤノン <7751> など値がさハイテク株や、ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> など自動車株も堅調。武田薬 <4502> 、アステラス薬 <4503> など医薬品株も指数押し上げに寄与した。個別では、ニチユ <7105> が値上がり率トップ。電池関連として物色が向かった古河電池 <6937> は年初来高値を更新した。
 半面、個別で、配当権利落ちのタクトホーム <8915> 、山下医 <3022> などが軟調。ほか、値下がり率トップのサンフロンテ <8934> や、創建 <8911> 、ランド <8918> などが急落した。

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2008年5月26日 (月)

Today's マーケット( 05月26日 15:32)

<安値もみ合い、平均株価は322円安と大幅反落し、約8週間ぶりに25日線割れ=東京株式市場・26日後場>(05月26日 15:32)

  26日後場の東京株式市場は、安値圏でもみ合い。平均株価は前週末比322円01銭安の1万3690円19銭と3日ぶりに大幅反落し、終値ベースで4月1日以来約8週間ぶりに25日移動平均線(大引けで1万3867円)を割り込んだ。
 後場寄り後に平均株価で一時1万3670円92銭(前週末比341円28銭安)と下げ幅を拡大する場面があったが、買い戻しなどを主体に、やや下げ渋り。ただ、上海、香港などアジア株が全面安となったうえ、今晩の米国市場や英国市場が休場ということもあり、手控えムードが強く、戻りは限定された。出来高、売買代金ともに低調な中で、先物市場の小口売買にとどまり、平均株価は方向感に乏しく1万3700円を挟んで小動きとなった。東証業種別では全33業種が下落し、値下がり銘柄数は全体の85%強に達するなど全面安となった。
 市場からは「前週末時点で世界各国の主要株価指数がいずれも25日移動平均線を下回っており、平均株価の25日線割れに違和感はなく、目先は調整含み。5月9日終値1万3655円を下回ると短期的な逆三尊型となり、市場心理の後退につながろう。平均株価1万3000円程度までの調整はあり得る」(新光証券・エクイティ情報部・三浦豊氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり198、値下がり1467。出来高は18億1844万株。売買代金は2兆340億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台前半(23日終値は1ドル=103円87銭)で取引されている。
 ドル安・円高傾向を受け、ファナック <6954> 、キヤノン <7751> 、京セラ <6971> など値がさハイテク株が指数を押し下げ。大和総研が投資判断「4」(やや弱気)に引き下げたダイハツ <7262> や、ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> など自動車株も売りが継続し、ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> などタイヤ株も下げ基調。米系証券による売りが観測された出光興産 <5019> や、コスモ石 <5007> 、新日鉱HD <5016> など石油株も軟調に推移し、石油資源 <1662> 、国際帝石 <1605> など資源開発株も急落した。三菱商 <8058> 、三井物 <8031> など商社株も安い。野村不HD <3231> 、東急不 <8815> など不動産株も軒並み安。
 米金融株安を背景に、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> など銀行株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> など証券株も下落。三住海上 <8725> 、T&DHD <8795> 、ミレアHD <8766> など保険株も下押した。総額700億円のCB発行を発表した武富士 <8564> や、三菱Uリース <8593> 、SFCG <8597> などノンバンク株も売られた。個別では、T&Gニーズ <4331> が連日のストップ安比例配分。ほか、サニックス <4651> 、カルソカンセ <7248> などが大幅安となった。
 半面、個別で、値上がり率トップに躍進したモリテックス <7714> がストップ高比例配分となり、年初来高値を更新。CYBOZU <4776> も一時ストップ高に新高値を付けた。

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2008年5月23日 (金)

Today's マーケット( 05月23日 15:45)

<平均株価は33円高と小幅続伸、後場中盤に一段高も大引けにかけ上げ幅を縮小=東京株式市場・23日後場>(05月23日 15:45)

  23日後場の東京株式市場は、一段高後に上げ幅を縮小したが、平均株価は前日比33円74銭高の1万4012円20銭と小幅続伸。終値で1万4000円を維持した。
 直近の原油高を背景としたインフレ懸念により、金利先高観が強く、債券市場で中長期債などの利回りが上昇。債券から株式への資金移動が続いているうえ、債券先物売り・株価指数先物買いの動きも見られ、後場中ごろに平均株価は一時178円高まで買われる場面があった。ただ、買い一巡後は急速に伸び悩む展開。週末を前に手じまい売りなどが出たほか、引け際、インデックス売りに押された。
 市場からは「先行きを占う上で難しい局面だ。金利上昇を背景に債券から株式に資金が入っているが、さらなるインフレ進行はスタグフレーションに対する警戒感を呼ぶため、上値を買うわけには行かない。当面は方向性を吟味しつつ、1万4000円水準での値固めになるだろう」(いちよし投資顧問・運用部長・秋野充成氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり673、値下がり925。出来高は21億9947万株。売買代金は2兆4616億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台前半(22日終値は1ドル=103円22銭)で取引されている。
 ゴールドマン証がコンビクション・リスト(買い)に新規採用し、目標株価を7880円に引き上げたT&DHD <8795> や、三住海上 <8725> 、SONYFH <8729> など保険株に買いが継続。午後1時40分に09年3月期で連結営業V字回復予想を発表した扶桑薬 <4538> が一段高となり、年初来高値に顔合わせしたほか、塩野義薬 <4507> 、武田薬 <4502> など医薬品株も上げ基調。UBS証が目標株価1100円に引き上げた千代化建 <6366> や、清水建 <1803> 、長谷工 <1808> など建設セクターも堅調に推移した。前引け後に09年3月期連結増益予想を発表した光通信 <9435> や、NTTドコモ <9437> 、スカパーJ <9412> など情報・通信株も買われた。
 個別では、MSコム(非上場)との合併を発表したテレパーク <3738> がストップ高比例配分となり、年初来高値を更新。ランビジネス <8944> もストップ高比例配分となった。
 半面、川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> 、第一中汽 <9132> など海運株が一段安。三菱商 <8058> 、住友商 <8053> など商社株や、住金 <5405> 、JFE <5411> など鉄鋼株、住友鉱 <5713> 、三菱マ <5711> など非鉄金属株にも売りが継続した。
 個別では、08年3月期連結業績の下ブレや09年3月期上期の業績低迷予想を嫌気したT&Gニーズ <4331> がストップ安比例配分。午前11時に09年3月期連結営業33%減益予想を発表した板硝子 <5202> や、午後2時に市場予想を下回る09年3月期連結業績予想を発表したスク・エニ <9684> などが一段安となった。

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2008年5月22日 (木)

Today's マーケット( 05月22日 15:48)

<野村の投信設定好調で買い安心感、平均株価は上げに転じ52円高と3日ぶり反発=東京株式市場・22日後場>(05月22日 15:48)

  22日後場の東京株式市場は、上げに転じ、平均株価が前日比52円16銭高の1万3978円46銭と3日ぶりに反発。前場に割り込んでいた25日移動平均線(大引けで1万3804円)を上回った。
 急速に切り返した背景は、きょう設定された「野村日本割安好配当株投資0805」(上限1000億円)が募集金額706億円と好調だったため。うち、「450億円ほどがきょうにも執行される」(トレーダー)といい、買い安心感を誘う格好となった。
 後場寄りには債券先物売り・株価指数先物買いの動きが見られたほか、「朝方に売りで入った短期筋の買い戻し」(準大手証券)も入り、平均株価は戻り歩調を強めてプラス転換。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が底堅く推移したほか、為替市場で1ドル=103円台に回復したことも市場心理の改善につながった。
 市場からは「終値で25日移動平均線を維持し、ひとまず下げに歯止めが掛かった格好。大きく下値を売り込むほどの悪材料はないが、足元の日本株は独自材料がなく、外部環境頼みが続く。上値を試すには米国株の一段高などが必要だろう」(三菱UFJ証券・投資情報部・副部長・吉越昭二氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり951、値下がり631。出来高は23億2225万株。売買代金は2兆4939億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台前半(21日終値は1ドル=103円31銭)で取引されている。
 NY原油先物価格の最高値更新を受け、AOCHD <5017> 、出光興産 <5019> など石油株に買いが継続し、業種別値上がり率トップ。OMCカード <8258> 、センチュリー <8439> などノンバンク株も上げ幅を拡大。三井住友 <8316> 、新生銀 <8303> 、みずほ <8411> など銀行株や、新光証券 <8606> 、大和証G <8601> など証券株にも買いが流入。住友商 <8053> が年初来高値を更新し、三菱商 <8058> 、三井物 <8031> が上げに転じるなど商社株にも物色が向かった。サンフロンテ <8934> 、ランビジネス <8944> などがストップ高比例配分となったほか、新高値を付けた野村不HD <3231> や、東建物 <8804> 、住友不 <8830> など不動産株も買われた。
 個別では、09年3月期連結経常黒字転換予想の大豊建 <1822> や、21日のテレビ番組で完全外付耐久補強法「ピタコラム」が取り上げられた矢作建 <1870> などが年初来高値を更新し、値上がり率上位となった。
 半面、三住海上 <8725> 、ミレアHD <8766> など保険株の一角が軟調。JFE <5411> 、住金 <5405> など鉄鋼株も小幅安となった。京セラ <6971> 、TDK <6762> など値がさハイテク株や、トヨタ <7203> 、日産自 <7201> など自動車株も下落した。個別では、08年3月期連結利益予想の減額や前期無配修正を発表したアーク <7873> (主力ジャスダック、東証1部にも重複上場)が値下がり率トップのまま。22日午後1時に09年3月期連結最終32%減益予想を発表した巴 <1921> や、09年3月期連結営業35%減益予想のイチケン <1847> が大幅安となった。

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2008年5月21日 (水)

Today's マーケット( 05月21日 15:40)

<全面安商状に平均株価は233円安と大幅続落、1週間ぶりに1万4000円割れ=東京株式市場・21日後場>(05月21日 15:40)

  21日後場の東京株式市場は、全面安商状。平均株価は前日比233円79銭安の1万3926円30銭と大幅続落し、終値ベースで13日以来約1週間ぶりに1万4000円を割り込んだ。
 先物市場への断続的な売りが続き、平均株価は午後1時38分に1万3847円18銭(前日比312円91銭安)まで下げ幅を拡大する場面があった。上海、香港などアジア株が総じて軟調に推移したうえ、為替市場でドル安・円高傾向にあることも手控え要因となった。中盤以降は、買い戻しなどが下支えし、安値圏でもみ合った。値下がり銘柄数は全体の約80%に達した。
 市場からは「先物売りに平均株価は1万4000円を割り込んだが、25日移動平均線を下回らない限り、上昇トレンドは保てる。金融株売りにつながった前日の米国での信用収縮懸念は、金融商品絡みでは一巡しているものの、景気悪化やデフォルト(債務不履行)につながる可能性はまだ残っている。ただ、減税策や資金供給など景気刺激策もあるため、突発的に起こるものではなく、今までのような相場急落の可能性は低いだろう」(大和証券SMBC・グローバル・プロダクト企画部・部長・高橋和宏氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり271、値下がり1378。出来高は23億6486万株。売買代金は2兆5811億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台前半(20日終値は1ドル=103円80銭)で取引されている。
 米金融株安を受け、09年3月期連結純利益予想が市場予想を下回った三菱UFJ <8306> や、みずほ <8411> 、三井住友 <8316> など銀行株や、野村 <8604> 、大和証G <8601> など証券株に売りが継続。値下がり率トップのフィデック <8423> や、アコム <8572> などノンバンク株も下値模索。東建物 <8804> 、三井不 <8801> など不動産株も下押した。郵船 <9101> 、川崎汽 <9107> など海運株も軟調。ドル安・円高を背景に、日産自 <7201> 、トヨタ <7203> など自動車株や、キヤノン <7751> 、京セラ <6971> 、アドバンテス <6857> などハイテク株も下落。ファストリテ <9983> 、7&iHD <3382> など小売株も売られた。
 個別では、09年3月期連結営業35%減益予想のJUKI <6440> 、三菱UFJ証が投資判断「3」(中立)に引き下げたセーレン <3569> や、ゼオン <4205> などが大幅安となった。
 半面、年初来高値を更新した東洋水産 <2875> や、ハウス食 <2810> 、アサヒ <2502> など食品株がしっかり。個別では、上限1.6%の自社株買いなどを発表したインプレス <9479> や、フルキャスト <4848> がストップ高比例配分。三菱商・住友商系の携帯販売最大手MSコミュニケーションズ(非上場)との経営統合が報じられたテレパーク <3738> (午後1時26分から午後2時41分まで一時売買停止)は一段高に年初来高値を更新した。

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2008年5月20日 (火)

Today's マーケット( 05月20日 15:40)

<平均株価は109円安と急反落、売り一巡後に切り返すも限定的=東京株式市場・20日後場>(05月20日 15:40)

  20日後場の東京株式市場は、売り一巡後に下げ渋ったが、平均株価が前日比109円52銭安の1万4160円09銭と急反落した。
 上海や香港などアジア株式市場が軟調に推移したことを背景に、シンガポール取引所(SGX)で225先物売りが優勢となり、後場寄りは売り先行。「債券先物買い・株価指数先物売りの動き」(外資系証券)との指摘も聞かれ、平均株価は一時147円安まで値を下げた。鉄鋼や商社などへの継続物色を背景に、売り一巡後は切り返したが、戻りは抑えられた。過熱感から売り物も出やすく、為替市場で一時1ドル=104円を割り込んだことも重しとして意識された。
 市場からは、「前日まで6連騰していたTOPIXが小幅安にとどまるなど、さほど売りが出ている印象ではない。むしろ鉄鋼株が一段高となっており、買い意欲の強さがうかがえる。目先スピード調整はあり得るが、調整局面では押し目買いが入ると見られ、上昇基調は続くだろう」(ちばぎんアセットマネジメント・運用部長・大越秀行氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり681、値下がり923。出来高は24億2337万株。売買代金は2兆4206億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台後半(19日終値は1ドル=103円88銭)で取引されている。
 クレディスイス証によるセクター投資判断「アンダーウエート」(弱気)引き下げを受け、住友不 <8830> 、菱地所 <8802> 、三井不 <8801> など大手不動産株が一段安。一時ストップ安となったランド <8918> や、ゴールドクレ <8871> 、ジョイント <8874> など不動産関連株も売り優勢となった。ファストリテ <9983> 、三越伊勢丹 <3099> 、7&iHD <3382> など小売株も下げ基調。新光証券 <8606> 、大和証G <8601> 、岡三 <8609> など証券株や、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> 、三菱UFJ <8306> など銀行株も軟調に推移した。
 個別では、前場に年初来高値を更新していたダイワ精 <7990> が、午後2時に発表した09年3月期最終79%減益予想を受けて急落したほか、値下がり率トップのフルキャスト <4848> や、ケーズHD <8282> なども大幅安となった。
 半面、クレディスイス証が投資判断「アウトパフォーム」(強気)に引き上げた新日鉄 <5401> 、神戸鋼 <5406> や、JFE <5411> が年初来高値を切り上げるなど鉄鋼株が一段高。日本紙 <3893> 、大王紙 <3880> などパルプ・紙株も堅調。三菱商 <8058> 、丸紅 <8002> が新高値圏を保つなど商社株にも買い物が続いた。年初来高値を更新した日製鋼 <5631> や、菱重工 <7011> 、荏原 <6361> など機械セクターも上げ基調となった。
 個別では、09年3月期連結営業18%増益予想の東亜道 <1882> が値上がり率トップを維持。前日ストップ高比例配分となった鬼怒ゴム <5196> や、09年3月期連結営業黒字化予想の横河ブHD <5911> などが年初来高値を更新した。

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2008年5月19日 (月)

Today's マーケット( 05月19日 15:44)

<買い一巡後に上げ幅縮小も平均株価は50円高と反発、資源株に買い続く=東京株式市場・19日後場>(05月19日 15:44)

  19日後場の東京株式市場は、買い一巡後に上げ幅を縮小も、平均株価が前週末比50円13銭高の1万4269円61銭と反発した。
 「ヘッジファンドによる資源株買い」(外資系証券)が指摘され、石油関連や商社などが上値を慕う動きとなり、平均株価をけん引。みずほ <8411> が年初来高値に顔合わせするなど、金融株にも買いが入ったことで、市場心理の改善につながり、後場の平均株価は一時102円高まで上昇した。午後2時すぎには先物市場への断続的な大口売りが裁定解消売りを呼び込み、急速に伸び悩んだが、買い意欲は衰えず、売り一巡後は大引けにかけ引き締まった。
 市場からは、「前週15日、16日に入っていた海外からの長期資金がなくなり、きょうはヘッジファンドなど短期的な資金が流入した。足元は平均株価の戻り高値を示唆するような動きであり、1万4400円以上に先物のショート(売り)が積み上がっていることを踏まえると、そろそろ利益確定時だろう」(米系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1037、値下がり595。出来高は22億3155万株。売買代金は2兆4174億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台前半(16日終値は1ドル=104円23銭)で取引されている。
 NY原油先物価格の最高値更新を受け、上場来高値を更新した国際帝石 <1605> や、石油資源 <1662> など資源開発株に買いが継続。新日石 <5001> 、東燃ゼネ <5012> など石油株も堅調。三菱商 <8058> が上場来高値圏を、伊藤忠 <8001> 、三井物 <8031> が年初来高値圏を保つなど商社株も継続物色された。
 車用鋼板の3割強値上げ決着が報じられ、日興シティ証の目標株価引き上げもあり、JFE <5411> が新値追いとなったほか、新日鉄 <5401> 、神戸鋼 <5406> など鉄鋼株が大幅高。ブリヂス <5108> との資本・業務提携を発表し、ゴールドマン証が投資判断「中立」、目標株価410円に引き上げた洋ゴム <5105> が年初来高値圏を保つなどタイヤ株も上昇した。
 個別では、値上がり率トップの太平発 <8835> をはじめ、09年3月期増益予想の鬼怒ゴム <5196> や、第1四半期の好決算が材料視されたパイロット <7846> などがストップ高比例配分。09年3月期で営業4.6倍増益予想の三井松島 <1518> は年初来高値をさらに切り上げた。
 半面、みずほ証が投資判断「3」(中立)に引き下げた日水 <1332> など水産株が軟調。クレセゾン <8253> 、アイフル <8515> などノンバンク株も下押した。
 個別では、前場に一時連日のストップ安となったゴールドクレ <8871> が停滞し、値下がり率トップ。09年3月期大幅減益予想のエスリード <8877> も大幅安。サザンオールスターズの無期限活動休止を嫌気したアミューズ <4301> は年初来安値となった。

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2008年5月16日 (金)

Today's マーケット( 05月16日 15:38)

<手じまい売りに下げ転換、平均株価は32円安と5日ぶり小反落=東京株式市場・16日後場>( 05月16日 15:38)

  16日後場の東京株式市場は、下げに転じ、平均株価が前日比32円26銭安の1万4219円48銭と5日ぶりに小反落した。
 後場寄り後に、債券先物6月物が「売り仕掛け」(欧州系証券)から、一時50銭超下落したことを受け、株先買いに上値を試す場面があったが、戻り売りや利益確定売り圧力が強く、上値は限定的。週末要因から見送りムードが漂う中で、手じまい売りも出やすく、トヨタ <7203> が小幅安に転じるなど輸出株の一角が下押し、午後2時前に平均株価はマイナス転換した。ただ、海運や商社、鉄鋼など業績上ブレ期待が大きい銘柄への物色継続が下支えとなり、小幅安でもみ合う展開となった。
 市場からは、「25日移動平均線カイ離率など一部テクニカル指標に過熱感が出ており、調整が欲しいところだった。来週前半にかけても上手にガス抜きできるかがポイントだろう。逆に上値を追い過ぎるようなら、反動から1万3000円水準までの下げにつながる可能性もある」(銀行系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり656、値下がり944。出来高は22億7823万株。売買代金は2兆6110億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台後半(15日終値は1ドル=104円80銭)で取引されている。
 前日一時ストップ高のソニー <6758> や、ファナック <6954> 、TDK <6762> など値がさハイテク株の一角が軟調。ゼンショー <7550> 、Jフロント <3086> 、7&iHD <3382> など小売株も売り優勢。09年3月期営業3割減益予想に野村証が投資判断「3」(中立)に引き下げたゴールドクレ <8871> がストップ安比例配分となり、レオパレス <8848> 、URBAN <8868> 、ジョイント <8874> など不動産関連株が大幅安となった。個別では、08年6月期連結業績予想を下方修正したアルバック <6728> や、エクセル <7591> などがストップ安ウリ気配。09年3月期連結経常62%減益予想に三菱UFJ証が投資判断「3」(中立)に2段階引き下げたトランスコス <9715> は一時ストップ安に値下がり率トップとなった。
 半面、バルチック海運指数の最高値更新を受け、海運株が東証業種別値上がり率トップを維持。新値追いとなった郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> の大手海運3銘柄や、新和海 <9110> 、第一中汽 <9132> など中堅どころにも物色が続いた。商品市況高を背景に、三菱商 <8058> 、伊藤忠 <8001> 、丸紅 <8002> が年初来高値を更新するなど商社株が一段高。新高値を付けたJFE <5411> 、合同鉄 <5410> や、住金 <5405> 、新日鉄 <5401> など鉄鋼株も堅調に推移した。個別では、09年3月期連結最終32%増益予想のタチエス <7239> や、グリーンHS <3360> 、フルキャスト <4848> などがストップ高比例配分。09年3月期連結経常2.9倍予想のダイコク電 <6430> もストップ高となった。

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2008年5月15日 (木)

Today's マーケット( 05月02日 15:33)

<平均株価は133円高と4連騰、一段高後に伸び悩む=東京株式市場・15日後場>( 05月15日 15:42)

  15日後場の東京株式市場は、一段高後に伸び悩んだものの、平均株価が前日比133円19銭高の1万4251円74銭と4連騰。終値ベースで1月10日以来約4カ月ぶりの高値水準を回復した。後場寄りはさえないスタートとなったが、先物市場への1000枚単位の大口買い観測や、公的資金、欧州系年金流入なども指摘され、上値を目指す展開。平均株価は一時234円高まで買われ、TOPIXも取引時間中で約1週間ぶりとなる1400ポイントを回復する場面があったが、短期的な高値警戒感から戻り売りや利益確定売りに対する警戒感は強く、大引けにかけ、上げ幅を縮小する流れとなった。
 市場からは、「前日のNTTに続き、きょうはソニーが一時ストップ高になるなど、主力銘柄の値動きが良く、相場の強さを表している。現場では株価の上昇幅ほど臨場感は感じられず、いまいち盛り上がりに欠けるが、国内勢は買いたい弱気が多く、押し目を形成しながら上昇基調は続くと見ている」(米系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1305、値下がり341。出来高は24億4603万株。売買代金は2兆9519億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台後半(14日終値は1ドル=105円14銭)で取引されている。
 トヨタが鋼材値上げで大筋合意との15日付朝日新聞報道を手掛かりに、新日鉄 <5401> 、住金 <5405> 、JFE、神戸鋼、山陽特鋼など鉄鋼株に買いが継続。全体相場の上昇を受け、新光証券 <8606> 、松井証 <8628> 、岡三、野村など証券株も堅調。午後1時半に実質的に株式10分割の方向で最終調整に入ったと報じられたみずほ <8411> や、三菱UFJ <8306> 、三井住友など大手銀行株は一段高。バルチック海運指数高を背景に、川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> 、郵船 <9101> など大手海運3銘柄は新高値を付けた。09年3月期増益・増配見通しや野村証の格上げを受け、一時ストップ高に買われたソニー <6758> をはじめ、オリンパス <7733> 、キヤノン、京セラなどの値がさハイテク株や、ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> 、マツダ、日産自など自動車株も物色が続いた。個別では、09年3月期連結経常2.2倍増益見通しの近畿車 <7122> や、ドリームI <4310> 、サンフロンテ <8934> 、フィデック <8423> などがいずれもストップ高比例配分。09年3月期連結営業24%増益予想のNSW <9739> はストップ高となり、年初来高値を更新した。
 半面、午後2時に09年3月期連結営業5割減益見通しを発表した石油資源 <1662> や、国際帝石など資源開発株が売り優勢。個別では、09年3月期連結営業47%減益予想のフェイスが値下がり率トップとなったほか、日東工、新日科、ユニプレスなども大幅安となった。

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2008年5月14日 (水)

Today's マーケット( 05月14日 15:43)

<先物大口買いに上値追い、平均株価は164円高と続伸し1万4000円台を回復=東京株式市場・14日後場>( 05月14日 15:43)

  14日後場の東京株式市場は、上値追い。平均株価は前日比164円82銭高の1万4118円55銭と3日続伸し、終値で1週間ぶりに1万4000円台を回復した。後場寄りは香港株安や、昼休みの立ち会い外バスケット取引での「100億円程度の売り越し」(米系証券)などで軟調スタートとなったが、売り一巡後は先物主導でプラス転換。後場中ごろまで、フシ目である1万4000円水準をメドに上値の重い展開が続いたが、先物市場で500枚超の大口買いが入ると、「CTA(商品投資顧問業者)による先物買い」(外資系証券)やショートカバー(売り方の買い戻し)などを交え、一気に上値を試す展開となった。
 市場からは、「トレンドフォロー型のCTA(商品投資顧問業者)の存在が強まっているなかで、短期ディーラーなどを交えトレンド創出を演じているようだ。全体に投資家が少なく、上値に楽観的になっているうえ、主要決算をほぼ通過したこともあり、国内に売り要因がないことが上値を仕掛けやすい状況を作っている」(いちよし投資顧問・運用部長・秋野充成氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1339、値下がり323。出来高は22億1295万株。売買代金は2兆8066億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台後半(13日終値は1ドル=103円60銭)で取引されている。
 09年3月期の増配見通しや自社株買いを発表し、野村証、UBS証などが格上げしたNTT <9432> がストップ高比例配分となり、NRI <4307> 、スカパーJ <9412> 、TBSなど情報・通信セクターに買いが継続。ストップ高比例配分となったサンフロンテ <8934> 、ジョイント <8874> 、ゼクス <8913> などのほか、住友不 <8830> 、東急不、三井不、菱地所など不動産株も軒並み買われ、東証業種別値上がり率首位。新高値を付けたキヤノン <7751> 、京セラ <6971> や、ファナック、ソニーなど値がさハイテク株の一角も指数押し上げに寄与した。神戸鋼 <5406> 、住金 <5405> 、JFE、中山鋼など鉄鋼株も堅調。年初来高値を更新した郵船 <9101> 、商船三井 <9104> や、第一中汽、川崎汽など海運株も買い進まれた。個別では、大証からのFXシステム受注内定や09年3月期増収増益見通しを発表したシンプレクス <4340> や、大崎電 <6644> 、リンテック <7966> などがストップ高比例配分。09年3月期大幅増益・増配見通しの矢作建 <1870> が年初来高値を更新し、東証1部値上がり率トップとなった。
 半面、三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、三井住友 <8316> など銀行株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> など一部証券株がさえない。日本興亜 <8754> 、SONYFH <8729> 、ミレアHDなど保険株の一角も軟調に推移した。個別では、08年12月期連結業績予想を下方修正し、みずほ証券が投資判断「3」(中立)に2段階引き下げた堀場製 <6856> がストップ安比例配分。09年3月期最終赤字予想のパイオニア <6773> が一時ストップ安に値下がり率トップとなったほか、日東紡、CKD、船井電機などが急落した。

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2008年5月13日 (火)

Today's マーケット( 05月02日 15:33)

<先物への大口買いに一段高、平均株価は210円高と大幅続伸=東京株式市場・13日後場>( 05月13日 15:36)

  13日後場の東京株式市場は、一段高。平均株価は前日比210円37銭高の1万3953円73銭と大幅続伸した。後場寄りはやや伸び悩む場面もあったが、先物市場に断続的な大口買いが入ったことで、裁定買いを呼び込み、平均株価は上値追いの展開。債先売り・株先買いの動きや、メガバンクへの買い流入などが指数を押し上げたほか、香港のハンセン指数が堅調に推移したことも安心感を誘って、平均株価は一時233円高まで上昇。フシ目である1万4000円をうかがう展開となった。ただ、出来高は連日で20億株を割り込むなど、商いは低調。
 市場からは、「中国の四川省大規模地震が経済にどう影響するかが不透明だが、中国株が急落しなかったことでひとまず安心感が台頭した。為替市場も落ち着いており、外部環境が悪化しなければ再度1万4000円をトライする場面があるだろう。ただ、同水準を大きく上抜くには商いが不足しているうえ、手掛かり材料に欠けており、当面は上値の重い展開が想定される」(大和証券SMBC・グローバル・プロダクト企画部・上席課長代理・西村由美氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1056、値下がり537。出来高は19億673万株。売買代金は2兆3364億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台後半(12日終値は1ドル=103円75銭)で取引されている。
 本格的な自社株買いや09年3月期見通しに上ブレ余地が指摘されたニコン <7731> をはじめ、タムロン <7740> 、オリンパス <7733> 、トプコン、HOYAなど精密機器株が一段高。09年3月期連結営業7%増益予想の富士通 <6702> や、キヤノン <7751> 、TDK <6762> 、ソニー、パイオニア、日立など主力ハイテク株も買いが継続した。川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> 、郵船、第一中汽など海運株も上値追い。三菱マ <5711> 、日軽金 <5701> 、東邦鉛、DOWAなど非鉄金属株も堅調。日立建機 <6305> 、不二越 <6474> 、東芝機、コマツなど機械株も上昇した。
 新光証券 <8606> 、松井証 <8628> 、丸三証、大和証Gなど証券株も上値慕い。大証のFXシステム受注が報道されたシンプレクス <4340> がストップ高比例配分となったほか、スカパーJ <9412> 、KDDI <9433> 、NTTなど情報・通信株も買われた。個別では、13日午後2時20分に09年3月期の増益・増配予想を発表した今仙電機 <7266> や、日本トリム <6788> がストップ高比例配分。プレナス <9945> もストップ高に年初来高値更新となった。
 半面、個別で、09年3月期減益予想の日本光電 <6849> が新安値を付けたほか、カーバイドが値下がり率トップ。ほか、ビクター、丸井G、アロカなども大幅安となった。

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2008年5月12日 (月)

Today's マーケット( 05月12日 15:39)

<ドル高・円安など受け先物買いにプラス転換、平均株価は88円高と3日ぶり反発=東京株式市場・12日後場>( 05月12日 15:39)

  12日後場の東京株式市場は、上げに転じ、平均株価が前週末比88円02銭高の1万3743円36銭と3日ぶりに反発した。為替市場で「ドル不足観測から、ドルに買い戻しの動き」(邦銀)との指摘が聞かれ、ドル高・円安に進んだことを受け、先物市場に500枚単位の大口買いが入り、後場寄りから平均株価はプラス転換。債先売り・株先買いの動きや、複数の低位大型株に大口の大引け成り行き買い注文が入るとの観測もあり、平均株価は上げ幅100円超まで拡大した。「中国国家統計局が現地12日に発表した4月消費者物価指数(CPI)が前年同月比8.5%上昇と高めだったことを受けて、中国株売り・日本株買いの期待もあるのでは」(米系証券)との見方もあった。買い一巡後は上値の重い展開となったが、高値圏を維持した。ただ、出来高が15億株台にとどまるなど商いは低調だった。
 市場からは、「後場は円安や債券安などを背景に短期的な需給要因で先物への買い圧力が強まった格好だ。25日移動平均線を保ったことで戻り歩調は維持との見方もできるが、1万4000円水準では上値を抑えられる可能性が高い。外部環境次第ながらもう一段の調整も視野に入れておいたほうが良いだろう」(新光証券・エクイティ情報部・三浦豊氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり808、値下がり803。出来高は15億9980万株。売買代金は2兆392億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台前半(9日終値は1ドル=103円08銭)で取引されている。
 一時ストップ高に買われたフィデック <8423> や、オリックス <8591> 、東京リース <8579> 、OMCカードなどノンバンク株が一段高。09年3月期連結最終86%増益を見込んだ日清オイリオ <2602> がストップ高比例配分となり、年初来高値を更新したほか、Jオイル <2613> 、中部飼 <2053> 、JT、ニチレイなど食品株も上値慕い。自社株買いや市場予想を上回る09年3月期業績見通しを好感した武田薬 <4502> をはじめ、塩野義薬 <4507> 、大日住薬 <4506> 、中外薬など医薬品株も堅調。ドル安・円高一服から京セラ <6971> 、コニカミノルタ <4902> 、TDK、東エレクなど一部値がさハイテク株も指数を押し上げた。個別では、インプレス <9479> 、ランド <8918> 、ランビジネス <8944> などがストップ高比例配分となり、シミック <2309> もストップ高。09年3月期経常・最終黒字転換予想の新電元は値上がり率トップを維持した。
 半面、東製鉄 <5423> 、日新鋼 <5407> 、新日鉄、大同特鋼など鉄鋼株や、古河機金 <5715> 、東邦鉛 <5707> 、住友鉱、三菱マなど非鉄金属株が軟調。野村 <8604> 、大和証G <8601> 、岡三、松井証など証券株や、住友信託 <8403> 、三菱UFJ <8306> 、中央三井など銀行株もさえない。三菱自 <7211> 、日産自 <7201> 、トヨタ、ホンダなど自動車株も下落した。個別では、09年3月期連結営業50%減益見通しの日ピラ工 <6490> や、ゼクス <8913> がストップ安比例配分となったほか、日橋梁、ゲオ、ダイトエレクなどが急落した。

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2008年5月10日 (土)

Today's マーケット( 05月09日 15:37)

<先物売りに一段安、全面安商状に平均株価は287円安と大幅続落=東京株式市場・9日後場>( 05月09日 15:37)

  9日後場の東京株式市場は、一段安。平均株価は前日比287円92銭安の1万3655円34銭と大幅続落した。昼休みの立ち会い外バスケット取引で「金額はかなり大きく、やや売り越し」(米系証券)となり、後場寄りから売りが先行。上海、香港などアジア株やGLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物など海外株が軟調に推移したことを背景に、先物市場への断続的な売りが出て、平均株価は一時300円超下落する場面があった。NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)の時間外取引で原油先物価格が過去最高値を更新したことも市場心理の後退につながった。東証業種別で全33業種が下落し、値下がり銘柄数は全体の81%強に達するなど全面安商状となった。
 市場からは、「やや調整色が強まっているが、まだ上向きのリズムは止まっていないと見る。平均株価が1万3500円程度を保つならばさほど懸念する必要もないだろう。ただ、海外勢による買い注文の勢いが以前より衰えつつあるのは確か。さすがに高値警戒感が働いているようだ」(外資系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり236、値下がり1402。出来高は20億629万株(うちSQ概算分1億5800万株)。売買代金は2兆4803億円(同2648億円)。東京外国為替市場では、1ドル=103円台前半(8日終値は1ドル=103円79銭)で取引されている。
 09年3月期大幅減益見通しとなった武富士 <8564> をはじめ、フィデック <8423> 、セントラル <8588> 、イオンクレ、OMCカードなどノンバンク株が一段安。ゼクス <8913> がストップ安比例配分となったほか、東建物 <8804> 、大京 <8840> 、住友不、パシフィックなど不動産株も下げ幅を拡大。きょう午後1時に09年3月期の7期ぶり営業減益を発表した東レ <3402> や、ダイワボウ <3107> 、三菱レ <3404> 、東洋紡など繊維株も下げ基調。飯野海 <9119> 、第一中汽 <9132> 、川崎汽、郵船など海運株も売られた。
 ドル安・円高基調を受け、09年3月期連結営業29%減益見通しのトヨタ <7203> や、マツダ <7261> 、ホンダ <7267> 、スズキ、日産自など自動車株も軟調。ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> 、洋ゴム、浜ゴムなどタイヤ株も安い。TDK <6762> 、アドバンテス <6857> 、京セラ、キヤノン、オリンパスなど値がさハイテク株も指数を押し下げた。個別では、ダイエー <8263> がストップ安比例配分となり、09年3月期連結営業59%減益見通しの日電波 <6779> が値下がり率トップのまま。ほか、日鉄鉱、日合成、ドリームIなどが大幅安となった。
 半面、個別で、09年3月期連結営業21%増益見通しのTDCソフト <4687> がストップ高比例配分。08年3月期連結で利益推定値増額の日橋梁 <5912> が値上がり率トップとなったほか、09年3月期連結経常42%増益見通しの岩崎電 <6924> が大幅高に新高値。ドンキホーテ、エスエス、沢井製薬なども値上がり率上位に浮上した。

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2008年5月 8日 (木)

Today's マーケット( 05月08日 15:33)

<見送りムード強く安値圏でもみ合い、平均株価は159円安と3日ぶり大幅反落=東京株式市場・8日後場>( 05月08日 15:53)

  8日後場の東京株式市場は、方向感に乏しく安値圏でもみ合い。平均株価は前日比159円22銭安の1万3943円26銭と3日ぶりに大幅反落した。後場中ごろには小口の売り物に押される場面があったが、基本的には1万4000円をやや下回る水準でのもみ合いに終始。手掛かり材料に欠ける中で、香港株安や為替市場でややドル安・円高に振れたことなどが手控え要因として意識されたほか、あす9日にオプション5月物SQ(特別清算指数)算出日を控えていることも見送り要因となった。一方で、新興市場が堅調に推移するなど物色は衰えておらず、下値を売り込む向きも限定された。
 市場からは、「原油高やSEC(米証券取引委員会)による規制強化の動きを嫌気した米金融株安などで流れが変わってきている可能性はあるが、まだ上げ一服の範ちゅう。外部環境の変化により、調整入りも考えられるが、平均株価が25日移動平均線を下回らない限りは戻り歩調は続くと見ている」(大和証券SMBC・グローバル・プロダクト企画部・高橋和宏氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり744、値下がり846。出来高は18億7535万株。売買代金は2兆2417億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台前半(7日終値は1ドル=105円03銭)で取引されている。
 米金融株安を受け、みずほ <8411> 、住友信託 <8403> 、横浜銀、新生銀、ふくおかなど銀行株や、岡三 <8609> 、野村 <8604> 、大和証G、新光証券など証券株が軟調。ヤフー <4689> 、NTT <9432> 、ソフトバンク、KDDI、フジテレビなど情報・通信株も下げ基調。大和総研が投資判断「3」(中立)に2段階引き下げた住友不 <8830> 、東急不 <8815> や、同じく「2」(やや強気)に引き下げた東建物 <8804> をはじめ、菱地所 <8802> 、三井不など不動産株も下落。マツダ <7261> 、ホンダ <7267> 、スズキ、日野自、トヨタなど自動車株や、洋ゴム <5105> 、ブリヂス <5108> 、住友ゴム、浜ゴムなどタイヤ株にも売りが継続した。個別では、きょう午後2時に6月中間期連結業績予想の下方修正を発表した昭電工 <4004> が急落し、値下がり率トップ。午後2時に08年3月期決算を発表したタムラ製 <6768> も大幅安となったほか、グリーンHS、CAC、ファルコバイなども値下がり率上位となった。
 半面、材料出尽くし感から売り方の買い戻しが指摘され、年初来高値を更新したマルハニチロ <1334> や、ホクト、極洋など水産・農林セクターが高い。レンゴー <3941> 、トーモク <3946> 、王子紙などパルプ・紙セクターの一角もしっかり。個別では、ドリームI <4310> 、サンシティ <8910> 、ニチコン <6996> などがストップ高比例配分。きょう午後2時に09年3月期連結経常2ケタ増益見通しを発表したイチネン <9619> が大幅高に新高値を付けたほか、ニチアス、アーネスト、クリナップなどにも物色が向かった。

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2008年5月 7日 (水)

Today's マーケット( 05月07日 15:33)

<平均株価は53円高と続伸も、中国株下落を受け先物売りに上げ幅を縮小=東京株式市場・7日後場>( 05月07日 15:33)

