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2009年7月 9日 (木)

明日(7月10日)の戦略

<明日の戦略----あすはSQ値を上回るか否かに注目>

  日経平均は7日続落で安値引け。終値ベースでは5月22日以来、約1ヵ月半ぶりに9300円台を割り込んだ。米国株は小幅高となったが、外国為替市場においてドルが対円で急落し一時1ドル=91円台をつける場面もあった。米国の企業業績が落ち込むとの懸念を背景に、世界的な景気回復に伴う円先安感を見込んだ取引が解消され、 円の買い戻しに繋がったとされる。国内の主力企業では、2009年度における想定為替レートを95円程度に設定しているケースが多く、日銀短観での想定為替レートも1ドル=94.85円。それだけに、95円よりも円高が進行すると、1Q(4-6月期)決算が本格化する7月末に向けて企業業績に対する警戒感が強まりかねず、今後も為替相場の動向には注視したい。悪材料山積ながら、好材料も散見された。米主力企業のトップバッターとして四半期決算を発表した米アルコアは、市場予想を上回る着地をみせて時間外取引で株価は急騰。資源関連の下落に、やや歯止めをかけた。国内では、大引け後にファーストリが業績予想の上方修正を発表し、東京エレクは1Q受注が前四半期比で急増した。織り込み済みという冷ややかな見方もあるが、仮にポジティブに評価されることになれば、投資家心理の改善につながるかもしれない。

 あすは、7月限オプションのSQ算出日。今後の相場を占う意味でも、10日の日経平均終値がSQ値を上回るか否か注目される。通常、SQ値を上回って引ければ、翌週以降の相場は堅調となり、下回ると軟調になるというアノマリーがある。今年3月のメジャーSQ時は久々にSQ値を上回ったことで、翌週以降に相場は急騰。7000円近辺だった日経平均が僅か1ヵ月で3割近くも上昇した。その一方で、6月のメジャーSQ時は終値ベースで10000円の大台を回復しながらも、SQ値を僅かに下回った。その後は、世界的に景気の早期回復期待が後退したことで、3ヵ月半にも及んだ上昇相場が終了。日経平均は25日移動平均や心理的な節目の9500円などを割り込み、足元で調整色を強めている。

(トレーダーズ・ウェブより一部抜粋)

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