明日(11月10日)の戦略
<明日の戦略----TOPIXは1ヵ月ぶりの安値で底割れの危機>
日経平均は2週間ぶりの続伸を記録したが、前日高値(9849円)に届かず失速するなど、戻りの鈍さは相変わらず。TOPIXに至っては小幅ながら3日続落で、約1ヵ月ぶりの安値に沈んだ。東証1部の騰落状況をみると、3日連続で値下りが1000銘柄に達し、5営業日連続で値下りが多い。また、安値更新銘柄数が69(先週末は55)に増加し、10月2日以来の高水準となるなど、下値模索を余儀なくされている銘柄が多く、投資家の体感温度は相当低い。市場エネルギーも乏しく、東証1部の売買代金は前日比10.2%減の1兆1347億円と落ち込み、9月30日(1兆1220億円)以来の低水準。薄商いのなか、地盤沈下が続いているといっても過言ではなさそうだ。
日経平均は10000円の大台割れの状況ながら比較的底堅い推移をみせる一方、TOPIXは200日移動平均(869.2)割れ寸前の状況。7月中旬の相場下落局面では、一度200日移動平均を割り込んだ後に反転したが、前回は1Q決算がポジティブに作用して切り替えした経緯がある。今回は概ね良好な2Q決算にも関わらず、織り込み済みとして軟調な推移を続けているだけに、200日移動平均を割り込むとTOPIXの下げ足が早まる可能性がありそうだ。TOPIXへの寄与度が高い、銀行株は今週に決算発表を控えている。業績は概ね想定線の着地が予想されるが、新BIS規制に対応すべく増資に踏み切るとの見方も多い。NECのように増資発表しても織り込み済みとして反発するのか、T&Dのように今年2度目の増資が嫌気されるのか銀行株の動向から目が離せない。
(トレーダーズ・ウェブより一部抜粋)
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