  7日後場の東京株式市場は、平均株価が前週末比53円22銭高の1万4102円48銭と続伸したが、上げ幅を縮小の流れとなった。米系証券が出した中国株ウエート引き下げリポートを材料に、香港、上海など中国株が軟調に推移したことを受け、先物市場で大口売りが活発化し、裁定解消売りを巻き込んで、平均株価は一時マイナス転換。今週末9日にオプションSQ(特別清算指数)算出日を控え、「昼休みに5月限の権利行使価格1万4000円でリバーサル・コンバージョン(オプションによる合成先物と指数先物との裁定取引)が組成されるなどSQ算出をにらんだ動きが出ている。SQ値を1万4000円に近づけたい向きがいるのでは」(米系証券トレーダー)との指摘も聞かれ、平均株価は前週末終値を挟んでもみ合った。大引けにかけ、やや切り返したが、戻りは限定された。
 市場からは、「ここ最近、指数を主導する存在として注目を集めていたみずほ <8411> が年初来高値を56万7000円まで切り上げた後に失速しており、高値警戒感が表れ始めている。平均株価も高値圏にあり、そろそろ調整入りを見たほうが良いだろう」(中堅証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1137、値下がり495。出来高は21億1908万株。売買代金は2兆6045億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台後半(2日終値は1ドル=104円72銭)で取引されている。
 NY原油先物価格の最高値更新を背景に、09年3月期大幅増益見通しの出光興産 <5019> がストップ高比例配分となり、新日石 <5001> 、新日鉱HD <5016> 、コスモ石など石油株に買いが継続。国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株も大幅高となり、三菱商 <8058> 、三井物 <8031> 、丸紅、住友商など商社株も上昇。商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、第一中汽、新和海など海運株も堅調。新光証券 <8606> 、大和証G <8601> 、野村、岡三など証券株も上値を慕った。個別では、08年3月期連結業績推定値を増額したやまや <9994> をはじめ、日本調剤 <3341> 、ドリームI <4310> 、エネクス <8133> 、T&Gニーズ <4331> などストップ高比例配分銘柄が値上がり率上位に連なった。
 半面、08年3月期連結業績推定値を減額した日本興亜 <8754> や、ミレアHD <8766> 、三住海上など保険株の一角が軟調。08年4月期連結業績推定値を下方修正した伊藤園 <2593> や、東洋水産 <2875> 、明治菓 <2202> 、JTなど食品株も下落。08年12月期第1四半期で減収減益となり、みずほ証が投資判断「3」(中立)に2段階引き下げたタムロン <7740> が一時ストップ安となり、ニコン <7731> 、オリンパス <7733> 、テルモなど精密機器株も売りが継続した。個別では、09年3月期経常2ケタ減益見通しを発表し、野村証が投資判断「3」(中立)に引き下げた島精機 <6222>  がストップ安比例配分となったほか、青山商、サンエーイン、三菱電なども売られた。

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2008年5月 2日 (金)

Today's マーケット( 05月02日 15:33)

<平均株価は282円高と3日ぶり急反発、終値で約2カ月ぶりに1万4000円回復=東京株式市場・2日後場>( 05月02日 15:33)

  2日後場の東京株式市場は、上値慕い。平均株価は前日比282円40銭高の1万4049円26銭と3日ぶりに急反発し、終値ベースで2月27日以来約2カ月ぶりに1万4000円台を回復した。前場の流れを引き継ぎ、後場前半は方向感に乏しく1万4000円を挟んでもみ合い。午後1時すぎに債券先物6月物が「ポジション調整売り」(市場筋)などに押され、一時1円05銭安の135円35銭まで急落したことを背景に、「債先売り・株先買いの動き」(準大手証券)が指摘され、平均株価は一時300円超上昇する場面もあった。値上がり銘柄数は全体の83%強に達し、全面高商状。ただ、4連休や今晩の4月米雇用統計発表を控え、様子見ムードも強く、商いは低調だった。
 市場からは、「きょうは値がさハイテク株と金融株の両輪が買われ、大幅高となったが、上げ幅に比べ商いが盛り上がらない。平均株価は終値で1万4000円台を回復し、目先は2月27日のザラバ高値1万4105円を奪回するかどうかの関心が高い。ただ、テクニカルから全体相場に過熱感があるほか、先行していた金融株も行き過ぎの感があり、上値は限定的。連休明け後も1万4000円台を保てるかが焦点となりそうだ」(準大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1443、値下がり204。出来高は17億1694万株。売買代金は2兆3481億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台後半(1日終値は1ドル=104円11銭)で取引されている。
 ジョイント <8874> 、サンフロンテ <8934> 、パシフィック <8902> などがストップ高比例配分となったほか、住友不 <8830> 、東急不 <8815> 、東建物、野村不HDなど不動産株が一段高。トプコン <7732> 、オリンパス <7733> 、HOYA、東精密など精密株や、ファナック <6954> 、TDK <6762> 、アドバンテス、キヤノンなど値がさハイテク株にも物色が継続した。野村 <8604> 、東海東京 <8616> 、新光証券、岡三など証券株や、みずほ <8411> 、三井住友 <8316> 、ふくおか、ほくほくなど銀行株も堅調。OMCカード <8258> 、SFCG <8597> 、セントラルなどノンバンク株や、三住海上 <8725> 、損保ジャパン <8755> 、ミレアHDなど保険株も買われた。個別では、日本調剤 <3341> が連日のストップ高比例配分となり、08年3月期連結経常利益推定値をほぼ2倍に増額し、年初来高値を更新した池上通が値上がり率トップを維持。ほか、アルペン、ドリームI、T&Gニーズなどは一時ストップ高となった。
 半面、09年3月期で8期ぶりの営業減益を見込み、ゴールドマン証が「コンビクション・リスト」(買い)から削除したJT <2914> や、キリンHD <2503> 、キッコーマン <2801> 、日ハムなど食品株がさえない。個別では、上場来安値を付けたシーズクリエ <8921> のほか、綜合警備、カシオ、ベルーナなどが軟調に推移した。

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2008年5月 1日 (木)

Today's マーケット( 05月01日 15:39)

<方向感に乏しく安値圏でもみ合い、平均株価は83円安と続落=東京株式市場・1日後場>( 05月01日 15:39)

  1日後場の東京株式市場では、安値圏でもみ合い。平均株価は前日比83円13銭安の1万3766円86銭と続落した。後場寄り後は戻りを試す局面も見られたが、「先物市場に500枚売りが2本出た」(市場筋)ことで、上値を抑えられ、再び軟化。上海、香港などアジア株式市場の休場に加え、今晩の4月米ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数や現地2日の4月米雇用統計などを控え、手掛かり材料難に見送り気分が強い中、先物市場への大口売りに平均株価が一時122円安まで下げ幅を拡大するなど、軟調に推移した。出来高は3日ぶりに20億株を割り込み、商いは低調。なかで、海外勢からの買い戻しなどで戻り歩調を強めていた銀行、証券など金融株や不動産株などが売り物に押された。
 市場からは、「直近で平均株価が一時1万4000円を奪回し、やや調整が欲しいところ。決算シーズンに入り、個別銘柄では決算に反応して短期的なトレードが見られるが、全体相場は例年のように5月中旬まで弱含むのではないか。その後、今期の業績予想数値を確認してから改めて先行きの方向感が出てきそうだ」(ウツミ屋証券・証券商品部長・藤田勝義氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり437、値下がり1167。出来高は17億46万株。売買代金は2兆2716億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台後半(4月30日終値は1ドル=104円04銭)で取引されている。
 第1四半期連結決算の大幅な減収減益が嫌気された東建物 <8804> をはじめ、菱地所 <8802> 、大京 <8840> 、野村不HD、住友不など不動産株が下げ基調。住友信託 <8403> 、みずほ <8411> 、三菱UFJ、りそなHD、三井住友など銀行株や、新光証券 <8606> 、野村 <8604> 、丸三証、岡三など証券株も軟調。09年3月期大幅減益予想の邦チタ <5727> や、東邦鉛 <5707> 、住友鉱 <5713> 、三菱マ、DOWAなど非鉄金属株も下値模索。戸田建 <1860> 、大林組 <1802> 、千代化建、積水ハウスなど建設セクターも一段安となった。個別では、08年3月期連結最終赤字修正に前期無配としたシーズクリエ <8921> がストップ安比例配分となり、値下がり率トップ。ほか、ゼビオ、アスクル、ベルーナ、長野銀などが1割超下落した。
 半面、09年3月期営業利益予想で最大28%増益に増配見通しの日電硝子 <5214> が外国人買いを交え一時ストップ高に年初来高値を更新し、旭硝子 <5201> 、板硝子 <5202> などガラス株が堅調。乾汽船 <9113> 、郵船 <9101> 、川崎汽、商船三井など海運株も堅調に推移した。個別では、09年3月期営業58.7%増益見通しに上限6.2%の自社株買いを好感した日本調剤 <3341> がストップ高比例配分となり値上がり率トップ。中計の2年前倒しが好感されたワコム <6727> もストップ高比例配分となったほか、サニックス、愛知機、日比谷設備なども大幅高となった。

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2008年4月30日 (水)

Today's マーケット( 04月30日 15:41)

<平均株価は44円安と小反落も方向感に乏しい展開、連日で売買代金3兆円に迫る=東京株式市場・30日後場>( 04月30日 15:41)

  30日後場の東京株式市場では、平均株価が28日終値比44円38銭安の1万3849円99銭と3日ぶりに小反落したが、方向感に乏しい展開となった。後場寄りは小幅安スタートも、先物市場への大口買いに加え、「後場からコア銘柄中心に合計200億円の買いバスケット」(市場筋)が観測され、平均株価は一時81円高まで上げ幅を拡大。ただ、午後1時に08年3月期連結決算を発表した三菱商 <8058> をはじめ、商社株が一段安となったほか、為替市場で1ドル=104円を割り込むと先物売りに再びマイナス転換。その後は、今晩にFOMC(米連邦公開市場委員会)など重要イベントを控え、小幅安でもみ合う展開となった。出来高は連日で20億株を超え、売買代金も連日で3兆円に迫るなど市場エネルギー回復の兆しが見え始めている。
 市場からは、「1万4000円手前でこう着感が強まっているが、徐々に商いが増え始め、ショートカバー(売り方の買い戻し)や先物主導での上昇から、実需面での買いもじわりと増えてきているようだ。先行き悲観論が薄らいでおり、FOMCでの利下げ打ち止め期待もあり、上値を見る投資家が多くなってきた。1万4000円水準でのこう着場面でこのまま商いが増加し続ければ上値を目指す確度が大きくなる」(いちよし投資顧問・運用部長・秋野充成氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり784、値下がり828。出来高は21億5434万株。売買代金は2兆9070億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台後半(28日終値は1ドル=104円56銭)で取引されている。
 NY原油先物価格の急反落を背景に、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> 、ガス開など資源開発株や、新日石 <5001> 、AOCHD <5017> 、新日鉱HD、昭シェルなど石油株に売りが継続。09年3月期連結純利益見通しが市場予想を下回った三菱商 <8058> や、三井物 <8031> 、伊藤忠 <8001> 、住友商など商社株も下げ基調。クレディスイス証が投資評価「アンダーパフォーム」(弱気)に引き下げた東建物 <8804> 、菱地所 <8802> 、住友不、三井不など不動産株も軟調に推移した。個別では、09年3月期大幅減益、減配見通しの新光電工や、サンエーイン、住友鉱などが大幅安となった。
 半面、JPモルガン証が投資判断「ニュートラル」(中立)、目標株価6万3000円に引き上げたマネクスBH <8698> がストップ高比例配分となったほか、松井証 <8628> 、丸三証 <8613> 、大和証G、野村など証券株に物色が継続。みずほ <8411> が年初来高値を更新したほか、ふくおか <8354> 、千葉銀 <8331> 、ほくほくなど銀行株も堅調。09年3月期最高益予想に複数の証券会社が格上げした松電産 <6752> 、UBS証が投資判断「ニュートラル」(中立)に引き上げたTDK <6762> 、09年3月期連結営業利益予想で前期並み確保を見込む三菱電 <6503> など電気機器株も買われた。個別では、午後1時に09年3月期増益増配見通しを発表したサイバネット <4312> をはじめ、新明和 <7224> 、ドリームI <4310> 、サンフロンテ <8934> 、フィデック <8423> 、ランビジネス <8944> 、グリーンHS <3360> などがストップ高比例配分となった。

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2008年4月28日 (月)

Today's マーケット( 04月28日 15:32)

<先物売りに一時下げ転換も引けにかけ切り返し、平均株価は30円高と続伸=東京株式市場・28日後場>( 04月28日 15:32)

  28日後場の東京株式市場では、平均株価が前週末比30円90銭高の1万3894円37銭と続伸した。シンガポール取引所(SGX)で225先物売りが優勢だった流れを引き継いだほか、前場に一時1万4000円台を回復し、目先達成感や戻り売り警戒感から後場寄りは伸び悩み。午後1時すぎに先物市場への大口売りが出て、裁定解消売りを呼び込み、平均株価はマイナス転換。「債先買い・株先売りの動き」(市場筋)との指摘も聞かれ、一時117円安まで下げ幅を拡大する場面もあったが、引けにかけ買い戻しや欧州系の資金流入に切り返し、再びプラス圏に浮上した。
 市場からは、「休日を挟んだ谷間にしては商いが盛り上がり、後場中ごろの急落後も上げに転じるなど底堅さが増している。基本的には買い戻しが中心と見られるが、市場のセンチメントはかなり改善している印象だ」(準大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1154、値下がり478。出来高は20億3740万株。売買代金は2兆8262億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台前半(25日終値は1ドル=104円70銭)で取引されている。
 年初来高値を更新した三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> や、新生銀、みずほ、住友信託など銀行株に買いが継続し、松井証 <8628> 、新光証券 <8606> 、野村、大和証Gなど証券株なども上値慕い。オリックス <8591> 、ジャフコ <8595> 、三菱Uリース、ジャックスなどノンバンク株や、T&DHD <8795> 、富士火 <8763> 、損保ジャパン、ニッセイ同和など保険株も上げ基調となった。ゼクス <8913> 、ゼファー <8882> 、ランビジネスなどがストップ高比例配分となり、菱地所 <8802> 、住友不 <8830> 、東急不など不動産株にも物色が続いた。JFE <5411> 、山陽特鋼 <5481> 、新日鉄、大同特鋼、東鉄鋼など鉄鋼株や、川崎汽 <9107> 、新和海 <9110> 、第一中汽、郵船など海運株も堅調。個別では、09年3月期連結営業2ケタ増益予想に、前期3円復配見通しの富士通ゼ <6755> をはじめ、メルコ <6676> 、ドリームI <4310> 、日立工 <6581> などがストップ高比例配分となり、ブラザー <6448> もストップ高に買われた。
 半面、08年3月期連結決算を発表し、足元の利益率急低下が嫌気されたHOYA <7741> が一段安となり、タムロン <7740> 、テルモ <4543> 、セイコーHD、オリンパスなど精密機器株が下落。値下がり率トップのヤフー <4689> や、GMO <9449> 、NTTドコモ、トレンド、ソフトバンクなど情報・通信株も軟調に推移した。個別では、08年3月期連結利益を下方修正した日本CMKや、OBARA、ローランドなどが大幅安となった。

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2008年4月25日 (金)

Today's マーケット( 04月22日 15:45)

<債先買い・株先売りの巻き戻しに一段高、平均株価は322円高と大幅反発=東京株式市場・25日後場>( 04月25日 15:41)

  25日後場の東京株式市場では、一段高。平均株価は前日比322円60銭高の1万3863円47銭と大幅反発した。昼の立ち会い外バスケット取引で「金額は大きく、やや売り越し」(欧州系証券)だったことで、後場寄りはさえない展開だったが、後場の債券市場で債券先物6月物が前日比2円超下落し、東証は一時取引を停止する「サーキットブレーカー」を発動。午後1時13分からの売買再開後も、「投げが投げを呼ぶ展開」(銀行系証券)となり、債先売りが止まらず、一時2円50銭安まで下落。「債券先物価格の急落に伴う株先への買い戻しの動き」(準大手証券)が指摘され、平均株価は一時345円高まで上げ幅を拡大した。午後1時半には新日鉄 <5401> が09年3月期連結営業35.8%減益予想を発表したことで高炉4社が一時売られ、上値の重しとして意識されたが、その後切り返しに転じたことで、平均株価は高値圏を維持した。
 市場からは、「前日のウォールストリート・ジャーナルで米金利0.25%引き下げで打ち止めと報じられ、朝方の3月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)も前年同月比1.2%上昇と高かったことで、過剰な債先買い・株先売りポジションが巻き戻しに動いた。このまま債券価格の下落が続くとは言い切れないが、信用収縮懸念による過剰な質への逃避がはがれ始めていることは確かで、株価は来週も強含みで推移すると見ている」(三菱UFJ証券・投資情報部・山岸永幸氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1388、値下がり250。出来高は18億4510万株。売買代金は2兆4481億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台前半(24日終値は1ドル=103円69銭)で取引されている。
 T&DHD <8795> 、あいおい <8761> 、損保ジャパン、三住海上など保険株が軒並み買われ、業種別値上がり率トップ。住友信託 <8403> 、みずほ <8411> 、新生銀、三井住友、三菱UFJなど銀行株や、野村 <8604> 、大和証G <8601> 、いちよし、岡三など証券株にも買いが継続。09年3月期連結営業35.8%減益見通しで一時売られた新日鉄 <5401> 、JFE <5411> 、住金、神戸鋼など鉄鋼株は、「価格交渉が進み、先行き上方修正期待が強い」(準大手証券)との見方から切り返した。
 ドル高・円安基調から、ホンダ <7267> 、日産自 <7201> 、トヨタ、マツダなど自動車株や、ファナック <6954> 、キヤノン <7751> 、ソニー、京セラなど値がさハイテク株が堅調。個別では、「借株に伴う買い戻し」(米系証券)が指摘されたロプロ <8577>  が主力大証でストップ高比例配分となったほか、午後に09年3月期の2ケタ増益予想を発表したXNET <4762> とトプコン <7732> や、アイロムHD <2372> 、メルコ <6676> などもストップ高比例配分となった。
 半面、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> 、ガス開など資源開発株に売りが継続。昼に09年3月期連結営業減益予想を発表した川崎汽 <9107> や、新和海 <9110> 、第一中汽など海運株の一角がさえない。伊藤忠 <8001> 、三菱商 <8058> 、三井物など商社株も売られた。個別では、09年3月期の利益伸び鈍化見通しを発表し、三菱UFJ証が投資判断「3」(中立)に引き下げたNRI <4307> がストップ安比例配分となり、上場来安値を更新。ほか、エンプラス、佐世保重、TCMなども大幅安となった。

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2008年4月24日 (木)

Today's マーケット( 04月24日 15:40)

<薄商いに平均株価は38円安と小反落、JFE決算などを受け引けにかけジリ安に=東京株式市場・24日後場>( 04月24日 15:40)

  24日後場の東京株式市場では、平均株価が前日比38円29銭安の1万3540円87銭と小反落した。後場中ごろまで方向感に乏しくもみ合う展開。シンガポール取引所(SGX)で225先物売り優勢の流れを受け、後場寄り後にマイナス転換したが、売り込む向きも限られ、時折プラス圏に浮上する場面もあった。午後1時半に09年3月期連結経常6%減益見通しを発表したファナック <6954> が下げに転じたほか、午後2時に08年3月期連結決算を発表し、決算説明会で09年3月期に8000億円のコスト負担増になるとの見通しを示したJFE <5411> が下げ基調を強めると、平均株価もジリ安歩調となり、小幅安で終了した。売買代金は2兆円を割り込み、薄商いだった。
 市場からは、「今週に入り、こう着状態が続いている。来月半ばまで続く国内企業決算に対して、良いものは限られるとの見方が多く、上値を追えない一方で、信用買い残が2兆円を下回っており、下も叩きづらいため、方向感が見えない。主体性もなく、やりづらい相場だ」(ウツミ屋証券・証券商品部長・藤田勝義氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり518、値下がり1068。出来高は15億7867万株。売買代金は1兆9395億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台後半(23日終値は1ドル=103円01銭)で取引されている。
 新日石 <5001> 、昭シェル <5002> 、新日鉱HD、出光興産など石油株や、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> 、ガス開など資源開発株が軟調。今期のコスト負担増を示したJFE <5411> が下押し、合同鉄 <5410> 、山陽特鋼 <5481> 、東製鉄、住金など鉄鋼株も売られた。リコーリス <8566> 、フィデック <8423> 、ジャックス、オリックスなどノンバンク株も下落。クレディスイス証が投資判断「ニュートラル」(中立)、目標株価410円に引き下げた日曹達 <4041> をはじめ、クミアイ <4996> 、JSR <4185> 、住友化、三菱ケミHDなど化学株も下げ基調となった。個別では、東北ミサワ、荏原、エディオンなどが急落した。
 半面、乾汽船 <9113> 、商船三井 <9104> 、川崎汽、第一中汽など海運株に買いが継続。日本紙 <3893> 、王子紙 <3861> 、北越紙などパルプ・紙株もしっかり。個別では、独親会社によるTOB(株式公開買い付け)実施で買い付け価格600円にサヤ寄せしBOSCH <6041> (監理)がストップ高カイ気配のまま。09年3月期連結営業21.7%増益見通しの日立ビジネス <4738> 、09年3月期連結営業13.6%増益予想の新神戸電 <6934> 、クボテック <7709> 、ゼクス <8913> がいずれもストップ高比例配分。09年3月期連結経常2.7倍増益見通しの芝浦 <6590> も一時ストップ高に買われた。

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2008年4月23日 (水)

Today's マーケット( 04月23日 15:41)

<ジリ安歩調に平均株価は148円安と6日ぶり反落も、1万3500円台を維持=東京株式市場・23日後場>( 04月23日 15:41)

  23日後場の東京株式市場では、伸び悩み商状。平均株価は前日比31円34銭高の1万3579円16銭と小反発した。後場寄り付きは、前引けにかけて上値を追った流れに加え、上海、香港などアジア株が堅調に推移し、シンガポール取引所(SGX)で225先物買いが優勢。平均株価は午後零時41分に1万3717円05銭(前日比169円23銭高)まで上昇し、4月21日の直近ザラバ高値1万3739円44銭に接近する場面もあった。ただ、買い一巡後は高値警戒感から戻り売りや利益確定売りが出たほか、あす24日から本格化する国内企業の3月期決算発表を前に積極的な買いが手控えられ、上値を切り下げる展開。引け際、「1単位当たり3万株から5万株のインデックス売り」(市場筋)に下押した。
 市場からは、「レンジとして300円程度のブレはあろうが、平均株価1万3500~1万3600円程度が落ち着きどころとなりそうだ。商いは依然として膨らまないが、商社株や資源株、機械株の一角などが値を飛ばしていることを見ると、市場センチメントが沈んでいるわけではなく、国内企業決算を確認したいとの思いが強いのだろう」(銀行系投信)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり862、値下がり712。出来高は17億157万株。売買代金は2兆761億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円前後(22日終値は1ドル=103円17銭)で取引されている。
 NY原油先物価格の連日の最高値更新を背景に、みずほ証が投資判断「1」(強気)に2段階引き上げた出光興産 <5019> や、新日石 <5001> 、新日鉱HD <5016> 、AOCHDなど石油株や、年初来高値を更新したガス開 <1661> 、石油資源 <1662> 、国際帝石など資源開発株が堅調。三井物 <8031> が新高値を付け、住友商 <8053> 、三菱商 <8058> 、丸紅、伊藤忠など商社株にも物色が続いた。23日午前11時に増配や新株予約権の取得・消却を発表したフィデック <8423> が一段高に買われたほか、日立キャピ <8586> 、三菱Uリース <8593> 、アコムなどノンバンク株も上昇。大型オイルタンカーのスポット価格急騰を受け、新和海 <9110> 、第一中汽 <9132> 、乾汽船、商船三井など海運株も買われた。
 個別では、08年3月期連結営業15%増益が報じられたMISAWA <1722> がストップ高比例配分となったほか、東北ミサワも連想買いに大幅高。値上がり率トップの鋳鉄管をはじめ、09年3月期見通しで増益基調継続の日立ツールや、08年3月期連結業績推定値を上方修正したクラリオン、野村証が投資判断「1」(強気)に引き上げたDeNAなどが1割超上昇した。
 半面、損保ジャパン <8755> 、三住海上 <8725> 、T&DHD、あいおいなど保険株が軟調。ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> 、日産自、日野自など自動車株も下押した。大ガス <9532> 、東ガス <9531> などガス株や、東北電 <9506> 、東電 <9501> 、関西電など電力株もさえない。京セラ <6971> 、キヤノン <7751> 、ファナック、コニカミノルタなど値がさハイテク株の一角が売られたことも指数伸び悩みにつながった。個別では、08年12月期第1四半期の赤字転落を発表したセシールが値下がり率トップとなったほか、ゼクス、北国銀、総合メディ、サンフロンテなどが売られた。

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2008年4月22日 (火)

Today's マーケット( 04月22日 15:45)

<ジリ安歩調に平均株価は148円安と6日ぶり反落も、1万3500円台を維持=東京株式市場・22日後場>(04月22日 15:45)

  22日後場の東京株式市場では、ジリ安歩調。平均株価は前日比148円73銭安の1万3547円82銭と6日ぶりに反落した。昼休みの立ち会い外バスケット取引で「買い決め優勢」(米系証券)だった流れを受け、後場寄りは下げ幅をやや縮小。ただ、為替市場で1ドル=103円を割り込む場面があるなど、ややドル安・円高に進んだほか、上海、香港などアジア株やGLOBEX(シカゴ先物取引システム)の米株価指数先物などが軟調に推移し、戻りは限定的。「手掛かり材料に乏しく、合理的な買う理由が見当たらない」(中堅証券)との声が聞かれ、薄商いに様子見ムードが強まる中、先物市場での小口売りに押され、平均株価は一時177円安まで下げ幅を拡大する場面もあった。一方で、売り崩す向きも限定され、心理的フシ目の1万3500円台は維持した。
 市場からは、「取りあえず平均株価1万3500円を保った格好だが、目先は国内企業決算を控え、手を出しづらく、米国株が直近上げた反動で売られれば、国内株式市場も日柄調整に入る可能性がある。ただ、下げも限定されつつあり、1万3000円台は維持しそう。当面は押し目買いスタンスで環境関連や食料関連の銘柄に注目している」(銀行系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり516、値下がり1081。出来高は15億7842万株。売買代金は1兆9181億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円前後(21日終値は1ドル=103円31銭)で取引されている。
 社員のインサイダー取引容疑が報じられた野村 <8604> をはじめ、大和証G <8601> 、松井証 <8628> 、新光証券、岡三など証券株に売りが続き、業種別値下がり率トップ。みずほ <8411> 、三井住友 <8316> 、住友信託、中央三井、三菱UFJなど大手銀行株も軒並み売られ、三菱Uリース <8593> 、センチュリー <8439> 、オリックス、ジャフコなどノンバンク株も下げ基調。大和総研が投資判断「3」(中立)に引き下げたアトリウム <8993> や、住友不 <8830> 、大京 <8840> 、三井不、ゴールドクレ、ゼファーなど不動産関連株も軟調。
 ドル安・円高推移に加え、日興シティ証による投資評価引き下げが目立ったいすゞ <7202> 、日産自 <7201> 、トヨタなど自動車株が安く、09年3月期連結経常2割減益が伝わったアイシン精 <7259> 、ショーワ <7274> 、ケーヒンなど自動車部品株も下落した。アドバンテス <6857> 、キヤノン <7751> 、東エレク、ソニー、オリンパスなど値がさハイテク株も売られた。個別では、08年3月期連結業績推定値を下方修正したキョーリン <4569> が上場来安値を更新し、08年3月期連結利益推定値を減額したセ硝子や、クボテック、サンエーイン、共和電などが急落した。
 半面、JT <2914> 、日清食 <2897> 、ヤクルト、宝HLD、キッコーマンなど食品株が堅調。08年3月期単体業績推定値を上方修正した名鉄 <9048> や、JR西日本 <9021> 、JR東日本 <9020> 、京成など電鉄株も物色された。個別では、日証金によるカラ売り規制を受け思惑買いにゼクス <8913> がストップ高比例配分。22日大引け後に発表される08年12月期第1四半期決算を前に買いが入ったセシールが一時ストップ高に値上がり率トップとなったほか、08年3月期連結利益推定値を増額した若築建や、ユニシス、MDMなどが大幅高に新高値を付けた。

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2008年4月21日 (月)

Today's マーケット( 04月21日 15:36)

<方向感に乏しく高値圏でもみ合い、平均株価は220円高と5日続伸=東京株式市場・21日後場>(04月21日 15:36)

  21日後場の東京株式市場では、高値圏を維持。平均株価は前週末比220円10銭高の1万3696円55銭と5日続伸した。薄商いの中、先物市場への小口売りにやや伸び悩む場面もあったが、自動車や不動産、機械、ハイテクなどへの物色が継続し、指数を下支え。上海、香港などのアジア株高やGLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物高なども安心感を誘った。半面、手掛かり材料に乏しい上、前場段階で25日移動平均線カイ離率がプラス6.15%に達するなど短期的な過熱感から上値も重く、平均株価は1万3700円を挟み方向感に乏しくもみ合う展開となった。
 市場からは、「トヨタ <7203> などが13週移動平均線を超えておらず、まだ出遅れ修正の感は否めない。為替市場でもドル・インデックスでは依然として安値圏にあり、やや気掛かりだ。平均株価は1万3500円を一気に上抜いたが、1万3500円~1万3700円どころは累積売買代金が多く、上値の重い展開が続きそう。今週は米ハイテク株の決算を控えており、ここ数日で高値圏を維持できるかが見極めどころとなる」(大和証券SMBC・グローバル・プロダクト企画部・西村由美氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1147、値下がり466。出来高は18億6146万株。売買代金は2兆3446億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台後半(18日終値は1ドル=102円46銭)で取引されている。
 ドル高・円安推移を受け、外国人買い観測のホンダ <7267> 、トヨタ <7203> が上値追いとなり、スズキ <7269> 、ダイハツ <7262> 、日産自、デンソー、カルソカンセなど自動車関連株が大幅高。08年3月期連結業績推定値を上方修正したNEC <6701> や、野村証が投資判断「3」(中立)に引き上げたNECエレ <6723> のほか、キヤノン <7751> 、コニカミノルタ <4902> 、ソニー、富士通、三菱電、松電産などハイテク株にも買いが継続した。
 松井証 <8628> 、いちよし <8624> 、大和証G、新光証券、野村など証券株や、住友信託 <8403> 、三井住友 <8316> 、三菱UFJ、西日シ銀、常陽銀など銀行株も堅調。年初来高値を更新したコマツ <6301> や、クボタ <6326> 、日立建機、住友重など機械株も買いが継続。ゼクス <8913> 、サンフロンテ <8934> がストップ高比例配分となったほか、大京 <8840> 、東急不 <8815> 、住友不、三井不、菱地所など不動産株も軒並み買われた。個別では、第3四半期連結決算で経常黒字転換のMDM <7600> や、木村化 <6378> などがストップ高比例配分。ほか、コメ関連のヤマタネ、08年3月期連結経常利益推定値を増額した蝶理や、協同飼などが年初来高値を更新した。
 半面、JR西日本 <9021> 、JR東日本 <9020> 、JR東海、小田急など電鉄株や、センコー <9069> 、日通 <9062> 、山九、ヤマトHDなど陸運株が軟調。業務提携の内容を発表した不二油 <2607> とJオイル <2613> が「期待はずれ」(大手証券)から失望売りを浴びたほか、JT <2914> 、アサヒ <2502> 、伊藤ハム、カゴメなど食品株も売り優勢。個別では、09年2月期連結2ケタ減益、減配見通しのガリバー <7599> がストップ安比例配分となったほか、08年3月期連結最終赤字転落、無配修正の廣済堂や、FDK、香川銀、田崎真珠などが売られた。

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2008年4月18日 (金)

Today's マーケット( 04月18日 15:37)

<引けにかけ上値追い、平均株価は78円高と今年初の4連勝、直近高値更新=東京株式市場・18日後場>(04月18日 15:37)

  18日後場の東京株式市場では、平均株価が上げに転じ、前日比78円15銭安の1万3476円45銭と今年初の4日続伸。終値ベースで4月7日の直近高値1万3450円23銭を上回った。後場寄りは「朝方に先物買いで入った向きが上値の重さを嫌気し、外しにかかった」(中堅証券)といい、下げ幅をやや拡大。ただ、売りが一巡すると次第に下げ渋り、午後2時すぎには先物への大口買いにプラス圏に浮上した。「ショート(売り方)ポジションを解消している」(市場筋)との指摘も聞かれ、引けにかけ上値を追う展開となった。ただ、週末要因に加え、現地18日に米シティグループの決算などを控え、商いは盛り上がりを欠いた。
 市場からは、「海外からのフローが少なく、弊社の営業体に仕事が回ってこない。平均株価1万3000円~1万3500円のレンジを行ったり来たりと方向感がないことが手控えの要因だろう。ただ、米企業決算や国内企業に対する業績報道などに対してポジティブな反応が多く、来週から始まる本決算に期待がかかる」(外資系証券・営業本部)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり969、値下がり606。出来高は15億7606万株。売買代金は1兆9133億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円台前半(17日終値は1ドル=101円77銭)で取引されている。
 バルチック海運指数の8000ポイント台回復を受け、明治海 <9115> がストップ高比例配分となり、第一中汽 <9132> 、乾汽船 <9113> 、川崎汽、商船三井など海運株が一段高。日本電工 <5563> が年初来高値を更新したほか、住金 <5405> 、冶金工 <5480> 、JFE、新日鉄、神戸鋼など鉄鋼株も上値追い。ドル高・円安推移を背景に、日野自 <7205> 、マツダ <7261> 、いすゞ、トヨタ、日産自など自動車株にも買いが継続した。欧州マネー流入観測の三井不 <8801> 、菱地所 <8802> や、住友不、野村不HD、ジョイントなど不動産株も軒並み高。7&iHD <3382> 、丸井G <8252> 、DJHD、ハニーズなど小売株も堅調に推移した。
 個別では、午後2時に09年2月期連結業績の黒字化見通しを発表した日マタイ <8042> が一時ストップ高に年初来高値を更新。09年2月期連結営業32%増益見通しのアデランスHが上昇したほか、コメ価格高騰から農業関連銘柄に思惑買いが向かい、井関農、クミアイなども大幅高となった。
 半面、08年3月期連結業績推定値を大幅下方修正した住友林 <1911>  や、千代化建 <6366> 、大東建 <1878> 、長谷工、大成建など建設株が軟調。三菱商 <8058> 、三井物 <8031> 、伊藤忠、丸紅など商社株もさえない。塩野義薬 <4507> 、アステラス薬 <4503> 、第一三共、沢井製薬など医薬品株にも売り物が続いた。個別では、午後2時に08年3月期連結業績推定値の下方修正を発表した神栄 <3004> や、アトリウムが下げ幅を拡大。前場に年初来高値を更新したフェリシモは利益確定売りに押された。

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2008年4月17日 (木)

Today's マーケット( 04月17日 15:32)

<平均株価は252円高と大幅に3日続伸も、戻り売りなど警戒し伸び悩み=東京株式市場・17日後場>(04月17日 15:32)

  17日後場の東京株式市場では、平均株価が前日比252円17銭高の1万3398円30銭と大幅に3日続伸したが、やや伸び悩んだ。商いが盛り上がりに欠ける中で、先物市場での小口売りに押されたほか、前場に4月7日の直近ザラバ高値1万3485円90銭を奪回したこともあり、短期的な過熱感から戻り売りや利益確定売りなどが警戒され、平均株価はやや上げ幅を縮小。「ここ最近の上昇はショートカバー(売り方の買い戻し)が主」(中堅証券)との見方が多く、新規資金流入の乏しさが指摘されたほか、現地17日に米証券大手メリルリンチなどの決算を控えていることも様子見ムードを強める要因となった。
 市場からは、「国内に上値を追いかける材料はなく、結局は海外頼み。鉄鋼や自動車などのアク抜け感では買い戻しにとどまり、積極的な買いは見込めない。ボリュームも膨らまず、国内企業の決算を確認しないまま強気にはなれず、目先は慎重に見たほうが良いだろう」(新光証券・エクイティ情報部・山内滋紀氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1255、値下がり339。出来高は18億6331万株。売買代金は2兆3500億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円台前半(16日終値は1ドル=101円50銭)で取引されている。
 新生銀 <8303> 、みずほ <8411> 、中央三井、三井住友、りそなHDなど銀行株や、新光証券 <8606> 、いちよし <8624> 、野村、松井証、岡三など証券株、ジャックス <8584> 、イオンクレ <8570> 、プロミス、三菱Uニコス、三菱Uリースなどノンバンク株が堅調。HOYA <7741> 、ニコン <7731> 、オリンパス、東精密など精密機器株や、ファナック <6954> 、京セラ <6971> 、キヤノン、アドバンテス、TDK、ソニーなど値がさハイテク株も買いが継続した。
 アク抜け感からホンダ <7267> 、日産自 <7201> 、日野自、トヨタなど自動車株にも物色が続き、住友ゴム <5110> 、ブリヂス <5108> 、浜ゴムなどタイヤ株も高い。日精工 <6471> 、THK <6481> 、JUKI、オークマ、住友重など機械株や、川崎汽 <9107> 、乾汽船 <9113> 、郵船、商船三井など海運株も上昇した。個別では、ピープルスタ、テンプスタッフの経営統合発表を受け、人材派遣業界の再編思惑からグッドウィル <4723> が後場急騰。アゼルが底値もみ合いからの上放れを強め、値上がり率トップとなったほか、イワキ、アトリウム、ヤマタネなどが大幅高となった。
 半面、キリンHD <2503> 、伊藤ハム <2284> 、JT、日ハムなど食品株が軟調。個別では直近で上昇が目立った中国工、T&Gニーズ、西松屋チェ、井筒屋などが利益確定売りに押された。

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2008年4月16日 (水)

Today's マーケット( 04月16日 15:37)

<平均株価は155円高と続伸も、様子見強く値幅52円と小幅もみ合い=東京株式市場・16日後場>(04月16日 15:37)

  16日後場の東京株式市場では、平均株価が前日比155円55銭高の1万3146円13銭と続伸したが、小幅にもみ合う展開となった。シンガポール取引所(SGX)で225先物売り優勢だった流れを受け、後場寄りはやや伸び悩み。米ウォールストリート・ジャーナルで米メリルリンチが現地17日に控える決算発表で60億ドル~80億ドル(約6060億円~8080億円)の追加損失を計上する見通しと報じられ、為替市場でドル高・円安が一服したことも上値の重しとして意識された。一方、「欧州系資金のほか国内機関投資家による買いやオイルマネー観測もある」(外資系証券)といい、下値も堅く、平均株価の値幅は52円55銭(後場高値1万3188円85銭、安値1万3136円30銭)にとどまった。現地16日に3月米消費者物価指数、3月住宅着工件数などの経済指標やJPモルガン・チェース、IBMなど企業決算が控えていることも様子見色を強める要因となった
 市場からは、「前場の1万3200円台から一服したが、さほど押されず、値を保った印象だ。米メリルの追加損失計上も実際の決算を見ないとなんとも言えない。今晩のJPモルガン・チェース決算は楽観視する向きもあるが、貸倒引当金計上などで予想外に悪化する可能性もある。今週は材料が目白押しでトレンドが出にくく、一通り見た上で来週あたりに方向性が出始めるだろう」(大和証券SMBC・グローバル・プロダクト企画部・高橋和宏氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1145、値下がり460。出来高は17億9375万株。売買代金は2兆109億円。東京外国為替市場では、1ドル=101円台半ば(15日終値は1ドル=100円92銭)で取引されている。
 サンフロンテ <8934> が連日のストップ高比例配分となり、欧州系資金流入観測から、住友不 <8830> 、東建物 <8804> 、三井不、野村不HD、NTT都市など不動産株が大幅高。公的資金完済の方針を発表した中央三井 <8309> をはじめ、住友信託 <8403> 、みずほ <8411> 、りそなHD、三菱UFJなど銀行株や、野村 <8604> 、いちよし <8624> 、KABU.C、岡三など証券株、イオンクレ <8570> 、オリックス <8591> 、アコム、三菱Uリースなどノンバンク株も堅調。JFE <5411> 、新日鉄 <5401> 、合同鉄、住金、東製鉄など鉄鋼株も物色が継続した。東エレク <8035> 、アドバンテス <6857> 、キヤノン、ソニー、オリンパスなど値がさハイテク株にも買いが続いた。
 個別では、前日ストップ高比例配分のわらべや <2918> が一時ストップ高に東証1部値上がり率トップ。08年3月期連結業績推定値を増額した新日空調や、国内テレビ事業からの撤退方針(25日に発表するとコメント)と伝えられたビクター、みずほ証が新規に投資判断「1」(強気)でカバレッジ開始のグンゼなどが大幅高となった。
 半面、直近上昇基調にあった三菱商 <8058> 、伊藤忠 <8001> 、住友商など商社株の一角が利益確定売り優勢。ゴールドマン証が投資判断「売り」に引き下げた東レ <3402> 、帝人 <3401> など繊維株や、レナウン <3606> 、ゴルドウイン <8111> などアパレル株もさえない展開となった。個別では、08年3月期連結業績推定値を減額したリンテック <7966> が年初来安値を更新し、東証1部値下がり率トップのまま。午後1時に08年2月期連結業績推定値の下方修正を発表したOlympicが急落したほか、東洋証、ダイユエイト、ドトル日レスなども売り物が続いた。

