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2009年11月15日 (日)

来週の東京株式市場( ロイター)

<弱含み、政策不透明感や増資警戒で買い意欲膨らまず=来週の東京株式市場>

  [東京 13日 ロイター]  来週の東京株式市場は弱含みの展開となりそうだ。決算発表が一巡し国内の手掛かり材料が乏しい中で、米国株や為替など外部要因の影響を受けやすくなると予想される。市場参加者の間では民主党の政策をめぐる不透明感や、金融セクターを中心とする増資ラッシュへの警戒感が根強く、日本株への買い意欲が減退している。テクニカル的な自律反発の余地はあるが、上値の重さは払しょくされにくい。

  日経平均の予想レンジは9500―1万円

  米連邦準備理事会(FRB)が低金利政策の継続を示唆したことで、金融市場では「出口戦略」への警戒感が後退している。米ダウ平均.DJIは年初来高値圏で推移、上海株式市場の総合株価指数.SSECは3カ月ぶり高値を付けたほか、金先物12月限GCZ9も最高値を更新するなど世界的にリスク資産への資金流入が続いている。その中で日経平均は8月の高値から約10%下落した水準で低迷し、出遅れ感が鮮明だ。

  市場関係者の見方を総合すると、日本株が低迷している要因は、1)「ドルキャリー取引」の復活による円高リスク、2)増資ラッシュによる需給悪化懸念、3)PERなどバリュエーションの割高感、4)民主党の政策に対する不透明感――などに集約される。

  11月第3週(16―20日)もこれらの株価圧迫要因は消滅しにくいとみられている。みずほ証券マーケットアナリストの高橋幸男氏は「民主党政権による予算削減は足元の景気にマイナスだが、一方で追加的な景気刺激策の話は出てこない。このため海外勢が日本株投資に慎重になっている。企業業績の回復傾向が確認されたため、株価が大きく崩れることもないが、売買高が増えず上値の重さは続く」とみている。

  スケジュール面では、週明け16日に7─9月期実質国内総生産(GDP)の1次速報が発表される。ロイターがまとめた民間調査機関の予測では、GDP1次速報の予測中央値は前期比プラス0.7%(年率プラス2.9%)程度。景気対策を背景とした民間消費の増加や、設備投資の下げ止まりを主因に2四半期連続のプラスとなる見通し。

  ただ、市場はある程度織り込み済みで、「大きなサプライズがなければ株価上昇の材料にはなりにくい。中期的な成長性やリターンを考えれば新興国と比べて日本株が優位とは言えず、日本株のウエートを引き上げる材料にはなりにくい」(証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長)との見方が出ている。

  米国では16日に10月小売売上高、11月ニューヨーク連銀製造業景気指数、17日に10月鉱工業生産、18日に10月住宅着工と経済指標の発表が続く。米国でも決算発表が一巡し、焦点は経済指標に移っている。「10―12月期は成長鈍化との見方があるだけに、10月の小売動向は要注目だ」(大手証券)との指摘もある。 

(ロイターより一部抜粋)

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ニューヨーク株式市況(2009年11月13日:現地日付)

ニューヨーク株価指数(2009年11月13日:現地日付)

主要指数       終値           前日比   
ダウ            10,270.47     +73.00(+0.72%)
ナスダック     2,167.88      +18.86(+0.88%)

<米国株反発、ダウ73ドル高 好決算受け業績期待、ドルの下落も支え>

  【NQNニューヨーク=滝口朋史】  13日の米株式相場は反発。ダウ工業株30種平均は前日比73ドルちょうど高の1万0270ドル47セントで終えた。映画・娯楽大手ウォルト・ディズニーが前日夕に発表した四半期決算が予想を上回り、小売大手でも予想以上の決算や業績見通しの引き上げが相次いだ。ダウ平均が前日に7営業日ぶりに反落したことで、押し目買いが入りやすかったこともあり業績期待を背景にした買いが優勢になった。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は18.86ポイント高の2167.88で終えた。

  ディズニーが前日夕に発表した決算は特別項目を除く1株利益が予想を上回った。百貨店大手のJCペニーは決算と併せて業績予想を引き上げ、カジュアル衣料大手アバクロンビー・アンド・フィッチの四半期決算も市場予想を上回った。11月の消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)が予想に反して前月から低下したが、市場では好業績を期待した買いが優勢で指標を受けた売りは限定的だった。

  9月の米貿易赤字の前月比の増加幅が市場予想を大きく上回った。外国為替市場でドルがユーロなどの通貨に対して下げ幅を広げ、「投資家が相対的にリスクの高い株式などに資金を移す動きを続ける」との見方が株式相場を支えたとの指摘もあった。

  S&P500種株価指数も反発し、6.24ポイント高の1093.48で終えた。業種別S&P500種指数では「消費循環」が1%強上昇。「(IT)情報技術」や「公益」の上昇も目立った。全10業種中で下落したのは「金融」のみだった。売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約9億7000万株(速報値)、ナスダック市場が約18億3000万株(同)だった。

  ディズニーが4%超上げ、ダウ平均採用銘柄で上昇率首位となった。JCペニーは約6%高。四半期決算で1株利益が市場予想を上回ったカジュアル衣料大手のアバクロンビー・アンド・フィッチも買われた。アナリストが投資判断を引き上げた米タイヤ大手のグッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバーは4%超上昇した。最新鋭中型機「787ドリームライナー」で新たな不具合が見つかったと米ウォールストリート・ジャーナル紙が報じた航空機大手ボーイングも小幅高で終えた。

  一方、米銀大手JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)など金融株には売りが優勢だった。年内に1兆円規模の普通株公募増資を実施すると伝わった三菱UFJフィナンシャル・グループの米預託証券(ADR)は大幅安となった。

(11/14 7:17)

(NIKKEI NETより一部抜粋)

■参考:CME日経平均先物(11/13 終値)

9,785,   +35(+0.36%)

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