明日(12月24日)の戦略
<明日の戦略----10400円の壁を突破できるか>
外部環境の好転を背景に、日経平均は大幅続伸。終値ベースで9月24日(10544円)以来、3カ月ぶりの高値をつけた。米国株式市場でナスダックが1年3カ月ぶりの高値を更新したほか、為替相場が対ドルで1カ月半ぶりに91円台に下落したことを受けて、主力株を中心に買い戻しが入ったようだ。この日の主役は半導体関連。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が7日続伸(前日比+2.3%)したことに加え、東芝やエルピーダの増産報道、NECエレクなどが年末年始も無休で工場を稼動するなどの材料が伝わった。また、大手自動車の11月世界生産が前年比で増加に転じたことから、自動車株が商いを伴って上昇。日産を筆頭に自動車関連で高値更新する銘柄が散見された。
足元の相場上昇で投資家心理はかなり改善しており、年末に向けてさらなる上昇を期待する向きは多い。ただ、10月以降の日経平均をみると、10400円が厚い壁として立ち塞がり、その後調整を余儀なくされたことには留意したい。10400円手前では戻り待ちの売りが多いとみられるだけに、これをこなすだけの市場エネルギーが必要だろう。きょうの東証1部の売買代金は前日比38%増と急増したが、1兆円増資した三菱UFJの公募受渡日到来による大商いに起因する部分も大きい。休場明けの24日は、外国人投資家がクリスマス休暇のため、商いは21日よりも細る公算が大きく、戻り売りをこなせない可能性もある。日経平均が10400円目前に伸び悩む展開となれば、きょう利益確定売りに押されたネット関連などに再び資金がシフトする可能性もありそうだ。
(トレーダーズ・ウェブより一部抜粋)
| 固定リンク