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2008年4月15日 (火)

Today's マーケット( 04月15日 15:41)

<売買交錯し方向感定まらず、平均株価は73円高と反発=東京株式市場・15日後場>(04月15日 15:41)

  15日後場の東京株式市場では、売買交錯となり方向感に乏しい展開。平均株価は前日比73円07銭高の1万2990円58銭と反発した。午前零時45分に30年物国債の入札が開示され、募入決定額が5491億円と好調だったことを受け、「債先買い・株先売りの動き」(外資系証券)が出て、平均株価は上げ幅を縮小。ただ、1万3000円割れ水準では押し目買い機運も根強く、「鉄鋼、商社、銀行、不動産など主力株に欧州系年金買い」(同)といい、指数を下支えした。その後は、今晩のインテル決算などを控え、様子見ムードを強め、平均株価1万3000円を挟んだ水準でもみ合った。
 市場からは、「市場指し値総計で売り超が前週の1億株程度から5000万株程度へと減少しており、需給改善の兆しが見え始めた。きょう買われた銘柄も基本的に売りが出ていない銘柄だ。前日のTOPIX先物で25日移動平均線が下支えし、かつ陽線を引いており、下値が堅くなってきた印象を受ける」(中堅証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり934、値下がり647。出来高は16億6703万株。売買代金は1兆9426億円。東京外国為替市場では、1ドル=101円台前半(14日終値は1ドル=100円53銭)で取引されている。
 鉄鋼大手の09年3月期の2ケタ減益観測報道がアク抜けにつながり、JFE <5411> 、東製鉄 <5423> 、住金、新日鉄、神戸鋼など鉄鋼株に買いが継続。NY原油先物高を背景に、新日石 <5001> 、コスモ石 <5007> 、新日鉱HD、昭シェルなど石油株も堅調。サンフロンテ <8934> がストップ高比例配分となり、東急不 <8815> 、住友販売 <8870> 、三井不、住友不、菱地所など不動産株にも物色が続いた。野村 <8604> 、岡三 <8609> 、新光証券、大和証Gなど証券株や、三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、三井住友など銀行株、損保ジャパン <8755> 、富士火 <8763> 、日本興亜など保険株も強含み。ドイツ証券が投資判断「Buy」(買い)に引き上げた三菱商 <8058> 、三井物 <8031> や、丸紅、伊藤忠、住友商など商社株にも物色が継続。野村証券が投資判断「2」(やや強気)に引き上げた東エレク <8035> や、TDK <6762> 、ファナックなど値がさハイテク株の一角も買われた。
 個別では、D&M <6735> が同社買収に向けて4社が名乗りとの報道を受け、ストップ高比例配分となり、値上がり率トップ。09年2月期連結最終54.7%増益見通しのわらべや <2918> や、クボテック <7709> もストップ高比例配分。ほか、全店でほぼ全種類の後発薬を供給と伝わった日本調剤や、メリル日本証が新規に投資判断「買い」とした三機工なども大幅高となった。
 半面、王子紙 <3861> 、日本紙 <3893> 、北越紙、大王紙などパルプ・紙株に売りが継続。郵船 <9101> 、乾汽船 <9113> 、第一中汽、川崎汽など海運株も軟調に推移した。個別ではグリーンHS <3360> が連日のストップ安比例配分。08年3月期連結利益推定値を下方修正し、野村証が投資判断「3」(中立)に引き下げたSMKもストップ安比例配分に新安値。みずほ証が投資判断「3」(中立)に2段階引き下げた日無線も年初来安値を更新した。

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2008年4月14日 (月)

Today's マーケット( 04月14日 15:41)

<出来高は実質今年最低、安値もみ合いに平均株価は406円安と大幅反落=東京株式市場・14日後場>(04月14日 15:41)

  14日後場の東京株式市場では、安値圏でもみ合い。平均株価は前週末比406円22銭安の1万2917円51銭と大幅反落し、1万3000円を割り込んだままで取引を終了した。上海、香港などの中国株が「利上げに対する警戒感」(中堅証券)から大幅安となり、シンガポール取引所(SGX)で225先物売りが先行。後場寄り付きに100億円の売りバスケットが観測されたうえ、先物市場への大口売りもあり、一段安。その後は突っ込み警戒感からやや下げ渋ったが、為替市場で1ドル=101円割れとドル安・円高に振れたことが手控え要因として意識され、平均株価は1万2900円を挟んで方向感に乏しい展開となった。値下がり銘柄数は全体の84%強に達するなど全面安商状。出来高は実質今年最低を記録し、薄商いだった。
 市場からは、「足元は平均株価1万3500円水準までの上昇に対するスピード調整であり、想定の範囲内。決算発表を前に手控えムードが強いことも要因だろう。特に原材料高や為替、サブプライムローン問題に絡む業種には手を出しづらい。目先はテクニカルで下値のフシ目としてとらえられている25日移動平均線を維持できるかが注目される」(ちばぎんアセットマネジメント・運用部長・大越秀行氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり225、値下がり1455。出来高は15億777万株。売買代金は1兆8683億円。東京外国為替市場では、1ドル=100円台後半(11日終値は1ドル=101円80銭)で取引されている。
 新光証券 <8606> 、いちよし <8624> 、野村、岡三など証券株が下値を切り下げ、業種別値下がり率首位のまま。大京 <8840> 、菱地所 <8802> 、東急不、NTT都市、三井不、東建物など不動産株も軟調。武田薬 <4502> 、第一三共 <4568> 、アステラス薬、協発酵など医薬品株も下値模索となった。ドル安・円高が懸念され、野村証が投資判断「3」(中立)に引き下げた松電産 <6752> 、シャープ <6753> をはじめ、キヤノン <7751> 、ファナック、京セラ、アドバンテス、TDKなどハイテク株も下押し、いすゞ <7202> 、ホンダ <7267> 、日産自、トヨタなど自動車株にも売りが継続。08年3月期連結利益推定値を減額したKDDI <9433> は平均株価マイナス寄与度ランキングトップとなり、CSK HD <9737> 、NTTデータ、NTTなど情報・通信株も下げ基調となった。
 個別では、特別損失計上で08年3月期連結最終赤字転落の公算が大きいグリーンHS <3360> がストップ安比例配分となり、上場来安値を更新。ほか、08年3月期連結利益を下方修正した宮崎銀やシナネンが大幅安となった。
 半面、個別で、クボテック <7709> が連日のストップ高比例配分。09年2月期連結営業25%増益見通しのチヨダ <8185> が一時ストップ高に買われたほか、鈴丹、DJHD、バルスなども大幅高となった。

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2008年4月11日 (金)

Today's マーケット( 04月11日 15:41)

<値上がり1513銘柄と全面高商状、平均株価は378円高と4日ぶり大幅反発=東京株式市場・11日後場>(04月11日 15:41)

  11日後場の東京株式市場では、全面高商状。平均株価は前日比378円43銭高の1万3323円73銭と4日ぶりに大幅反発した。「前場からCTA(商品投資顧問業者)の債先売り・株先買いが4000億円規模で入った」(中堅証券トレーダー)との観測が聞かれ、上値を追った前場の流れを引き継ぎ、後場寄りも買い優勢。先物へのショートカバー(売り方の買い戻し)や海外資金流入も観測され、上げ基調を強める展開。前引け後に08年3月期連結利益推定値を下方修正したみずほ <8411> が後場に入り上伸したうえ、上海、香港などアジア株やGLOBEX(シカゴ先物取引システム)の米株価指数先物など海外株が堅調に推移したことも市場心理の好転につながり、戻り売りをこなしながら平均株価は高値圏を維持した。「G7(主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議)で何かしらのポジティブ発言が出るのでは」(準大手証券)との期待感も後押しした格好だが、「現実的には何も出ないだろう」(外銀)との見方が多い。東証業種別では全33業種が上昇し、値上がり銘柄数は全体の87%強に達した。なお、オプション4月物SQ(特別清算指数)確定値は1万3129円58銭だった。
 市場からは、「きょうは大幅反発となったが、一段の上値は追いづらい。G7で好材料が出なければきょうの上昇分はすぐに吐き出す格好となりそうだ。来週前半はSQ値1万3129円を維持できるかが焦点。ただ、国内に材料が乏しい一方で、米国では経済指標や企業決算などイベントが目白押しであり、米国株や為替、商品市況など外部要因をにらみながらの展開となりそうだ」(銀行系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1513、値下がり146。出来高は20億2875万株(うちSQ概算分2億6100万株)。売買代金は2兆5433億円(同4117億円)。東京外国為替市場では、1ドル=102円前後(10日終値は1ドル=101円03銭)で取引されている。
 08年8月期連結業績予想を増額したファストリテ <9983> が07年2月以来約1年2カ月ぶりに1万円台を回復したほか、クレディスイス証が投資判断「アウトパフォーム」(強気)に格上げしたファミリーM <8028> が年初来高値を更新。バルス <2738> がストップ高比例配分となり、ダイエー <8263> 、7&iHD <3382> 、良品計画など小売株が一段高。ファナック <6954> 、アドバンテス <6857> 、富士フイルム、キヤノン、オリンパス、TDKなど値がさハイテク株も上げ基調となった。
 帝人 <3401> 、三菱レ <3404> 、東レ、東洋紡など繊維株に買いが継続し、東スタイル <8112> 、オンワードH <8016> 、三陽商、グンゼなどアパレル株も上昇。レンゴー <3941> 、大王紙 <3880> 、日本紙、王子紙、北越紙などパルプ・紙株も上値を追った。買い戻し主体に住友不 <8830> 、東建物 <8804> 、三井不、日綜地所、アトリウム、パシフィックなど不動産関連株も急伸した。個別では、08年11月期第1四半期連結決算で経常3.4倍増益を計上したユーシン <6985> や、クボテック <7709> がストップ高比例配分。ほか、筆頭株主であるRHJインターナショナルの持株売却報道を受け思惑買いが向かったD&Mや、スター精密、船井電機なども大幅高となった。
 半面、個別で、09年2月期連結最終赤字転落見通しのポプラが上場来安値を更新し、値下がり率トップ。三菱UFJ証が投資判断「4」(やや弱気)に引き下げた東京個別や、09年2月期減益見通しのローソン、08年3月期連結業績推定値を下方修正したオカモトなども急落した。

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2008年4月10日 (木)

Today's マーケット( 04月10日 15:44)

<再び軟化し全面安商状、平均株価は166円安と3日続落し1万3000円割れ=東京株式市場・10日後場>(04月10日 15:44)

  10日後場の東京株式市場では、再び軟化。平均株価は前日比166円59銭安の1万2945円30銭と3日続落し、終値ベースで4月1日以来7営業日ぶりに1万3000円を割り込んだ。香港ハンセン指数の堅調推移を受けシンガポール取引所(SGX)で225先物買い優勢となり、後場寄り直後は戻りを試したが、断続的な先物売りに押され、平均株価は再度1万3000円割れ。為替市場で1ドル=100円台とドル安・円高水準で推移したことに加え、あす11日のオプションSQ(特別清算指数)算出日を控え、様子見ムードが強く、平均株価はジリ安基調となった。値下がり銘柄数は全体の約84%に達し、全面安商状となった。
 市場からは、「直近で3日続落したが、平均株価1万3000円割れ水準では国内系からパラパラと買いが入っており、下値は堅いと見ている。あすのオプションSQも直近で水準が大きく動いた割にはほとんどが市場外取引に終始しており、波乱はないとの見方が多い。3月中旬にかけての急落時に比べ、4月は需給環境が改善しており、強気のスタンスを継続。来週の欧米金融決算に対する不安はあるが、ほぼ織り込み済みだろう」(米系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり210、値下がり1450。出来高は19億2469万株。売買代金は2兆1608億円。東京外国為替市場では、1ドル=100円台後半(9日終値は1ドル=102円26銭)で取引されている。
 09年2月期連結経常49%減益見通しのランド <8918> がストップ安比例配分となり、連日の上場来安値更新。一時ストップ安となったパシフィック <8902> やゼクス、大和システムなども新安値となったほか、クレディスイス証が投資判断「ニュートラル」(中立)に引き下げた三井不 <8801> 、住友不 <8830> が売られるなど不動産株が軒並み安。年初来安値を切り下げたOMCカード <8258> や、ジャフコ、オリックス、ジャックス、アイフルなどノンバンク株も売り物に押された。日本紙 <3893> 、大王紙 <3880> 、北越紙、レンゴーなどパルプ・紙株も下げ基調。ダイワボウ <3107> 、帝人 <3401> 、シキボウ、東レなど繊維株も軟調。ファナック <6954> 、京セラ <6971> 、富士フイルム、キヤノンなど値がさハイテク株も売りが継続した。個別では、鈴丹が値下がり率トップ。ほか、中国工、林兼、高島など直近で上昇した低位株に利益確定売りが広がった。
 半面、三菱UFJ証が10日付で目標株価7200円に引き上げた三菱商 <8058> や、住友商 <8053> 、伊藤忠、三井物など商社株が堅調。ニコン <7731> 、HOYA <7741> 、テルモなど精密機器株の一角もしっかり。個別では、「フィーバー春のワルツ」好調で業績上ブレ期待が指摘されたSANKYO <6417> のほか、丸山製、ラウンドワン、シーアイ化などが急伸した。

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2008年4月 9日 (水)

Today's マーケット( 04月09日 15:39)

<先物への大口売りで下げ幅拡大、平均株価は138円安と大幅続落=東京株式市場・9日後場>(04月09日 15:39)

  9日後場の東京株式市場では、一段安。平均株価は前日比138円54銭安の1万3111円89銭と大幅続落した。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米住宅ローン保証会社4社の格下げや、米シティ・グループによる中国株21%下落の可能性、週末のG7(主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議)で公的資金活用に踏み込まない公算などの報道を受け、市場心理が後退。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)の米株価指数先物や香港株などが下げに転じたほか、前引け後に発表した大林組 <1802> の08年3月期連結業績推定値の下方修正で「国内企業業績に対する懸念が高まった」(準大手証券)といい、先物市場への大口の仕掛け売りを呼び込み、裁定解消売りを誘発して下げが加速。平均株価は取引時間中で2日以来1週間ぶりに1万3000円を割り込む場面があった。その後は買い戻しなどで切り返すも戻りは限定された。
 市場からは、「さまざまな報道をきっかけに手じまい売りが広がった。ただ、週末にG7などを控え、下値を売り込む向きも限られる。週末はオプションSQ(特別清算指数)算出日だが、平均株価1万3000円から1万3500円の水準で推移すれば波乱はないのではないか。ただ、3月SQから裁定買い残が増加しており、イベント通過後の週明けには買い残を解消する動きが懸念される」(新光証券・エクイティ情報部・三浦豊氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり378、値下がり1245。出来高は18億3294万株。売買代金は2兆602億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円台前半(8日終値は1ドル=101円96銭)で取引されている。
 前引け後に08年3月期連結業績推定値を減額した大林組や、パナホーム <1924> 、鹿島 <1812> 、大成建、清水建など建設株に売りが広がり、業種別値下がり率トップ。クレディスイス証が投資判断「アンダーパフォーム」(弱気)に引き下げた東急不 <8815> や、JPモルガン証が格下げしたパシフィック <8902> 、クリード <8888> をはじめ、東建物 <8804> 、野村不HD <3231> 、住友不、ジョイント、イオンモールなど不動産関連株も軒並み売られた。新光証券 <8606> 、大和証G <8601> 、丸三証、野村など証券株や、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、あおぞら、千葉銀、新生銀、ほくほくなど銀行株も軟調。三菱Uリース <8593> 、SFCG <8597> 、オリックス、東京リース、ポケットCなどノンバンク株も一段安となった。
 2期連続で営業減益と報じられた東レ <3402> 、08年2月期連結最終赤字幅拡大を発表したレナウン <3606> や、片倉、日清紡、日毛など繊維セクターも下げ基調。アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> 、オリンパス、キヤノン、ソニーなど値がさハイテク株も指数を押し下げた。個別では、値下がり率トップのケーヨーをはじめ、三協立山、駒井鉄、サイゼリヤ、マキタなどが1割超下落した。
 半面、マルハニチロ <1334> 、日水 <1332> など水産株がしっかり。個別では、ストップ高比例配分となったニチモウ <8091> と愛知機 <7263> をはじめ、第一パン、林兼、中国工、東特線、豊和工など低位株が値上がり率上位に連なった。

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2008年4月 8日 (火)

Today's マーケット( 04月08日 15:34)

<利益確定売りに平均株価は199円安と急反落、売買代金は8日ぶり2兆円割れ=東京株式市場・8日後場>(04月08日 15:34)

  8日後場の東京株式市場では、下げ幅を拡大。平均株価は前日比199円80銭安の1万3250円43銭と急反落した。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物安や香港株安などを背景にシンガポール取引所(SGX)で225先物売りが先行した流れを受け、後場寄りから一段安。その後、やや下げ渋る場面もあったが、先物市場への大口売りに加え、「海外勢から主力株に利益確定売り」(トレーダー)といい、証券、銀行など金融株や、ハイテク、不動産などが下げをけん引。平均株価は午後2時44分に1万3225円76銭(前日比224円47銭安)まで下押し、その後も安値圏でもみ合った。売買代金が8営業日ぶりに2兆円を割り込むなど商いは低調だった。
 市場からは、「前日に平均株価1万3500円近辺まで進んだことで、きょうは取りあえず幅広い銘柄に利益確定売りが出た。信用収縮懸念は後退しているが、ここから一段の上昇には力不足だろう。為替もドル高に一服感が出始め、ドル売り圧力が強くなり始めている感がある。再びドル安・円高となれば日本株に売り圧力が増しそうだ」(外資系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり339、値下がり1288。出来高は16億8776万株。売買代金は1兆9577億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円台前半(7日終値は1ドル=102円71銭)で取引されている。
 新光証券 <8606> 、野村 <8604> 、いちよし、岡三など証券株が一段安。メリル日本証、野村証が格下げしたふくおか <8354> が上場来安値を切り下げ、みずほ <8411> 、中央三井 <8309> 、りそなHD、三井住友など銀行株も下げ基調。イオンクレ <8570> 、SFCG <8597> 、ジャフコ、武富士、フィデックなどノンバンク株も下押した。午後2時半に09年2月期最終26.3%減益予想を発表したケーヨー <8168> や、イオン <8267> 、良品計画 <7453> 、ポイント、ファストリテなど小売株も軟調。アドバンテス <6857> 、東エレク <8035> 、キヤノン、ファナック、ソニー、エルピーダなど値がさハイテク株も指数を押し下げた。住友不 <8830> 、菱地所 <8802> 、東急不、ジョイント、ゴールドクレなど不動産関連株も売られた。
 個別では、DeNA <2432> 、東洋炭素 <5310> がストップ安比例配分となったほか、コスモス薬、ドワンゴ、堀場製なども大幅安となった。
 半面、武田薬 <4502> 、アステラス薬 <4503> 、田辺三菱、エーザイなど医薬品株の一角がしっかり。個別では、09年2月期連結経常18.4%増益見通しのイオンファン <4343> がストップ高比例配分となったほか、中国工、鈴丹、アトリウムなどが大幅高となった。

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2008年4月 7日 (月)

Today's マーケット( 04月07日 15:45)

<海外マネー流入観測、先物への大口買いに一段高、平均株価は157円高と急反発=東京株式市場・7日後場>(04月07日 15:45)

  7日後場の東京株式市場では、一段高。平均株価は前週末比157円01銭高の1万3450円23銭と急反発した。上海、香港などのアジア株式市場やGLOBEX(シカゴ先物取引システム)の米株価指数先物など海外株が堅調に推移した上、昼休みの立ち会い外バスケット取引で「100億円の買い越し」(米系証券)といい、後場寄りから買いが先行。「ラージ70に海外マネー流入」(外資系証券)との指摘も聞かれ、買い安心感を誘った。午後2時すぎには先物への大口買いに平均株価が一時192円高まで上げ幅を広げる場面もあったが、先物市場で「1万3500円OBに5000枚売り(平均株価先物1万3500円以上でより高い値段で売る注文)」(市場筋)と観測され、買い一巡後は伸び悩んだ。
 市場からは、「先物主導だが、13週移動平均線を既に上抜き、1万3500円水準を目指す強い動きだ。米国の景況感悪化や信用収縮懸念は織り込み済みとの見方が台頭しており、売り物が出難いなか、減税効果など今後の改善を期待した買いが入っているもよう。ただ、今晩のアルコア決算など米企業決算が徐々に出始めるため、一つ一つ確認していきたい」(大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1169、値下がり445。出来高は18億3210万株。売買代金は2兆1515億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円台半ば(4日終値は1ドル=102円30銭)で取引されている。
 NY原油先物高を背景に、新日鉱HD <5016> 、AOCHD <5017> 、出光興産、新日石など石油株や、ガス開 <1661> 、国際帝石 <1605> 、石油資源など資源開発株が一段高。鉄鋼原料用石炭価格の3倍引き上げ報道を受け、三井物 <8031> 、三菱商 <8058> 、丸紅、伊藤忠、住友商など商社株が上げ幅を拡大し、三井松島 <1518> 、住友炭 <1503> 、太平発など石炭株も大幅高となった。住友鉱 <5713> 、大阪チタ <5726> 、東邦鉛、邦チタ、三菱マなど非鉄金属株も堅調。08年5月期第3四半期連結経常33.3%増益のクリード <8888> をはじめ、東建物 <8804> 、日綜地所 <8878> 、住友不、ジョイントなど不動産関連株にも物色が継続。東エレク <8035> 、キヤノン <7751> 、アドバンテス、ソニー、コニカミノルタなど値がさハイテク株も高い。3月携帯電話契約純増数でトップとなったソフトバンク <9984> や、KDDI <9433> も指数押し上げに寄与した。個別では、イオン北海道が値上がり率トップとなったほか、ローランドD、井関農、日東網なども大幅高に買われた。
 半面、ゴールドマン証が投資判断「売り」に引き下げた東電 <9501> や、同じく投資判断「中立」に引き下げた東ガス <9531> 、大ガス <9532> など電力・ガス株が軟調。原料炭高騰に伴うコスト負担増が嫌気された新日鉄 <5401> 、JFE <5411> 、大同特鋼、住金など鉄鋼株もさえない。個別では、08年3月期業績推定値と配当予想を減額したゼファー <8882> がストップ安比例配分。アドヴァンが連日の年初来安値更新に値下がり率トップとなったほか、グッドウィル、東スタイル、大日住薬なども急落した。

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2008年4月 4日 (金)

Today's マーケット( 04月04日 15:38)

<3月米雇用統計を前に売り優勢、平均株価は96円安と4日ぶり急反落=東京株式市場・4日後場>(04月04日 15:38)

  4日後場の東京株式市場では、平均株価が前日比96円68銭安の1万3293円22銭と4日ぶりに急反落した。前引けにかけ下げ渋った流れを引き継いだ上、「メガバンクなどに大引け買い注文」(市場筋)が観測されたことで、後場寄りは戻りを試す展開。ただ、買い物は続かず、前日までの短期的な急騰を受けて「利益確定売りが出やすい」(銀行系投信)といい、再び軟化。週末要因に加え、今晩の3月米雇用統計を前に手控え機運も強く、手じまい売りや先物への大口売りに押される格好となった。引けにかけては大引け買いにやや引き締まった。出来高が3日ぶりに20億株を割り込むなど商いは低調だった。
 市場からは、「今晩の3月米雇用統計が最大の焦点。市場予想で前月比5万人減が見込まれているが、前日の新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったことで警戒感を強めている。雇用統計の結果を受けた米国株がどう反応するかが見所だ。また、再来週に欧米金融機関の決算を控え、今朝のメリルリンチ追加増資否定などの報道に左右される展開となろう」(いちよし投資顧問・運用部長・秋野充成氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり458、値下がり1167。出来高は18億4009万株。売買代金は2兆1629億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円台半ば(3日終値は1ドル=102円66銭)で取引されている。
 証券各社による自動車セクター引き下げを嫌気し、ホンダ <7267> 、日産自 <7201> 、スズキ、ダイハツ、マツダなど自動車株が一段安に売られ、ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> 、洋ゴム、浜ゴムなどタイヤ株にも売りが継続。JFE <5411> 、合同鉄 <5410> 、共英製鋼、山陽特鋼、東鉄鋼など鉄鋼株も軟調。極洋 <1301> 、マルハニチロ <1334> 、日水など水産株も下押した。三井倉 <9302> 、渋沢倉 <9304> 、住友倉など倉庫株や、宇徳 <9358> 、近鉄エクス <9375> 、郵船航空、上組など運輸株も下落。東エレク <8035> 、京セラ <6971> 、キヤノン、ソニー、松電産など値がさハイテク株も売られた。
 個別では、09年3月期連結経常27.3%減益見通しにUBS証が投資判断「Sell」(売り)に引き下げたアドヴァン <7463> がストップ安比例配分となり、年初来安値を更新。08年11月期第1四半期連結決算の大幅減収減益が嫌気されたパシフィック <8902> が一時ストップ安に値下がり率トップとなったほか、千代田インテ、津田駒、ジョイントなども大幅安となった。
 食品再値上げへの期待感から、山パン <2212> 、キッコーマン <2801> 、キユーピー、日清オイリオ、味の素など食品株に買いが継続し、業種別値上がり率トップ。ジャックス <8584> 、ポケットC <8519> 、イオンクレ、フィデックなどノンバンク株も堅調。丸紅 <8002> 、三菱商 <8058> 、双日、伊藤忠など商社株にも物色が継続した。個別では、原発関連で前日から人気化した木村化 <6378> が連日のストップ高比例配分。午後1時に発表した3月度月次概況で既存店売上高が4カ月ぶりにプラスに転じたタカキュー <8166> や、イオンファン <4343> も一時ストップ高。前日ストップ高比例配分の鈴丹が値上がり率トップを維持したほか、ダイワボウ、ラウンドワン、岡谷電なども大幅高に買われた。

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2008年4月 3日 (木)

Today's マーケット( 04月03日 15:46)

<先物主導で一段高に連日の高値引け、平均株価は200円高と3日続伸=東京株式市場・3日後場>(04月03日 15:46)

  3日後場の東京株式市場では、一段高。平均株価は前日比200円54銭高の1万3389円90銭と連日の高値引けとなり、3日続伸となった。シンガポール取引所(SGX)で225先物に大口買いが入ったことで思惑を呼んだほか、後場寄りに「債先売り・株先買いの動き」(外資系証券)、「平均株価先物1万3250円前後にストップロス(売り方の損失確定の買い戻し)注文」(中堅証券)などが指摘され上伸。戻り売りにやや伸び悩む場面もあったが、ドル・円が1ドル=102円台後半に進むと買い気が高まり、先物主導で上値を追った。平均株価は前日に更新した25日移動平均線に続き、07年11月2日以来5カ月ぶりに13週移動平均線(きょう大引け時点で1万3273円)も上抜いた。
 市場からは、「後場に入り一段高となったが、特に手掛かり材料があるわけではない。前日の大幅高にもかかわらず、前場下げなかったことや為替市場のドル高・円安傾向で安心感が出て、戻りが続くと見た向きが買いで入ったのではないか。上値メドとしては1万3500円程度が見込まれるが、オプションの行使価格に近づくため、コール売り方のデルタ・ヘッジ買いを誘発する可能性もありそうだ」(新光証券・エクイティ情報部・三浦豊氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり952、値下がり627。出来高は20億7290万株。売買代金は2兆3785億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円台後半(2日終値は1ドル=101円93銭)で取引されている。
 三住海上 <8725> 、T&DHD <8795> 、日本興亜、ミレアHD、富士火など保険株が上げ幅を拡大。NY原油先物価格の4日ぶり反発を背景に、国際帝石 <1605> 、石油資源など資源開発株や、新日石 <5001> 、AOCHD <5017> 、新日鉱HD、昭シェルなど石油株も上値を追った。日水 <1332> 、マルハニチロなど水産株も高い。新光証券 <8606> 、野村 <8604> 、KABU.C、マネクスBH、大和証Gなど証券株や、住友信託 <8403> 、三井住友 <8316> 、三菱UFJ、みずほ、中央三井など大手銀行株も軒並み買われた。NTT <9432> 、KDDI <9433> 、ソフトバンク、NTTドコモなど情報・通信株も堅調。TDK <6762> 、アドバンテス <6857> 、ファナック、京セラ、富士フイルムなど値がさハイテク株も物色が継続した。個別では、午後2時半に09年2月期連結業績予想の大幅増益見通しを発表した鈴丹 <8193> がストップ高比例配分。木村化 <6378> もストップ高比例配分となったほか、宇徳、帝国電機など原発関連株も大幅高となった。
 半面、モルガン証や野村証の業界投資判断引き下げが嫌気され、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、ダイハツ、富士重、アイシン精など自動車関連株がさえない。個別では、URBANが値下がり率トップとなったほか、クミアイ、共和電、ベスト電なども売られた。

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2008年4月 2日 (水)

Today's マーケット( 04月02日 15:38)

<平均株価は532円高と高値引けし大幅続伸、約1カ月ぶりに1万3000円台回復=東京株式市場・2日後場>(04月02日 15:38)

  2日後場の東京株式市場では、一段高。平均株価は前日比532円94銭高の1万3189円36銭と大幅続伸し、終値ベースで3月6日以来約1カ月ぶりに1万3000円台を回復した。「朝方から入っていた買いバスケットのうち、残り280億円が消化中」(外資系証券)と指摘され、平均株価は上げ幅を拡大する流れ。上海、香港などアジア株式市場の堅調推移も安心感を誘った。その後、戻り売りにやや伸び悩む場面もあったが、午後2時40分以降、為替市場で1ドル=102円台に進むと買い気が強まり、高値引けとなった。値上がり銘柄数は全体の85%強に達するなど全面高商状。出来高も9営業日ぶりに20億株を回復した。
 市場からは、「平均株価で3月28日高値が戻りいっぱいだと考えていたが、上値メドだった25日移動平均線を上抜き、1万3000円台を回復してきたことで、逆に流れが読みづらくなった。目先は上も下も考えられるが、上値を追っても1万3500円程度だろう。その後は4月中旬の欧米金融決算などを受けて、再び調整含みになると見ている」(銀行系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1474、値下がり187。出来高は20億6770万株。売買代金は2兆4455億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円台前半(1日終値は1ドル=100円10銭)で取引されている。
 金融不安後退から、野村 <8604> 、大和証G <8601> 、新光証券、岡三、松井証など証券株や、みずほ <8411> 、三菱UFJ <8306> 、住友信託、三井住友、りそなHDなど銀行株が一段高。SFCG <8597> 、オリックス <8591> 、三菱Uニコス、イオンクレ、アイフルなどノンバンク株や、損保ジャパン <8755> 、日本興亜 <8754> 、三住海上、ミレアHD、あいおいなど保険株も上値を追った。ケネディクス <4321> 、パシフィック <8902> 、ジョイント <8874> 、サンフロンテ <8934> などがストップ高比例配分となったほか、住友不 <8830> 、三井不 <8801> 、東建物、菱地所など不動産関連株にも買いが継続。ホンダ <7267> 、日産自 <7201> 、マツダ、スズキ、トヨタなど自動車株や、ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> 、洋ゴム、浜ゴムなどタイヤ株も上値を慕った。キヤノン <7751> 、ファナック <6954> 、東エレク、京セラ、アドバンテス、TDKなど値がさハイテク株も高い。個別では、低位株物色に日化成が値上がり率トップ。ほか、三洋電、ABILIT、アキレスなども上昇した。
 半面、JR東海 <9022> 、JR東日本 <9020> など電鉄株の一角や、日立物流 <9086> 、トナミ運 <9070> など一部運輸株がさえない。個別では、前日ストップ安比例配分の千代化建が連日の昨年来安値更新となり、値下がり率トップのまま。ほか、トウペ、カカクコム、駒井鉄などが売られた。

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2008年4月 1日 (火)

Today's マーケット( 04月01日 15:36)

<先物売りに上げ幅縮小も、平均株価は130円高と大幅反発=東京株式市場・1日後場>(04月01日 15:36)

  1日後場の東京株式市場では、上げ幅を縮小も、平均株価は前日比130円88銭高の1万2656円42銭と反発した。後場寄りは「公的資金と思われる100億円規模の買いが主力の40~50銘柄に入っている」(市場筋)、「債先売り・株先買い」(外資系証券)との指摘が聞かれ、買いが先行。平均株価は前場高値を上抜き、一時253円高まで上げ幅を拡大した。ただ、買い一巡後は上値が重い展開。UBSが08年第1四半期に約1兆2000億円の損失を計上し、併せて約1兆5000億円規模の株主割当増資を実施すると発表すると、他の欧米金融機関に対する損失発生懸念の高まりから、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)の米株価指数先物がマイナスに転じ、先物売りに平均株価も伸び悩む展開となった。
 市場からは、「名実ともに新年度相場入りしたが、新規資金が入っているという話は聞かれていない。4月に入れば国内機関投資家などが動きやすくなるが、商いも盛り上がらず、やや肩透かしを食らった感がある。今晩の3月米ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数などを控え、様子見ムードが強い」(SMBCフレンド証券・投資情報部・中西文行氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1145、値下がり490。出来高は17億4156万株。売買代金は2兆885億円。東京外国為替市場では、1ドル=99円台後半(3月31日終値は1ドル=99円35銭)で取引されている。
 あいおい <8761> 、ミレアHD <8766> 、日本興亜、ニッセイ同和、損保ジャパンなど保険株や、オリックス <8591> 、イオンクレ <8570> 、セントラル、クレセゾンなどノンバンク株が堅調。関西電 <9503> 、東北電 <9506> 、東電など電力株や、大ガス <9532> 、東ガス <9531> 、邦ガス、静岡ガスなどガス株も次第高。東建物 <8804> 、菱地所 <8802> 、住友不、野村不HD、レオパレスなど不動産株も上昇。7&iHD <3382> 、ダイエー <8263> 、ファストリテ、Jフロント、H2Oリテイなど小売株も買いが継続した。個別では、上限360万株の自社株買いを発表したキングジム <7962> や、駒井鉄 <5915> がストップ高比例配分となり新高値。信用売り方の踏み上げと短期筋の思惑買いが指摘され、ストップ高に買われたクミアイ <4996> や、井関農、ビクターなども年初来高値を更新した。
 半面、住友鉱 <5713> 、アサヒプリ <5855> 、DOWA、住軽金など非鉄金属株が軟調。08年3月期連結業績推定値を下方修正したフジクラは大幅安に年初来安値更新となった。大和証G <8601> 、いちよし <8624> 、丸三証、岡三など証券株も売られた。個別では、08年3月期連結業績推定、年間配当を下方修正し、複数の証券会社が格下げした千代化建 <6366> がストップ安比例配分となり新安値。ほか、佐伯建、CAC、三陽商などが値下がり率上位に並んだ。

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2008年3月31日 (月)

Today's マーケット( 03月31日 15:40)

<先物主導で下げ加速、平均株価は294円安と大幅反落=東京株式市場・31日後場>(03月31日 15:40)

  31日後場の東京株式市場では、下げが加速。平均株価は前週末比294円93銭安の1万2525円54銭と大幅反落した。上海や香港などアジア株が軒並み下落する中、先物市場で断続的な大口売りに下げ幅を拡大。寄り前にはドレッシング買い期待もあったが、はしごを外された格好となり、失望感から売り圧力が強まって平均株価は一時389円安まで売られる場面があった。その後は買い戻しなどで下げ渋ったものの、戻りは限定された。3月期末が意識される中、あすに日銀短観を控え、見送りムードも強く、出来高、売買代金は盛り上がりに欠けた。
 市場からは、「先物への仕掛け売りで押された格好。一部の大口プレーヤーによる売りがうわさされ、警戒感を強めた。前週末28日にスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がモノライン(金融保証会社)大手FGICの財務力格付けを『BB』に6ノッチ引き下げたことも不安感をあおっている。日本株の上値は追いづらく、先行きは昨年来安値近辺まで弱含む可能性があると見ている」(米系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり305、値下がり1359。出来高は18億3936万株。売買代金は2兆1371億円。東京外国為替市場では、1ドル=99円台後半(28日終値は1ドル=99円99銭)で取引されている。
 国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> 、ガス開など資源開発株が一段安。山陽特鋼 <5481> 、大同特鋼 <5471> などが昨年来安値を切り下げ、住金、JFE、新日鉄、東製鉄など鉄鋼株にも売りが継続。DOWA <5714> 、住友鉱 <5713> 、三菱マ、邦チタ、東邦鉛など非鉄金属株も下押した。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、日野自、日産自、スズキなど自動車株や、ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> 、浜ゴムなどタイヤ株も下値模索。大和証G <8601> 、野村 <8604> 、新光証券、いちよし、松井証など証券株や、みずほ <8411> 、三井住友 <8316> 、三菱UFJ、住友信託、あおぞら、山口FGなど銀行株も下げ基調となった。個別では、上場来安値を更新したアサックスをはじめ、ライフコーポ、ハマキョウ、グンゼなどが急落した。
 半面、個別で、一休 <2450> がストップ高比例配分。CACが上げに転じ、新値追いに値上がり率トップとなったほか、大日精化、オーエム、ミルボン、トウペなども大幅高となった。

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2008年3月28日 (金)

Today's マーケット( 03月28日 15:41)

<オイルマネー観測で先物買い主導、平均株価は215円高と3日ぶり急反発=東京株式市場・28日後場>(03月28日 15:41)

  28日後場の東京株式市場では、大幅高。平均株価は前日比215円89銭高の1万2820円47銭と3日ぶりに急反発した。「午前10時45分ごろからオイルマネーが相当入ってきたもよう」(米系証券)、「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の買い」(準大手証券)、「ドレッシング買いも多少入っている」(欧州系証券)、「先物市場でのショートカバー(売り方の買い戻し)」(外資系証券)など買い勢力が指摘され、平均株価は一時269円高まで上昇する場面があった。上海、香港などのアジア株高や為替市場でのドル安・円高一服なども安心感を誘った。ただ、出来高、売買代金はともに盛り上がりに欠け、先物主導の感は否めず、買い一巡後は方向感に乏しく高値圏でもみ合った。
 市場からは、「オイルかGPIFか定かではないが、先物主導であることは確かだ。要は閑散に売りなし。まだ本気で売りが出てくる水準ではなく、日銀短観を含め悪材料は大方織り込んだ状態だ」(中堅証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1215、値下がり393。出来高は18億129万株。売買代金は2兆519億円。東京外国為替市場では、1ドル=99円台後半(27日終値は1ドル=99円37銭)で取引されている。
 菱地所 <8802> 、平和不 <8803> 、野村不HD、東建物、住友不、三井不など不動産株が急浮上。ランビジネス <8944> は連日のストップ高比例配分となった。ドイツ証が投資判断「Buy」(買い)に2段階引き上げたレンゴー <3941> をはじめ、日本紙 <3893> 、三菱紙 <3864> 、王子紙、北越紙などパルプ・紙株も堅調に推移した。三菱商 <8058> 、伊藤忠 <8001> 、丸紅、住友商、三井物など商社株も高い。国際帝石 <1605> 、ガス開 <1661> 、石油資源など資源開発株もしっかり。自社株消却が好感された日清紡 <3105> をはじめ、帝人 <3401> 、東レ <3402> 、日毛、クラボウなど繊維株も物色が継続した。
 ファナック <6954> 、京セラ <6971> 、富士フイルム、TDKなど値がさハイテク株の一角も指数を押し上げた。野村 <8604> 、松井証 <8628> 、岡三など証券株や、三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、中央三井など一部銀行株はプラス圏に浮上した。個別では、前引け後に08年8月期業績予想(非連結)を上方修正、自社株買い発表のライトオンが後場一段高。ほか、トウペ、ケーヨー、タクマなどが大幅高となった。
 半面、個別で、社長がインサイダー疑惑と報じられたサンエーイン <3605> が一時ストップ安まで売られ、値下がり率トップ。ほか、パソナが上場来安値を、東急、岡村製などが昨年来安値を更新したほか、ゴールドマン証が投資判断「中立」、目標株価4万円に引き下げたゼクスも急落した。
 東急 <9005> による東急ストア <8197> の完全子会社化発表を受け、両社ともに株式交換比率(1対1)にサヤ寄せし、東急が大幅安、東急ストアは急上昇した。

