前場概況・後場概況・明日の戦略
<前場概況----大幅反落>
26日前場の東京市場は大幅反落。主力株を中心に利益確定売りに押された。全業種が下落したが、特にゴム、保険、石油石炭、その他金融、鉱業などが値下がり率上位。一方、空運、海運、情報・通信、パルプ・紙、精密機器などが比較的底堅く推移した。売買代金上位は、みずほ、三菱商、住友不、三菱UFJ、トヨタ、新日鉄など。
米国株安、円高進行を受けて、朝方の東京市場は売り先行。日経平均は寄り付き段階で14000円の大台を割り込むと、下げ渋ることなくジリジリと値を崩し、前場の安値圏で取引を終えた。東証1部の値下がり銘柄数は1435(全体の83.7%)に達し、規模別株価指数は全て下落。主力の国際優良株が軒並み安となり下げを主導。商品市況は上昇したにも関わらず、資源関連株も利益確定売りに押された。前場段階の東証1部の売買代金は1兆円割れと低調だが、今夜の米国市場は休場であることを勘案すれば、後場も手掛かり材料難のなか弱含みの推移が予想される。仮に押し目買い等が入り下げ渋った場合、日経平均は25日移動平均(前場段階で13868円)を奪回できるかが焦点となろう。
<後場概況----3日ぶりに大幅反落>
26日の東京市場は大幅反落。全面安となり日経平均は25日移動平均を割り込んだ。全業種が下落したが、特にゴム、鉱業、保険、その他金融、石油石炭などが値下がり率上位。一方、空運、その他製品、精密機器、情報・通信、パルプ・紙などが比較的底堅く推移した。売買代金上位は、みずほ、三菱UFJ、三菱商、トヨタ、三井住友、新日鉄など。
米国株安、円高進行を受けて、終日売り一色の展開となった。日経平均は寄り付き段階で14000円の大台を割り込むと先物主導で下げ幅を拡大。後場は13700円を挟んだもみあいに終始し、25日移動平均をも割り込んだ。東証1部の値下がり銘柄数は1467(全体の85.1%)に達し、規模別株価指数は全て下落。東証1部の売買代金上位26社が下落し、33業種全て下落するという文字通りの全面安となった。主力の国際優良株や資源関連株が利益確定売りに押されたほか、ディフェンシブ関連も軟調。その一方で、仕手性の強い銘柄に短期資金が流入した。
<明日の戦略----3日ぶりに大幅反落 日経平均は25日MA割れで正念場を迎える>
日経平均は終値ベースで、約2ヵ月ぶりに25日移動平均(MA)の13867円を割り込んだ。先週もザラ場ベースで25日MAを割り込む場面はあったが、終値ベースでは辛うじて死守していただけに、今回は正念場を迎えたと言っても過言ではなかろう。前回、終値ベースで25日MAを割ったのは3月3日で、再び25日MAを奪回するのに約1ヵ月要したことを勘案すると、暫く日柄調整を余儀なくされる可能性が高いと思われる。さらに、外部環境の悪化なども加われば、12日に付けた直近安値(13540円)及び、心理的な節目の13500円を割り込むと調整色を強める可能性も否定できない。
相場に下げ転換のシグナルが灯ったにも関わらず、高値警戒感が払拭されていないようだ。相場の過熱感を示唆する東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)をみると、買われ過ぎと言われる「120%」を下回ったとはいえ、114.65%(前日比-11.81ポイント)と依然として高水準にある。また、市場エネルギーの低下も懸念されよう。東証1部の売買代金は前週末比17.4%減の2兆341億円に留まった。2兆円割れは辛うじて回避したとはいえ、今月最低を記録。米国市場の3連休の影響で、ある程度商いが細ることは予想されたが、低迷が続けば押し目買い意慾は減退しかねない。今夜の米国市場はメモリアルデーで休場のため、外部環境に大きな変化はないと思われる。それだけに、あすはきょう急落した反動で上昇するのか、きょうの地合いを引き継ぎ下落するのか、今後の相場を占う意味でも重要な1日となりそうだ。
(トレーダーズ・ウェブより一部抜粋)
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