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2009年11月 8日 (日)

今週の見通し・為替(NIKKEI NETより)

<今週の見通し・為替 円、89円台前半に上値の壁>

  今週の円相場は上値が重そうだ。前週末は10月の米雇用統計が市場の予想を下回ったため、海外ファンドなどがリスク回避を目的にユーロや豪ドルを売り、円を買い戻す動きが強まった。つられて円は対ドルで上昇し、一時は2日以来となる1ドル=89円台後半まで上昇した。だが89円台前半に上値の壁があり、日本の財政運営に対する懸念も強い。円買いは次第に弱まるとの見方が多い。

  6日の米雇用統計発表を受けて安全志向の米国債買いが進み、米長期金利は低下。日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りも進んだ。ただ6日の米国株の底堅さは注目点といえる。週明けの米国株が反発に転じれば、海外ファンドなどのリスク投資が再開する可能性もある。

  10月の工業生産をはじめ、11日には中国の経済指標の発表が集中する。13日には7~9月期のユーロ圏国内総生産(GDP)の発表が予定されている。世界経済の先行きに前向きな見方が広がれば、リスクをとってユーロや豪ドルを買い、円を売る動きにつながる。円が対ドルで下落に転じるシナリオも想定される。

[11月8日/日本経済新聞 朝刊](11/8 18:00)

(NIKKEI NETより一部抜粋)

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今週の見通し・NY株(NIKKEI NETより)

<今週の見通し・NY株 業績・経済指標が左右>

  今週の米株式相場は景気見通しや企業決算に左右される神経質な展開になりそうだ。先週末に発表された10月の米雇用統計で、失業率が10.2%に上昇。「雇用なき景気回復」を裏付ける格好となったが、株式相場は急落を免れた。雇用統計を巡って、様々な解釈が市場関係者の間で広がったためだ。

  「一般市民にとって失業率2ケタ乗せの衝撃は大きく、消費が一段と抑制される」(エコノミストのジョエル・ナロフ氏)。一方で「雇用者数の減少幅の縮小や臨時雇用の増加傾向に着目すれば、雇用改善の最初のサイン」(同氏)とも受け止められる。ダウ平均は1週間で約3%上昇した。

  景気の動きを先取りするのが株式相場。「初期のサイン」に反応するのは当然ともいえる。ただ、すでに景気回復を見越して大きく上昇してきただけに、上値が重くなりつつあるのも事実。それだけに今後は、個別企業の業績や経済指標の動向に一喜一憂する展開が予想される。今週はウォルト・ディズニーやウォルマート・ストアーズの決算が発表される。消費動向を探る上で重要な材料だ。

[11月8日/日本経済新聞 朝刊](11/8 18:00)

(NIKKEI NETより一部抜粋)

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今週の見通し・株式(NIKKEI NETより)

<今週の見通し・株式 買い材料乏しく、もみ合い>

  今週(9~13日)の株式相場は積極的な買い手や買い材料に乏しく、上値の重い展開となりそう。企業の4~9月期決算発表が終盤を迎え景気指標などに関心が移るが、景気の回復力や持続性には慎重な見方も根強く売買が盛り上がらない。足元で上昇が目立つ長期金利や米国株の動向を注視しつつ、日経平均株価は10月に付けた直近高値(1万0362円、終値)と同安値(9674円)の間でもみ合いを続けそうだ。

  先週は日経平均が245円39銭(2.4%)下落。業績回復企業への好意的な反応は限られ、米個人消費の弱さや円高を嫌気した売りに押されがちだった。

  最近は債券と株式がそろって売られる場面が多い。「海外で日本の財政赤字拡大を不安視した報道が相次ぎ、長期運用の投資家が見送り姿勢を強めている」(三菱UFJ証券の藤戸則弘投資情報部長)との声もある。日本市場全体からの資金流出につながりかねないだけに、金利動向などで神経質な局面が続きそう。

  経済統計で注目されるのは、11日の9月機械受注統計、中国の10月貿易統計や鉱工業生産、13日の米11月消費者信頼感指数(ミシガン大学調べ)など。これらを受けた米中株式相場の反応も市場心理を左右する。

  需給を悪化させそうな複数の要因にも目配りが必要だ。第1は決算期末を控え海外ヘッジファンドなどの利益確定売りが膨らみやすいこと。第2は、すでに増資を発表したNECなどに続き、エクイティファイナンス(新株発行を伴う資金調達)がさらに増えるか否か。第3は、13日の株価指数オプションの特別清算指数(SQ)算出までにポジション解消や仕掛け的な先物売りが出やすいことなどが挙げられる。

  週末にかけては銀行が決算を発表する。ただ「目下、投資家の最大の関心事は三菱UFJフィナンシャル・グループの増資の有無や内容」(銀行アナリスト)。銀行株にあく抜け感が出る契機になると期待されるが、同社の決算発表は翌週18日のため目先はなお様子見ムードが続きそうだ。

[11月8日/日本経済新聞 朝刊](11/8 18:00)

(NIKKEI NETより一部抜粋)

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