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2008年3月27日 (木)

Today's マーケット( 03月27日 15:35)

<平均株価は102円安と続落も買い戻しに下げ幅を縮小、商いは引き続き低水準=東京株式市場・27日後場>(03月27日 15:35)

  27日後場の東京株式市場では、平均株価が前日比102円05銭安の1万2604円58銭と続落も下げ幅を縮小する流れとなった。後場寄り後から先物市場への買い戻しが強まり、平均株価は戻りを試す展開。香港株式市場でハンセン指数が上げに転じたことも安心感を誘ったほか、期末を前に国内機関投資家によるドレッシング買いも指摘された。ただ、「海外勢は輸出セクター中心に広範囲に売りバイアスを掛けている」(米系証券)といい、中盤以降は戻りは限定的。商いは出来高、売買代金ともに引き続き低水準となった。あす28日には、日本株投信である「スパークス・新・国際優良日本株ファンド(設定上限額1000億円)」や「フィデリティ・日本株・アクティブ・ファンド(同1000億円)」などが設定されるが、「個人投資家は外債投資への意欲が強いため、日本株投信への期待感は薄い」(中堅証券)といい、さほど材料視はされていない。
 市場からは、「為替が1ドル=98円台と再びドル安・円高に傾き始めており、買いづらい状況。買い戻しが主体であり、一巡後は再び売り物に押されるなど上値は重い。直近の戻り過程にも一服感が出始めており、目先は調整含み」(国内投信投資顧問)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり684、値下がり934。出来高は16億7336万株。売買代金は1兆9215億円。東京外国為替市場では、1ドル=99円前後(26日終値は1ドル=100円15銭)で取引されている。
 マツダ <7261> 、日産自 <7201> 、トヨタ、ホンダなど自動車株が下げ基調を強め、住友ゴム <5110> 、洋ゴム <5105> 、ブリヂス、浜ゴムなどタイヤ株も軟調。野村 <8604> 、松井証 <8628> 、新光証券、岡三、丸三証など証券株も下値模索となった。一部で「損保業界に不正会計疑惑、『未払い保険金』を過小計上か」と報じられ、損保ジャパン <8755> 、SONYFH <8729> 、ニッセイ同和、T&DHDなど保険株も下げ幅を拡大。昨年来安値を更新したTDK <6762> や、京セラ <6971> 、東エレク、ソニー、ファナックなど値がさハイテク株にも売りが継続した。個別では、08年5月期連結業績予想を減額したパソナ <2168> がストップ安比例配分。サンフロンテ <8934> がストップ安に新安値を付けたほか、08年3月期連結経常損益を赤字見通しに減額したアンリツも昨年来安値を更新した。
 半面、NY原油先物高を受け、石油資源 <1662> 、国際帝石 <1605> 、ガス開など資源開発株が上値慕い。郵船 <9101> 、乾汽船 <9113> 、太平海、川崎汽など海運株も上値指向を強めた。JR東海 <9022> 、小田急 <9007> 、JR東日本、山九など陸運株や、東電 <9501> 、中部電 <9502> 、東北電など電力株も堅調。個別では、3月中間期業績予想(非連結)を増額したランビジネス <8944> がストップ高比例配分。09年3月期に約1億円の特別利益を計上する見通しと発表した栗本鉄が値上がり率トップとなったほか、三井鉱山、日阪製なども大幅高となった。

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2008年3月26日 (水)

Today's マーケット( 03月26日 15:48)

<平均株価は38円安と配当落ち分埋めきれず、出来高、売買代金とも実質今年最低=東京株式市場・26日後場>(03月26日 15:48)

  26日後場の東京株式市場では、平均株価は前日比38円59銭安の1万2706円63銭と反落。手掛かり材料に乏しい中で、後場中盤までは方向感に乏しくもみ合い。午後2時20分ごろから先物主導で戻り歩調を強め、配当権利落ち分(100円前後)の3分の2を取り戻したが、完全には埋めきれなかった。手掛かり材料に欠ける中で売買が限定され、出来高、売買代金ともに実質今年最低を記録するなど引き続き薄商いとなった。
 市場からは、「動きに乏しい展開が続いている。年度末を控え機関投資家が動けないうえ、個人投資家も今回の戻りに対し、また下がるのではと疑心暗鬼になっているようだ。テクニカルでは、直近で平均株価、TOPIXともに前日までで5陽連(ローソク足が5本連続の陽線)を示し、底入れを示唆する一方で、短期的な高値警戒感があることも確か。4月1日の日銀短観は悪化が予想され、3月17日安値からの戻り歩調は頑張っても3月いっぱいだろう」(銀行系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり700、値下がり912。出来高は15億7529万株。売買代金は1兆7815億円。東京外国為替市場では、1ドル=100円台前半(25日終値は1ドル=100円54銭)で取引されている。
 野村 <8604> 、大和証G <8601> 、松井証、水戸証、岡三など証券株に売りが継続。08年3月期連結業績予想を下方修正した中央三井 <8309> をはじめ、みずほ <8411> 、三菱UFJ <8306> 、三井住友、住友信託など銀行株も下げ基調を強めた。武富士 <8564> 、ジャックス <8584> 、クレセゾン、リコーリスなどノンバンク株も軟調。アドバンテス <6857> 、キヤノン <7751> 、東エレク、TDK、京セラなど値がさハイテク株や、日産自 <7201> 、トヨタ <7203> 、日野自など自動車株も売りが継続した。個別では、東証が26日付で特設注意市場銘柄に指定した真柄建が東証1部値下がり率トップのまま。午後2時に08年3月期連結業績予想の下方修正を発表したオルガノは売りが先行し、ストップ安比例配分となった。
 半面、伊藤忠 <8001> 、三井物 <8031> 、三菱商、丸紅、住友商など商社株に買いが継続。石油資源 <1662> 、国際帝石など資源開発株や、AOCHD <5017> 、コスモ石 <5007> 、東燃ゼネ、新日石など石油株も堅調に推移した。TBS <9401> 、GMO <9449> 、NTT、KDDIなど情報・通信株も買われた。個別では、トウペ <4614> がストップ高比例配分。ほか、乃村工芸、三井松島、ジンズメイトなどが大幅高となった。

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2008年3月25日 (火)

Today's マーケット( 03月25日 15:36)

<海外資金流入、年金買い観測に上げ幅拡大、平均株価は265円高と大幅反発=東京株式市場・25日後場>(03月25日 15:36)

  25日後場の東京株式市場では、上げ幅を拡大。平均株価は前日比265円13銭高の1万2745円22銭と大幅反発した。先物市場にまとまった買いが入ったことを機に上値を目指す展開。「主力株に海外資金流入」(外資系証券)、「国内年金からの買い」(中堅証券)といい、平均株価は一時311円高と一段高に買われた。日経が情報端末を通じて、米政府が金融安定化を目的に公的関与を強めると報じられたことも、「公的資金導入への突破口につながる可能性がある」(国内投信)との見方から材料視された。引けにかけ、やや伸び悩んだが、終値で3月12日以来約2週間ぶりとなる1万2700円台を回復した。
 市場からは、「急速な下落に歯止めが掛かり、戻り歩調を強めている。市場センチメントも好転しつつあり、もう一段上もあるのではないか。期末越えで需給好転も見込まれ、4月上旬にかけて平均株価1万3000円台も見えてくる」(いちよし投資顧問・運用部長・秋野充成氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1319、値下がり324。出来高は19億530万株。売買代金は2兆1980億円。東京外国為替市場では、1ドル=100円台前半(24日終値は1ドル=99円98銭)で取引されている。
 09年3月期第1四半期で営業30~50%増益見通しを発表した日電硝子 <5214> をはじめ、旭硝子 <5201> 、板硝子 <5202> 、日山村硝などガラス株が上げ幅を拡大。商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、新和海、乾汽船など海運株や、伊藤忠 <8001> 、住友商 <8053> 、三菱商、丸紅、三井物など商社株にも買いが継続した。TDK <6762> 、ファナック <6954> 、キヤノン、アドバンテス、東エレクなど値がさハイテク株も上値を慕い、ホンダ <7267> 、ヤマハ発 <7272> 、スズキ、トヨタなど自動車株も堅調に推移した。個別では、きょう午後1時に08年3月期連結業績予想を上方修正した住友電設 <1949> や、ブックオフ <3313> 、メック <4971> がストップ高比例配分。Uテクノロジ <2146> とのトップ会談が報じられたグッドウィル <4723> もストップ高となった。
 半面、大王紙 <3880> 、日本紙 <3893> 、レンゴー、王子紙などパルプ・紙株が軟調。三住海上 <8752> 、富士火 <8763> 、損保ジャパン、ミレアHDなど保険株や、フィデック <8423> 、オリックス <8591> 、アコム、プロミスなどノンバンク株もさえない展開となった。個別では、08年3月期最終赤字修正、無配転落を発表した浅沼組が値下がり率トップのまま。ほか、ツルハHD、WNIウェザなどが一段安に売られた。

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2008年3月24日 (月)

Today's マーケット( 03月24日 15:43)

<引けにかけ売られ平均株価は小反落、出来高、売買代金ともに連日の実質今年最低=東京株式市場・24日後場>(03月24日 15:43)

  24日後場の東京株式市場では、引けにかけ売り物に押され、平均株価は前週末比2円48銭安の1万2480円09銭と4日ぶりに小反落した。海外市場の休場に伴って「外国人投資家からのフローは限定」(米系証券)され、出来高、売買代金ともに連日で実質08年最低を記録するなど商い閑散。中で「先物市場では執拗(しつよう)に上値を抑える向きがある」(中堅証券)といい、上値の重い展開が続いた。午後2時50分以降には現物、先物ともに売りが出て、平均株価は引け際、小幅安に転落。「きょうは日計り組が多かったことの証左」(トレーダー)との声が聞かれたほか、3連休明けとなる今晩の米国株式市場を見極めたいとする見方も多く、手じまいに傾いた。
 市場からは、「期末接近ということもあり、手控えムードが強い。上値下値を売り買いするには手掛かりに欠け、上昇局面でもショートカバー(売り方の買い戻し)主体といった印象だ。目先は平均株価1万3000円前後をメドに戻りを試すと見るが、国内に材料はなく、欧米株価や為替など外部要因に引き続き注視」(新光証券・エクイティ情報部・三浦豊氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり874、値下がり729。出来高は16億768万株。売買代金は1兆7828億円。東京外国為替市場では、1ドル=99円台後半(21日終値は1ドル=99円66銭)で取引されている。
 住金 <5405> 、新日鉄 <5401> 、JFE、東製鉄、大同特鋼など鉄鋼株が上値追い。センチュリー <8439> 、オリックス <8591> 、三菱Uニコス、アイフルなどノンバンク株も堅調。ガス開 <1661> 、国際帝石 <1605> 、石油資源など資源開発株も買われた。北越紙 <3865> 、三菱紙 <3864> 、王子紙、日本紙などパルプ・紙株もしっかり。個別では、米ハーマンインターナショナルによる買収が報じられたD&M <6735> や、グッドウィル <4723> がストップ高比例配分。ほか、小田急建、進学会、リゾートソリなども大幅高となった。
 半面、三住海上 <8752> 、ミレアHD <8766> 、日本興亜、T&DHDなど保険株が軟調。ニチレイ <2871> 、明治乳 <2261> 、味の素、JT、キリンHDなど食品株も売りが継続した。08年3月期連結業績予想を減額した日水 <1332> や、マルハニチロも売られるなど水産株も安い。個別では、フィデック <8423> がストップ安比例配分。08年3月期連結業績見通しを下方修正した航空電子 <6807> が一時ストップ安に昨年来安値を更新したほか、前田建、インプレスなども新安値となった。

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2008年3月21日 (金)

Today's マーケット( 03月21日 15:36)

<買い戻し主導で平均株価は222円高と3連騰、出来高、売買代金は実質今年最低=東京株式市場・21日後場>(03月21日 15:36)

  21日後場の東京株式市場では、一段高。平均株価は19日終値比222円13銭高の1万2482円57銭と3日続伸した。後場中盤までは方向感に乏しく、小動きとなったが、「先物市場に仕掛け買い」(外資系証券)が入ると、一気に上値を追う展開に。「前場から上値が重く、ショート(カラ売り)に傾いていた」(準大手証券)こともあり、買い戻しを強め、平均株価は一時235円高まで上げ幅を拡大した。ただ、週末要因に加え、米国や欧州、香港などの海外市場がグッド・フライデーで休場であり、出来高、売買代金ともに実質今年最低と商い低調だった。
 市場からは、「来週も外部要因にらみのスタイルは変わらない。米国株や為替に加え、商品市況でも資金の流れが変調し始めており、要注目。週前半の米住宅関連経済指標にも注意を払いたい。週初には配当取りの動きが出ることも想定されるが、基本的には安値圏で戻りをうかがう展開となりそうだ」(新光証券・エクイティ情報部・山内滋紀氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1449、値下がり220。出来高は18億2062万株。売買代金は1兆9823億円。東京外国為替市場では、1ドル=99円台後半(19日終値は1ドル=99円04銭)で取引されている。
 紀州紙 <3882> 、日本紙 <3893> 、王子紙、北越紙などパルプ・紙株が一段高に買われ、東証業種別値上がり率トップを維持。三井住友 <8316> 、りそなHD <8308> 、住友信託、みずほ、三菱UFJなど大手銀行株や、損保ジャパン <8755> 、富士火 <8763> 、ニッセイ同和、ミレアHDなど保険株、武富士 <8564> 、ジャフコ <8595> 、オリックス、シンキなどノンバンク株も上値を追った。芙蓉リース <8424> 、センチュリー <8439> 、興銀リース、東京リースなどリース株も上げ基調。三井倉 <9302> 、三菱倉 <9301> 、住友倉など倉庫株や、郵船航空 <9370> 、近鉄エクス <9375> 、日新、宇徳など運輸株も高い。日綜地所 <8878> がストップ高比例配分となり、東建物 <8804> 、住友不 <8830> 、ゴールドクレ、東建不販、レオパレスなど不動産株にも買いが継続した。
 個別では、キッコーマンによる完全子会社化で株式交換契約締結を発表した紀文ケミ <4065> や、西松屋チェ <7545> などがストップ高比例配分。上新電 <8173> がストップ高に昨年来高値を更新したほか、メリル日本証が投資判断「買い」、目標株価1000円継続のダイエーは後場一段高となった。
 半面、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> などの資源開発株や、新日鉱HD <5016> 、昭シェル <5002> 、AOCHDなど石油関連株の一角が停滞。丸紅 <8002> 、三井物 <8031> 、伊藤忠、三菱商、住友商など商社株にも売り物が続いた。川崎汽 <9107> 、第一中汽 <9132> 、新和海、明治海など海運株も軟調。住友鉱 <5713> 、東邦鉛 <5707> 、アサヒプリ、三菱マなど一部非鉄金属株もさえない展開となった。個別では、08年3月期連結業績予想の下方修正と減配が嫌気されたすてきN <8089> や、UBS証が投資判断「Sell」(売り)に引き下げた昭電工 <4004> が昨年来安値圏でもみあった。

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2008年3月19日 (水)

Today's マーケット( 03月19日 15:39)

<伸び悩み商状も値上がり1521銘柄と全面高商状、平均株価は296円高と続伸=東京株式市場・19日後場>(03月19日 15:39)

  19日後場の東京株式市場では、伸び悩み商状も、平均株価が296円28銭高の1万2260円44銭と続急伸した。上海、香港などアジア株の堅調推移を背景に、後場寄り直後は上値を試す場面もあったが、先物への大口売りや戻り売りに押されたほか、ゴールドマン証の「日銀、0.25%の金融緩和へ」とのリポートを受け、「債先買い・株先売りの動き」(中堅証券)が指摘され、平均株価は上げ幅を縮小する流れに。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が停滞したうえ、為替市場でも一時1ドル=98円82銭までドルがジリ安となったことも上値の重しとして意識された。その後は、為替にらみの動きが続き、ドル・円が1ドル=99円を回復するにつれ、引けにかけ引き締まった。値上がり銘柄数は全体の約88%に達するなど全面高商状となった。
 市場からは、「前日の米国株高を寄り付きの買い戻しで織り込み、後は買い手不在の状況。また、為替市場でのドル売りは続いており、日本株売りにつながっている。前日のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げも目の前の事象を乗り切っているだけであり、株価のトレンドは変わっていない。日銀総裁の後任も決まらず、内憂外患の状況が続いている」(三菱UFJ証券・投資情報部・副部長・吉越昭二氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1521、値下がり149。出来高は21億3433万株。売買代金は2兆3356億円。東京外国為替市場では、1ドル=99円台前半(前日終値は1ドル=97円60銭)で取引されている。
 野村 <8604> 、大和証G <8601> 、新光証券、いちよしなど証券株が一段高となり、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ、中央三井、京都銀、常陽銀など銀行株も堅調。住金 <5405> 、JFE <5411> 、新日鉄、東製鉄、山陽特鋼など鉄鋼株も上値を慕った。日産自 <7201> 、いすゞ <7202> 、ホンダ、ヤマハ発など自動車株も高値圏を保ち、ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> 、浜ゴム、洋ゴムなどゴム製品株にも買いが継続。キヤノン <7751> 、ソニー <6758> 、東エレク、アドバンテス、ニコンなど値がさハイテク株も底堅く推移した。個別では、あさひ <3333> がストップ高に買われたほか、新興プラン、カナレ電気なども上げ幅を拡大。飛島建、ダイジヱットなど低位株も活況となった。
 半面、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など鉱業株の一角が軟調。T&DHD <8795> 、あいおい <8761> 、損保ジャパンなど一部保険株も下押した。個別では、08年3月期連結業績予想の下方修正、配当減額を発表した丸文 <7537> や、丸三証 <8613> 、グッドウィル <4723> がストップ安比例配分。ポイント、フォスタなども一段安に売られた。

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2008年3月18日 (火)

Today's マーケット( 03月18日 15:42)

<引けにかけ引き締まり、平均株価は176円高と急反発=東京株式市場・18日後場>(03月18日 15:42)

  18日後場の東京株式市場では、平均株価が前日比176円65銭高の1万1964円16銭と4日ぶりに急反発した。後場寄り付きは上海、香港などのアジア株式市場が下げ基調となり、「昼休みのバスケット取引で売り決め優勢」(中堅証券)だったことで、先物売りが先行。現物市場での裁定解消売りを誘発し、指数は急速に伸び悩んだ。ただ、中盤以降はGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物がしっかりと推移した上、債先売り・株先買いの動きが出て、引けにかけ引き締まる展開。なかで、一部銘柄には「ファンドのクローズに伴う買い戻し」(トレーダー)との指摘もあった。
 市場からは、「現地18日にFOMC(米連邦公開市場委員会)や米大手金融機関の決算など重要イベントを控え、基本的に動きづらい相場だ。FOMCについては0.75%~1.25%の利下げが見込まれているが、既に織り込み済みであり、追加的な対応策が出ない限り、反発は難しいだろう。また、ベアー・スターンズの買収額が1株当たり2ドルとなったことで、他の金融機関にも追加損失の疑惑が生じており、下値不安は依然として大きい」(準大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1099、値下がり532。出来高は22億6676万株。売買代金は2兆3935億円。東京外国為替市場では、1ドル=97円台前半(前日終値は1ドル=97円36銭)で取引されている。
 ドイツ証券が投資判断「Buy」(買い)に引き上げたあいおい <8761> や、同じく「Hold」(中立)に引き上げた日本興亜 <8754> をはじめ、損保ジャパン、T&DHD、三住海上など保険株が高値圏で推移。三菱UFJ <8306> 、住友信託 <8403> 、りそなHD、横浜銀、静岡銀、常陽銀など銀行株や、アコム <8572> 、武富士 <8564> 、イオンクレ、クレセゾンなどノンバンク株にも買いが継続した。王子紙 <3861> 、日本紙 <3893> 、三菱紙、大王紙などパルプ・紙株も堅調。HOYA <7741> 、シチズンHD <7762> 、トプコン、オリンパス、セイコーHDなど精密機器株も上値を慕った。クレディスイス証が投資評価「ニュートラル」(中立)に引き上げたJAL <9205> や、ANA <9202> 、国際航HDなど空運セクターも高い。
 個別では、前日にストップ高比例配分となったABILIT <6423>  が東証、大証ともに値上がり率トップを維持。ほか、青木あすなろ、プレナス、KIMOTOなどは後場一段高となった。
 半面、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> 、ガス開など鉱業株が安値圏で停滞。住友鉱 <5713> 、東邦鉛 <5707> 、アサヒプリ、DOWAなど非鉄金属も軟調。郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、乾汽船、第一中汽など海運株や、丸紅 <8002> 、三菱商 <8058> 、住友商、伊藤忠など商社株にも売り物が続いた。個別では、丸三証 <8613> やサンフロンテ <8934> 、シンプレクス <4340> などがストップ安比例配分。グッドウィル <4723> も一時ストップ安に売られたほか、08年10月期連結業績予想を下方修正したHISは昨年来安値圏でもみ合った。

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2008年3月17日 (月)

Today's マーケット( 03月17日 15:55)

<やや下げ渋りも平均株価は454円安と2年7カ月ぶりの1万2000円割れ=東京株式市場・17日後場>(03月17日 15:55)

  17日後場の東京株式市場では、やや下げ渋りも、平均株価が前週末比454円09銭安の1万1787円51銭と大幅に3日続落し、05年8月10日以来約2年7カ月ぶりに1万2000円を割り込んだ。TOPIXも05年6月13日以来約2年9カ月ぶりの安値水準。後場寄り後に「債先売り・株先買いの動きが出た」(外資系証券)といい、ショートカバー(売り方の買い戻し)を交えて戻りを試す展開。為替市場で午前11時半に1ドル=95円77銭近辺まで進んだ円高に歯止めが掛かったことも警戒感の後退につながった。ただ、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が軟調に推移したほか、上海、香港、インドなど海外株式市場が軒並み下落し、戻りは限定的。東証業種別では全33業種が下落し、値下がり銘柄は全体の87%強に達するなど全面安商状となった。
 市場からは、「下げ止まりのメドは、平均株価がどのくらいの水準になるかということではなく、市場を取り巻くさまざまな要因が落ち着くかどうかに掛かっている。依然として米住宅問題を発端とした信用不安に抜本的な改善策は見えていないうえ、国内でも日銀総裁人事が解決せず、ファンダメンタルズもぜい弱。底入れにはまだ時間がかかるだろう」(ちばぎんアセットマネジメント・運用部長・大越秀行氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり179、値下がり1507。出来高は24億5200万株。売買代金は2兆5599億円。東京外国為替市場では、1ドル=97円台前半(前週末終値は1ドル=100円27銭)で取引されている。
 三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ、千葉銀、ふくおか、札幌北洋など銀行株が新安値圏で停滞。前期実績を大幅に下回る期末配当金5円を発表した丸三証 <8613> がストップ安比例配分に昨年来安値を付け、野村 <8604> 、大和証G <8601> 、いちよし、マネクスBHなど証券株にも売り物が続いた。NIS <8571> 、オリックス <8591> などが昨年来安値を切り下げ、リコーリス、イオンクレ、ジャックスなどノンバンク株も軟調。国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> 、ガス開など鉱業株や、新日石 <5001> 、新日鉱HD <5016> 、AOCHD、コスモ石など石油株も一段安となった。野村証が投資判断「2」(やや強気)に引き下げたソニー <6758> やキヤノン <7751> 、TDK <6762> が昨年来安値圏で推移し、ファナック、京セラ、アドバンテスなど値がさハイテク株も停滞。ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> 、スズキ、日産自、マツダなど自動車株も新安値圏でもみ合った。個別では、08年1月期連結業績推定値を下方修正した丸善 <8236> が安値圏で推移し、値下がり率トップ。サンシティ <8910> がストップ安比例配分となり、CYBOZU <4776> も一時ストップ安に売られたほか、08年3月期連結最終赤字修正の日証金も昨年来安値圏で推移した。
 半面、モルガン証が原料高で円高影響はプラス方向と指摘したJFE <5411> 、新日鉄 <5401> など鉄鋼株の一角や、住友鉱 <5713> 、東邦鉛 <5707> など一部非鉄金属株がプラス圏に浮上。個別では、ABILIT <6423>  が後場一段高に前週末に続いてストップ高比例配分となり、東証1部、大証1部とも値上がり率トップ。午後1時に好調な第3四半期連結決算(07年5月16日~08年2月15日)を発表したツルハHDが急激に切り返したほか、富士ソフトも上げに転じた。
 なお、イオン <8267> によるTOB(買い付け価格600円、280万株上限)などを発表したCFS <8229> は午後2時40分から午後3時10分まで一時売買停止となった。

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2008年3月14日 (金)

Today's マーケット( 03月14日 15:53)

<平均株価は191円安に連日の新安値、ドル安・円高で売り加速し下値模索に=東京株式市場・14日後場>(03月14日 15:53)

  14日後場の東京株式市場では、下げ転換。平均株価は前日比191円84銭安の1万2241円60銭と続急落し、連日の昨年来安値更新。05年8月以来2年7カ月ぶりの安値水準となった。TOPIXも連日の新安値。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が軟調に推移したうえ、10年債利回り低下に伴い債先買い・株先売りの動きが指摘され、平均株価は下押した。為替市場で円がジリ高になると、現物、先物ともに売りが加速し、1ドル=100円を割れた局面では平均株価が一時266円安まで下げ幅を広げた。上海や台湾などアジア株式市場が下落したほか、週末要因や現地14日に2月米消費者物価指数などを控え、警戒感を強める格好となった。
 市場からは、「為替市場と連動した動きだ。外部環境は改善しておらず、信用収縮によるドル下落でリスクが高まっており、先物で売り仕掛けしやすい状況だ。来週も外部環境次第で、引き続きボラタイルな相場。現地18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)での追加利下げはほぼ織り込み済みであり、プラスアルファがないと反転は難しい」(いちよし投資顧問・運用部長・秋野充成氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり238、値下がり1394。出来高は31億4890万株(うちSQ分概算8億1500万株)。売買代金は3兆7867億円(同1兆2192億円)。東京外国為替市場では、1ドル=100円台前半(前日終値は1ドル=100円17銭)で取引されている。
 川崎汽 <9107> 、乾汽船 <9113> 、太平海、商船三井、郵船など海運株が一段安に、東証業種別値下がり率トップ。08年3月期連結業績予想を下方修正したサンフロンテ <8934> や創建 <8911> などがストップ安比例配分に新安値となり、三井不 <8801> 、住友不 <8830> 、東建物、平和不、東急不、URBAN、レオパレスなども昨年来安値を切り下げ、不動産株が幅広く売られた。円高進行を背景に、日産自 <7201> 、ホンダ <7267> 、マツダ、スズキ、ヤマハ発などが昨年来安値を更新し、自動車株にも売りが先行。TDK <6762> 、ニコン <7731> 、東エレク、ソニー、キヤノン、京セラなど値がさハイテク株も下押した。
 住軽金 <5738> 、日軽金 <5701> 、DOWA、三菱マなど非鉄金属株や、神戸鋼 <5406> 、新日鉄 <5401> 、大同特鋼、山陽特鋼など鉄鋼株が軟調。三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、三井住友、ほくほく、新生銀、ふくおかなど銀行株や、野村 <8604> 、大和証G <8601> 、岡三、丸三証、マネクスBHなど証券株にも売り物が続いた。個別では、一時ストップ安のノーリツ鋼 <7744> や飯田産業、日本トリムなどが昨年来安値を切り下げた。
 半面、マルハニチロ <1334> や極洋 <1301> 、ホクトなど水産・農林株や、三菱紙 <3864> 、レンゴー <3941> 、王子紙などパルプ・紙株の一角が値を保った。個別では、08年12月期の黒字予想を発表したABILIT <6423>  がストップ高比例配分となり、東証、大証とも値上がり率トップを維持。08年3月期の3円復配が好感された鬼怒ゴムや、08年10月期第1四半期連結営業5.8%増益のオハラなども高値圏で推移した。

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2008年3月13日 (木)

Today's マーケット( 03月13日 15:29)

<円高加速で下げ幅拡大、全面安に平均株価は427円安と大幅反落し新安値=東京株式市場・13日後場>(03月13日 15:29)

  13日後場の東京株式市場では、下げ幅を拡大。平均株価は前日比427円69銭安の1万2433円44銭と3日ぶりに大幅反落し、終値ベースで3月10日の昨年来安値1万2532円13銭を更新。TOPIXも1月22日の昨年来安値1219.95ポイントを下回った。ストップロス(損失確定のドル売り)を巻き込み1ドル=100円台前半へと急速に円高へ進んだ為替市場を嫌気し、寄り付きから売りが先行。アジア株が全面安となったほか、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が下げ基調を強めたことも売り要因となり、平均株価は一段安に下げ幅500円超となる場面もあった。その後、やや下げ渋るも為替にらみの展開が続き、安値圏で停滞した。値下がり銘柄数は全体の86%強に達するなど全面安商状となった。
 市場からは、「為替市場と連動した動き。1ドル=100円近辺まで円高が進み、業績に対する不安感が高まっている。FRB(米連邦準備制度理事会)による資金供給策にも疑念が生じており、元に戻った格好だ。足元の環境は厳しく、円高に進めば株価が下落し、株価が下げれば円高が進むといった悪循環になっている。平均株価1万2000円割れも視野に入る」(銀行系投信投資顧問)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり175、値下がり1492。出来高は21億644万株。売買代金は2兆3938億円。東京外国為替市場では、1ドル=100円台前半(前日終値は1ドル=103円07銭)で取引されている。
 みずほ <8411> 、三菱UFJ <8306> 、三井住友、住友信託、新生銀など大手銀行株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> 、岡三、新光証券など証券株が一段安。T&DHD <8795> 、損保ジャパン <8755> 、三住海上、あいおいなどの保険株も下げ基調となった。SFCG <8597> やオリックス <8591> 、フィデック <8423> などが新安値を切り下げ、東京リース、アイフル、OMCカードなどノンバンク株にも売りが継続。住友不 <8830> 、東建物 <8804> 、三井不、菱地所、東宝不など不動産株や、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、郵船、第一中汽、新和海など海運株も軟調に推移した。円高進行を背景に、ホンダ <7267> 、ヤマハ発 <7272> 、マツダ、スズキなど自動車株や、ファナック <6954> 、TDK <6762> 、キヤノン、アドバンテス、富士フイルムなど値がさハイテク株も下げ幅を拡大した。個別では、グッドウィル <4723> が連日のストップ安比例配分。ノーリツ鋼や北日本銀が昨年来安値を切り下げた
 半面、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> 、ガス開など資源開発株が堅調。個別では、丸善、富士機工、大東紡など低位株が活況となったほか、前場ストップ高のサンシティやCCCなどが高値圏を維持した。

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2008年3月12日 (水)

Today's マーケット( 03月12日 15:28)

<戻り売りに上げ幅縮小も、平均株価は202円高と大幅続伸=東京株式市場・12日後場>(03月12日 15:28)

  12日後場の東京株式市場では、上げ幅縮小も、平均株価が前日比202円85銭高の1万2861円13銭と大幅続伸した。昼休みの立ち会い外取引で「約100億円の売り越し」(欧州系証券)となり、戻り売りや利益確定売りに押される展開。為替市場で、1ドル=102円台後半と円がジリ高になったうえ、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が弱含んだことが上値の重しとなり、平均株価は伸び悩んだ。
 市場からは、「上値が重い。FRB(米連邦準備制度理事会)による新国債貸出制度は好材料となり、買い戻しが活発化したが、一巡後は手掛かり不足。本格的な戻りに至らず、先行き昨年来安値をうかがう展開も考えられる。現地18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)での利下げが見込まれているが、根本的な解決案が出ない限りは下値不安はぬぐえない」(ウツミ屋証券・取締役・藤田勝義氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1226、値下がり415。出来高は20億4145万株。売買代金は2兆4189億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円台後半(前日終値は1ドル=102円18銭)で取引されている。
 野村 <8604> 、大和証G <8601> 、マネクスBH、新光証券、丸三証など証券株や、三井住友 <8316> 、三菱UFJ <8306> 、みずほ、住友信託、ほくほく、静岡銀など銀行株が上げ一服。菱地所 <8802> 、住友不 <8830> 、東建物、住友販売、NTT都市など不動産株も上値の重い展開が続いた。丸紅 <8002> 、三井物 <8031> 、伊藤忠、住友商、三菱商など商社株も伸び悩んだ。円下落一服を受け、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、日産自、スズキなど自動車株や、ファナック <6954> 、京セラ <6971> 、キヤノン、TDK、東エレクなど値がさハイテク株も上げ幅を縮めた。個別では、平均株価採用銘柄に新規補充のユニー <8270> がストップ高比例配分。明治海 <9115> が一時ストップ高に買われ、太平海や共栄タンカなどが上げ幅を拡大した。
 半面、HOYA <7741> 、オリンパス <7733> 、ノーリツ鋼、トプコンなど精密機器株が軟調。JT <2914> 、伊藤園 <2593> 、味の素、丸大食など食品株もさえない展開が続いた。個別では、前日ストップ高比例配分のグッドウィル <4723> が一転ストップ安比例配分。08年3月期連結営業利益予想を減額した東芝機が下げ幅を拡大し、値下がり率トップとなったほか、エクセル、高島なども一段安となった。

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2008年3月11日 (火)

Today's マーケット( 03月11日 15:34)

<買い戻し広がり、平均株価は126円高と3日ぶり反発=東京株式市場・11日後場>(03月11日 15:34)

  11日後場の東京株式市場では、平均株価が前日比126円15銭高の1万2658円28銭と3日ぶりに反発した。後場中ごろにかけ小幅安でもみ合ったが、メガバンクや証券の一角がプラス転換すると買い戻しの動きが強まり、一段高となった。「鉄鋼や非鉄金属などに買い戻しの動き」(外資系証券)が指摘されたほか、自動車や不動産などへも物色が広がり、平均株価は一時142円高まで上げ幅を拡大する場面もあった。
 市場からは、「平均株価は3日ぶりに反発したが、買い戻しが主。NYダウの底割れを意識してかFRB(米連邦公開市場委員会)による緊急利下げがうわさされたことも市場不安を後退させた。ただ、円高による業績への不安感が強く、上値は依然として重い。当面は戻り売りスタンス」(銀行系投信)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1006、値下がり599。出来高は23億7091万株。売買代金は2兆5512億円。東京外国為替市場では、1ドル=101円台後半(前日終値は1ドル=102円04銭)で取引されている。
 JFE <5411> 、住金 <5405> 、新日鉄、合同鉄、東鉄鋼など鉄鋼株が一段高となり、東証業種別値上がり率トップを維持。住友鉱 <5713> 、三菱マ <5711> 、邦チタ、大阪チタ、アサヒプリなど非鉄金属株も買いが継続した。高配当銘柄として注目されたサンシティ <8910> がストップ高比例配分となり、自社株買い発表のリサ <8924> や、野村不HD、菱地所、住友不など不動産株にも物色が向かった。UBS証が投資判断「ニュートラル」(中立)に引き上げたブリヂス <5108> や、洋ゴム、浜ゴムなどゴム製品株も堅調に推移した。明治海 <9115> 、川崎汽 <9107> 、商船三井、郵船など海運株も上値慕い。日産自 <7201> 、ホンダ <7267> 、トヨタ、スズキなど自動車株や、アドバンテス <6857> 、ソニー <6758> 、オリンパス、ニコンなど値がさハイテク株の一角も強含んだ。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> のメガバンク株はプラス転換した。
 個別では、米系2社主導で再建と報じられたグッドウィル <4723> や、スカパーJ <9412> がストップ高比例配分。GMO <9449> が後場一段高に高値引けし、東証1部値上がり率トップとなったほか、ダイエー、コンビなども上げ幅を拡大した。
 半面、SFCG <8597> 、オリックス <8591> が昨年来安値圏で停滞し、三菱Uリース、プロミス、ポケットCなどノンバンク株が軟調。日本興亜 <8754> 、ニッセイ同和 <8759> 、三住海上、ミレアHDなど保険株もさえない展開が続いた。アステラス薬 <4503> 、協発酵 <4151> 、エーザイなど医薬品株も売られた。
 個別では、08年3月期連結業績予想の下方修正を発表し、前場一時ストップ安の住生活G <5938> が値下がり率トップになったほか、立会外分売10万株を発表した進学会、期末配当見送りのナカヨ通、日油、小松ウオールなども安値圏で停滞した。

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2008年3月10日 (月)

Today's マーケット( 03月10日 15:47)

<昨年来安値を更新、先物売りに平均株価は250円安と大幅続落=東京株式市場・10日後場>(03月10日 15:47)

  10日後場の東京株式市場では、平均株価が前週末比250円67銭安の1万2532円13銭と大幅続落し、1月22日の昨年来安値1万2573円05銭を更新した。上海、香港などアジア株が軒並み下落したうえ、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が軟調に推移したことを受け、後場寄りから先物売りが先行。「海運、商社などに欧米ヘッジファンドの解約売り」(中堅証券)との声も聞かれ、午後1時57分には前週末比255円73銭安の1万2527円07銭まで切り下げるなど停滞色を強めた。なかで、電力や食品などディフェンシブ・セクターはしっかりと推移した。
 市場からは、「ここ最近の相場は国内要因で動いておらず、グローバル資金の流れに左右される。きょうはヘッジファンド破たんによる解約売りとの観測も聞かれ、平均株価は昨年来安値を割り込んだ。足元では配当取りの動きが出ているものの、来期業績への不透明感が強く、物色は広がらない。目先はテーマ性のある個別物色にとどまりそうだ」(銀行系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり290、値下がり1360。出来高は21億9925万株。売買代金は2兆4347億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円近辺(前週末終値は1ドル=102円43銭)で取引されている。
 新日鉄 <5401> 、JFE <5411> 、住金、神戸鋼の高炉4社が昨年来安値圏で停滞し、東鉄鋼、合同鉄、大平金、東製鉄など鉄鋼株が一段安。住友鉱 <5713> 、アサヒプリ <5855> 、東邦鉛、DOWA、三菱マなど非鉄金属株も下げ基調となった。国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> など資源開発株が下押し、一時ストップ安となったAOCHD <5017> や新日鉱HD、昭シェル、新日石など石油関連株にも売りが続いた。川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> 、郵船、乾汽船など海運株や、伊藤忠 <8001> 、住友商 <8053> 、丸紅、三菱商など商社株も低迷。日産自 <7201> 、マツダ <7261> が昨年来安値を切り下げ、トヨタ、ホンダ、スズキなど自動車株も軟調。新安値圏で停滞したソニー <6758> や、アドバンテス <6857> 、東エレク、ファナックなど値がさハイテク株もさえない展開となった。三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、三井住友 <8316> のメガバンク株は昨年来安値圏でもみ合った。
 個別では、08年3月期業績予想を下方修正したナナオ <6737> や、ソネット <3789> などがストップ安比例配分となり、日農薬 <4997> もストップ安。08年3月期見通しの赤字修正、減配を発表した大豊建や、高千穂交、セイジョーなどは昨年来安値圏で停滞した。
 半面、東電 <9501> 、中部電 <9502> 、関西電など電力株に買いが継続。JT <2914> やヤクルト <2267> 、日清食、アサヒなど食品株も上値を慕った。三住海上 <8752> 、T&DHD <8795> 、日本興亜、ミレアHDなど保険株もしっかり。個別では、インフルエンザ「万能ワクチン」実現への道筋と報じられた日油 <4403> や、グッドウィル <4723> などがストップ高比例配分。ほか、応用地質が一段高に買われ、戸田工、スカパーJなども高値圏を維持した。ドイツ証が新規「Buy」(買い)でカバー開始したユナイテド <8960> をはじめ、プロレジ、福岡リート、eATなどREIT株はヘッジファンドによる資金流入が観測され上昇した。

