明日(11月6日)の戦略
<明日の戦略----トヨタの決算をどう評価するのか>
日経平均は反落し、週初につけた安値(9736円)を割り込んだ。FOMCが無事通過し、CME日経先物も上昇していたことから、ある程度の戻りを期待されたが、寄付きから軟調と肩透かし。その後もジリ安の展開となり、約1ヵ月ぶりの安値で取引終えた。あす以降、10月6日のザラ場安値(9628円)や心理的な節目の9500円を割り込むと、9000円台前半まで下げが加速する可能性があり警戒したい。東証1部の売買代金はFOMCを控えて様子見ムードが蔓延していた前日よりも微減するなど、市場エネルギーは乏しい。あすは、週末要因に加え、米雇用統計を控えているだけに、さらに商いは細りそうだ。
大引け後には、主力企業の決算が相次いだ。注目のトヨタは、2Q(7-9月期)に黒字転換し、通期営業損益を従来予想の7500億円の赤字→3500億円の赤字に引き上げた。ただ、I/B/E/Sコンセンサス(2925億円の赤字)を下回る水準。ホンダ、日産は市場予想を大幅に上回る上方修正を発表したが、概ね織り込み済みで反応が限定的だった。それだけに、市場予想に届かない(下期は上期比で赤字幅拡大見通しの)トヨタは失望売りを浴びる可能性がありそうだ。また、三菱マテリアルは通期業績予想の下方修正と無配転落を発表し、ブリヂストンも3Q決算と同時に通期業績予想を下方修正するなど、厳しい内容が目に付いた。あすの相場への影響が懸念される。
(トレーダーズ・ウェブより一部抜粋)
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