今週の見通し・NY株(NIKKEI NETより)
<今週の見通し・NY株 神経質な展開に>
今週のニューヨーク株式相場は大手金融機関シティグループの再編の行方を見極めながらの神経質な展開になりそうだ。オバマ次期大統領が財務長官にガイトナー・ニューヨーク連銀総裁を起用する方針を固めたとの報道で先週末の相場は引けにかけて急反発したが、金融業界の経営悪化問題は依然として相場に暗雲を投げかけている。ダウ工業株30種平均は週末の急反発にもかかわらず、先週1週間で5.3%下げた。
ガイトナー氏の財務長官起用は今後の金融市場の先行き不透明感を少しでも払拭(ふっしょく)するという意味で市場関係者には好意的に受け止められたようだ。シティグループが部門売却や身売りなどの具体的な再編案を表明すれば相場にはプラスだが、取締役会での議論が長引けば株価の一段の下落も予想される。
今週は10月の中古住宅販売や個人消費支出といった指標が注目材料だ。さらに感謝祭翌日の28日は年末商戦第一弾の大規模なセールが実施され、同商戦の先行きを占う重要な指標となる。景気の一段の悪化を示すようなら株価の重しになるだろう。
[11月23日/日本経済新聞 朝刊](11/23 7:00)
(NIKKEI NETより一部抜粋)
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