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2008年3月 7日 (金)

Today's マーケット( 03月07日 15:41)

<様子見強く安値もみ合い、平均株価は432円安と大幅反落=東京株式市場・7日後場>(03月07日 15:41)

  7日後場の東京株式市場では、安値もみ合い。平均株価は前日比432円62銭安の1万2782円80銭と大幅反落した。上海、香港などアジア株式市場がさえず、現地7日に2月米雇用統計の発表を控え、様子見ムードを強めた。連日のように出来高、売買代金が低水準にとどまり、平均株価は1万2800円を挟んで方向感に乏しい展開となった。後場中ごろには日銀総裁人事が報じられたが、市場への影響は限定的。値下がり銘柄数は全体の86%強に達するなど、全面安商状となった。
 市場からは、「雇用統計待ちで、売り方・買い方ともに動けない。日本独自の手掛かり要因に乏しく、静観姿勢を決め込んでいる。来週もメジャーSQ(特別清算指数)算出を控え、思惑売買に先物主導の展開となる可能性が高く、値動きの荒い展開となりそうだ」(大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり180、値下がり1491。出来高は20億7743万株。売買代金は2兆3532億円。東京外国為替市場では、1ドル=102円台後半(前日終値は1ドル=103円56銭)で取引されている。
 三井不 <8801> 、住友不 <8830> 、野村不HDなどが昨年来安値を切り下げ、平和不、東建物、東急不なども新安値圏でもみ合うなど不動産株が軒並み安。JFE <5411> 、新日鉄 <5401> 、住金、神戸鋼の高炉4社が昨年来安値を更新し、山陽特鋼、中山鋼、合同鉄など鉄鋼株にも売り物が続いた。新光証券 <8606> が昨年来安値圏で推移し、野村 <8604> 、大和証G、岡三など証券株が軟調。三井住友 <8316> 、みずほ <8411> がともに新安値を切り下げ、三菱UFJ、りそなHD、住友信託など大手銀行株も下押した。川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> 、郵船、第一中汽、新和海など海運株も売りが継続した。
 安値引けした東エレク <8035> をはじめ、TDK <6762> 、ソニー、アドバンテス、京セラなど値がさハイテク株が下げ基調。昨年来安値を更新した日産自 <7201> 、ヤマハ発 <7272> や、トヨタ、ホンダ、マツダなど自動車株も安値圏で停滞した。ブリヂス <5108> 、住友ゴム <5110> 、浜ゴムなどタイヤ株もさえない。ソフトバンク <9984> は携帯電話純増数で10カ月連続トップとなったが、下げ幅を拡大し、KDDI、NTTドコモにも売りが続いた。個別では、ハニーズ <2792> が上場来安値を切り下げ、値下がり率トップ。09年1月期連結経常21%減益見通しのSUMCO <3436> は安値圏で推移したほか、ガイシ、古河電池などは一段安に売られた。
 半面、個別で、JPモルガン証が投資判断「オーバーウエート」(強気)に2段階引き上げたドワンゴ <3715> やグッドウィル <4723> がストップ高比例配分。三井海洋が一段高に買われたほか、みずほ証が投資判断「2」(やや強気)に引き上げた協発酵、09年1月期営業8.7%増益見通しのピジョンなどは高値圏を保った。

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2008年3月 6日 (木)

Today's マーケット( 03月06日 15:46)

<ほぼ全面高に上げ幅を拡大、平均株価は243円高と大幅反発=東京株式市場・6日後場>(03月06日 15:46)

  6日後場の東京株式市場では、ほぼ全面高に上げ幅を拡大。平均株価は前日比243円36銭高の1万3215円42銭と大幅反発した。香港、上海などアジア株高を背景に後場寄りから買いが先行。前引け後に、米政府が質の悪化した住宅ローンを買い取る案を協議していると報じられ、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が堅調に推移したことも市場心理の好転につながった。また、「国内年金筋が大口の買い注文を入れたようだ」(外資系証券)といい、買い安心感を誘ったほか、先物市場への断続的な買い戻しが裁定買いを呼び込み、平均株価は上げ幅400円に迫る場面もあった。ただ、「現物市場へのフローは限定的」(外資系証券トレーダー)との声も聞かれ、出来高、売買代金とも盛り上がりに欠け、買い一巡後は伸び悩んだ。値上がり銘柄数は全体の85%強に達した。
 市場からは、「年金買い観測や米政府による住宅ローン買い取り報道など好材料が出たことで上昇したが、現地7日に2月米雇用統計の発表を控え、積極的に上値を買う段階ではない。また、来週にはSQ(特別清算指数)算出を控え、思惑売買の活発化が予想されるほか、米金融機関の決算もあり、まだ半身の構えを維持。本格的な戻りは再来週以降になるだろう」(三菱UFJ証券・投資情報部・副部長・吉越昭二氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1476、値下がり176。出来高は19億9256万株。売買代金は2兆2464億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台後半(前日終値は1ドル=103円62銭)で取引されている。
 あいおい <8761> 、日本興亜 <8754> 、T&DHD、ミレアHDなど保険株が買い戻しに一段高。三井不 <8801> 、住友不 <8830> 、東急不、NTT都市、菱地所など不動産株も上値追い。HOYA <7741> 、トプコン <7732> 、ニコン、オリンパス、セイコーHDなど精密機器株が上げ幅を拡大し、ファナック <6954> 、キヤノン <7751> 、京セラ、アドバンテスなど電気機器株も底堅く推移した。欧州系資金流入が聞かれた三菱商 <8058> をはじめ、伊藤忠 <8001> 、住友商 <8053> 、三井物、伊藤忠など商社株も堅調。三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、三井住友などメガバンクや、野村 <8604> 、大和証G <8601> 、いちよし、岡三など証券株にも買い物が続いた。
 個別では、前引け後に米アムジェンとのライセンス契約締結を発表した協発酵 <4151> や、ガリバー <7599> 、グッドウィル <4723> がストップ高比例配分。米ヤフーとタイム・ワーナー傘下のAOLが統合案協議と報じられ、思惑買いが向かったヤフー <4689> や、日農薬 <4997> が一時ストップ高に買われたほか、共立、学研などが一段高に買われた。
 半面、午後1時半に08年3月期連結利益予想を下方修正した新日鉄 <5401> をはじめ、JFE <5411> 、住金 <5405> 、大同特鋼など鉄鋼株の一角が軟調。個別では、創建、サンフロンテなどが上場来安値圏で推移したほか、高島が利益確定売りにマイナス転換。ほか、TGRやTOPリートなどREIT株の一角も売られた。

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2008年3月 5日 (水)

Today's マーケット( 03月05日 15:51)

<銀行、不動産など内需株さえず、平均株価は20円安と小反落=東京株式市場・5日後場>(03月05日 15:51)

  5日後場の東京株式市場では、平均株価が前日比20円22銭安の1万2972円06銭と小反落した。先物市場での大口売買に振らされ、平均株価が1万3000円を挟んでプラス・マイナスを繰り返すなど、方向感に乏しい展開となった。現物市場では、東証1部市場総計の指し値注文で「前場からしばらく続いていた売り超が買い超に転じた」(準大手証券)こともあり、下値が限定される一方で、前日に続き銀行、不動産など内需株がさえず、指数の足を引っ張った。
 市場からは、「平均株価1万3000円水準での攻防。来週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出をにらんだ動きも先物市場で出ているようだ。業種別で見れば強弱感が出ており、商社や石油関連など上昇を続ける市況株につくことが得策。SQ通過後には再び上値を試す展開となりそうだ」(東洋証券・情報部・檜和田浩昭ストラテジスト)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり541、値下がり1062。出来高は19億5286万株。売買代金は2兆1554億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台前半(前日終値は1ドル=103円16銭)で取引されている。
 みずほ <8411> が昨年来安値圏で停滞し、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などメガバンクに売りが続き、ふくおか <8354> 、常陽銀 <8333> 、札幌北洋、秋田銀など地銀株も新安値圏でもみ合い。不動産株も一時ストップ安となったサンフロンテ <8934> をはじめ、三井不 <8801> 、住友不 <8830> 、平和不、東急不、ジョイント、東急リバなどが昨年来安値圏で推移した。東証1部値下がり率上位にはニューシティ <8965> 、TGR <8963> などREIT株が連なり、東証REIT総合指数(大引け1439.14ポイント)は今年1月22日の昨年来安値を更新した。昨年来安値を切り下げたHOYA <7741> や、トプコン <7732> 、ニコン <7731> 、オリンパス、島津製など精密機器株が軟調。TDK <6762> 、アドバンテス <6857> 、キヤノン、東エレクなど値がさハイテク株も指数を押し下げた。
 個別では、08年3月期第3四半期営業10.8%減益となり、野村証やモルガン証など複数証券会社による格下げが相次いだ伊藤園 <2593> が上場来安値圏で推移し、創建 <8911> はストップ安比例配分。アークは後場一段安に値下がり率トップとなった。
 半面、時間外取引でのNY原油先物価格100ドル回復を背景に、新日鉱HD <5016> 、昭シェル <5002> 、新日石、コスモ石、AOCHDなど石油関連株や、国際帝石 <1605> 、石油資源など資源開発株に買いが流入。メリル日本証が投資判断「買い」に引き上げた丸紅 <8002> や、住友商 <8053> 、三菱商、伊藤忠、三井物など商社株も強含んだ。ドイツ証が投資判断「Buy」(買い)に引き上げた角川GHD <9477> も高値圏を保ち、カプコン <9697> 、コナミ <9766> 、スク・エニなどゲーム関連株や、一時ストップ高となったスカパーJ <9412> 、NTT <9432> 、KDDI <9433> 、NTTドコモ、ヤフーなど情報・通信株が堅調に推移した。
 個別では、09年1月期連結業績予想を上方修正したバルス <2738> や、5日付株式新聞で省エネ改正法関連銘柄として取り上げた高島 <8007> がストップ高比例配分。島田理化 <6818> も一時ストップ高に買われたほか、東光、紀州紙、第一パンなどにも買いが続いた。

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2008年3月 4日 (火)

Today's マーケット( 03月04日 15:52)

<断続的な先物売買に振らされ方向感定まらず、平均株価は10銭高と横ばい=東京株式市場・4日後場>(03月04日 15:52)

  4日後場の東京株式市場では、方向感定まらず、平均株価が前日比10銭高の1万2992円28銭と横ばいで終了。手掛かり材料に乏しい上、現地4日にバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長講演を控え、先行き不透明感から積極的な売買が限定される中、先物市場での断続的な売買に振らされ、前日終値を挟んだもみ合いに終始した。現物市場では、商社や非鉄金属の一角に中東系資金流入が観測される一方、メガバンク中心に海外ヘッジファンド売りも指摘され、市況関連株高・内需株安の様相を強めた。
 市場からは、「上値は重く、スタンスは戻り売り。ここ数日での平均株価1000円超の下げはきつく、早いうちに半値戻しを達成しないとさらに下押す可能性がある最悪シナリオで1万2000円割れもあるだろう。同水準では割安との見方も聞かれるが、海外勢が売るときは容赦ない」(中堅証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり514、値下がり1097。出来高は20億8711万株。売買代金は2兆3744億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円台前半(前日終値は1ドル=102円68銭)で取引されている。
 バルチック海運指数の3日続伸を受け、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、第一中汽、明治海など海運株に買い物が続き、業種別値上がり率トップを維持。非鉄・貴金属市況高を背景に、住友鉱 <5713> 、DOWA <5714> 、アサヒプリ、大紀ア、三菱マなど非鉄金属株も底堅く推移したほか、三菱商 <8058> 、三井物 <8031> 、伊藤忠、丸紅、住友商など商社株も堅調。コマツ <6301> 、島精機 <6222>  、SMC、住精密、ダイキンなど機械株もしっかり。プラズマパネルの自社生産からの撤退が報じられたパイオニア <6773> や、ファナック <6954> 、京セラ、TDK、松電産などハイテク株の一角も指数を下支えした。個別では、三晃金が後場ストップ高に値上がり率トップを維持したほか、井関農、イオンディラなどが上値追い。08年10月期第1四半期連結決算で最終黒字転換した巴工業や、サーベラスが株式を49.49%まで買い増すと発表したあおぞらも高値圏を保った。
 半面、住友不 <8830> 、野村不HD <3231> 、平和不、東急不、ダイビル、NTT都市、URBAN、ジョイントなどがいずれも新安値圏で推移するなど不動産株が停滞。昨年来安値を更新した浜ゴム <5101> 、住友ゴム <5110> などゴム製品株も売られた。傘下のアラビア石油がエジプト鉱区権益を放棄すると発表し、値下がり率トップとなったAOCHD <5017> をはじめ、昭シェル <5002> 、コスモ石 <5007> 、新日石、新日鉱HDなど石油関連株にも売りが継続。7&iHD <3382> も新安値となり、ファストリテ <9983> 、Uアローズ <7606> 、丸井G、H2Oリテイ、ダイエーなど小売株も下押した。
 昨年来安値を更新したみずほ <8411> をはじめ、三井住友 <8316> 、住友信託、りそなHDなど大手銀行株もさえず、千葉銀 <8331> 、常陽銀 <8333> 、ふくおか、札幌北洋など地銀株も新安値圏でもみ合った。野村 <8604> 、大和証G <8601> 、いちよし、松井証など証券株や、ジャックス <8584> 、セントラル <8588> 、ポケットC、OMCカードなどノンバンク株も売られた。個別では、グッドウィル <4723> 、創建 <8911> がともにストップ安比例配分。ほか、ハニーズ、ゴールドクレ、黒田電などが値下がり率上位となった。

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2008年3月 3日 (月)

Today's マーケット( 03月03日 15:49)

<平均株価は610円安と安値引け、1月23日以来の1万3000円割れ=東京株式市場・3日後場>(03月03日 15:49)

  3日後場の東京株式市場では、引けにかけ売り圧力が強まり、平均株価が前週末比610円84銭安の1万2992円18銭と安値引けに3日続落。終値で1月23日以来の1万3000円割れとなった。一部銘柄への押し目買いや先物市場への買い戻しでやや下げ渋る場面があったものの、戻りは限定的。アジア株式市場がさえず、GLOBEX(シカゴ先物取引システム)でも米株価指数先物が軟調に推移した上、現地3日に2月米ISM(サプライマネジメント協会)製造業景況指数発表を控えて、買い注文が入りづらい中、徐々に売り物がちとなり、引け際インデックス売りに一段安となった。値下がり銘柄数は全体の93%強に達し、全面安で取引を終えた。
 市場からは、「今週は米経済指標の発表が多く、動くに動けない。目先では現地3日の2月米ISM製造業景況指数が注目度が高い。コンセンサスでは48だが、さらに下ブレした場合には米経済のリセッション(景気後退)入り懸念が強まり、ダウ工業株30種平均で1万2000ドル割れとなる可能性もある。そうなれば平均株価も今年1月安値近辺までの下落が想定され、買うに買えない」(いちよし投資顧問・運用部長・秋野充成氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり91、値下がり1615。出来高は21億2602万株。売買代金は2兆4795億円。東京外国為替市場では、1ドル=103円前後(前週末終値は1ドル=104円33銭)で取引されている。
 08年3月期経常減益の公算と伝わった新日鉄 <5401> や、住金 <5405> が昨年来安値圏で停滞し、合同鉄、JFE、大同特鋼、山陽特鋼など鉄鋼株が軒並み売られ、東証業種別値下がり率トップのまま。DOWA <5714> 、住友鉱 <5713> 、三菱マ、アサヒプリ、邦チタ、大阪チタなど非鉄金属株にも売り物が続いた。JUKI <6440> 、ダイキン <6367> 、島精機、日立建機、住友重など機械株も軟調。三菱商 <8058> 、伊藤忠 <8001> 、住友商、三井物、丸紅など商社株も下押した。
 HOYA <7741> 、シチズンHD <7762> が新安値圏で推移し、トプコン、ニコン、東精密、オリンパスなど精密機器株がさえず、富士通ゼ <6755> 、ファナック <6954> 、アドバンテス、コニカミノルタ、TDK、ソニー、松電産など電気機器株も軒並み安。みずほ <8411> 、三菱UFJ <8306> 、三井住友、中央三井、住友信託など大手銀行株も軒並みさえず、千葉銀 <8331> 、常陽銀 <8333> 、広島銀、札幌北洋など地銀株も新安値圏で停滞。SFCG <8597> が昨年来安値圏にとどまり、OMCカード <8258> 、ポケットC <8519> 、ジャックス、イオンクレなどノンバンク株にも売り物が続いた。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、日野自、いすゞ、マツダなど自動車株も上値の重い展開が続いた。
 個別では、08年3月期連結営業損益見通しを赤字修正し、減配も発表した日立プラ <1970> がストップ安比例配分。08年3月期業績予想の下方修正と減配を発表した岩崎通 <6704> も安値圏で停滞したほか、TSテック、ローランドD、ダイエーなどが大幅安となった。
 半面、ANA <9202> 、国際航HDなど空運関連株の一角が小幅高。クレディスイス証が投資評価「アウトパフォーム」(強気)に引き上げたNTTもプラス圏を維持した。個別では、エネサーブ <6519> が値上がり率トップになったほか、イオン <8267> による出資比率引き上げが報じられたCFS <8229> が高値圏を維持。ほか、東急建設、TYK、WNIウェザなどが買われた。

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2008年2月29日 (金)

Today's マーケット( 02月29日 15:40)

<安値圏で停滞、平均株価は322円安と大幅続落=東京株式市場・29日後場>(02月29日 15:40)

  29日後場の東京株式市場では、安値圏で停滞。平均株価は前日比322円49銭安の1万3603円02銭と大幅続落した。月末ドレッシング買いが観測され、戻りを試す場面があったが、「ラージ70中心に海外勢の売り」(米系証券)が指摘され、引けにかけ停滞した。電力・ガスなどディフェンシブ株の一角には物色が向かったものの、香港、シンガポールなどアジア株がさえず、週末、月末要因に手じまい売りに傾いた。出来高、売買代金とも連日の低水準となり、精彩を欠く展開となった。
 市場からは、「国内に手掛かり材料が乏しく様子見姿勢が強い。来週も欧米株価や為替など外部要因にらみの相場が続く。平均株価が1万4000円を抜けきれず、1万3000円台での値固めを想定。平均株価1万3000円以下は売り込みづらいが、為替に円高バイアスが掛かっており、米株価が下ブレするようだと下値を試す動きとなるだろう」(新光証券・エクイティ情報部・三浦豊氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり247、値下がり1410。出来高は19億7982万株。売買代金は2兆3628億円。東京外国為替市場では、1ドル=104円台後半(前日終値は1ドル=106円39銭)で取引されている。
 一時ストップ安となったパシフィック <8902> をはじめ、レオパレス、URBAN、ジョイントなどが昨年来安値圏でもみ合い、住友不 <8830> 、NTT都市 <8933> 、東急不、大京など不動産株に売りが継続。野村 <8604> 、岡三 <8609> 、大和証G、マネクスBHなど証券株や、みずほ <8411> 、りそなHD <8308> 、住友信託、三井住友、三菱UFJなど大手銀行株も軟調に推移した。円高進行を背景に、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、マツダ、日野自、日産自など自動車株も停滞し、デンソー <6902> 、武蔵精密 <7220> 、エフテック、トピー工など自動車部品株もさえない展開が続いた。
 川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> 、第一中汽、乾汽船など海運株も次第安。ファナック <6954> 、TDK <6762> 、アドバンテス、東エレク、京セラ、ソニーなど値がさハイテク株も下押した。個別では、コーセルが昨年来安値圏で推移し、前日ストップ高比例配分の藤森工業が利益確定売りに急反落。ほか、ゴールドマン証が投資判断「中立」に引き下げたOSGや、ナナオ、SUMCOなどが大幅安となった。
 半面、東北電 <9506> 、関西電、東ガス <9531> 、大ガスなど電力・ガス株の一角がしっかり。アサヒ <2502> 、ヤクルト <2267> 、キリンHDなど食品株や、マルハニチロ <1334> 、ホクト <1379> など水産・農林株の一角にも物色が向かった。個別では、グッドウィル <4723> が連日のストップ高比例配分。前日に経営統合が報じられたセントラル <8588> とOMCカード <8258> がともに高値圏を維持し、大和総研が新規「1」(強気)でカバレッジ開始したKIMOTOも昨年来高値圏を維持。セガサミーH、日金属、ベスト電などは後場一段高に買われた。

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2008年2月28日 (木)

Today's マーケット( 02月28日 15:49)

<出来高、売買代金とも実質今年最低、下げ幅縮小も平均株価は105円安と反落=東京株式市場・28日後場>(02月28日 15:49)

  28日後場の東京株式市場では、下げ幅を縮小も、平均株価は前日比105円79銭安の1万3925円51銭と反落した。韓国、香港などアジア株がしっかりと推移したうえ、新興3市場も上昇したことで、不安心理が後退した。東証1部市場総計の指し値注文では売り超ながら買いが増加傾向にあり、「合計200億円超の買いバスケット」(国内証券)も指摘された。ただ、出来高、売買代金が実質今年最低となるなど買い気は盛り上がらず、戻り一巡後は1万3900円台でもみ合った。
 市場からは、「前場に売りが一巡したことで、後場は先物にショート筋の小口の買い戻しが入り下げ渋りの流れとなったが、現物では欧州経由での売り注文が入っており、上値は重い。商いも実質今年最低を記録するなど低調で、しばらくは休憩」(外資系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり685、値下がり921。出来高は18億5995万株、売買代金は2兆1221億円とともに実質今年最低。東京外国為替市場では、1ドル=106円台前半(前日終値は1ドル=107円05銭)で取引されている。
 ミレアHD <8766> 、日本興亜 <8754> 、ニッセイ同和、三住海上など保険株が停滞。円高推移を受け、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、スズキ、マツダ、いすゞ、ダイハツなど自動車株や、東エレク <8035> 、キヤノン <7751> 、ソニー、TDK、ファナックなど値がさハイテク株も軟調。みずほ証券が投資判断を引き下げた郵船 <9101> 、商船三井 <9104> や、川崎汽、乾汽船など海運株も戻りが鈍く、マルハニチロ <1334> 、日水 <1332> など水産株や、JT <2914> 、日清オイリオ <2602> 、日清粉G、キリンHDなども売りが続いた。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、住友信託など大手銀行株は下げ渋ったが、千葉銀 <8331> が昨年来安値を更新し、常陽銀 <8333> 、ふくおか <8354> など地銀株はさえない。
 個別では、前場に一時ストップ安となり、上場来安値を更新したサンフロンテ <8934> はやや下げ幅を縮小したが、前日ストップ安比例配分のSFCG <8597> 、マクニカ、アーネスト、パイロットなどは安値圏でもみ合った。
 半面、経営統合が報じられ、午後1時44分から売買再開のセントラル <8588> 、OMCカード <8258> がともにカイ気配で終了。再編期待の高まりから、ポケットC <8519> が一時ストップ高に買われ、ジャックス <8584> 、NIS、オリックスなどノンバンク株が買い優勢。東邦鉛 <5707> 、DOWA <5714> 、住友鉱、三菱マなど非鉄金属株は上値追い。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> 、住友不、東建物など大手不動産株はプラス転換した。個別では、藤森工業 <7917> 、グッドウィル <4723> が連日のストップ高比例配分となり、28日昼休みに遺伝子検査に用いる簡易前処理法の開発成功を発表した栄研化 <4549> もストップ高比例配分。キトー <6409> が一時ストップ高に買われたほか、TYK、住精密、空港施設なども値上がり率上位となった。

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2008年2月27日 (水)

Today's マーケット( 02月27日 15:46)

<底堅く推移、平均株価は206円高と急反発し1万4000円台回復=東京株式市場・27日後場>(02月27日 15:46)

  27日後場の東京株式市場では、底堅く推移。平均株価は前日比206円58銭高の1万4031円30銭と急反発し、終値で1月11日以来約1カ月半ぶりに1万4000円台を回復した。上海、香港などアジア株高を背景に、シンガポール取引所(SGX)での225先物買いの流れを受け、後場寄りは買い優勢。午後1時1分には1万4105円47銭(前日比280円75銭高)まで買われたが、先物市場への大口売りに上値を抑えられたうえ、利益確定売りや戻り売りに上値の重い展開。ただ、保険、銀行など金融株や一部値がさハイテク株が値を保ち、指数を下支えした。
 市場からは、「一進一退の動き。政府系ファンドの買い観測が根強く、下は売りづらい。一方、日米の重要経済指標を控えている上、1万4000円回復で目先達成感もあり、ここから買い上がるには新たな材料が欲しい」(準大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1381、値下がり252。出来高は20億8287万株。売買代金は2兆2973億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台前半(前日終値は1ドル=108円05銭)で取引されている。
 みずほ <8411> 、三井住友 <8316> 、りそなHD、横浜銀、ふくおかなど銀行株が上値を慕い、T&DHD <8795> 、ニッセイ同和 <8759> 、三住海上、損保ジャパンなど保険株に買いが継続。京セラ <6971> 、ファナック <6954> 、東エレク、ニコン、アドバンテス、ソニーなど値がさハイテク株も強含んだ。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、日産自、スズキ、マツダなど自動車株も堅調。国際帝石 <1605> 、三井松島 <1518> 、石油資源など鉱業株もしっかり。三菱倉 <9301> 、住友倉、三井倉など倉庫株や、近鉄エクス <9375> 、上組など運輸株も高値圏を維持した。
 キッコーマンが株式交換で完全子会社化すると発表した紀文ケミ <4065> や、ゴールドマン証など複数の証券会社が格上げした山パン <2212> がストップ高比例配分となり、サッポロHD、キリンHD、味の素など食品株も引き締まった。08年3月期連結純利益を増額、自社株買いを発表した丸井G <8252> が一時ストップ高となり、ファストリテ <9983> 、サークルKS <3337> 、ダイエー、AOKIHDなど小売株も買われた。個別では、藤森工業 <7917> 、グッドウィル <4723> がストップ高比例配分。カカクコム <2371> が後場一段高に昨年来高値を更新したほか、FDK、マルハニチロなども上げ幅を拡大した。
 半面、第一中汽 <9132> 、乾汽船 <9113> 、郵船、商船三井など海運株や、伊藤忠 <8001> 、三井物 <8031> 、丸紅、住友商など商社株の一角が停滞。個別では、最大400億円のユーロ建てCB(転換社債型新株予約権付社債)発行を決議したSFCG <8597> が希薄化懸念からストップ安比例配分となり、創建 <8911> も連日のストップ安。07年12月期連結損益推定値の赤字幅拡大修正に加え、決算発表を再延期したABILIT <6423>  が上場来安値圏で推移し、光通信は後場一段安となった。

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2008年2月26日 (火)

Today's マーケット( 02月26日 15:49)

<国内勢の売りに下げ転換、平均株価は89円安と反落=東京株式市場・26日後場>(02月26日 15:49)

  26日後場の東京株式市場では、平均株価が下げに転じ、前日比89円85銭安の1万3824円72銭と反落した。シンガポール取引所(SGX)での225先物売り優勢の流れを受け、上値の重い展開。中盤以降、戻り売りや利益確定売り圧力が強まり、平均株価は下押した。「信託からの利益確定売り」(トレーダー)や「国内勢は売り優勢」(国内系投信)が指摘され、下げ幅は一時100円超となった。
 市場からは、「参加者が少なく様子見が強い。出来高が少なく、小口の売りにも簡単に押されてしまう。また、ここ最近はボラティリティが高く、高値づかみ・安値売りの可能性から買うに買えない状態のようだ。現物市場では相場が落ち着いてから参戦したいという向きが多い」(中堅証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり291、値下がり1369。出来高は20億9370万株。売買代金は2兆4819億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台後半(前日終値は1ドル=107円44銭)で取引されている。
 2月末の配当権利落ちから、ドトール日レス <3087> 、松屋 <8237> 、マルエツ、サークルKS、ローソンなど小売株が一段安。日清食 <2897> 、伊藤ハム <2284> 、森永乳、ニチレイ、グリコ、明治菓など食品株も停滞した。三井倉 <9302> 、三菱倉 <9301> 、渋沢倉、住友倉など倉庫株が売られ、宇徳 <9358> 、近鉄エクス、郵船航空など運輸関連株も軟調。東ガス <9531> 、関西電 <9503> 、中部電、大ガスなど電力・ガス株も下押した。野村証が投資判断「2」(やや強気)に引き下げたKDDI <9433> が昨年来安値を切り下げ、NRI、住商情報、日立ソフト、CTCなど情報・通信株にも売り物が続いた。
 個別では、創建 <8911> が連日のストップ安比例配分となり、上場来安値を更新。フルキャストが後場一段安に売られたほか、市田、インボイス、タキヒヨーなども値下がり率上位となった。
 値上がり業種では、大和証G <8601> 、野村 <8604> 、マネクスBHなど証券株の一角がプラス圏を維持。菱地所 <8802> 、三井不 <8801> 、東急不など不動産株は伸び悩んだ。東芝機 <6104> 、日立建機 <6305> 、オークマ、荏原など機械株は上値の重い展開となった。アドバンテス <6857> 、オリンパス <7733> 、東エレク、ソニーなど値がさハイテク株の一角は値を保った。
 個別では、26日付株式新聞速報ニュース「先読み作戦指令室」で取り上げた三晃金 <1972> が後場ストップ高し同値比例配分。エネサーブ <6519> 、グッドウィル <4723> 、シミック <2309> などもストップ高比例配分となったほか、小林洋行、セガサミーHなども高値圏で推移した。

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2008年2月25日 (月)

Today's マーケット( 02月25日 15:40)

<全面高に上げ幅を拡大、平均株価は414円高と大幅反発し4日の戻り高値更新=東京株式市場・25日後場>(02月25日 15:40)

  25日後場の東京株式市場では、上げ幅を拡大。平均株価は前週末比414円11銭高の1万3914円57銭と大幅反発し、2月4日の戻り高値1万3859円を更新した。シンガポール取引所(SGX)の225先物売り優勢の流れから、後場寄りはやや伸び悩む場面もあったが、先物市場に300~500枚の大口買いが入り、上値指向を強めた。東証1部の指し値注文総計(概算)で「午後1時以降、急激に買いが増えてきた」(準大手証券)ほか、「マクロ系ヘッジファンドが先物買いに動いたうえ、主力銘柄への国内年金買いのうわさも出ている」(米系証券)といい、平均株価は一時468円高となった。値上がり銘柄数は全体の87%強(前引け約83%)に達するなど、物色範囲を広げ、ほぼ全面高となった。
 市場からは、「SWF(政府系ファンド)の具体的なニュースが出始め、先高期待がしぼみ難い状況。米系年金も外部環境の落ち着きを見ながら押し目を狙っているようだ。きょうの上げは先物主導で、現物の商いがまだ追いついていないが、1万4000円台半ばまでの上昇トレンドが明らかになれば、裁定売買を通じて商いも活発化してこよう」(大和証券SMBC・エクイティマーケティング部・部長・高橋和宏氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1511、値下がり162。出来高は22億4046万株。売買代金は2兆6284億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台前半(前週末終値は1ドル=107円31銭)で取引されている。
 前場に一時ストップ高に買われたあいおい <8761> 、損保ジャパン <8755> をはじめ、三住海上、ニッセイ同和、ミレアHDなど保険株が高値圏で推移。ジャックス <8584> 、オリックス <8591> 、クレセゾン、アイフルなどノンバンク株や、住友信託 <8403> 、りそなHD <8308> 、三井住友、みずほ、三菱UFJ、新生銀、横浜銀など銀行株も一段高。中国SWFによる株取得思惑で国際帝石 <1605> に買いが継続し、石油資源、ガス開、日鉄鉱、三井松島など鉱業株も上値を追った。
 東建物 <8804> 、菱地所 <8802> 、住友不、平和不、大京など不動産株が一段高。住友重 <6302> 、菱重工 <7011> 、SMC、ジェイテクトなど機械株や、商船三井 <9104> 、郵船 <9101> 、川崎汽、太平海など海運株も上値慕いとなった。アドバンテス <6857> 、京セラ <6971> 、東エレク、TDK、ファナックなど値がさハイテク株も指数押し上げに寄与した。
 個別では、古河電池 <6937> が昨年来高値を更新し、ストップ高比例配分。トウペ <4614> 、兼松日産 <7961> 、グッドウィル <4723> 、シークス <7613> もストップ高比例配分。大東紡 <3202> 、ニイウスコー <2731> 、三井海洋 <6269> がストップ高で引け、宮地エンジ <3431> 、小林洋行 <8742> も一時ストップ高となった。
 半面、個別で、08年2月期連結業績予想を経常赤字転落見込みとした創建 <8911> や、後場に08年6月期業績予想の下方修正を発表したあいHD <3076> がともにストップ安比例配分。ほか、最大188万株の株式売り出しを発表し、需給悪が懸念されたTSテックや内田洋、三井鉱山、ドワンゴなどが安値圏で停滞した。

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2008年2月22日 (金)

Today's マーケット( 02月22日 15:52)

<買い戻しに下げ幅を縮小、平均株価は187円安と急反落=東京株式市場・22日後場>(02月22日 15:52)

  22日後場の東京株式市場では、下げ幅を縮小。平均株価は前日比187円82銭安の1万3500円46銭と急反落した。後場寄り直後には債先売り・株先買いの動きが見られたが、買い気は続かず戻り限定。その後は商社や鉄鋼、非鉄金属など市況関連株の一角が買われ、市場指し値総計で「買い注文が増加傾向」(準大手証券)。引けにかけて先物市場で買い戻しが入り、下げ渋りの流れとなった。ただ、アジア株の軟調推移や週末要因から総じて模様眺め気分が尾を引き、上値は重かった。
 市場からは、「買い材料がなく様子見。米景気の後退懸念から今晩の米国株も気掛かり要因として意識された。来週も引き続き株価変動の大きい展開になりそうだ。モノライン(金融保証会社)の格下げや経済指標などの海外要因に日々の値幅が大きくなりそう。基本的には1万3000円台での推移と見ているが、米国株が上下に離れれば追随していくだろう」(新光証券・エクイティ情報部・三浦豊氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり542、値下がり1070。出来高は20億9076万株。売買代金は2兆4745億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台半ば(前日終値は1ドル=108円11銭)で取引されている。
 家族間通話無料化を発表し、価格競争激化が懸念されたKDDI <9433> が昨年来安値を切り下げ、安値引け。NTT <9432> も昨年来安値圏で停滞したほか、NTTドコモ、ソフトバンク、GMO、テレビ朝日、日テレなど情報・通信株が軟調。住友不 <8830> 、東建物 <8804> が昨年来安値をさらに切り下げ、菱地所、三井不、平和不、東急不などにも売りが継続した。円高進行を背景に、ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> 、三菱自など自動車株や、カルソカンセ <7248> 、TSテック <7313> 、武蔵精密など自動車部品株も停滞。京セラ <6971> 、キヤノン <7751> 、TDK、東エレク、アドバンテス、松電産など値がさハイテク株は戻りの鈍い展開が続いた。
 野村 <8604> 、新光証券 <8606> 、岡三、いちよしなど証券株もさえない。住友信託 <8403> 、みずほ <8411> 、三菱UFJなど大手銀行株も小幅安となり、ゴールドマン証が投資判断「売り」に引き下げた千葉銀 <8331> やふくおか <8354> が昨年来安値圏で推移したほか、横浜銀、千葉興銀、常陽銀なども安値圏でもみ合った。
 個別では、08年3月期で一転減益見通しとなったアイネット <9600> が後場下げ幅を拡大し新安値。ゲオ、菱食も一段安となったほか、東京ドーム、あいHDは停滞した。
 半面、神戸鋼 <5406> 、JFE <5411> 、新日鉄などがしっかりとなり、日金工 <5479> 、日金属、大平金、冶金工などニッケル・ステンレス関連株も上昇。伊藤忠 <8001> 、住友商 <8053> 、三井物、丸紅など商社株も堅調に推移した。東邦鉛 <5707> 、DOWA <5714> 、三菱マ、住友鉱など非鉄金属株も買い優勢となった。
 個別では、新型電池の自動車走行実験で寿命4倍が実証されたと報じられた古河電池 <6937> やグッドウィル <4723> がストップ高比例配分。エコナック <3521> もストップ高に値上がり率トップとなり、松田産業 <7456> も一時ストップ高。ほか、堀場製、ネットワン、共英製鋼などが一段高となった。

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2008年2月21日 (木)

Today's マーケット( 02月21日 15:49)

<買い戻し巻き込み一段高、平均株価は377円高と大幅反発=東京株式市場・21日後場>(02月21日 15:49)

  21日後場の東京株式市場では、一段高。平均株価は前日比377円91銭高の1万3688円28銭と大幅反発した。シンガポール取引所(SGX)での225先物売り先行に後場寄りは伸び悩む場面もあったが、「海外ヘッジファンドから債先売り・株先買い注文が出た」(欧州系証券)ことで、上げ幅を拡大。その後も先物市場への買い戻しを巻き込み、平均株価は一時、400円超上昇した。引けにかけ、戻り売りにやや押されたが、前日の急落分をほぼ取り戻し、前日に割り込んだ25日移動平均線、5日移動平均線を再び回復した。値上がり銘柄数は全体の91%強に達するなど全面高となった。
 市場からは、「前日は欧州証券経由でCTA(商品先物業者)による先物売りが出ていたが、きょうは4000億円近く買い戻された。その前に債先売り・株先買いもあったようだ。現物でも下値に買いは入っているが、先行きはまだ不透明で、上も下もあり得る。戻り高値を上抜くには売買代金の膨らみが必須」(中堅証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1577、値下がり115。出来高は21億6802万株。売買代金は2兆5952億円。東京外国為替市場では、1ドル=108円台前半(前日終値は1ドル=107円56銭)で取引されている。
 金先物価格の上昇を背景に、UBS証が投資判断「Buy」(買い)に引き上げ、海外勢からの資金流入が観測された住友鉱 <5713> 、21日付株式新聞注目株の東邦鉛 <5707> が一時ストップ高となり、住軽金、アサヒプリ、三菱マ、DOWAなど非鉄金属株が一段高。大平金 <5541> がストップ高比例配分となり、冶金工、日金属、日金工などニッケル・ステンレス関連も上値を追った。JFE <5411> 、新日鉄 <5401> 、住金、神戸鋼など鉄鋼株も高値圏で推移。連日の過去最高値更新となったNY原油先物価格を受け、石油資源 <1662> 、国際帝石など資源開発株や、新日鉱HD <5016> 、AOCHD <5017> 、新日石 <5001> 、コスモ石など石油関連株に買いが継続。商船三井 <9104> 、郵船 <9101> 、第一中汽、新和海など海運株や、三菱商 <8058> 、丸紅 <8002> 、住友商、三井物など商社株も上値を慕った。オークマ <6103> 、森精機 <6141>  、JUKI、牧野フ、東芝機など機械株も堅調。
 クレディスイス証が投資判断「アウトパフォーム」(強気)に引き上げたパイオニア <6773> や、TDK <6762> 、ファナック、キヤノン、アドバンテス、京セラ、松電産など主力ハイテク株が次第高。損保ジャパン <8755> 、SONYFH <8729> 、あいおい、ミレアHDなど保険株や、野村 <8604> 、いちよし <8624> 、岡三、マネクスBHなど証券株も高値圏を保った。三菱UFJ <8306> 、住友信託 <8403> 、三井住友、みずほなど大手銀行株や、経営統合が報じられた池田銀 <8375> と泉州銀 <8372>  をはじめ、千葉銀、横浜銀、千葉興銀、常陽銀など地銀株にも買いが続いた。
 個別では、08年12月期営業2ケタ増益予想のテクモや、ダイエー、NECモバイ、堀場製などが上値を追った。山水電、Sサイエンス、シルバ精、東海観など低位株も活況。
 半面、ブリヂス <5108> 、住友ゴムなどゴム製品株の一角が引き続き軟調。個別では、前場に一時ストップ高のグッドウィルが利益確定売りに急落し、東証1部値下がり率トップ。WNIウェザが後場マイナス転換したほか、アスクル、オプテックス、文化シヤタなどが安値圏で停滞した。

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2008年2月20日 (水)

Today's マーケット( 02月20日 15:47)

<下げ加速し全面安、平均株価は447円安と安値引けに3日ぶり大幅反落=東京株式市場・20日後場>(02月20日 15:47)

  20日後場の東京株式市場では、下げ加速に全面安。平均株価は前日比447円54銭安の1万3310円37銭と安値引けし、3日ぶり大幅反落となった。前引けにかけ「年金が株式から債券に資金を移した」(市場筋)といい、前場の引け味の悪さが尾を引いたほか、上海や香港などアジア株式市場の軟調推移で後場寄りから売りが先行。英フィナンシャル・タイムズ紙で、米プライベート・エクイティ・グループのKKRファイナンシャル・ホールディングスが数十億ドルに上るCPの償還を2度にわたって延期し、債権者との交渉を開始したと報じられたことも売り要因となり、先物市場での断続的な大口売りに下げ基調を強めた。現地20日に1月米消費者物価指数や1月米住宅着工件数などが予定されていることも手控えにつながった。値下がり銘柄数は全体の91%強に達した。
 市場からは、「2月4日高値にトライしたが結局抜けず、短期的には良いサインではない。その中でKKRファイナンシャルのCP償還延期が報じられ、資金の流れが滞るとの見方から売りが出たようだ。さらなる下げ局面では増配や自社株買いなど企業発の支援材料に期待したい」(みずほ証券・エクイティ調査部・北岡智哉ストラテジスト)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり111、値下がり1584。出来高は23億9940万株。売買代金は3兆459億円と1月31日以来約3週間ぶりに3兆円台乗せ。東京外国為替市場では、1ドル=107円台後半(前日終値は1ドル=107円76銭)で取引されている。
 08年の全国マンション販売戸数8.4%減見通しが嫌気され、住友不 <8830> が昨年来安値を切り下げ、サンシティ、日綜地所、東建物、三井不、菱地所など不動産株が一段安。サンフロンテ、クリード、パシフィックなど不動産関連株も売りに押された。三井住友 <8316> 、三菱UFJ <8306> 、りそなHD、住友信託、みずほ、あおぞら、ふくおかなど銀行株も急落。商船三井 <9104> 、郵船 <9101> 、明治海、新和海など海運株も下げ幅を拡大し、三菱商 <8058> 、住友商 <8053> 、三井物、伊藤忠、丸紅など商社株も売り優勢となった。
 トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、いすゞ、スズキなど自動車株が下げ基調を強め、ファナック <6954> 、TDK <6762> 、アドバンテス、東エレク、松電産など主力ハイテク株も下げ幅を拡大。大和証G <8601> 、野村 <8604> 、岡三、新光証券など証券株も下押した。個別では、UBS証などが格下げした郵船航空 <9370> が安値を切り下げ、パルが後場一段安。ほか、昨年来安値を更新したD&MやCCC、日精線などが大幅安となった。
 半面、個別で、グッドウィル <4723> が連日のストップ高比例配分となったほか、クボテック <7709> もストップ高比例配分。前場ストップ高のITFOR <4743> は高値圏を維持し、値上がり率トップ。ほか、日立メディ、ルック、クレオスなどが買い優勢となった。

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2008年2月19日 (火)

Today's マーケット( 02月19日 15:42)

<商社、銀行など主力株買われ、平均株価は122円高と続伸=東京株式市場・19日後場>(02月19日 15:42)

  19日後場の東京株式市場では、堅調展開。平均株価は前日比122円51銭高の1万3757円91銭と続伸した。香港などアジア株式市場の堅調推移に加え、「ドバイ政府系ファンドのDIC(ドバイ・インターナショナル・キャピタル)が現在投資しているソニー <6758> 以外にも日本株への投資を模索している」と一部で報じられたことも好材料となった。米系証券からは「後場はオイルマネーが主力株を集中買いしている」との声も聞かれ、平均株価は一時200円超上昇する場面もあった。ただ、節目である2月4日の戻り高値1万3859円に迫る場面では売り優勢となり、上値は抑えられた。
 市場からは、「アジア株が高く、地合いが良いなかで日本株も上値を試す展開。ここ最近は底堅さが増しており、センチメントの改善が見てとれる。ただ、今月末までに出てくると見られるモノライン(金融保証会社)の格下げなどを確認しないと、一段の上昇はまだ難しいのではないか。目先は1万3800円台前半での攻防が続く」(大和証券SMBC・エクイティマーケティング部課長代理・西村由美氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1102、値下がり528。出来高は21億4459万株。売買代金は2兆5832億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台後半(前日終値は1ドル=108円01銭)で取引されている。
 鉄鉱石値上げの恩恵を受けるとの見方から、伊藤忠 <8001> 、三菱商 <8058> 、三井物、丸紅、住友商など商社株が一段高。欧州、中国市場の金融株高を背景に、売買代金トップのみずほ <8411> をはじめ、住友信託、三菱UFJ、三井住友、りそなHDなど大手銀行株も上値を追った。野村 <8604> 、東海東京 <8616> 、松井証など証券株にも買いが継続。ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> 、日産自、スズキなど自動車株も底堅く、ドバイ系政府ファンドによる買い増し姿勢が報じられたソニーをはじめ、キヤノン、TDK、ニコンなど値がさハイテク株も上値を慕った。アマダ <6113> 、住友重 <6302> 、日立建機、オークマなど機械株や、新日鉄 <5401> 、JFE、住金など鉄鋼株も堅調に推移した。
 個別では、グッドウィル <4723> 、ソフトブレン <4779> が連日のストップ高比例配分。07年12月期配当を増配したイトーキ <7972> もストップ高比例配分となり、きょう午後に上限100万株の自社株買いを発表したITFOR <4743> もストップ高。ほか、NIS、メガネトップ、長府製などが一段高に買われた。
 半面、UBS証券が投資判断「ニュートラル」(中立)に引き下げた東北電 <9506> 、大ガス <9532> をはじめ、東電、中部電など電力・ガス株に売りが継続。JR東海 <9022> 、JR西日本 <9021> 、東急、JR東日本など陸運株もさえない。日本興亜 <8754> が連日の昨年来安値更新となり、三住海上 <8752> 、T&DHD <8795> など保険株も軟調に推移した。
 個別では、大和総研、KBC証券が格下げしたマツモトキヨシ <3088> が値下がり率トップのまま。ほか、日橋梁、アルバック、木村化、ネットワンなどが安値圏で停滞した。

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2008年2月18日 (月)

Today's マーケット( 02月18日 15:50)

<戻り売りなどで上げ幅を急縮小、平均株価は12円高と小反発=東京株式市場・18日後場>(02月18日 15:50)

  18日後場の東京株式市場では、上げ幅を急縮小も、平均株価は前週末比12円84銭高の1万3635円40銭と小反発した。「大口買いバスケットなどが前場で終了し、後場は買い注文が見当たらない」(外資系証券)中で、戻り売りや利益確定売りに押されたほか、先物市場で断続的な売りが出たこともあり、急速に伸び悩んだ。香港などアジア株が軟調に推移したことも手控えにつながった。平均株価は小幅高にとどまり、TOPIXは3日ぶりにわずかに反落した。
 市場からは、「後場に上げ幅を縮めたとはいえ、前週末の弱い米国株を跳ね返した上昇であり、そこそこ値を保っている印象だ。商社や海運株など先駆していた銘柄には戻り売りや利益確定売りが出ているが、全体に波及している感じではない。商いは膨らまず、買い気が高まっているわけではないが、目立った売りが一巡しており、需給バランスが改善方向にある」(ちばぎんアセットマネジメント・運用部長・大越秀行氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり957、値下がり681。出来高は21億6535万株。売買代金は2兆4142億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台後半(前週末終値は1ドル=108円26銭)で取引されている。
 08年度鉄鉱石価格の65%値上げが伝わり、自動車用鋼板の大幅値上げが観測された新日鉄 <5401> 、JFE <5411> 、住金、合同鉄、東製鉄などの鉄鋼株が高値圏を維持。AOCHD <5017> 、コスモ石 <5007> 、新日鉱HD、出光興産など石油株も値を保った。マツダ、いすゞは小幅安に転じたが、トヨタ <7203> 、スズキ <7269> 、日産自など自動車株の一角はプラス圏で推移。DOWA <5714> 、三菱マ <5711> 、住友鉱、東邦鉛など非鉄金属株や、日立建機 <6305> 、ディスコ <6146> 、不二越、JUKI、THKなど機械株も底堅く推移。アドバンテス <6857> 、ファナック <6954> 、オリンパス、ソニー、東芝など主力ハイテク株の一角も指数を下支えした。
 個別では、値上がり率トップの日橋梁 <5912> をはじめ、クレオス <8101> 、フェイス <4295> 、ドワンゴ <3715> 、CAC <4725> 、グッドウィル <4723> 、ソフトブレン <4779> 、メガネトップ <7541> などがいずれもストップ高比例配分となり、個別銘柄への物色集中が続いた。ほか、鬼怒ゴムが思惑売買に商いを伴って後場一段高となった。
 半面、サブプライム関連損失拡大が報じられたあいおい <8761> が昨年来安値圏で推移し、日本興亜 <8754> も後場一段安に新安値。T&DHDやミレアHD、三住海上など保険株に売りが継続した。商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、新和海、第一中汽など海運株も下げ基調を強めた。伊藤忠 <8001> が下げに転じ、住友商 <8053> 、三菱商、三井物など商社株が一段安。三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、三井住友のメガバンク株に売り圧力が増し、いずれもマイナス転換した。
 個別では、10~12月期が営業減益となり、みずほ証、クレディスイス証が格下げしたマツモトキヨシ <3088> がストップ安比例配分。ほか、08年3月期連結業績予想を下方修正したサトー <6287> が安値圏で停滞し、ドンキホーテ、オリエ白石が上場来安値圏で、日東精が昨年来安値圏で推移した。

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2008年2月15日 (金)

Today's マーケット( 02月15日 15:59)

<買い戻し交え急激に下げ幅を縮小、平均株価は4日ぶり反落もわずか3円安=東京株式市場・15日後場>(02月15日 15:59)

  15日後場の東京株式市場では、急激に下げ幅を縮小。平均株価は前日比3円89銭安の1万3622円56銭と4日ぶりに小反落した。後場中盤までは方向感なくもみ合い。なかで、海運や商社など新興国関連株が下支えし、平均株価は1万3400円水準で下げ渋った。その後、先物市場で前場高値(1万3480円)を上抜くと、ショートカバー(売り方の買い戻し)が活発化。東証1部市場総計の指し値注文で「後場に入り、買い増、売り減のペース」(準大手証券)となったほか、「債先売り・株先買い」(国内系投信)、「現物コア30銘柄に米系年金買い観測」(中堅証券)が指摘され、平均株価は一時プラス圏に浮上した。引け際、インデックス売りが出たが、指数は小幅安にとどまった。
 市場からは、「ヘッジファンドの解約に伴う大規模な手じまい売りが騒がれていた中で、意外に底堅く推移したことにより、先物市場で買い戻しが加速した。また、商社や海運、資源関連などが高く、米経済のリセッション(景気後退)懸念が軽微とのシナリオから新興国関連に先高期待があるようだ」(いちよし投資顧問・運用部長・秋野充成氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり892、値下がり726。出来高は23億3485万株。売買代金は2兆5767億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台後半(前日終値は1ドル=108円26銭)で取引されている。
 値上がり業種では、川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> 、郵船、第一中汽、新和海など海運株や、伊藤忠 <8001> 、三菱商 <8058> 、三井物、丸紅など商社株が一段高。UBS証が投資判断「Buy」(買い)に引き上げた昭シェル <5002> やAOCHD <5017> が一時ストップ高に買われ、東燃ゼネ、石油資源、新日石など石油株も上げ幅を拡大。野村 <8604> 、いちよし <8624> 、岡三、大和証Gなど証券株も買い優勢。売り方の買い戻しが指摘された菱重工 <7011> が出来高トップに後場一段高となり、日立建機 <6305> 、コマツ、島精機、ホソミクロンなど機械株にも買いが流入した。
 個別では、グッドウィル <4723> 、鳥越粉 <2009> 、ダイエー <8263> 、オルガノ <6368> 、フェイス <4295> 、一休 <2450> などがいずれもストップ高比例配分。ドワンゴ <3715> がストップ高、ラウンドワン <4680> も一時ストップ高に買われたほか、パイオニア、帝繊維、東建不販、アサツーDKなどが上げ基調を強めた。
 半面、三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、住友信託、三井住友、新生銀、西日シ銀など銀行株が安値圏で停滞。オリックス <8591> 、SFCG <8597> 、アイフル、NECリースなどノンバンク株にも売り物が続いた。前場に昨年来安値を更新した東建物 <8804> 、住友不 <8830> をはじめ、菱地所、東急不、平和不など不動産株も停滞。JFE <5411> や新日鉄 <5401> 、住金、神戸鋼など大手鉄鋼株もマイナス圏で推移した。東エレク <8035> 、ニコン <7731> 、ソニー、アドバンテス、キヤノンなどハイテク株の一角もさえない展開が続いた。
 個別では、08年3月期連結利益予想を減額したニッパツ <5991> がストップ安比例配分となったほか、琉球銀、青木あすなろなどが下げ幅を拡大。08年12月期第1四半期(1月~3月)大幅減益見通しを発表し、KBC証券が投資判断「セル」(売り)に引き下げたトレンド <4704> は後場一時ストップ安に売られた。

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2008年2月14日 (木)

Today's マーケット( 02月14日 15:57)

<今年最大の上げ幅、平均株価は558円高と高値引けに3日続伸=東京株式市場・14日後場>(02月14日 15:57)

  14日後場の東京株式市場では、物色範囲を広げ一段高。平均株価は前日比558円15銭高の1万3626円45銭と08年最大の上げ幅を記録し、高値引けに3日続伸。終値で2月5日以来の高水準となる1万3600円台を回復したうえ、25日移動平均線(大引けで1万3492円)も昨年12月27日以来約1カ月半ぶりに上抜いた。午後零時45分以降に「1本当たり40億円の指し値買い注文が4本入った」(中堅証券)と観測されたほか、利回り上昇に伴う「債先売り、株先買いの動き」(準大手証券)や、「主力銘柄中心に約60銘柄に大引け買い注文」(別の中堅証券)との指摘もあり、先物市場での大口買いや買い戻しを巻き込みながら上げ幅を拡大した。値上がり銘柄数は全体の91%強に達し、全面高商状となった。
 市場からは、「売買代金が少ない中で先物の買い戻しが強まったとの印象だ。為替市場がドル・円で5週移動平均線を上抜き、円高傾向に歯止めが掛かったことも安心感を誘う。ただ、1月米ISM(サプライマネジメント協会)非製造業景気指数の悪化前の水準に戻ったにすぎず、一段の上昇にはモノライン(金融保証会社)問題や米景気後退に対するポジティブな材料が必要だろう」(大和証券SMBC・エクイティマーケティング部部長・高橋和宏氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1586、値下がり105。出来高は21億8976万株。売買代金は2兆5369億円。東京外国為替市場では、1ドル=108円台前半(前日終値は1ドル=107円26銭)で取引されている。
 円安水準での安定推移を受け、08年3月期連結最終18%増益が伝わった東エレク <8035> をはじめ、京セラ <6971> 、アドバンテス <6857> 、ファナック、TDKなど主力ハイテク株が上値指向を強め、指数押し上げに貢献。パイオニア <6773> はストップ高比例配分となった。ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> 、スズキ、マツダなど自動車株も上げ基調。日立建機 <6305> 、OSG <6136> 、コマツ、クボタ、住友重など機械株も一段高。住友鉱 <5713> 、DOWA <5714> 、三菱マ、三井金など非鉄金属株も買いが継続した。三井不 <8801> 、菱地所 <8802> 、住友不、東建物など不動産株が上げ幅を拡大し、サンシティ <8910> がストップ高比例配分、サンフロンテ <8934> も一時ストップ高に買われた。
 H形鋼値上げを発表した新日鉄 <5401> をはじめ、JFE <5411> 、神戸鋼、住金、大同特鋼、淀川鋼など鉄鋼株も上値慕いとなり、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、乾汽船、新和海など海運株も堅調。全体相場の大幅高を背景に、野村 <8604> 、大和証G <8601> 、岡三、松井証、新光証券など証券株も上値追い。みずほ <8411> 、三井住友 <8316> 、三菱UFJ <8306> のメガバンク3行に加え、住友信託、中央三井、みずほ信、ふくおかなど銀行株も買い優勢となった。
 個別では、08年12月期増収増益見通しの東建不販 <3225> やドワンゴ <3715> 、富山化 <4518> 、アルバック <6728> などがストップ高比例配分となり、高砂香 <4914> もストップ高。GMO <9449> も一時ストップ高に買われたほか、アーク、トーカロ、巴などが後場一段高となった。
 半面、個別で、08年9月期第1四半期連結営業72%減益のアート <9030> やゲオ <2681> などがストップ安比例配分となり、08年3月期連結利益予想を下方修正したフジシール <7864> もストップ安。太平工 <1819> が後場一段安に昨年来安値を更新したほか、戸田建、帝通工などは新安値圏で停滞した。

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2008年2月13日 (水)

Today's マーケット( 02月13日 15:54)

<先物売りに上げ幅を縮小、平均株価は46円高と続伸=東京株式市場・13日後場>(02月13日 15:54)

  13日後場の東京株式市場では、上げ幅を縮小。平均株価は前日比46円34銭高の1万3068円30銭と続伸した。香港株の堅調推移などから後場寄り付きは買いが入ったが、戻り売りに伸び悩み、先物市場で前場安値(1万3150円)を下回ると「500枚単位の仕掛け売りが出た」(中堅証券トレーダー)ことで売りが加速。その後も断続的な売り物に押され、平均株価は伸び悩み商状を強めた。「アムバックなどモノライン(金融保証会社)救済案拒否の動きが重しとなった」(米系証券)うえ、現地13日の1月米小売売上高や14日の10月~12月GDP(国内総生産)も、手控え要因として意識された。TOPIXは後場下げに転じ、小幅に3日続落。
 市場からは、「売り方の回転が効いており、売り方優位の状態。サブプライムローン問題への対策など好材料が出ると上昇するものの、戻り売り圧力が強く、買い主体がない中で再度押されるという格好だ。個人投資家もまだ立ち直れていない。今週から来週にかけて欧米金融機関の決算が相次ぐため、積極的なポジションは取りづらい」(ちばぎんアセットマネジメント・専務取締役・安藤富士男氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり753、値下がり853。出来高は20億8364万株。売買代金は2兆3972億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台前半(前日終値は1ドル=107円07銭)で取引されている。
 ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)の時間外取引で原油先物が強含んだことを受け、国際帝石 <1605> 、AOCHD <5017> 、新日鉱HD、新日石など石油関連株に買いが継続。一方で、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、第一中汽、新和海など海運株が上げ一服感を強め、丸紅 <8002> 、三井物 <8031> 、住友商、丸紅など商社株が上げ幅を縮小した。
 個別では、富士フイルム、大正薬と戦略的資本・業務提携で基本合意した富山化 <4518> や、木村化 <6378> がストップ高比例配分。パイロット <7846> が後場一時ストップ高に買われたほか、リサ、宇徳、Uアローズ、チタン工などが高値圏を維持し、値上がり率上位となった。
 半面、ニッセイ同和 <8759> 、損保ジャパン <8755> 、あいおいなど保険株の一角や、住友不 <8830> 、三井不 <8801> 、菱地所など大手不動産株が下げ転換。JFE <5411> が昨年来安値を更新し、神戸鋼、住金など鉄鋼株の一角も売り物に押された。三井住友 <8316> 、みずほ、三菱UFJなどメガバンクも売り優勢となった。東急 <9005> 、JR東日本 <9020> 、JR東海など陸運株は安値圏で停滞した。
 個別では、ゲオ <2681> 、ソフトブレン <4779> がストップ安比例配分となったほか、ミツバ <7280> もストップ安に値下がり率トップのまま。午後1時に08年3月期見通しの下方修正を発表した昭電線HD <5805> が後場急落し、昨年来安値を更新。総額1200億円の資金調達を実施すると発表したアイフル <8515> も1株利益希薄化懸念から大幅安に売られた。

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2008年2月12日 (火)

Today's マーケット( 02月12日 15:50)

<手掛かり材料難に伸び悩み、平均株価は4円高とわずかに反発=東京株式市場・12日後場>(02月12日 15:50)

  12日後場の東京株式市場では、伸び悩み商状。平均株価は前週末比4円72銭高の1万3021円96銭とわずかに反発した。後場寄りは香港株高の流れを受けて買いが先行。市場からは「国内年金が主力株を買っているもよう」(外資系証券)との観測も聞かれ、平均株価は上げ幅100円超となり、1万3100円台を回復する場面もあった。ただ、買い一巡後は手掛かり材料に欠け、買いが手控えられるなか、先物市場で売り物がちとなり、上げ幅を縮小した。一方、TOPIXはプラス転換する場面もあったが、小幅続落で取引を終了した。
 市場からは、「いったん、下値を見ないと上に行けないというのが実情だ。週後半には国内でGDP(国内総生産)や日銀金融政策決定会合、国外で米小売売上高など経済指標を控え、マクロ指標で振られやすい相場つきの中で方向感が出づらい。また、モノライン(金融保証会社)の格下げも近々出ると予想され、先行き懸念要因は多い」(三菱UFJ証券・投資情報部・部長代理・山岸永幸氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり478、値下がり1164。出来高は21億5907万株。売買代金は2兆3643億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台後半(前週末終値は1ドル=107円50銭)で取引されている。
 08年3月期見通しを増額した国際帝石 <1605> や三井松島 <1518> が上値慕いとなり、鉱業株が業種別値上がり率トップを維持。商船三井 <9104> 、郵船 <9101> 、川崎汽など海運株にも買い物が続いた。三菱UFJ証券が投資判断「2」(やや強気)に引き上げた大ガス <9532> や東ガス <9531> 、関西電、東北電など電力・ガス株も堅調に推移した。NTT <9432> 、NTTドコモ <9437> 、ヤフー、日テレなど情報・通信株の一角も引き締まった。
 TDK <6762> 、東エレク、キヤノン、松電産、アドバンテスなど値がさハイテク株は高値圏で推移。トヨタ <7203> 、ホンダなど自動車株の一角も底堅く推移した。出来高トップの新日鉄 <5401> をはじめ、神戸鋼 <5406> 、住金、JFEなど鉄鋼株や、三井物 <8031> 、伊藤忠 <8001> 、三菱商など商社株は上げ一服となった。
 個別では、クボテック <7709> 、TSテック <7313> 、OBARA <6877> がいずれもストップ高比例配分。リサ <8924> も一時ストップ高。07年12月期連結業績推定値を増額したルック <8029> が東証1部値上がり率トップを維持したほか、鬼怒ゴム、マクロミル、石原産などは高値を切り上げた。
 半面、三住海上 <8752> 、日本興亜 <8754> 、ミレアHD、あいおいなど保険株が一段安。AOCHD <5017> 、新日鉱HD <5016> 、出光興産、新日石など石油株が昨年来安値を切り下げ、千代化建 <6366> 、奥村組 <1833> 、長谷工なども新安値圏で低迷するなど建設株も軟調に推移した。三菱UFJ、三井住友はプラスに転じたが、みずほ <8411> 、スルガ銀 <8358> 、ふくおかなど銀行株がさえず、野村 <8604> 、大和証G <8601> 、岡三など証券株も売り物がちとなった。
 個別では、08年3月期連結決算で大幅減益を計上したブックオフ <3313> やホトニクス <6965> 、ゲオ <2681> 、ゼンショー <7550> 、アシックス <7936> などストップ安比例配分銘柄が続出。一時ストップ安に昨年来安値更新となった新電元 <6844> が値下がり率トップとなったほか、タクマ、栗本鉄、大紀ア、日軽金なども新安値圏で低迷した。

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2008年2月 8日 (金)

Today's マーケット( 02月08日 15:54)

<先物主導で乱調展開、平均株価は189円安と大幅反落も1万3000円台維持=東京株式市場・8日後場>(02月08日 15:54)

  8日後場の東京株式市場では、乱調展開。平均株価は前日比189円91銭安の1万3017円24銭と大幅反落した。TOPIX先物08年3月限が午前10時59分からシステム障害で終日売買停止となり、後場寄り付きはヘッジ売りなどが先行。その後、買い戻しに下げ渋る場面もあったが、3連休やG7(主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議)を前に現物市場に手控えムードが強いなか、先物市場での短期売買に振られ、平均株価は軟調に推移した。一時、200円超下落し、1万3000円を割り込む場面も見られたが、引け値では大台を保った。
 市場からは、「先物は一部の大口プレーヤーが大暴れしている感じだ。買いあおって踏まさせたり、売りを浴びせたりとやりたい放題。逆に言えば、大きな方向性を出せるほど現物に力がないということ」(中堅証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり543、値下がり1071。出来高は23億5225万株。売買代金は2兆7728億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台前半(前日終値は1ドル=106円52銭)で取引されている。
 新日鉄 <5401> 、JFE <5411> が昨年来安値をさらに切り下げ、住金、山陽特鋼も新安値を更新するなど鉄鋼株が一段安。07年12月機械受注の悪化を受け、住友重 <6302> が一時ストップ安に新安値。アマダ <6113> も昨年来安値圏で推移し、オークマ、東芝機、牧野フ、コマツなど機械株も軟調に推移した。東建物 <8804> が一時ストップ安に昨年来安値を更新したほか、住友不 <8830> 、野村不HD <3231> 、菱地所など大手不動産株に売り物が続き、URBAN <8868> 、クリード <8888> 、パシフィック <8902> なども昨年来安値をさらに切り下げた。川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> 、第一中汽、共栄タンカなど海運株も安値圏で停滞した。
 東精密 <7729> 、HOYA <7741> が昨年来安値となり、ファナック <6954> 、ニコン <7731> 、アドバンテス、オリンパス、キヤノン、ソニーなど値がさハイテク株に売りが継続。午後2時に08年3月期連結見通しの下方修正を発表したAOCHD <5017> が一時ストップ安に新安値となり、新日石 <5001> も昨年来安値を更新するなど石油株も下落。午後1時に通期見通しを下方修正した東レ <3402> が一段安に新安値となったほか、日清紡、ダイワボウなど繊維株は下押した。みずほ <8411> 、三井住友 <8316> 、あおぞら、三菱UFJなど大手銀行株や、大和証G <8601> 、野村 <8604> 、松井証、新光証券など証券株も停滞した。
 個別では、ミヤチテクノ <6885> が2日連続のストップ安比例配分となり、08年3月期減益見通しの昭栄 <3003> もストップ安比例配分。ほか、エンシュウ、ゼオン、ワイエイシイなどが大幅安となった。
 半面、08年12月期で増益・増配見通しのキリンHD <2503> をはじめ、アサヒ、JT、山パンなど食料品株が高値圏で推移。ミレアHD <8766> 、三住海上 <8752> 、日本興亜など保険株も値を保った。
 個別では、一時ストップ高に買われた日合成 <4201> が高値圏を維持。08年12月期連結経常57%増益見通しの荏原実業が上げ幅を拡大し、値上がり率トップとなったほか、TPR、フタバ、サンエーインなども堅調に推移した。

<12日の作戦 (02月08日更新)>

「波乱の展開が続く」

  来週も値動きの荒い、波乱相場が続きそうだ。相場のセンチメント(投資家心理)は引き続き弱いが、平均株価で1万3000円を割れる場面では年金筋の買いも見られており、相場を下支えする見通し。株式相場の方向としては上をみたい。
 来週は3連休明けとあって、この間の米国株の動向が週初の株式相場を左右する。ただ、米国市場では週末、週初目立った経済指標の発表はなく、リバウンドが継続しそうだ。G7(7カ国財務相・中央銀行総裁会議)では、為替よりもサブプライム(信用度の低い顧客向け)関連や世界景気など議論される見通しで、株式相場のマイナスにはつながらないと予想。むしろ、7月の洞爺湖サミットを控え、環境問題の地ならしが日本発で伝われば、環境関連株物色という動きも予想される。
 経済指標は14日のGDP(10~12月国内総生産)。実質の伸び率は前期比0.4%増。年率1.6%増が市場予想。過去の指標だけに株価を持ち上げるには材料不足。また、日銀金融政策決定会合(14~15日)では「現状維持」が予想されるが、株式相場が一段と悪化していれば、福井総裁の会見で「利下げを匂わす発言」の可能性もある。
 一方、第3四半期決算は既に主力銘柄が一巡。業績が相場に与える影響は限定的。ただ、大きく売り叩かれた大手ゼネコンの好業績が目立っており、週明け12日発表の清水建設<1803.T>、鹿島<1812.T>に注目が集まりそうだ。このほか、鉄道各社の決算が本格化。14日の東急電鉄<9005.T>には関心が高まっている。[株式新聞社編集局]

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2008年2月 7日 (木)

Today's マーケット( 02月07日 15:51)

<年金買いや買い戻しで上値追い、平均株価は107円高と3日ぶりに反発=東京株式市場・7日後場>(02月07日 15:51)

  7日後場の東京株式市場では、堅調展開。平均株価は前日比107円91銭高の1万3207円15銭と3日ぶりに反発した。前引けでは1月24日以来2週間ぶりの1万3000円割れとなったが、後場には「主力株に400億円の年金買い」(中堅証券)が入り、プラス圏に浮上。その後、先物市場でのショートカバー(売り方の買い戻し)を誘発し、上値追いの展開となった。

  市場では、「国内年金とみられる資金が入り、セオリー通りの2番底狙い。ただし、米景気、モノライン(金融保証会社)問題など外部環境に振り回される展開に変わりはない。再び状況が悪化すれば、下値を試しに行くだろうし、外部要因が落ち着けばテクニカル・リバウンドの流れになるだろう」(銀行系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり863、値下がり750。出来高は23億7380万株。売買代金は2兆7197億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台半ば(前日終値は1ドル=106円27銭)で取引されている。

  08年12月期で連結経常2ケタ増益見通しのタムロン <7740> がストップ高比例配分となり、オリンパス <7733> 、ニコン <7731> 、HOYA、テルモなど精密機器株の一角に買いが継続。メリル日本証が投資判断「買い」に引き上げた郵船 <9101> に加え、川崎汽 <9107> 、新和海が上げ幅を拡大し、第一中汽 <9132> がストップ高比例配分となるなど海運株が一段高。国際線値上げを発表したANA <9202> やJAL <9205> など空運株も堅調。関西電 <9503> 、東ガス <9531> 、大ガスなど電力・ガス株や、AOCHD <5017> 、新日石 <5001> 、出光興産など石油株も上値を追った。
 三井物 <8031> が上げ幅を広げ、三菱商 <8058> 、住友商 <8053> 、丸紅 <8002> 、伊藤忠 <8001> がプラス転換するなど商社株に買いが流入。ドイツ証が新規「Buy」(買い)でカバー開始し、携帯電話純増数で9カ月連続トップのソフトバンク <9984> が上げ足を速め、KDDI、NTTドコモなど携帯キャリア株が一段高。日本興亜 <8754> 、三住海上 <8752> など保険株の一角や、大和証G <8601> 、岡三 <8609> 、いちよしなど証券株の一部は上げに転じた。
 個別では、08年3月通期見通しを増額した日写印 <7915> や不二油 <2607> 、フルキャスト <4848> がいずれもストップ高比例配分。グローリー <6457>  も一時ストップ高に買われたほか、カプコン、池上通、TBKなどが値上がり率上位となった。
 値下がり業種では、前場に昨年来安値を更新した新日鉄 <5401> 、JFE <5411> や、住金、神戸鋼、山陽特鋼など鉄鋼株が下げ渋り。前場一時ストップ安に新安値となったオリックス <8591> や、イオンクレ <8570> 、OMCカードなどノンバンク株の一角や、三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、三井住友、住友信託など大手銀行株が下げ幅を縮小。住友鉱 <5713> 、三井金 <5706> 、アサヒプリなど非鉄金属株も切り返した。アドバンテス <6857> 、京セラ <6971> 、TDK、東エレクなど値がさハイテク株の一角は安値圏で停滞した。
 個別では、通期見通しを減額したワイエイシイ <6298> 、ミヤチテクノ <6885> 、KYB <7242> 、バンナムHD <7832> がいずれもストップ安比例配分。08年3月期連結最終14.3%減益で前場ストップ安の新東工 <6339> や、08年3月期連結経常5割減益の日清オイリオ、船井電機などは昨年来安値圏で停滞した。

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2008年2月 6日 (水)

Today's マーケット( 02月06日 15:49)

<今年2番目の下げ幅、全面安に平均株価は646円安と大幅続落し安値引け=東京株式市場・6日後場>(02月06日 15:49)

  6日後場の東京株式市場では、下げ幅を拡大。平均株価は前日比646円26銭安の1万3099円24銭と大幅続落し、安値引け。下げ幅は今年2番目となった。終値で1万3100円割れは今年1月28日以来7営業日ぶり。後場中ごろには買い戻しにやや下げ渋る場面もあったが、「先物に売りバイアスが掛かっている」(中堅証券)うえ、「債先買い・株先売りの動き」(準大手証券)も指摘され、引けにかけて売り圧力が強まった。値下がり銘柄数は全体の95%強と全面安。

  市場では、「懸念されている米景気の先行き動向に対して経済指標が出るたびに一喜一憂しており、楽観シナリオと悲観シナリオが拮抗している。ただ、日米とも向こう3カ月くらいは景気に関する悪いニュースが出ると見られ、不透明感は払しょくできない。株価も神経質な相場が続きそうだ」(国内投信投資顧問)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり60、値下がり1650。出来高は25億822万株。売買代金は2兆8748億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台前半(前日終値は1ドル=106円98銭)で取引されている。

  昨年来安値を更新したDOWA <5714> をはじめ、住友鉱 <5713> 、東邦鉛、三井金などに売り物が続き、非鉄金属株が業種別値下がり率トップのまま。08年3月期収益見通しを下方修正したオリックス <8591> がストップ安比例配分となり、ジャフコ <8595> 、クレセゾン <8253> 、OMCカードなどノンバンク株も一段安。あいおい <8761> 、ミレアHD、三住海上など保険株も安値圏で停滞した。住友不 <8830> 、三井不 <8801> 、菱地所、野村不HDなど不動産株も下げ幅を拡大した。大和証G <8601> 、野村 <8604> 、岡三、新光証券など証券株にさえない展開が続き、みずほ <8411> 、三菱UFJ <8306> 、りそなHD、ふくおかなど銀行株は下押した。
 商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、郵船、第一中汽など海運株が一段安。昨年来安値を更新したJFE <5411> をはじめ、新日鉄 <5401> 、神戸鋼、住金など鉄鋼株や、三井物 <8031> 、住友商 <8053> 、三菱商、丸紅など商社株も売りに押された。ソニー <6758> が新安値となり、TDK <6762> 、アドバンテス <6857> 、ファナック、東エレク、京セラなど値がさハイテク株や、日産自 <7201> 、トヨタ <7203> 、ホンダ、スズキなど自動車株も軟調に推移した。ソフトバンク <9984> 、ヤフー <4689> なども大幅安。
 個別では、大日精化 <4116> 、綜合警備 <2331> 、三信電 <8150> 、バンナムHD <7832> などがいずれもストップ安比例配分となり、業績悪銘柄が売り物を浴びた。バンダイV <4325> もストップ安。JUKI、日信号、タキロンなどは大幅安に新安値となった。
 半面、個別では、みずほ証が投資判断「3」(中立)に引き上げたフルキャスト <4848> がストップ高比例配分。巴 <1921> もストップ高比例配分となり値上がり率トップを維持。ほか、トーカロやクラリオン、WNIウェザなどが後場一段高となった。

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2008年2月 5日 (火)

Today's マーケット( 02月05日 15:47)

<先物への買い戻しや年金買い観測に下げ幅縮小も、平均株価は114円安と急反落=東京株式市場・5日後場>(02月05日 15:47)

  5日後場の東京株式市場では、下げ幅縮小も、平均株価は前日比114円20銭安の1万3745円50銭と急反落した。後場中盤までは強弱感が対立し、安値圏でもみ合い。午後2時すぎには「債先売り・株先買いの動き」(準大手証券)が指摘され、先物市場への買い戻しを交えて切り返す展開に。「国内外の年金資金が主力銘柄の一角に入った」(米系証券)ことも指数押し上げにつながったが、上海、香港などアジア株式市場の軟調推移や決算に対する不透明感などもあり、戻りは限定された。

  市場では、「長期的な海外資金は下値拾いに動いているが、基本的には売り越しスタンスを継続しており、主力銘柄を外している。外部環境が依然として不透明であり、まだ買い上がる段階ではない」(外資系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり631、値下がり971。出来高は20億2626万株。売買代金は2兆4826億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台後半(前日終値は1ドル=106円71銭)で取引されている。

  午後1時に発表した通期業績予想据え置きに失望売りを浴びた菱地所 <8802> をはじめ、住友不 <8830> 、三井不 <8801> など不動産株が一段安。08年3月期連結業績予想を下方修正したオリンパス <7733> がストップ安比例配分となり、東エレク <8035> 、キヤノン <7751> 、ソニー、ニコンなど値がさハイテク株は安値圏で停滞した。08年3月期業績見通しを減額、証券各社の格下げが相次いだ三菱レ <3404> が一時ストップ安に昨年来安値を更新し、帝人 <3401> 、東レなど繊維株にも売り物が続いた。
 前引け後に第3四半期2ケタ減益を発表したヤマハ発 <7272> がストップ安比例配分となり、ホンダ <7267> 、トヨタ <7203> 、日信工業など輸送用機器株も軟調に推移。三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、三井住友、ほくほくなど銀行株やミレアHD <8766> 、損保ジャパン <8755> 、T&DHDなど保険株、野村 <8604> 、大和証G <8601> 、コスモ証など証券株も停滞した。
 個別では、08年3月期連結業績見通しを減額したアルパイン <6816> が値下がり率トップとなり、日本セラテク、鈴丹などが後場一段安。真柄建、ハニーズ、武蔵精密なども安値圏で推移した。船井電機 <6839>  はストップ安比例配分。
 半面、商船三井 <9104> 、郵船 <9101> 、第一中汽など海運株の一角が上値慕いとなり、三菱商 <8058> 、住友商 <8053> 、伊藤忠など商社株も堅調。JT <2914> 、明治菓 <2202> 、日清粉Gなど食料品株にも買い物が続いた。
 個別では、古河電池が値上がり率トップのまま。午後2時に第3四半期連結経常7割増益を発表した日化成 <4007> が大幅高に買われたほか、GMO、カーバイド、兼松、巴工業などが1割超上昇した。

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2008年2月 4日 (月)

Today's マーケット( 02月04日 15:50)

<平均株価は362円高に1万3800円台を回復、TOPIXは25日線奪回=東京株式市場・4日後場>(02月04日 15:50)

  4日後場の東京株式市場では、底堅く推移。平均株価は前週末比362円54銭高の1万3859円70銭と大幅反発し、終値で1月18日以来約2週間ぶりに1万3800円台を回復した。後場寄りには上げ幅400円に迫る場面もあったが、「市場総計の指し値売り注文が増加傾向」(準大手証券)となったうえ、先物への売り物で中盤には伸び悩む場面も。ただ、上海や香港などアジア株の堅調推移が下支えとなり、主力株買いに引けにかけて引き締まった。TOPIXも前週末比27.86ポイント高の1364.72ポイントと反発し、25日移動平均線(4日大引けで1363.92ポイント)を奪回した。

  市場では、「日本独自の材料が見当たらない。足元では決算発表が相次いでいるが、指数の押し上げ要因にはならず、個別銘柄にとどまっている。基本的には1月22日安値からのリバウンド局面にあると見ているが、平均株価1万4000円を奪回してくると上値の厳しさが増すだろう」(野村証券金融経済研究所・投資情報部・岩澤誠一郎チーフストラテジスト)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1420、値下がり251。出来高は20億2577万株。売買代金は2兆5763億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台後半(前週末終値は1ドル=106円43銭)で取引されている。

  決算発表を5日に控える菱地所 <8802> をはじめ、住友不 <8830> 、三井不、東建物など不動産株が一段高に買われ、業種別値上がり率首位。欧州経由での買いが観測された三菱商 <8058> 、住友商、三井物など商社株も強含んだ。モノライン(金融保証会社)救済観測を好感し、ミレアHD <8766> 、T&DHD <8795> 、三住海上など保険株や、住友信託 <8403> 、みずほ <8411> 、りそなHD、三菱UFJなど銀行株が堅調。全体相場の大幅反発を受け、大和証G <8601> 、野村 <8604> 、新光証券、岡三など証券株も高値圏を維持した。

  米マイクロソフトによる米ヤフー買収提案を受け、ヤフー <4689> が思惑買いにストップ高比例配分となり、売買代金トップのソフトバンク <9984> や子会社のソフトバンテ <4726> もストップ高。08年3月期連結業績予想を増額した日産車 <7222> がストップ高カイ気配のまま値が付かず、ホンダ <7267> 、マツダ、トヨタ、ヤマハ発など輸送用機器株にも買い物が続いた。証券各社の格上げが相次いだカシオ <6952> がストップ高比例配分となったほか、ファナック <6954> 、TDK <6762> 、アドバンテスなど値がさハイテク株の一角も高値圏を保った。

  個別では、グッドウィル <4723> 、MUTOHH <7999> 、電産コ電 <6883> 、フィデック <8423> 、木村化 <6378> などがいずれもストップ高比例配分。ほか、08年3月期連結業績予想を上方修正したミネベアや青木あすなろ、日空ビルなどが大幅高に買われた。

  半面、08年3月期連結業績予想を下方修正したJFE <5411> が年初来安値を更新し、日新鋼、日金工など鉄鋼株の一角が軟調。みずほ証券が投資判断「4」(やや弱気)に引き下げたエーザイ <4523> や中外薬が昨年来安値圏で停滞し、塩野義薬、武田薬など医薬品株の一角もさえない展開が続いた。
 個別では、08年3月期連結業績見通しを下方修正したイビデン <4062> 、A&D <7745> がストップ安比例配分。ほか、08年3月期見通しを減額、みずほ証が投資判断「4」(やや弱気)に格下げのブラザー <6448> や新明和、アーク、マクニカなどが値下がり率上位に並んだ。
 なお、真柄建 <1839> (監理銘柄)は過年度決算訂正を理由に午後2時45分から一時売買停止がとられた。

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2008年2月 1日 (金)

Today's マーケット( 02月01日 15:42)

<様子見ムードに平均株価は95円安と反落=東京株式市場・1日後場>(02月01日 15:42)

  1日後場の東京株式市場では、平均株価が前日比95円31銭安の1万3497円16銭と反落した。後場寄り付きには売り物に押される場面があったものの、売り込む向きは限定され、平均株価1万3500円水準でのもみ合いに終始。今晩に1月米雇用統計やISM(供給管理協会)製造業景気指数を控えているうえ、週末要因もあり、手掛かり材料難に様子見ムードとなった。

  市場では、「米雇用統計を控えている上、モノライン問題がどちらに転ぶか読めず、手の出しようがない。リスク回避のポジション整理売りが重しになっている」(銀行系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり662、値下がり961。出来高は21億1445万株。売買代金は2兆6251億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台前半(前日終値は1ドル=106円61銭)で取引されている。

  モノライン(金融保証会社)格下げに伴う警戒感から、外国人売りが指摘されたみずほ <8411> 、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などメガバンクやあおぞら、りそなHD、西日シ銀など銀行株が一段安。クレディスイス証が「ニュートラル」(中立)に引き下げたクリード <8888> 、URBAN <8868> など不動産ファンドの一角が安値圏で停滞し、08年3月期見通しを減額した平和不 <8803> や菱地所、三井不など不動産株に売り物が続いた。ヘッジファンド買いが指摘されたヤフー <4689> は堅調に推移したが、CSK HD <9737> 、KDDI <9433> が新安値となるなど情報・通信株の一角が下押し、ファストリテ <9983> 、ダイエー、ヤマダ電機など小売株もさえない展開となった。

  個別では、ゴールドマン証が投資判断「売り」に引き下げたインキ <4631> をはじめ、岡谷電 <6926> 、ゼンリン <9474> 、中外薬 <4519> 、ステラケミフ <4109> などがストップ安比例配分となり、奥村組 <1833> もストップ安に値下がり率首位。08年12月期連結経常39.6%減益見通しの千趣会 <8165> やマクニカ、NIS、ポイントなどが値下がり率上位となった。

  半面、08年3月期第3四半期決算が軒並み好調だった郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽や第一中汽、新和海など海運株が上値慕い。ミレアHD <8766> 、あいおい <8761> 、日本興亜、富士火など保険株も堅調に推移した。大幅高に買われた東邦鉛 <5707> や三菱マ <5711> 、三井金など非鉄金属株も高値圏を維持した。

  個別では、パイオニア <6773> 、大平金 <5541> 、平和 <6412> 、木村化 <6378> がいずれもストップ高比例配分。MISAWA <1722> も一時ストップ高。ほか、08年3月期業績見通しを増額した高周波 <5476> やユーシン、東洋炭素などが1割超上昇した。
 なかで、ハイテク株では08年3月期連結営業利益予想を下方修正したソニー <6758> が昨年来安値を更新する一方で、08年3月期第3四半期決算(07年4月~12月)で2ケタ増益のTDK <6762> や松電産 <6752> が大幅高に買われるなど、決算により明暗が分かれた。

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2008年1月31日 (木)

Today's マーケット( 01月31日 15:48)

<ドレッシング買い期待に先物主導で買い戻され、平均株価は247円高と大幅反発=東京株式市場・31日後場>(01月31日 15:48)

  31日後場の東京株式市場では、上げ基調となり、平均株価は前日比247円44銭高の1万3592円47銭と大幅反発した。昼休みに「225型インデックスで大口売りが出た」(準大手証券)といい、後場寄り付きは軟調スタート。平均株価は一時マイナスに転じる場面もあったが、月末ドレッシング買い期待に加え、「指し値買い注文が増加し、先物市場へのショートカバー(売り方の買い戻し)が活発化した」(市場筋)ことで、急速に切り返し、その後も高値圏で推移した。

  市場では、「感じの良い切り返しだ。物色の矛先がコア30よりも中小型株へ向かうなど幅広い銘柄が買われており、下値が堅くなっている印象を受ける。また、FOMC(米連邦公開市場委員会)による0.5%利下げを受けたにもかかわらず、為替市場が急激な円高とならず、落ち着いていることも安心感を誘った。現地30日夜に発表された米モノライン(金融保証会社)MBIAへの出資完了は好感されたが、総額5億ドルでは到底足りるとは思えない。今後も資本増強策が出てくるだろう。目先では今週末の1月米雇用統計が焦点となる」(みずほ証券・エクイティ調査部・北岡智哉ストラテジスト)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1502、値下がり178。出来高は23億9283万株。売買代金は3兆210億円と4営業日ぶりに3兆円台を回復。東京外国為替市場では、1ドル=106円台前半(前日終値は1ドル=106円64銭)で取引されている。

  08年3月期連結見通しを増額したダイハツ <7262> やクレディスイス証が投資評価「ニュートラル」(中立)に引き上げたショーワ <7274> がストップ高比例配分となったほか、トヨタ、デンソー、スズキ、いすゞなど輸送用機器株が一段高に業種別値上がり率トップを維持。08年3月期第3四半期連結決算(07年4月~12月)で最終17.6%増益のテルモ <4543> やセイコーHD、シチズンHD、オリンパスなど精密機器株が上げ幅を拡大し、ファナック <6954> 、京セラ <6971> 、松電産、ソニー、TDKなど電気機器株にも買いが継続した。08年3月期第3四半期決算で連結経常33.8%増益となったエプソン <6724> は一時ストップ高。
 クレディスイス証が投資評価「アウトパフォーム」(強気)に引き上げるなど証券各社の格上げが相次いだヤフー <4689> がストップ高比例配分となり、IIJ <3774> 、サイバネット <4312> も一時ストップ高。NTTデータ、TISも上値追いとなるなど情報・通信株も買われた。味の素 <2802> 、サッポロHD、明治乳など食料品株や三井倉 <9302> 、三菱倉など倉庫株、菱地所 <8802> 、三井不、東建物など不動産株も上値慕いとなった。みずほ <8411> 、三菱UFJ、りそなHDなど大手銀行株の一角やあいおい <8761> 、ミレアHD、損保ジャパンなど保険株はプラス転換。
 個別では、宇徳 <9358> 、ナナオ <6737> 、木村化 <6378> がいずれもストップ高比例配分。ほか、1月31日付株式新聞3面の「タカさんの好機到来」で取り上げられたステラケミフが連騰したほか、サイバネット、NECモバイ、モリ工などが1割超上昇した。
 半面、個別で、08年12月期大幅減益見通しに、野村証、みずほ証、ゴールドマン証など証券各社の投資判断引き下げが嫌気された中外薬 <4519> や警視庁による家宅捜索が嫌気されたグッドウィル <4723> がストップ安比例配分となり、連日の上場来安値更新。08年3月期業績利益を下方修正した中部飼 <2053> もストップ安比例配分。伯東 <7433> 、千代化建 <6366> も一時ストップ安に売られたほか、ルネサンス、アンリツ、サンフロンテなどが新安値圏で推移した。

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2008年1月30日 (水)

Today's マーケット( 01月30日 15:49)

<先物主導で売られ、平均株価は前日比133円安と大幅反落=東京株式市場・30日後場>(01月30日 15:49)

  30日後場の東京株式市場では、下げ基調を強め、平均株価は前日比133円83銭安の1万3345円03銭と大幅反落した。GLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物がさえず、アジア株も軟調に推移したことで後場寄りから売りが先行。今晩のFOMC(米連邦公開市場委員会)による政策金利発表に警戒心が働き、買い手控えが広がる中、先物主導で売られた。午後2時15分ごろに情報端末を通じて「みずほ <8411> グループ全体のサブプライム関連損失が3000億円に迫る可能性がある」と伝わると、市場心理がさらに悪化し、平均株価は一時200円超下落する場面も。引けにかけ切り返したが戻りは限定された。

  市場では、「FOMCを前にポジション縮小の動き。当社オーダーで急落時に入る買い注文も見られない。みずほ証券のサブプライムローン関連損失計上のニュースを警戒する向きもあるが、要はFOMCの結果次第FF(フェデラル・ファンド)レート0.5%以上の引き下げがないと厳しい。利下げ見送りはないと思うが、仮に0.25%引き下げでも売り要因になる」(米系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり557、値下がり1070。出来高は23億3485万株。売買代金は2兆7051億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台後半(前日終値は1ドル=106円74銭)で取引されている。

  30日午後3時に業績修正を発表すると報じられた大ガス <9532> が警戒感から下げに転じ、東ガス <9531> 、邦ガスや関西電 <9503> 、中部電など電気・ガス株に売りが継続。07年12月期連結業績予想を大幅減額した東燃ゼネは下げ幅を縮小したが、AOCHD <5017> 、昭シェル <5002> 、コスモ石など主な石油株は下押した。信越化 <4063> 、東ソー <4042> 、JSR、三菱ケミHD、住友化など化学株も一段安。NECトキン <6759> が昨年来安値圏で停滞し、08年3月期連結見通しを減額した松電工 <6991> は下げ幅を拡大。オリンパスが新安値まで売られ、富士通ゼ、NEC、ソニー、ニコンなどハイテク株も軟調推移が続いた。

  サブプライム関連損失が3000億円に迫ると伝わったみずほが下げ転換し、りそなHD <8308> 、ふくおか <8354> 、あおぞらなど銀行株の一角が売り物に押された。JFE <5411> 、新日鉄 <5401> 、住金、神戸鋼など高炉4社もマイナス転換。個別では、日電波 <6779> 、有沢製 <5208> がともにストップ安に新安値。日信工業、武蔵精密が安値圏で停滞し、値下がり率上位のまま。TSテック <7313> は後場に入り急落し、一時ストップ安に売られた。
 値上がりセクターでは、第一中汽 <9132> 、商船三井 <9104> は高値圏で推移したが、郵船 <9101> 、川崎汽 <9107> は上げ幅を縮小するなど海運株が上げ一服。プロミス <8574> 、アコム、イオンクレ、SFCGなどノンバンク株も上値の重い展開が続いた。住友不 <8830> 、三井不 <8801> 、野村不HD、大京など不動産株が伸び悩み、大和証G <8601> 、野村 <8604> 、岡三、いちよしなど証券株も上値を抑えられた。個別では、ピクセラ <6731> がストップ高に値上がり率トップとなり、イオンによる買い増し思惑のダイエー <8263> は高値圏を維持。ほか、手控え相場の中で真柄建、佐田建、石川製、林兼など低位株が人気化した。

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2008年1月29日 (火)

Today's マーケット( 01月29日 15:42)

<買い戻しに一段高、平均株価は390円高と大幅反発=東京株式市場・29日後場>(01月29日 15:42)

  29日後場の東京株式市場では、一段高となり、平均株価は前日比390円95銭高の1万3478円86銭と大幅反発した。後場寄りはブッシュ米大統領の米景気減速発言を受けたドル安・円高やGLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物安を受け、やや売り優勢。その後、「前場に続き欧州ヘッジファンドから商社、不動産にショートカバー(売り建て玉の買い戻し)が入った」(外資系証券)ほか、「債券先物買い・株先物売りの巻き戻しが相当出た」(欧州系証券)ことで急激に切り返し、上げ基調を強めた。平均株価は一時400円超上昇する場面もあった。値上がり銘柄数は全体の87%強となり、ほぼ全面高。

  市場では、「現物、先物とも買い戻しにすぎない。特に先物市場では日計り組が主体であり、上値を追うには外部環境の好転が必須だろう。目先注目は今晩から始まるFOMC(米連邦公開市場委員会)だが、0.5%の追加利下げは市場コンセンサス通りであり、影響は限定的。利下げ幅0.75%は考えづらい一方で、仮に0.25%利下げならばマーケットにネガティブで再度下値を試す展開となりそうだ」(準大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1508、値下がり181。出来高は21億4717万株。売買代金は2兆5231億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台後半(前日終値は1ドル=106円46銭)で取引されている。

  29日午前11時に今08年3月期連結業績見通しを上方修正した郵船 <9101> が上げ基調を強め、川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> 、第一中汽など海運株が連想買いに一段高。欧州ヘッジファンドからの買い戻しが指摘された三井物 <8031> 、三菱商 <8058> 、丸紅、住友商など商社株が上値追いとなり、同じく買い戻しに住友不 <8830> 、東建物 <8804> 、三井不、NTT都市など不動産株も上昇。金、銀など商品市況上昇を背景に、住友鉱 <5713> 、DOWA、三菱マ、日軽金など非鉄金属株も堅調に推移した。

  米系ファンドや国内機関投資家からの買いが観測された日立 <6501> やソニー <6758> 、松電産などが一段高となり、ファナック、NECエレ、エルピーダ、コニカミノルタなどハイテク株が堅調。三菱UFJ <8306> 、三井住友、みずほ、新生銀、あおぞらなど銀行株は高値圏で推移した。個別では、Sサイエンス、シルバ精、山水電など低位株が活況。ほか、アークや三井松島、HIOKI、サンヨナゴヤ、住商情報などが値上がり率上位に連なった。

  半面、ゴールドマン証が格下げした洋ゴム <5105> 、ブリヂスなどゴム製品の一角に売りが継続。個別では、29日午前11時に今3月期連結業績予想を減額し、最終赤字、無配としたNECトキン <6759> がストップ安比例配分となり、新安値。ほか、野村証が格下げしたケミコンが昨年来安値を切り下げ、グッドウィル、日配飼、ドリームI、HOYAなども安値圏で停滞した。

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2008年1月28日 (月)

Today's マーケット(01月28日 15:43)

<海外株安を警戒、平均株価は541円安と安値引けに4日ぶり大幅反落=東京株式市場・28日後場>(01月28日 15:43)

  28日後場の東京株式市場では、終日売り物に押され、平均株価は前週末比541円25銭安の1万3087円91銭と安値引けし、4日ぶりに大幅反落した。24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物安やアジア株の軟調推移を受け、先物市場で断続的な売りが継続。為替市場でドル安・円高に進んだほか、市場予想を下回る決算を発表したHOYA <7741> や新日鉄 <5401> が下落し、関連銘柄に売りが波及した。東証業種別株価指数では33業種すべてが下げ、値下がり銘柄数が全体の約8割にのぼるなど全面安商状となった。

  市場では、「外国人の処分売りが出ている。欧州ヘッジファンドの解約停止ニュースが響いた。サブプライムローン問題の根本的解決策は減資を伴わない上限なき公的資金注入の道しかない。思い切った措置を打ち出さない限り、調整は長引くことになる」(欧州系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり290、値下がり1377。出来高は21億5897万株。売買代金は2兆6068億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台前半(前週末終値は1ドル=107円63銭)で取引されている。

  08年3月期第3四半期(07年4月~12月)決算が市場予想を下回ったHOYAをはじめ、ニコン <7731> 、東精密、オリンパス、シチズンHD、セイコーHD、トプコンなど精密機器株が一段安。同じく08年3月期第3四半期決算で連結営業4.7%減益となった新日鉄を筆頭に、JFE、神戸鋼、住金、日新鋼など鉄鋼株も下げ幅を拡大した。

  野村証券が投資判断「3」に引き下げた日立建機 <6305> やJUKI <6440> 、牧野フ、住友重、IHI、コマツ、オークマ、ダイキンなど機械株が下げ基調を強め、再生紙偽装問題が広がる王子紙 <3861> 、日本紙 <3893> 、北越紙、三菱紙などパルプ・紙株も停滞。円高進行を背景に、日産自 <7201> 、いすゞ <7202> 、トヨタ、ホンダなど自動車株にも売り物が続いた。住友信託 <8403> 、三井住友 <8316> 、三菱UFJ、ふくおか、新生銀など銀行株や大和証G <8601> 、新光証券 <8606> 、野村、岡三など証券株も次第安となった。

  個別では、今08年3月期業績予想を大幅下方修正し、今期無配修正を発表したドリームI <4310> 、米系証券経由で大口売りが観測された任天堂 <7974>  やローランドD <6789> がいずれもストップ安比例配分。三菱UFJ証が投資判断「2」に引き下げたNRIもストップ安比例配分に上場来安値を更新し、ゴールドマン証が投資判断「中立」に引き下げたSUMCO <3436> も急落した。

  半面、個別でシンプレクス <4340> がストップ高比例配分。東芝 <6502> がアルカリ電池生産を委託すると報じられたFDK <6955> が値上がり率トップとなったほか、アドバネクス、田崎真珠、三井鉱山などが大幅高に買われた。

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2008年1月25日 (金)

Today's マーケット( 01月25日 15:56)

<上げ幅拡大に平均株価は536円高と3連騰、値上がり銘柄1600超=東京株式市場・25日後場>(01月25日 15:56)

  25日後場の東京株式市場は、引けにかけ買いが加速し、1万3600円台を回復した。後場寄りに1万3500円を回復。その後、もみ合い商状となったが、午後2時以降、急速に上げ幅を拡大した。

  市場では、「銀行、消費者金融に欧州経由で強めの買いオーダーが入った。オイルマネーの可能性がある」(外資系証券)、「TOPIX先物に年金と見られる買いが断続的に入った。現物でも銀行株への海外からの買いが続いており、国内勢も買いに動いた。下値がしっかりしだしたことで、投資家の心理が好転してきた」(中堅証券)といった声が聞かれた。

  平均株価は終値で前日比536円38銭高の1万3629円16銭と3日続伸。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1628、値下がり80。出来高は26億904万株。売買代金は3兆846億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台半ば(前日終値は106円37銭)で取引されている。

  東証の業種別株価指数で全33業種中、32業種が値上がりした。前場に続きゴム株が業種別株価指数で値上がり率トップ。ブリヂス <5108> は後場上げ幅を拡大、浜ゴム <5101> 、洋ゴム <5105> は高値引け。
 金融関連株も一段高。みずほ <8411> がストップ高となったほか、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> へも旺盛な買いが向かった。アイフル <8515> 、武富士 <8564> など消費者金融株のほか、野村 <8604> 、大和証G <8601> の証券株も上げ幅を拡大。ほかにも、オリックス <8591> 、リコーリス <8566> が東証1部値上がり率上位に浮上した。東京リース <8579> はストップ高となった。
 NY原油先物相場の反発を受けた石油・鉱業株物色も続いた。新日石 <5001> 、国際帝石 <1605> 、石油資源 <1662> が高値圏を維持。AOCHD <5017> は東証1部値上がり率上位となった。海外非鉄金属市況高を映し住友鉱 <5713> 、三菱マ <5711> など非鉄株へも旺盛な買いが向かった。三井物 <8031> 、三菱商 <8058> 、住友商 <8053> が上げ幅を拡大するなど商社株物色も継続。
 為替の円安基調を背景にした、自動車株、ハイテク株など外需株買いも続いた。自動車株では、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、日産自 <7201> 、ハイテク株では、シャープ <6753> 、ソニー <6758> 、松電産 <6752> などが後場上値を追った。
 個別では、07年4~12月期の連結営業利益が前年同期比16%増の570億円程度で過去最高と報じられた日電産 <6594>  が主力の大証1部で堅調さを保った。東証1部値上がり率上位には、アドバネクス <5998> 、中国工 <5974> 、ホウスイ <1352> 、シルバーOX <8024> 、ダイエー <8263> などが浮上した。

  半面、その他製造株がマイナスに沈んだ。任天堂 <7974>  が主力の大証1部で後場マイナスとなった。連日の上場来安値更新となった田崎真珠 <7968> は後場も東証1部値下がり率トップのまま。ゴールドマン証が強い買い推奨リストから削除した日立化 <4217> は後場昨年来安値を切り下げ。今11月期連結で40%経常減益見通しの津田駒 <6217> は後場一段安に昨年来安値を更新した。ほかには、横河ブ <5911> 、NECリース <8793> 、ケミファ <4539> などが値下がり率上位に名を連ねた。

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2008年1月24日 (木)

Today's マーケット( 01月24日 15:55)

<高値圏推移に平均株価は263円高と大幅続伸、値上がり1500超=東京株式市場・24日後場>(01月24日 15:55)

  24日後場の東京株式市場では、高値圏推移。平均株価は前日比263円72銭高の1万3092円78銭と大幅続伸した。後場寄り付きには「業者間の裁定取引に絡むクロス商い」(中堅証券)や「公的機関によるEFP取引(先物と現物との交換取引)」(トレーダー)があったが、市場への影響はニュートラル。その後、「午後零時45分から1本あたり50億円程度の大口買い指し値注文が5本入った」(準大手証券)との声が聞かれ、底堅さを増した。中盤以降はやや伸び悩む場面もあったが、上海総合株価指数がプラス転換するなどアジア株の堅調推移が下支えし、引けにかけ引き締まった。値上がり銘柄数は全体の89%超に達した。

  市場では、「根強いサブプライムローン問題や米景気減速に対する対策は練られているとはいえ、影響はまだ出ておらず、不透明感は残っている。しばらくは平均株価1万3000円前後で日柄調整が必要ではないか。完全な戻り相場となるには外部環境の落ち着きに加え、国内の景況感改善が必要となる。足元では国内企業の来期5~10%減益を織り込む感じだが、そこまで悪化するとは考えづらく、今後見直し局面がありそうだ」(ちばぎんアセットマネジメント・運用部長・大越秀行氏)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1544、値下がり154。出来高は26億1795万株。売買代金は3兆555億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台半ば(前日終値は1ドル=106円52銭)で取引されている。

  下げをけん引していた不動産株が買い戻し主体に上げ幅を拡大。東急リバ <8879> や住友販売 <8870> がストップ高比例配分となり、三井不、菱地所、住友不、東急不などが一段高。なかで、最大500億円のユーロ建て転換社債型新株予約権付社債発行を発表したURBAN <8868> は大幅安に昨年来安値圏で推移した。信用収縮懸念の後退から、三菱UFJ <8306> 、住友信託 <8403> 、三井住友、みずほなど大手銀行株が上げ幅を拡大し、大和証G <8601> 、野村 <8604> 、丸三証、いちよし、岡三など証券株も上値追い。三住海上 <8752> 、ミレアHD <8766> 、損保ジャパン、あいおいなど保険株や、NIS <8571> 、OMCカード <8258> 、日立キャピ、セントラルなどノンバンク株も上値慕いとなった。

  UBS証券が投資判断「Buy」に引き上げた千代化建 <6366> をはじめ、長谷工、大林組、大和ハウス、積水ハウスなど建設株に買い物が続き、東洋紡 <3101> 、三菱レ <3404> 、ダイワボウ、東レなど繊維株も堅調展開。新日鉄 <5401> 、住金 <5405> 、神戸鋼、JFEなど大手鉄鋼株や川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> 、第一中汽、乾汽船など海運株も一段高に買われた。丸紅 <8002> 、三井物 <8031> が高値引け、住友商、伊藤忠がこの日の高値圏で終えるなど商社株も上値を追った。トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、スズキ、マツダなど自動車株は底堅い展開。

  ハイテク株では富士通ゼ <6755> が高値引けし、エプソン、エルピーダが上げ幅を拡大。キヤノン <7751> 、京セラ <6971> 、ニコン、TDK、三菱電なども堅調推移が継続。前場引け後に今08年3月期連結営業利益予想(米国会計基準)の下方修正を発表したアドバンテス <6857> は一段安後に下げ幅を縮小したが、引け値で1割近く下落し連日の昨年来安値更新となった。

  個別では、08年3月期の第3四半期連結決算(07年4月~12月)で2ケタ増収増益となったトーメンデバ <2737> やラウンドワン <4680> がストップ高。TOB(株式公開買い付け)が報じられ、午前8時20分から午後零時半まで一時売買停止となっていたD&M <6735> が思惑買いに大幅高となったほか、チタン工、コスモス薬、レナウン、カワチ薬品などが値上がり率上位に連なった。

  半面、古紙配合率偽装で揺れるパルプ・紙株が売り物に押され、日本紙 <3893> が上場来安値を、王子紙 <3861> が昨年来安値を更新。北越紙、三菱紙もさえない展開が続いた。東北電 <9506> 、関西電 <9503> 、大ガスなど電力・ガス株や、第一三共 <4568> 、田辺三菱、武田薬など医薬品株も小幅安。個別ではサイバネット <4312> が4日連続のストップ安比例配分となったほか、継続企業の前提に疑義が生じた田崎真珠 <7968> もストップ安。08年3月期の第3四半期連結決算(07年4月~12月)で赤字幅が拡大した小林洋行が連日の上場来安値更新となったほか、菱食、プレナス、SKジャパンなども売られた。

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2008年1月23日 (水)

Today's マーケット(01月23日 15:32)

<伸び悩み商状も平均株価は256円高と3日ぶり大幅反発=東京株式市場・23日後場>(01月23日 15:32)

  23日後場の東京株式市場では、伸び悩み商状。平均株価は前日比256円01銭高の1万2829円06銭と3日ぶりに大幅反発したが、前場終値1万2994円32銭(421円27銭高)を下回った。24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)でナスダック100株価指数先物が30ポイント超下落し、今晩の米国株式市場が続落するとの懸念が浮上。為替市場で1ドル=106円台前半と円高含みに推移したうえ、アジア株の一角がさえず、急激に上げ幅を縮小する場面もあった。中盤以降は買い戻しに引き締まったが、「大引けに約300億円の売りバスケット」(準大手証券)が観測され、上値は抑えられた。

  市場では、「緊急利下げとは言っても、米景気の減速懸念が払しょくされたわけでなく、いまだ決めうちができない状況だ。事実、当社のオーバーナイト注文を見ても主力株を売ったり、買ったりで現物市場にはインパクトがない。要は短期プレーヤーの先物売買で方向感がつくられているだけ」(米系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1444、値下がり220。出来高は25億2806万株。売買代金は2兆9446億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台前半(前日終値は1ドル=106円01銭)で取引されている。

  マッコーリー証が新規「アウトパフォーム」でカバレッジ開始した三菱商 <8058> 、三井物 <8031> をはじめ、住友商、伊藤忠、丸紅など商社株が高値圏を維持。川崎汽 <9107> 、商船三井、郵船、第一中汽、新和海など海運株も値を保った。国際帝石 <1605> 、新日鉱HD、新日石など石油関連株も堅調。トヨタ <7203> 、日産自 <7201> 、ホンダ、日野自など自動車株も買いが継続し、ブリヂス <5108> 、浜ゴム、住友ゴムなどゴム製品株も高値圏で推移した。

  一方で、住友不 <8830> 、菱地所 <8802> 、三井不、東急不、東建物など不動産株が売り物に押され、上げ幅を縮小。住友鉱 <5713> 、DOWA <5714> 、フジクラ、東邦鉛、三菱マなど非鉄金属や、神戸鋼 <5406> 、新日鉄 <5401> 、住金、JFEなど鉄鋼株も伸び悩んだ。コマツ <6301> 、住友重 <6302> 、日精工、アマダ、ダイキンなど機械株も上値の重い展開。大和証G <8601> 、野村 <8604> 、新光証券、岡三など証券株や三井住友 <8316> 、三菱UFJ <8306> 、みずほ、ふくおか、あおぞらなど銀行株は上げ一服となった。東芝 <6502> は高値圏を保ったが、ニコン、キヤノン、TDKなどが上げ幅を縮小。エルピーダ <6665> が急落し、アドバンテス <6857> 、ソニー <6758> 、オリンパス、スター精密が下げに転じて新安値となるなどハイテク株の一角には売り圧力が強まった。

  個別では宝印刷 <7921> が一時ストップ高となったほか、学研、東和薬品、ドワンゴ、菱食などが1割超の上げとなった。

  半面、JR東海 <9022> やJR東日本、東急など陸運の一角が軟調。中部電 <9502> 、関西電、東ガス <9531> 、大ガス、邦ガスなど電力・ガス株もさえない。個別では、サイバネット <4312> が3日連続のストップ安比例配分。グッドウィル、フェリシモ、フォスタ、あみやきなどが値下がり率上位に連なった。

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2008年1月22日 (火)

Today's マーケット( 01月22日 15:34)

<連鎖株安続き平均株価は752円安と昨年来2番目の下げ、連日の昨年来安値更新=東京株式市場・22日後場>(01月22日 15:34)

  22日後場の東京株式市場は連鎖株安が続き、平均株価は前日比752円89銭安の1万2573円05銭と大幅続落し、連日の昨年来安値更新となった。下げ幅は昨年来で07年8月17日(下げ幅874円81銭)に次ぐ水準。24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)での米株価指数先物安に加え、アジア株式市場が軟調に推移し、処分売りに下値探りの展開となった。償還条件付きファンドのノックインを視野に入れた売りやヘッジ売りも観測された。インドや韓国の株式市場が取引停止となり、市場心理が後退したほか、3連休明けとなる今晩の米国株式市場の動向を見極めたいとし、買いは手控えられた。

  市場では、「催促相場のクライマックス的な動き。近々、米緊急利下げがあっても不思議ではないが、仮にテクニカル・リバウンドがあっても単発か。米景気後退懸念から新興国へも揺らぎが生じつつあり、問題の本質は根深い」(準大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり31、値下がり1682。出来高は27億8912万株。売買代金は3兆542億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台前半(前日終値は1ドル=106円33銭)で推移している。なお、日銀はきょうの金融政策決定会合で現行の金融政策維持を全員一致で決定したが、市場予想通りとなり、影響は限定された。

  首都圏のマンション新規販売戸数が14年ぶりの低水準だったことを受け、東建物 <8804> やゼファー <8882> が一時ストップ安となり、住友不 <8830> 、東急不 <8815> 、日綜地所、ゴールドクレ、NTT都市など不動産株に新安値銘柄が続出。ゴールドマン証が投資判断「中立」に格下げした日立線 <5812> や、古河電工 <5801> が昨年来安値をさらに押し下げ、住友鉱も一段安。三菱マ <5711> 、日軽金、DOWA、住友電工なども新安値を引き下げるなど非鉄金属株の下げがきつい。住友商 <8053> 、伊藤忠、丸紅が昨年来安値圏で停滞し、三菱商や三井物にも売りが続くなど商社株も軟調。出光興産 <5019> が上場来安値を、国際帝石 <1605> 、新日石、新日鉱HD、AOCHDなどが昨年来安値を切り下げ、石油関連株も一段安。神戸鋼 <5406> 、JFE <5411> は昨年来安値圏で停滞し、新日鉄、住金も安値もみ合いとなるなど鉄鋼株がさえず、川崎汽 <9107> 、郵船、商船三井など大手海運株も新安値圏で推移した。

  トヨタ <7203> 、日産自 <7201> 、ホンダ、スズキ、マツダなど自動車株やTDK <6762> 、キヤノン <7751> 、三菱電、アドバンテスなど値がさハイテク株も新安値水準で停滞した。全体相場の急落を背景に、野村 <8604> 、大和証G <8601> 、岡三、ミズホイン証、新光証券などが昨年来安値圏でもみ合い、きょう最終売買日の日興コーデ <8603> は前日比157円安の1364円で引けた。三菱UFJ <8306> が分割後安値を、みずほ、りそなHD、中央三井が昨年来安値をさらに切り下げるなど大手銀行株は下げ幅を拡大した。個別では、サイバネットが前日に続いてストップ安比例配分。新株式発行などで希薄化懸念台頭のコーナン商 <7516> が一時ストップ安となり、CTC、日本電工、ハピネットなどがいずれもストップ安。ほか、大株主のトラブルを嫌気した佐田建やドワンゴ、ピクセラなどが急落した。

  半面、個別ではエルピーダ <6665> やダイワボ情、松屋、テレビ東京などがプラス圏を保った。

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2008年1月21日 (月)

Today's マーケット( 01月21日 15:40)

<平均株価は下げ幅を拡大し535円安、昨年来安値を更新=東京株式市場・21日後場>(01月21日 15:40)

  21日後場の東京株式市場は下げ幅を拡大。平均株価は前日比535円35銭安の1万3325円94銭と3日ぶりに急反落し、今年1月16日の昨年来安値1万3504円51銭を更新した。午後2時前に先物市場で大口の仕掛け売りが出たことを機に指数は急落。中国銀行大手のサブプライムローン問題に絡む損失計上報道を背景にアジア株が軟調に推移した上、時間外取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物もさえず、市場心理が後退した。前週末の戻り局面で買った向きの損失確定の投げ売りや、償還条件付ファンドのノックインを視野に入れた売りも指摘され、下値探りの展開となった。後場寄り後には先物への買い戻しで下げ幅を縮小する場面があるなど、短期筋の大口売買に振らされる格好となった。

  市場では、「前週末の下げ止まりで短期的な底打ちの気配を見せたが、平均株価が昨年来安値を更新し、軌道修正を余儀なくされた。信用買い残の減少が進んでおり、需給改善が見られるものの、下値不安は依然大きい。平均株価1万3100円程度までの下げを見込むのが無難」(中堅証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり103、値下がり1596。出来高は21億7811万株。売買代金は2兆5484億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台後半(前週末終値は1ドル=107円22銭)で取引されている。

  銅鉱石値上げ同意を受け、収益悪化が懸念された住友鉱 <5713> が一段安。リョービ <5851> が連日の昨年来安値更新となり、DOWA <5714> 、東邦鉛、三菱マ、大紀ア、日軽金など非鉄金属株に売り物が継続。新日石 <5001> 、昭シェル <5002> 、東燃ゼネ <5012> 、AOCHD <5017> が連日の昨年来安値更新となり、石油資源 <1662> 、国際帝石 <1605> 、新日鉱HD <5016> も下押すなど石油関連株も売られた。アマダ <6113> やJUKI <6440> 、牧野フ <6135> 、オーエム、島精機など機械株が下げ幅を拡大し、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、第一中汽 <9132> 、新和海など海運株や、連日の新安値となった伊藤忠 <8001> をはじめ、三菱商 <8058> 、三井物 <8031> 、住友商 <8053> など商社株も売り優勢となった。

  住友信託 <8403> が連日の昨年来安値となったほか、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> 、りそなHDなど大手銀行株が軒並み売られ、大和証G、野村、いちよし、岡三など証券株も軟調。あいおい <8761> 、損保ジャパン <8755> 、T&DHD <8795> が昨年来安値圏で推移するなど保険株もさえない展開が続いた。前週末にかけ上昇が目立った東建物 <8804> 、三井不、菱地所、住友不など不動産株に利益確定売りが続き、古紙配合率偽装の波紋拡大から大王紙 <3880> 、日本紙 <3893> 、王子紙などパルプ・紙株も安値圏で停滞した。円高進行を背景にトヨタ、ホンダ、日産自、いすゞなど自動車株やTDK、アドバンテス、ソニー、ニコン、松電産など値がさハイテク株も売り物が続いた。なかで、みずほ証券が投資判断「2」に格上げしたエルピーダ <6665> は逆行高。

  個別ではサイバネット <4312> がストップ安比例配分。今5月期見通しを下方修正した前沢工が昨年来安値を更新し、東証1部値下がり率トップ。宝印刷 <7921> や東製鉄 <5423> も新安値となったほか、鋳鉄管、サンシティ、IIJなども売られた。

  半面、個別でハピネット <7552> やインプレス <9479> が後場に上げ幅を拡大し、値上がり率上位に浮上。ほか、今3月期業績予想・配当予想を増額、みずほ証券が投資判断「2」に格上げしたDeNAが値上がり率トップを維持し、日産自グループを引受先とする第三者割当増資を発表した東日CLG、22日にアインファーとの経営統合を諮る臨時株主総会を控えるCFSなども高値圏を維持した。

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2008年1月18日 (金)

Today's マーケット( 01月18日 15:55)

<値上がり銘柄数1200超、地合い好転に平均株価は77円高と続伸=東京株式市場・18日後場>(01月18日 15:55)

  18日後場の東京株式市場では、地合い好転。平均株価は上げに転じ、前日比77円84銭高の1万3861円29銭と続伸した。時間外取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が上昇。為替市場で「ブッシュ米大統領が今晩発表する景気刺激策と併せ、緊急利下げが発表されるとのうわさが流れた」(大手邦銀)とされ、思惑買いにつながった。後場寄りは、昼の立ち会い外バスケット取引で買い決め優勢となり、買い戻しが先行。「鉄鋼、不動産、商社中心に国内年金買い」(米系証券)、「1、2番手クラスにまとまったサイズの買い」(別の米系証券)が指摘され、次第に物色範囲を広げた。

  市場では、「下げに急激なブレーキが掛かり、駆け上がってきた。金融、財政両面での米政策期待があり、今晩のNY株が気になるが、売りたい人は売り切った印象だ。まずは直近マド(15日安値1万3915円~16日高値1万3841円)埋めから、次のステップへ」(中堅証券)、「あくまでもテクニカルリバウンド。目先は米国の経済対策、利下げ期待で戻り足になろうが、いずれ米景気減速懸念が再度強まり、下ブレする不安がある」(準大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1284、値下がり383。出来高は27億2660万株。売買代金は3兆1898億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台前半(前日終値は107円43銭)で取引されている。

  三井不 <8801> 、住友不 <8830> 、菱地所 <8802> など大手不動産株が上昇。シーズクリエ <8921> がストップ高、アトリウム <8993> は値上がり率トップとなり、不動産株がほぼ軒並み高。東証の業種別株価指数で不動産は値上がり率トップに浮上した。出来高トップの住金 <5405> をはじめ、新日鉄、JFE、神戸鋼、共英製鋼などの鉄鋼株や、住友商 <8053> 、三菱商、伊藤忠、丸紅などの商社株も切り返した。ファナック <6954> 、アマダ、住友重、森精機、コマツ、日立建機など機械セクターも引き締まった。北米半導体製造装置BBレシオ改善、ナスダック100株価指数先物高を映し、エルピーダ <6665> 、アドバンテス、東エレク、東精密などの半導体関連株も堅調。三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、りそなHD、中央三井など大手銀行株もしっかり。ソフトバンク、ヤフーも上げに転じた。

  個別では、グッドウィル <4723> がストップ高後に同値比例配分。GMO、三住建設、ハルテック、アルファなども高い。

  半面、再生紙の古紙配合率偽装問題に絡み、製紙各社の製品値上げ交渉一部停止が伝えられ、日本紙 <3893> が一時ストップ安となり、王子紙、北越紙などのパルプ・紙株にも売りが継続した。NY原油先物安にガソリン価格の4週連続下落を受け、新日石 <5001> 、昭シェルが昨年来安値圏で停滞し、出光興産、東燃ゼネなどの石油株もさえない。三住海上 <8752> 、損保ジャパン、日本興亜、ミレアHD、T&DHDなどの保険株も軟調。個別では、08年11月期連結で営業益52.2%減見通しの北興化 <4992> や、サイバネット、プレナス、EPS、図研などが安い。

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2008年1月17日 (木)

Today's マーケット( 01月17日 15:53)

<値上がり銘柄数1400超、平均株価は278円高と5日ぶり大幅反発=東京株式市場・17日後場>(01月17日 15:53)

  17日後場の東京株式市場では、全面高商状。平均株価は前日比278円94銭高の1万3783円45銭と5営業日ぶりに大幅反発した。中国株安への警戒から、一時は下げに転じたが、売り一巡後には買い戻しや、押し目買いを誘発し、指数は急浮上した。年初から1800円の大幅下落となり、自律反発の色彩を強めた。新発10年物国債利回りの上昇に伴い、「債券先物売り、株価先物買いの動き」(準大手証券エクイティ部)が指摘されたほか、今晩のバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の下院証言を控え、「発言内容に期待した買いもあるのでは」(中堅証券投資情報室)との見方もあった。

  後場寄りは、中国人民銀行(中央銀行)の預金準備率0.5%引き上げ(25日から実施)発表を受け、中国・上海総合指数安に続いて、香港・ハンセン指数も下落し、先物売りに押される形で、午後1時2分に1万3472円45銭(前日比32円6銭安)まで下押す場面があった。

  市場では、「海外経由で主力株に打診買いが入っているが、一方では戻りをカラ売りする動きもあり、まだ底値確認までは至っていない」(米系証券トレーディング部)、「きのうの安値を瞬間割り込み、危うい状態となったが、そこから一気に切り返し、売り方の踏みを誘うパターン。先行きエネルギーを伴うかが問題だが、少なくとも、この間の下げ幅を考慮すれば、下値を売りづらい雰囲気をつくった」(中堅証券ディーリング部)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1409、値下がり266。出来高は28億7万株。売買代金は3兆2708億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台前半(前日終値は106円28銭)で取引されている。

  UBS証が金融危機が緩和すれば、大手不動産会社の株価上昇余地は大きいとし、菱地所 <8802> 、三井不 <8801> 、住友不 <8830> など大手不動産株が堅調。野村不HD、ゴールドクレ、住友販売、レオパレスなども引き締まった。1月の月例経済報告で住宅建設の基調判断を上方修正するとされ、積水ハウス <1928> 、大和ハウス <1925> などの住宅株が上値追い。清水建 <1803> 、大林組、大成建、鹿島など大手ゼネコン株にも買いが継続した。三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> 、りそなHD、中央三井など大手銀行株が強含み、三住海上 <8752> 、日本興亜、損保ジャパン、ミレアHD、T&DHDなど保険株は軒並み上昇。オリックス <8591> 、ジャフコ、三菱Uリース、リコーリスなどノンバンク株にも高いものが目立った。

  出来高トップの住金 <5405> をはじめ、新日鉄、JFE、神戸鋼、大和工などの鉄鋼株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、飯野海、乾汽船などの海運株も値を上げた。円高一服感から、トヨタ <7203> 、ホンダ、日産自、ダイハツなどの自動車株が一段高。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)高を映し、東エレク <8035> 、アドバンテス、エルピーダなどの半導体関連株に買いが継続。ソニー <6758> 、TDK、シャープ、キヤノン、HOYAなどのハイテク株も高い。日興シティ証がレーティング「2S」、目標株価2450円に引き上げのソフトバンク <9984> が強含み、ヤフーもしっかり。個別では、エムスリー <2413> がストップ高後に同値比例配分。07年4~12月期連結で経常益22.7%増の信越化 <4063> も上昇。ゼオン、東洋炭素、宇徳なども高い。

  半面、年賀はがきの古紙配合比率偽装が判明したことを受け、日本紙 <3893> 、王子紙が昨年来安値を更新し、大王紙、北越紙もさえない。武田薬 <4502> 、アステラス薬、第一三共、エーザイ、塩野義薬などの医薬品株も軟調。野村 <8604> 、大和証Gが昨年来安値を切り下げるなど証券株の一角にも売りが継続した。個別では、08年3月期連結で一転最終赤字見通しのハピネット <7552> がストップ安ウリ気配のまま。08年2月期連結で一転最終赤字見通しが引き続き嫌気されたレナウン <3606> は連日のストップ安に値下がり率トップ。フルキャスト <4848> が一時ストップ安。07年11月期連結推定で最終赤字拡大のキャンドゥ <2698> や、ビクター、郵船航空、クボテックなども安い。

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2008年1月16日 (水)

Today's マーケット( 01月16日 15:55)

<新安値銘柄数1100超と過去最多、平均株価は468円安と大幅に4日続落=東京株式市場・16日後場>(01月16日 15:55)

  16日後場の東京株式市場では、全面安。平均株価は前日比468円12銭安の1万3504円51銭と大幅に4営業日続落し、連日で昨年来安値を更新した。昨年来安値銘柄数は1165と村上ファンド・ショック時の06年6月8日に記録した新安値銘柄数959を大幅に上回り、過去最多。為替相場が一時1ドル=105円台に突入し、05年5月12日以来のドル安・円高水準に進行。時間外取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が軟調に推移し、アジア株式も軒並み安く、市場心理がさらに悪化した。損失確定の処分売りや、先物ヘッジ売りの動きが広がり、指数を一気に押し下げた。

  市場では、「米国だけでなく、国内景気、企業業績にも不透明感が強まり、厳しい状況だ。外部環境が落ち着けば、リバウンドしようが、それも限定的だ」(銀行系証券)、「新安値銘柄が過去最多を記録し、過去の経験則から、いつ反転しても不思議ではない。今晩の消費者物価指数、JPモルガン決算、現地17日のメリルリンチ決算を通過すれば、アク抜けにつながるのではないか」(中堅証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり94、値下がり1601。出来高は30億2815万株。売買代金は3兆5008億円。東京外国為替市場では、1ドル=106円台前半(前日終値は107円58銭)で取引されている。

  円高懸念が強まり、トヨタ <7203> 、ホンダ、日産自、スズキなど自動車株が軒並み昨年来安値を切り下げた。円高に米ハイテク株安が響き、キヤノン <7751> 、TDK、京セラ、HOYA、アドバンテス、エルピーダなど値がさハイテク株にも昨年来安値更新銘柄が目立った。みずほ証が投資判断「2」に引き下げのローム <6963>  は主力大証でストップ安。ファナック <6954> 、日立建機、東芝機、住友重、森精機など機械セクターにも新安値銘柄が続出した。円高にバルチック海運指数(不定期船運賃指数)安を映し、郵船 <9101> 、川崎汽 <9107> 、飯野海、共栄タンカが新安値を付けるなど海運株にも売りが継続。商社株では、住友商 <8053> 、伊藤忠が昨年来安値を更新し、三菱商、三井物の下げがきつい。

  米金融株安を背景に、サブプライムローン関連の損失拡大が懸念されたみずほ <8411> や、中央三井が昨年来安値を更新したほか、三菱UFJ、三井住友、りそなHD、住友信託が下げ基調を強めるなど大手銀行株が軟調。株式市場の調整継続で、野村 <8604> 、東海東京、岡三、丸三証、松井証など証券株にも新安値銘柄が目立った。個別では、08年2月期連結で一転最終赤字38億円見通しのレナウン <3606> や、ほっかほっか亭総本部(非上場)とのフランチャイズ契約解約の可能性を明らかにしたプレナス <9945> がストップ安比例配分。任天堂 <7974>  が主力大証、東証ともにストップ安となり、業績悪が懸念されたゼクス <8913> とグッドウィル <4723> は連日のストップ安。07年3~11月期連結で経常益15.5%減のパル <2726> も一時ストップ安。

  半面、日興シティ証の電力セクター投資スタンス「強気」を背景に、同証券が投資評価「1L」、目標株価2940円に引き上げの関西電 <9503> をはじめ、中部電、東北電、北海電、九州電など電力株に買いが継続。英投資ファンドが買い増し検討と報じられたJパワー <9513> も堅調。武田薬 <4502> 、アステラス薬、久光薬、小野薬などの医薬品株もしっかり。個別では、住友販売 <8870> が一時ストップ高。丸栄 <8245> は値上がり率トップ。ハルテック、日ハム、飯田産業、WNIウェザなども高い。

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2008年1月15日 (火)

Today's マーケット( 01月15日 15:55)

<全面安に平均株価は138円安と3日続落、2年2カ月ぶり1万4000円割れ=東京株式市場・15日後場>(01月15日 15:55)

  15日後場の東京株式市場では、株価指数先物主導で売られ、全面安。平均株価は下げに転じ、前週末比138円16銭安の1万3972円63銭と3営業日続落した。1万4000円割れは、05年11月2日以来約2年2カ月ぶり。先物にヘッジ売りが観測されたほか、「内外ヘッジファンドがコア30中心にカラ売りを出している」(米系証券)との指摘もあった。フィナンシャル・タイムズ(米国電子版)でゴールドマン・サックスのアナリストがJPモルガン、シティグループ、メリルリンチの米金融3社合計で1121億ドル(約12兆円)まで損失が膨らむと予想したと報じられ、警戒感につながった。ドル安・円高推移や、新興市場の指数一段安も投資家心理の冷え込みにつながり、下げ幅は一時200円近くに達した。

  市場では、「当面の下値サポートがなくなった。ショートカバー(売り建て玉の買い戻し)で戻しても力はなく、まさに買い手不在。外部環境に不透明感が強く、企業業績の下方修正リスクもあり、非常に厳しい状況だ」(中堅証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり134、値下がり1561。出来高は24億7575万株。売買代金は3兆51億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台後半(前週末終値は108円93銭)で取引されている。

  円高警戒から、トヨタ <7203> 、ホンダ <7267> 、スズキ、マツダが昨年来安値を更新するなど自動車株に売りが継続。ファナック <6954> 、日立建機、オークマ、東芝機、森精機、オルガノなど機械セクターには昨年来安値更新銘柄が目立った。07年12月期連結推定で最終赤字に修正の荏原実業 <6328> はストップ安ウリ気配のまま。メリル日本証が今・来期大幅赤字予想のエルピーダ <6665> や、ソニー、キヤノン、TDK、HOYA、ニコンなど値がさハイテク株も軟調。

  カスピ海沖油田権益の一部を失うと報じられた国際帝石 <1605> をはじめ、石油資源、AOCHD、昭シェル、新日鉱HD、東燃ゼネなど石油関連株も下げ基調が続いた。出来高トップの新日鉄 <5401> や、JFE、住金、大和工、大製鉄など鉄鋼株にも安いものが目立った。みずほコーポレート銀行が米メリルリンチに約1400億円出資方向で最終調整入りと報じられたみずほ <8411> や、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などノンバンク株もさえない。

  個別では、07年11月中間期連結推定で最終赤字6億円に修正のゼクス <8913> 、事業停止命令で一段の業績悪化が懸念されたグッドウィル <4723> や、ドワンゴ <3715> 、セキュアド <2392> がストップ安後に同値比例配分。社員のインサイダー取引疑惑が報じられた宝印刷 <7921> も一時ストップ安。08年11月期連結で純利益85.9%減見通しのサーラ <2734> は値下がり率トップ。

  半面、エーザイ <4523> 、武田薬、アステラス薬、第一三共、大正薬、参天薬などの医薬品株が堅調。JR東海 <9022> 、JR西日本、東武など電鉄株の一角も継続物色された。個別では、クボテック <7709> がストップ高比例配分。ピクセラ <6731> もストップ高。チタン工 <4098> は値上がり率トップ。ファストリテ、マルエツ、日橋梁、コープケミなども高い。

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2008年1月11日 (金)

Today's マーケット( 01月11日 15:55)

<平均株価は277円安と大幅続落、2年2カ月ぶり1万4200円割れ=東京株式市場・11日後場>(01月11日 15:55)

  11日後場の東京株式市場では、全面安商状。平均株価は前日比277円32銭安の1万4110円79銭と大幅に続落し、05年11月16日以来2年2カ月ぶりに1万4200円を割り込んだ。ニューヨーク・タイムズ紙が米メリルリンチの約150億ドル損失計上を報じたとの情報が流れ、市場心理がさらに悪化。24時間取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物がジリ安傾向となり、先物主導で売られた。平均株価連動型リンク債で一番高いノックイン価格(推定1万4231円)を下回り、ヘッジ売りが警戒されたほか、追い証(追加証拠金の差し入れ義務)発生や、7月高値の信用返済期日到来に伴う処分売りなど需給不安が強まった。週末に3連休を控え、見送り気分の強い中、手じまい売りが広がり、下げ幅は一時290円を超えた。

  市場では、「追加利下げが実施されたとしても米景気の減速圧力を止めるのは難しい。国内景気も弱めであり、基本的な相場の流れは変わらない。まだ大底を打ったとは思わないが、目先的には下げ過ぎの感があり、来週は戻りに入る可能性がある」(準大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり216、値下がり1452。株価指数オプション1月物のSQ(特別清算指数)算出値は推定1万4355円5銭。出来高は24億7053万株(うちSQ分は概算2億100万株)。売買代金は3兆474億円(同3056億円)。東京外国為替市場では、1ドル=108円台後半(前日終値は109円84銭)で取引されている。

  不動産業界の先行き懸念から、07年11月中間期連結推定で利益伸び率鈍化のクリード <8888> や、ケネディクス <4321> 、サンシティ <8910> がストップ安。パシフィック <8902> 、アトリウム <8993> も一時ストップ安。URBAN、リサ、ゼファーなどが値下がり率上位に並び、住友不 <8830> 、菱地所 <8802> 、三井不 <8801> など大手不動産株も軒並み昨年来安値を更新した。東証の業種別株価指数で不動産は値下がり率トップ。バルチック海運指数(不定期船運賃指数)安を映し、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> の大手海運をはじめ、乾汽船、飯野海、新和海などの海運株にも売りが継続した。出来高トップの新日鉄 <5401> 、IHI <7013> と造船事業統合で交渉入りと報じられたJFE <5411> や、住金、神戸鋼などの鉄鋼株も下げに転じた。

  調整相場継続を受け、野村 <8604> 、大和証G、新光証券、岡三、いちよし、極東証券など証券株にも昨年来安値更新銘柄が目立った。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> などメガバンク株もさえない。オリックス <8591> 、クレセゾン、SBI、アコム、ジャフコ、SFCGなどノンバンク株もほぼ軒並み安い。今2月期連結業績予想を下方修正したJフロント <3086> 、メリル日本証がレーティング「中立」に引き下げのコナカ <7494> が前場ストップ安後に同値比例配分。今2月期連結業績予想を下方修正した7&iHD <3382> や、伊勢丹、イオン、ダイエー、ファストリテなどの小売株も軟調。個別では、共立、シーズクリエ、T&Gニーズ、ポイント、GMOなどが売られた。

  半面、個別で、前場に一時連日ストップ高の日橋梁 <5912> が上げ幅を縮めたが、値上がり率トップを維持。12月既存店売上高5.3%増のスギ薬局 <7649> 、07年11月中間期単体で営業益18.7%増のクリエイトS <2794> や、クボテック、東北ミサワ、ニチレイなども堅調。10月1日付でパナソニックに社名変更、野村証がレーティング「2」に引き上げの松電産 <6752> も底堅い。

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2008年1月10日 (木)

Today's マーケット( 01月10日 15:47)

<平均株価は211円安と3日ぶり大幅反落に安値引け、1万4400円割れ=東京株式市場・10日後場>(01月10日 15:47)

  10日後場の東京株式市場では、地合い悪化。平均株価は前日比211円5銭安の1万4388円11銭と3日ぶりに大幅反落し、安値引け。06年6月14日以来ほぼ1年7カ月ぶりの安値水準となる1万4400円を割り込んだ。大引けのバスケット売りが観測されたほか、あすの株価指数オプション1月物のSQ(特別清算値)算出に絡む思惑的な売買が警戒された。今晩にバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控え、様子見気分の強い中、売り圧力に押された。米ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)で米シティグループとメリルリンチがさらなる資本増強に向け協議入りと報じられたが、消化難となった。内閣府が午後2時に発表した11月景気動向指数では、景気の現状を示す一致指数が33.3%と景気判断の分かれ目となる50%を8カ月ぶりに下回ったが、市場予想通りの内容となり、発表直後の相場への影響は見られなかった。

  市場では、「シティグループ、メリルリンチの資本増強の情報は評価損拡大に対応したものであり、結果的にアク抜け感につながるのではないか」(中堅証券)、「資本注入自体はプラス材料だが、米経済のリセッション(景気後退)入りの方が警戒され、単純に買い発想できない」(米系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり373、値下がり1272。出来高は19億1620万株。売買代金は2兆4206億円。東京外国為替市場では、1ドル=109円台後半(前日終値は109円58銭)で取引されている。

  クレディスイス証による08年不動産業界は厳しい年との指摘を受け、住友不 <8830> 、菱地所 <8802> 、三井不 <8801> 、野村不HD、URBANなど不動産株に売りが継続。三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> などメガバンク株や、野村 <8604> 、大和証G、新光証券、岡三など証券株は軒並み安。TDK <6762> 、ソニー、キヤノン、ファナックなどの値がさハイテク株も下落。トヨタ <7203> 、ホンダ、日産自、スズキなどの自動車株に売りが継続し、ブリヂス <5108> 、浜ゴム、住友ゴム、洋ゴムなどのタイヤ株もさえない。出来高トップの住金 <5405> をはじめ、新日鉄、JFE、大和工、丸一管などの鉄鋼株も下げ基調。東洋炭素 <5310> が昨年来安値圏で推移し、ガイシ、旭硝子、板硝子などのガラス・土石株も売られた。

  個別では、みずほ証が投資判断「4」に引き下げの三菱レ <3404> や、シンキ、フォスタ、グッドウィル、ソフトブレンなどが安い。

  半面、07年10~12月期受注高55%増の東エレク <8035> や、アドバンテス、ニコン、NECエレなどの半導体関連株が堅調。武田薬 <4502> 、田辺三菱、大日住薬、久光薬、ツムラなどの医薬品株も引き締まった。日橋梁 <5912> が前場ストップ高後に同値比例配分となり、値下がり率トップに浮上したほか、サクラダ、松尾橋などの低位橋梁株も継続物色された。個別では、大和総研がレーティング「1」に引き上げのエムスリー <2413> がストップ高比例配分。07年3~11月期連結で経常益37.6%増、記念配3円に1対1.1株式分割のダイセキ <9793> や、日興シティ証が新規に投資評価「1S」、目標株価44万円でカバレッジ開始のドワンゴ <3715> なども高い。

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2008年1月 9日 (水)

Today's マーケット(01月09日 15:44)

<主力株中心に買い広がり、平均株価は上げに転じ、70円高と続伸=東京株式市場・9日後場>(01月09日 15:44)

  9日後場の東京株式市場では、地合い好転。平均株価は上げに転じ、前日比70円49銭高の1万4599円16銭と続伸した。昼の立ち会い外バスケット取引でやや買い決め優勢の流れを受け、主力株中心に買いが広がった。「銀行株主体に国内年金買い、鉄鋼株中心にオイルマネー流入」(欧州系証券)が指摘され、市場総計の指し値注文では「買い超のペース」(準大手証券)となった。アジア株式が総じて底堅く、時間外取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が上昇基調となり、投資家心理の安定化につながった。

  市場では、「後場の上げは、今晩の米国株への期待感にあるようだ。GLOBEX上昇でNYダウ、ナスダック指数の下げ過ぎの反動が予想される。ただ、サブプライムローン問題に伴う米景気の先行き不透明感は尾を引いたままであり、まだ腰を入れて動ける状況にない」(米系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1265、値下がり366。出来高は22億4021万株。売買代金は2兆8468億円。東京外国為替市場では、1ドル=109円台半ば(前日終値は109円42銭)で取引されている。

  出来高トップの住金 <5405> をはじめ、新日鉄、JFE、共英製鋼、丸一管などの鉄鋼株が上値追いとなり、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、郵船、乾汽船など海運株は軒並み高。NY原油先物高を映し、エネルギー権益を有する三井物 <8031> 、三菱商、住友商、伊藤忠、丸紅など商社株も引き締まった。日興シティグループ証券が投資評価「2M」に引き上げ、目標株価2100円に設定の大正薬 <4535> 、抗インフルエンザウイルス薬の国内臨床第2相試験開始の富山化 <4518> や、武田薬、アステラス薬、エーザイ、第一三共、小野薬など医薬品株も広範囲に物色された。

  三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> 、りそなHD、住友信託などの大手銀行株が上昇。モルガン証の建設業界投資判断「アトラクティブ」引き上げを背景に、個別で投資判断「オーバーウエート」引き上げの大林組 <1802> と清水建 <1803> や、鹿島、高松建設、太平工などの建設株も堅調。住友不 <8830> 、菱地所 <8802> 、三井不 <8801> 、野村不HD、NTT都市、ゴールドクレ、レオパレスなどの不動産株も物色された。個別では、NY金先物の最高値更新を映し、貴金属リサイクル事業の松田産業 <7456> がストップ高後に同値比例配分となり、値上がり率トップ。米国で製薬企業の営業支援事業開始と報じられたエムスリー <2413> や、メガネトップ <7541> もストップ高。シンキ、タイガーポリ、グッドウィルなども高い。

  半面、東レ <3402> 、三菱レ、帝人、日清紡などの繊維株がさえない。個別では、08年2月期連結で一転経常益18%減見通しのイズミヤ <8266> が昨年来安値更新に値下がり率トップ。直近急騰の反動できのうストップ安比例配分のピクセラ <6731> は大幅続落。耐火性能認定と異なる製品販売が判明したイトーキ <7972> や、オリエ白石、イーグル、NECトキン、日橋梁なども安い。

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2008年1月 8日 (火)

Today's マーケット( 01月08日 15:52)

<銀行、海運、鉄鋼など物色、平均株価は28円高と5日ぶり小反発=東京株式市場・8日後場>(01月08日 15:52)

  8日後場の東京株式市場では、平均株価が上げに転じ、前日比28円12銭高の1万4528円67銭と小幅ながら5営業日ぶりに反発した。直近大幅続落で値ごろ感からの買い戻しや、押し目買いを誘った。時間外取引のGLOBEX(シカゴ先物取引システム)で米株価指数先物が底堅く、アジア株式も総じて堅調に推移したことも下支え要因となった。「バリュー系銘柄や、コアの一角にオイルマネーの買い」(米系証券)が指摘されたほか、「債券先物と株価指数先物との裁定取引の動き」(準大手証券)との見方もあった。中で銀行、海運、鉄鋼などが物色され、指数上昇につながった。

  ただ、米景気の減速懸念が根強い上、需給不安も残り、戻りは限定的となった。先物市場では、「米系証券とみられる売りプレッシャーが掛かり、踏み上げに走らない」(中堅証券)状態となった。さらに平均株価連動型のリンク債で、ノックイン価格(一番高い価格は推定1万4231円)を下回ると元本割れが表面化するため、投資家による損失回避の先物取引を誘発する可能性があり、かく乱要因として意識する向きも多い。

  東証1部の騰落銘柄数は値上がり703、値下がり897。出来高は21億1415万株。売買代金は2兆6315億円。東京外国為替市場では、1ドル=109円台半ば(前日終値は109円32銭)で取引されている。

  三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> などメガバンク株が軒並み高く、千葉銀 <8331> や、常陽銀、ふくおか、北日本銀などの地銀株も引き締まった。ドイツ証が新規にレーティング「Buy」とした商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> の大手海運をはじめ、乾汽船、明治海、第一中汽などの海運株も堅調。出来高トップの新日鉄 <5401> 、JFE、住金、大和工などの鉄鋼株や、住友鉱 <5713> 、DOWA、三菱マ、三井金などの非鉄金属株も継続物色された。ゴールドマン証が新規に投資判断「買い推奨」、目標株価950円でカバレッジ開始の東急 <9005> や、JR東日本、JR西日本、JR東海、京急など電鉄株にも高いものが目立った。

  個別では、自社株買い発表の飯田産業 <8880> がストップ高後に同値比例配分となり、値上がり率トップ。2月中間期連結予想で最終黒字に修正のクラウディア <3607> とNEXYZ <4346> もストップ高。07年11月中間期業績推定値で一転最終増益の東京個別 <4745> や、東日CLG、アークランド、田辺三菱なども高い。

  半面、昨年12月売上高5.2%減のゼビオ <8281> がストップ安後に同値比例配分。08年2月期連結予想で経常減益幅拡大の松屋 <8237> や、ファミリーM、しまむら、チヨダ、ニトリなどの小売株が軟調。T&DHD <8795> 、三住海上、富士火などの保険株にも売りが継続した。ホンダ <7267> 、スズキ、マツダ、ダイハツなどの自動車株もさえない。ファナック <6954> 、森精機、島精機、ユニオンツル、ディスコなど機械セクターも下落した。個別では、中国で地デジチューナー販売開始と報じられ、きのう連日ストップ高比例配分のピクセラ <6731> がストップ安後に同値比例配分。海上自衛隊の潜水艦アンテナ納入に絡み、過大請求が判明した極東貿易 <8093> は昨年来安値を切り下げ、値下がり率トップ。日本セラテク、モロゾフ、鋳鉄管、イーグルなども安い。

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2008年1月 7日 (月)

Today's マーケット( 01月07日 15:46)

<見送り気分が続き、平均株価は190円安と4日続落、連日の昨年来安値更新=東京株式市場・7日>(01月07日 15:46)

  7日後場の東京株式市場では、停滞商状。平均株価は前週末比190円86銭安の1万4500円55銭と4営業日続落し、連日の昨年来安値更新となった。米景気の減速懸念が根強い上、アジア株式が総じて軟調に推移したこともあり、見送り気分が尾を引いた。1万4500円割れの水準では、押し目買いや、買い戻しが入り、下げ渋りの動きを示したが、積極買いにはつながらなかった。東証1部の業種別株価指数では、全33業種中31業種が下落し、値下がり銘柄数は全体の68%強を占めた。

  市場では、「戻りが鈍い。海外要因に不透明感が強く、素直に買い上がれない状況だ。サブプライムローン問題が米景気に悪影響を及ぼし始め、本格的な景気対策が見えるまでは下値模索が続くのではないか」(準大手証券)、「納会、発会で大きく下げ、反転しても不思議ではないが、いかんせん現物、先物ともに活力がない。目先のプレーヤーだけで指数がフラ付いている。政治、経済全般にわたる日本の地盤沈下の表れではと勘ぐりたくなる」(中堅証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり442、値下がり1187。出来高は20億5899万株。売買代金は2兆5409億円。東京外国為替市場では、1ドル=108円台後半(前週末終値は109円26銭)で取引されている。

  円高基調に12月登録車の新車販売台数7.1%減を映し、トヨタ <7203> が昨年来安値圏で推移したほか、ホンダ、日産自、スズキ、ダイハツなどの自動車株が軟調。円高に米ハイテク株安が響き、TDK <6762> 、京セラ、シャープ、ニコン、エルピーダ、東エレク、東精密や、大証主力のロームなど値がさハイテク株にも売りが継続した。菱地所 <8802> 、住友不 <8830> 、東建物、レオパレスが昨年来安値を切り下げるなど不動産株も軟調。東建不販は上場来安値を更新した。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> などメガバンク株もさえない。

  バルチック海運指数(不定期船運賃指数)の続落基調や、円高基調を映し、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、郵船、乾汽船、新和海、明治海など海運株はほぼ軒並み安。出来高トップの新日鉄 <5401> をはじめ、JFE、住金、共英製鋼、大和工などの鉄鋼株も下げ基調。住友鉱 <5713> 、三菱マ、東邦鉛、大阪チタなど非鉄金属株にも安いものが目立った。個別では、業績悪、無配方針が引き続き嫌気されたグッドウィル <4723> が6営業日連続ストップ安に値下がり率トップ。昨年12月既存店売上高6.3%減のハニーズ <2792> や、ダイダン、Uアローズ、GMO、ハマキョウなども安い。

  半面、ミレアHD <8766> 、T&DHD、三住海上、富士火などの保険株が堅調。個別では、リニアモーター関連で思惑買いが指摘された古河電池 <6937> がストップ高後に同値カイ気配となり、値上がり率トップ。前週末に中国で地デジチューナー販売開始と報じられたピクセラ <6731> は連日のストップ高比例配分。さが美、ツツミ、もしもし、MrMaxなども高い。

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2008年1月 4日 (金)

Today's マーケット( 01月04日 11:44)

<全面安、平均株価は616円安と3日続落に昨年来安値を大きく更新=東京株式市場・4日>(01月04日 11:44)

  大発会となる4日の東京株式市場では、全面安。平均株価は昨年12月28日比616円37銭安の1万4691円41銭と大幅に3営業日続落し、昨年来安値(07年11月21日)1万4837円を大きく更新した。下落幅は昨年来で8月17日に記録した874円安に次ぐ。年末・年始の休場中に景況感の悪化から米国株式が大幅に下落した上、ドル安・円高が進行したことを受け、売り優勢の展開となった。需給面では、欧米経由で合計350億円の売りバスケット(買いバスケットはアジア経由で100億円)が観測された。さらにオプション1月物の権利行使価格1万5000円に続き、1万4500円プット(売る権利)売り手による225先物ヘッジ売りを誘発し、下げ幅は一時760円を超えた。NY原油先物相場の高騰に伴う、個人消費や企業業績の先行きが懸念されたほか、今晩発表される12月米雇用統計を見極めたいとの空気も重しとなった。

  市場では、「半日立ち会いで買い手不在の中、先物絡みの売りプレッシャーに押された。休み中に米国株安、円高が進み、波乱の幕開けとなったが、投資家が実質的に動くのは来週から。下に突っ込むことで銘柄によっては買いチャンスにつながる」(準大手証券・日本株ストラテジスト)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり43、値下がり1662。出来高は14億2426万株。売買代金は1兆7984億円。東京外国為替市場では、1ドル=108円台後半(大納会終値は113円10銭)で取引されている。

  円高進行を背景に、12月米自動車販売が1.7%減少したトヨタ <7203> が昨年来安値を更新し、同じく2.4%減の日産自や、ホンダ、スズキなど自動車株が下げ基調を強めた。ブリヂス <5108> 、住友ゴム、洋ゴムが昨年来安値を更新するなどタイヤ株も軒並み安。円高に米ハイテク株安が響き、ソニー <6758> 、キヤノン、松電産、京セラ、アドバンテス、東エレク、エルピーダや、大証主力のロームなど値がさハイテク株の下げもきつい。外国人売りに三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> などメガバンク株も軟調。住友不 <8830> 、三井不 <8801> 、東建物、住友販売、ジョイントが昨年来安値を更新するなど不動産株も売り込まれた。郵船 <9101> 、飯野海が昨年来安値を更新し、商船三井、川崎汽など海運株も軒並み安い。ソフトバンク、ヤフーも下落した。

  個別では、業績悪、無配方針が引き続き嫌気されたグッドウィル <4723> が5営業日連続ストップ安比例配分に値下がり率トップ。MrMax、白煉瓦、タイガーポリ、イオン北海道、中村屋なども売られた。

  半面、個別では、中国で地デジチューナー販売開始と報じられたピクセラ <6731> がストップ高後に同値比例配分となり、値上がり率トップ。真柄建、古河電池、ファミリーM、東天紅なども高い。

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2007年12月28日 (金)

Today's マーケット( 12月28日 11:49)

<悪材料重なり、全面安商状に平均株価は256円安と大幅続落、5年ぶり年足陰線=東京株式市場・28日後場>(12月28日 11:49)

  大納会となる28日の東京株式市場では、全面安商状。平均株価は前日比256円91銭安の1万5307円78銭と大幅に続落し、年足で5年ぶりに陰線を形成した。米国株安や、パキスタン情勢の緊迫化など悪材料が重なり、売り優勢の展開となった。パキスタンのブット元首相暗殺で地政学リスクが高まったほか、市場予想を下回る米経済指標や、米金融機関の損失拡大見通し、さらにドル安・円高基調など外部環境に不透明感が増した。東証1部の業種別株価指数では、全33業種中32業種が下落し、値下がり銘柄数は全体の85%強に達した。

  朝方発表された主要経済指標では、11月の全国消費者物価指数が生鮮食品を除くベースで前年同月比0.4%上昇(市場予想は同0.3%上昇)し、2カ月連続で上昇。11月の鉱工業生産・速報は前月比1.6%低下(市場予想は同1.7%低下)し、2カ月ぶりに低下した。ほぼ予想通りの内容となったが、「消費者物価上昇による悪影響や、11月全世帯消費支出の実質減少など個人消費の先行きが懸念される」(中堅証券)との指摘があった。

  市場では、「今年を象徴するような大納会だ。地政学リスクに米景気減速など警戒感が深まった。サブプライムローン問題を含め、不安を残した締めとなり、早期の不透明要因払しょくに期待するしかない」(準大手証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり170、値下がり1478。出来高は8億8110万株。売買代金は1兆829億円。東京外国為替市場では、1ドル=113円台前半(前日終値は114円25銭)で取引されている。

  米金融株安を映し、三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> のメガバンク株が売られ、千葉銀、群馬銀、京都銀、中国銀など地銀株も軒並み安い。第3四半期連結決算で経常益13.1%減のイオンクレ <8570> をはじめ、クレセゾン、芙蓉リース、ジャフコ、アコムなどのノンバンク株や、T&DHD <8795> 、ミレアHD、三住海上、損保ジャパンなどの保険株も下落。ドル安・円高基調を受け、トヨタ <7203> 、ホンダ、スズキ、ダイハツなどの自動車株も軟調。米ハイテク株安が響き、キヤノン <7751> 、ソニー、京セラ、TDK、松電産、東エレクや、大証主力のロームなど値がさハイテク株も値を下げた。コマツ <6301> 、日立建機、オークマ、オーエムなど機械株も幅広く売られた。

  個別では、08年6月期連結で一転経常赤字90億円見通し、無配方針が引き続き嫌気されたグッドウィル <4723> が4営業日連続のストップ安比例配分。08年3月期連結で経常益22.7%減見通しに下方修正、配当予想減額が引き続き嫌気されたトプコン <7732> は連日のストップ安比例配分に値下がり率トップ。日本政策投資銀行などに1000億~1500億円程度の増資引き受け要請と報じられたJAL <9205> や、新興プラン、ニチアス、クボテック、菱鉛筆なども売られた。

  半面、NY原油先物相場の4営業日続伸を映し、新日石 <5001> 、出光興産など一部石油株がしっかり。個別では、地デジ受信機の需要拡大期待が強く、ピクセラ <6731> が3営業日連続のストップ高となり、値上がり率トップ。GMO、アロン化成、沢井製薬、共英製鋼なども上昇した。

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2007年12月27日 (木)

Today's マーケット( 12月27日 15:46)

<閑散商い続き、手じまい売りに平均株価は88円安と5日ぶり反落=東京株式市場・27日後場>(12月27日 15:46)

  27日後場の東京株式市場では、閑散商いが続き、軟調展開。平均株価は前日比88円85銭安の1万5564円69銭と5営業日ぶりに反落した。直近4営業日で600円超上昇の反動警戒もあり、あすの大納会を前に手じまい売りの動きが尾を引いた。今晩に11月米耐久財受注12月米消費者信頼感指数、国内ではあすに11月の鉱工業生産・速報全国消費者物価指数など重要経済指標の発表を控えていることも上値の重しとなった。寄り付き直後は、昼の立ち会い外バスケット取引でやや買い決め優勢の流れを受け、下げ渋る場面もあったが、買い気は続かず、再び停滞感を強めた。国土交通省が午後2時に発表した11月の新設住宅着工件数は前年同月比27.0%減と5カ月連続で減少したが、ほぼ事前予想通りとなり、発表直後の相場への影響は見られなかった。

  市場では、「海外の売買注文はほとんどなく、既にニューイヤー・モード。機関投資家は影響力が大きく、あえて動かない面もあろう。ただ、年末に向け換金売りを進めたことで年明けは買いから入る可能性がある」(米系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり532、値下がり1066。出来高は13億7323万株、売買代金は1兆5192億円といずれも低水準。東京外国為替市場では、1ドル=114円台前半(前日終値は114円19銭)で取引されている。

  郵船 <9101> 、商船三井 <9104> 、川崎汽 <9107> 、乾汽船、飯野海など海運株が軒並み安く、東証の業種別株価指数で海運は値下がり率トップ。住友鉱 <5713> 、DOWA、三菱マ、大阪チタ、住友電工など非鉄金属株も総じて軟調。新日石 <5001> 、昭シェル、新日鉱HD、出光興産など石油株にも安いものが目立った。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> 、みずほ <8411> のメガバンク株や、野村 <8604> 、大和証G、いちよし、東洋証などの証券株もさえない。住友不 <8830> 、三井不 <8801> 、菱地所 <8802> 、野村不HD、東建物などの不動産株にも売りが継続した。

  個別では、08年6月期連結で一転経常赤字90億円見通し、無配方針が引き続き嫌気されたグッドウィル <4723> が3営業日連続のストップ安で比例配分。08年3月期連結で経常益22.7%減見通しに下方修正、配当予想減額のトプコン <7732> もストップ安比例配分。貸借取引で注意喚起のシンキ <8568> が値下がり率トップ。08年5月期連結で経常減益幅拡大見通しの佐鳥電機 <7420> 、リニア新幹線への巨額投資が引き続き嫌気されたJR東海 <9022> や、三洋電(監理ポスト)、アズワンなども売られた。

  半面、野村証が薬品セクター判断を「強気」に引き上げたことを受け、武田薬 <4502> 、第一三共、田辺三菱、富山化、エーザイ、沢井製薬など薬品株に高いものが目立った。ミレアHD <8766> 、三住海上、ニッセイ同和など保険株の一角もしっかり。個別では、08年5月期連結営業益予想を従来計画比倍増したWNIウェザ <4825> がストップ高比例配分。三菱UFJ証がレーティング「2」に引き上げのサンリオ <8136> もストップ高後に同値比例配分。地デジ受信機の需要拡大期待から、ピクセラ <6731> はザラバベースで連日のストップ高となり、値上がり率トップ。インドで大型高炉建設に参画する住金 <5405> や、T&Gニーズ、パル、ダイワボウ、紀州紙なども高い。

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2007年12月26日 (水)

Today's マーケット(12月26日 15:52)

<商い閑散の中、全面高商状に平均株価は100円高と4日続伸、高値引け=東京株式市場・26日後場>(12月26日 15:52)

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